雌化した僕らは。

永矢めぎ

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アンリとルウの交尾生活2

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「ルウくん」
扉が開くなり跳ねた声がした。
これはオレと多分一番相性が良い雄で、兄の友人なので、幼い頃から知っている。
元々はもっと飄々としたお兄さんって感じだったのに、オレが雌になってからオレに対する親愛度が振り切れてる気がする。
週一かニで来るけれど、回が増す度に、どんどん…えっちになっている。色気がすごい。オレが雌だからそう思うのかはわからないけれど、見られただけで孕みそうになる。まぁ、またすぐ孕むんだろうけど。
全身でオレのことが大好きって伝えてくるのは嬉しい。全身舐められてぐちゃぐちゃになってから、体力が続く限り交尾してるし、それこそアンリさんが枯れるまで、オレが意識を失っても種付けしてくれる。
お互い夢中に腰を振る。
何度目かの射精で胎がぱんぱんになる。
「ルウの子宮、アンリさんのでいっぱい、あふれるあふれちゃう、うごかしゃ、ないで、もう、アンリさんのおちんぽで栓するのぉ」
「がんばって。ルウくんががんばって僕のぎゅってしないとまたパンパンするよ。ほら」
下から突き上げられる。
「ひぅ、ばんぱんしない、しないのぉ、孕んだから、もう、ルウのおなか、アンリさんのではらんじゃったからぁっっ、あかちゃんいじめちゃだめっっ」
「だいじょうぶだいじょうぶ。赤ちゃんも僕の好きでしょ?」
オレはもう、どうしようもないけれど、アンリさんも大概だと思った。




アンリはロイになんてことなさそうに尋ねた。
「ロイって、お兄さんとするとき我忘れる?」
「なにをいきなり」
「嫌なら答えなくていいけど」
「兄さん、というか雌を前にすると大体交尾のことしか頭にないのと、どうにかして孕ませてやらないと、とは思うよ」
アンリは少しほっとする。
よかった、ルウを前にすると抑えが全く効かないのは自分だけではない。
「雌ってルウくんも入る?」
「入るけど…最初の頃だけだけど。ルウはお前が大体孕ませてるよね?」
「僕かはわからないよ。公表されないし、子供たちも誰が親かはわからないようになってるし」
ロイはなにか言おうとしてやめる。
それにアンリは口を開いた。
「別に僕は他の雄がルウくんと交尾するのは別に良いよ。ルウくんも喜ぶし。でも、孕ませるのは僕だよ。出来る限りね」
「すごい執念だな」
「僕も驚いてるよ。ルウくん見てるとおかしくなる」
雌を前にするとただの雄になる。気に入っていれば気に入ってるほど、その雌に種付けしたくなる。
アンリは特にルウ以外は眼中になく、孕ませたいとは思わないので、余計ルウに対する執着が強いのだろうと思った。



孕んでいる時は交尾はできないものの、精子を摂取したがるので、ペニスを咥えて強請られた。交尾期間とはまた別の必死さなので可愛いし上手に手と口を動かすので気持ちが良い。
あとは自ら射精したがった。
普段は常にとろとろと射精しているので、勢いのある射精はもうほとんどしなくなっているが、妊娠期間は溜まってしまうみたいだった。
アンリは喜んで口でルウのペニスを咥えて吸い出して、口移しでルウに飲ませてやるし自分も飲む。
これをする雄は少ないし、やりたがる雄はもっと少ないらしい。
胎が大きくなると自分でするのも億劫になるのか、妊娠中の雌は機械で吸い出してもらっていた。
おっぱいもそうだ。張りが酷いと機械で吸い出す。どちらも恥ずかしいらしい。
「お昼も、たくさん、出したのに…ごめん、アンリさん…雄にこんなことさせて…」
「僕、ルウくんの舐めるのすきだから、ね、むしろずっと舐めたい、吸いたい。機械でイっちゃってるルウくんもかわいいけど、僕がするほうがすきでしょ、ルウくん」
「すごく、すき、あんりさんに舐められるのだいすき。ルウもたくさんだしちゃう」
身体をびちゃびちゃになってしまうルウは可愛い。
お互い満足する頃には毎回ずぶ濡れで気持ちが良かった。
クタクタになってるルウの身体を綺麗にするまでが1セット。
アンリはルウのお得意様なので、いつまでいたって文句は言われない。相性の良い雄は優遇されるので、飼育員たちもすでに見知った仲だった。
しかし、仕事はあるので朝方には出る。王や父に頻繁に呼び出されるので、休みがほとんどなかった。仕方ないと支度をする。
ずっとアンリを見ていたルウは、顔を赤くさせて言った。
「さっきまで、あんなにえっちだったのに、なんでそんな、なにもしてませんでした、みたいになっちゃうの…?」
「あーーははは…」
さすがに外に出るのにいつまでも引きずることはできない。無理矢理体裁を整えてるところだってある。
「ルウはずっとむずむずしたままでえっちだけど、アンリさんもえっちなのに。ずるい。でも、えっちじゃないアンリさんもすき」
何か変なスイッチが入ってて可愛い。
膝もまた擦り合わせていて耐えられてない。このままであれば他の雄としている時だって自分で頭がいっぱいになるはずだ。
「僕もルウくん全部好きだよ。また来た時に可愛がらせて。またね」
その待ち構えていた口に口付けた。



