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3.兄に調教される弟の話し
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優しくて、強くて、かっこいいお兄様。
ボクはお兄様が大好きだった。
お兄様に憧れて、騎士を目指した。細くてチビなボクでは無理だとみんなは言った。
けれどお兄様だけは応援してくれて、こっそり剣の指導もしてくれた。
がむしゃらにお兄様の背中を追った。
その背中がなくなるのは耐えられないと、お兄様が失踪した…魔物に連れ去られたと言われた場所に向かった。
目を覚ましたときには身体がおかしかった。熱くて熱くてたまらなくて。熱に魘されながら色んなモノに犯された。
助けてくれたのはお兄様だった。
大好きなお兄様。
お兄様はボクを犯しながら、頭を撫でて、額にキスをする。
ボクは嬉しいのか悲しいのかわからなくなった。
上手に締め付ければお兄様は褒めてくれた。
射精する前に「イク」と告げれば褒めてくれた。
嫌がらずに脚を広げて見せれば褒めてくれた。
上手に咥えれば褒めてくれた。
お兄様はご主人様のお許しがないと射精しないのでボクごときでは満足させてあげられないのはわかっていたけれど、たまに身体を震わせて射精せずにイクので、それはドキドキした。
「さすが俺の弟だね」
じわじわと毒が広がっていく。
お兄様は無理はしない。ボクが疲れれば解放してくれる。
身体を舐めて拭いて、綺麗にしてくれる。
そんなことお兄様がしなくていいのにといつも思った。
そのあとは観察するように眺めていたお兄様のご主人様のところに行く。
お兄様のご主人様はとても綺麗なお方だ。いつも綺麗にしている。そして、ボクたちを優しい目で見ている。
お兄様があれだけ慕っている方なのだから、悪い方ではないはず。
「弟の前では、かっこいい兄で、いたいのだけれど」
「何を言ってるのかしら。アタシのネコちゃん。そういうことは、腰を振りながら言う言葉ではないのよ?」
お兄様はご主人様が大好きで、すぐご主人様に構ってもらいたがった。
最初は恥ずかしくて見ていられなかったのに。
プラグを取ったお尻にソレを難なく受け入れてお悦びになる。
お兄様のご主人様はお兄様のモノについていたリングを緩め、お兄様は上下に腰を揺さぶって射精する。
気持ちよさそうで、とても羨ましくなって。
「あらあの子」
「?」
「アナタにそっくりじゃない。すぐに弄っちゃうところ」
ボクは濡れたお尻の穴を指でかき混ぜる癖がついてしまった。
お兄様のご主人様はボクを見下ろして言った。
「やっぱり。この子、玩具すきなのね」
お尻には太めのバイブが刺さっていて、ボクはお兄様に捕まって耐えていた。
いや、耐えられてない。ずっと漏らしっぱなしでお兄様が「おや」と首を傾げる。
「そんなにソレがイイのかい?お兄様よりも?」
「ちが、ちがいます、お兄様の方が好きです!好きですけど、やだ、止まらない…ひっっ」
「形が合うのかしらね。オニーサマは玩具に嫉妬しないの。こればかりはアナタじゃ教えられないものね。アナタ、こういう玩具が嫌すぎて全部壊したものね」
「それは、何がいいのかわからないよ」
口を尖らせたお兄様をご主人様が撫でてあやす。
「まぁいいわ。玩具はアタシが教えてあげる」
「それがいいね。俺だと多分また壊すよ。うん。あと力加減がわからないし。……弟は俺より玩具がいいみたいだから、他の子と遊んでくるよ」
「……玩具に嫉妬はしないで頂戴」
お兄様は昔からとても人気がある。女性にも男性にも。
ここでもお兄様はモテモテで。お兄様が他の子とキスしたりエッチしたりしてるのを見ると胸が締め付けられた。
それなのにお尻でも締め付けてしまい、ボタボタと射精してしまう。
「またでたわね」
「うぅ……」
「認めてしまった方がラクよ?玩具大好き。お兄サマにされるのも大好き。身体のなか弄られるの大好き。今なら何を言ってもいいわよ。お兄サマも聞いてない。アナタとアタシだけの秘密」
射精が止まらない。イクのが止まらない。
「お兄様はすき。だいすき。ぜんぶすき」
「そう良い子ね。オニーサマ喜ぶわね」
「気持ちいのもすき。でも、こわいの」
「あら、なにがコワイの?」
「戻れなくなりそうで」
「戻る?なにに?どこに戻るというの?いいのよ。ずっと気持ちよくなってれば。それしか考えられないようになってしまえばいい。素直になれれば、アタシがちゃんとアナタのご主人様を探してあげる」
「………ボクの?」
「そう」
「そっか」
お兄様はご主人様に愛されている。それと同じように愛してくれるヒトがボクにもいればそれは幸せなことかもしれない。
「あのね、ボク」
「うん?」
「コレは結構、好きかもしれないの」
こっそり教えれば、笑って「良い子ね」と優しく撫でてくれた。
幼い頃からボクはお兄様に憧れていた。
男だとか女だとか、兄弟とか、そのあたりを全て取っ払えば、それは恋だったと思う。
お兄様は誰から見ても理想の王子様で。
ボクは全てにおいてお姫さまになんかなることができない。幼い心に少し芽生えた思いは認識しないまま消えてなくなった。
それが。
「あれはどこのコだ?」
「なんて麗しいんだ」
「なんて可愛らしいのでしょう」
「殿方の方は…あれはだめよ。ベル様の所有物だわ。ほら首輪に刻印があるし、写真を見たことがあるもの。普段はあんなに愛らしいのに」
「今回の売りはお嬢さんの方か。あんなに仲がよさそうなのに」
広いホールに集められた人間たち。
皆が皆着飾り、談笑やダンスを楽しんでいた。それこそ、ペットではなく人間のように。
表向きはただの息抜きとしてのパーティーだ。魔族はおらず魔物もいない、人間たちのみのパーティーだった。
人間だった頃を懐しみ、いつもの露出した服ではない正装で、結合部への挨拶ではなくお辞儀や軽いキスで挨拶をして、精液や愛液ではなく酒やジュースを飲む。
…しかし。服の下はどうなっているかわからないし、内心どう思っているかもわからない、味覚が狂ってるので、豪勢な食事も酒の味もわからないだろう。
それでも人間を演じることを強要される。
その様子を魔族たちは別室からモニターを通して眺め、購入を考えている者は販売品物色する。ペットをそこで遊ばせている者はペットについての交流を深める。
「あれは貴方の所有物か。今度可愛がらせてくれ」
「うちのコと仲良くしてほしい」
「おや、今度遊ばせてみようか」
ベルが連れてきたペットは群を抜いてセンスが良い。服も靴もアクセサリーも髪型も化粧も全てベルが施した。
それはもう完璧な王子様とお姫様に仕立て上げた。
お姫様の方は慣れていない靴でよろめいているが、そこはさすがの王子様。完璧にエスコートし、周りからも上手く守っている。
ベルが満足気にしていると虫がよってきた。
やれあれを売ってくれだの、今度近くで見せてくれだの。
ベルはそれらを一掃する。
「アタシの邪魔をしないでくれる?いま忙しいの」
手には端末。ムービーをひたすら回しながら目に焼き付けていた。
「こんなパーティー、ウチの子を愛でるためのモノでしょう?」
ベルは最初からそれだ。
お姫様の方のお披露目ではあった。
あれは顔が中性的で身体も細身なので女の格好をさせた方がよく映える。
思った通り交渉が山ほどきたが全て無視した。
すぐには売らない。大事なクロトの弟だ。相手は吟味しなければ。
お姫様の方には 手を伸ばす輩が現れる。それはクロトが手首を一捻りして追い払う。
「やっぱりあの子は最高よ」
とても満足した。