オレがケースの中でごろんと転がっていると、クレイ兄さんがやってきてそのまま部屋に連れ込まれる。
「兄さんたち、ルウは眠いから寝ていい?お腹いっぱいで」
「ルウ、すまない。今回は随分お腹が大きいな」
「三つ子ちゃんみたい。だからちょっと疲れてるかも」
ロイ兄さんは落ち着いて座っていて、クレイ兄さんはオレを後ろから抱えたままで、おそらくとても怒っている。
ロイ兄さんは、ため息をついて、クレイ兄さんをかかえる。
「兄さん、ルウは安静にしてあげて。兄さんは大人しく、足を開いて」
ちょっと言われると、クレイ兄さんも弱いので、不貞腐れながらも足を開いた。
「僕を放っておいたくせに」
「放っておいたわけじゃなくて。忙しかったの」
なんだ痴話喧嘩かとオレはその辺のクッションをかき集めてその中に丸まった。
「ロイの形忘れちゃったもの」
「じゃあ、思い出さないとね」
「うん、はやく入れて。おまんこに形思い出させて?ロイのでたくさん気持ちよくなりたい」
兄たちの交尾を見せつけられるが、なんでオレここにいるんだっけ状態で。
でもクレイ兄さんが気持ちよさそうな顔をしながら喘ぐのでオレも中が疼いた。
「兄さんたち、ルウも混ざりたいのに」
そう言えばクレイ兄さんが手を伸ばす。
これはちゅーだ。逆さまにキスをして離れなくなった。そのままロイ兄さんがクレイ兄さんとの交尾を続ける。
クレイ兄さんが腰を仰け反らせた。ずっとびくびくしてる兄さんは可愛い。
「ろ、いっろい…!はやく、たねつけ、して!僕だけ、ぼくだけイって、イってるぅ」
「もうちょっと頑張ってね」
そこで、飼育員さんがコンコンと扉が叩かれた。雄のバッティングはしないようになっているので多分飼育員さんだろうと思えば案の定で。
「ルウ、戻りなさい。あ、アンリ様!」
「………うわ」
アンリさんがとてつもなく微妙な顔をした。

「普通は他の雄に合わないようになってるはずだけどね。しかも、他と致してるとこなんてもってのほかで、なんで親友と親友のお兄さんの交尾シーンなんて…いや僕も待ってればいいのに、面白そうだからついて行ったのも悪いけど」
ついて行ったのに新人の飼育員が気づかなかったらしい。厳重注意で終わったものの、アンリさんはうーんと微妙そうにしてる。
アンリさんに座って、アンリさんの雄ちんぽを太ももに挟んでいた。ぐりぐりとアナルプラグの入ったそこを押し付けてしまうのをやめられない。
「兄弟仲良くしてるの邪魔しちゃった?」
「ううん。アンリさんが一番だからいいの。今回もクレイ兄さんに無理矢理連れて行かれただけだよ」
「そう。なにしてたの?」
「………クレイ兄さんとキスしかしてない」
「うん、僕ともしようね」
アンリさん多分結構嫉妬してる気がする。
オレが孕んでなければ、すごい責めたいはずなのにそれを頑張って我慢してる感がした。
そのあとはイくまでキスされて、たくさんミルクをかけられて……すごくよかった。
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