お兄様はいつでもかっこいい。けれど今日は今までで一番かっこよかった。
かっこよすぎて中に入れた玩具を締め付けすぎてイキそうになって、よろめいた時も支えてくれて、もうだめだった。
「お兄様っおにいさまぁっボクはだめです…お兄様ぁ」
「“妹”を甘やかすのはそろそろやめないといけないんだけどね。仕方ないよね。可愛いから」
窓際のカーテンの影に隠れてドレスをたくし上げてお兄様に咥えてもらう。
玩具のリモコンは太ももにくくりつけてあって弱から強に自分でした。
そうすればすぐに射精する。
お兄様がリモコンを弱に戻した。
「大丈夫かな?」
「はい、お兄様。粗相をしてしまいごめんなさい」
「そうだね。帰ったら反省しないとね」
帰りの馬車の中ではお兄様にリモコンを握られてしまって、ずっと「強」にされたままで啼きながら帰った。
ドレスを汚してしまったことをお兄様のご主人様に怒られるかなと思ったものの、ずっと上機嫌でそれは安心した。
そして帰って早々そのままお兄様を受け入れることになる。
お姫様の格好のまま、お兄様も下だけを剥き出しにしただけで、入れられることしか考えず、お兄様も入れることしか考えていなかった。
「クロトすごく頑張ったわね。頭の中ずっと“妹”犯すことしか考えてなかったものね」
ペニスのリングを外しながらお兄様にキスをするご主人様。お兄様はたまらずその口にむしゃぶりついた。
「おにいさまぁ、あっ、あっだめ、なか敏感でっそんなことしたらっっあっ」
吐き出したソレにドレスが汚れる。
「今日ははやいこと」
「よごしてごめんなさい」
「いいのよ。そのために着せてるんだもの」
その綺麗な指は服の上からお兄様の乳首を挟み込んでいるリング弄った。お兄様も空いてる方を弄り始める。
「今日ここも触らなかったものね」
お兄様がぐっと腹の内側へと侵入して射精した。
「ぁあっおにいさま、でてる、おにいさまのがっっボクの中で、たくさんっ」
「よかったわね」
こくこくと頷いて「お兄様だいすき」と言い、次はお兄様を倒してそれに乗っかった。
ボクはお兄様が大好きだった。
お兄様に憧れて、騎士を目指した。細くてチビなボクでは無理だとみんなは言った。
けれどお兄様だけは応援してくれて、こっそり剣の指導もしてくれた。
がむしゃらにお兄様の背中を追った。
その背中がなくなるのは耐えられないと、お兄様が失踪した…魔物に連れ去られたと言われた場所に向かった。
目を覚ましたときには身体がおかしかった。熱くて熱くてたまらなくて。熱に魘されながら色んなモノに犯された。
助けてくれたのはお兄様だった。
大好きなお兄様。
お兄様はボクを犯しながら、頭を撫でて、額にキスをする。
ボクは嬉しいのか悲しいのかわからなくなった。
上手に締め付ければお兄様は褒めてくれた。
射精する前に「イク」と告げれば褒めてくれた。
嫌がらずに脚を広げて見せれば褒めてくれた。
上手に咥えれば褒めてくれた。
お兄様はご主人様のお許しがないと射精しないのでボクごときでは満足させてあげられないのはわかっていたけれど、たまに身体を震わせて射精せずにイクので、それはドキドキした。
「さすが俺の弟だね」
じわじわと毒が広がっていく。
お兄様は無理はしない。ボクが疲れれば解放してくれる。
身体を舐めて拭いて、綺麗にしてくれる。
そんなことお兄様がしなくていいのにといつも思った。
そのあとは観察するように眺めていたお兄様のご主人様のところに行く。
お兄様のご主人様はとても綺麗なお方だ。いつも綺麗にしている。そして、ボクたちを優しい目で見ている。
お兄様があれだけ慕っている方なのだから、悪い方ではないはず。
「弟の前では、かっこいい兄で、いたいのだけれど」
「何を言ってるのかしら。アタシのネコちゃん。そういうことは、腰を振りながら言う言葉ではないのよ?」
お兄様はご主人様が大好きで、すぐご主人様に構ってもらいたがった。
最初は恥ずかしくて見ていられなかったのに。
プラグを取ったお尻にソレを難なく受け入れてお悦びになる。
お兄様のご主人様はお兄様のモノについていたリングを緩め、お兄様は上下に腰を揺さぶって射精する。
気持ちよさそうで、とても羨ましくなって。
「あらあの子」
「?」
「アナタにそっくりじゃない。すぐに弄っちゃうところ」
ボクは濡れたお尻の穴を指でかき混ぜる癖がついてしまった。
お兄様のご主人様はボクを見下ろして言った。
「やっぱり。この子、玩具すきなのね」
お尻には太めのバイブが刺さっていて、ボクはお兄様に捕まって耐えていた。
いや、耐えられてない。ずっと漏らしっぱなしでお兄様が「おや」と首を傾げる。
「そんなにソレがイイのかい?お兄様よりも?」
「ちが、ちがいます、お兄様の方が好きです!好きですけど、やだ、止まらない…ひっっ」
「形が合うのかしらね。オニーサマは玩具に嫉妬しないの。こればかりはアナタじゃ教えられないものね。アナタ、こういう玩具が嫌すぎて全部壊したものね」
「それは、何がいいのかわからないよ」
口を尖らせたお兄様をご主人様が撫でてあやす。
「まぁいいわ。玩具はアタシが教えてあげる」
「それがいいね。俺だと多分また壊すよ。うん。あと力加減がわからないし。……弟は俺より玩具がいいみたいだから、他の子と遊んでくるよ」
「……玩具に嫉妬はしないで頂戴」
お兄様は昔からとても人気がある。女性にも男性にも。
ここでもお兄様はモテモテで。お兄様が他の子とキスしたりエッチしたりしてるのを見ると胸が締め付けられた。
それなのにお尻でも締め付けてしまい、ボタボタと射精してしまう。
「またでたわね」
「うぅ……」
「認めてしまった方がラクよ?玩具大好き。お兄サマにされるのも大好き。身体のなか弄られるの大好き。今なら何を言ってもいいわよ。お兄サマも聞いてない。アナタとアタシだけの秘密」
射精が止まらない。イクのが止まらない。
「お兄様はすき。だいすき。ぜんぶすき」
「そう良い子ね。オニーサマ喜ぶわね」
「気持ちいのもすき。でも、こわいの」
「あら、なにがコワイの?」
「戻れなくなりそうで」
「戻る?なにに?どこに戻るというの?いいのよ。ずっと気持ちよくなってれば。それしか考えられないようになってしまえばいい。素直になれれば、アタシがちゃんとアナタのご主人様を探してあげる」
「………ボクの?」
「そう」
「そっか」
お兄様はご主人様に愛されている。それと同じように愛してくれるヒトがボクにもいればそれは幸せなことかもしれない。
「あのね、ボク」
「うん?」
「コレは結構、好きかもしれないの」
こっそり教えれば、笑って「良い子ね」と優しく撫でてくれた。
幼い頃からボクはお兄様に憧れていた。
男だとか女だとか、兄弟とか、そのあたりを全て取っ払えば、それは恋だったと思う。
お兄様は誰から見ても理想の王子様で。
ボクは全てにおいてお姫さまになんかなることができない。幼い心に少し芽生えた思いは認識しないまま消えてなくなった。
それが。
「あれはどこのコだ?」
「なんて麗しいんだ」
「なんて可愛らしいのでしょう」
「殿方の方は…あれはだめよ。ベル様の所有物だわ。ほら首輪に刻印があるし、写真を見たことがあるもの。普段はあんなに愛らしいのに」
「今回の売りはお嬢さんの方か。あんなに仲がよさそうなのに」
広いホールに集められた人間たち。
皆が皆着飾り、談笑やダンスを楽しんでいた。それこそ、ペットではなく人間のように。
表向きはただの息抜きとしてのパーティーだ。魔族はおらず魔物もいない、人間たちのみのパーティーだった。
人間だった頃を懐しみ、いつもの露出した服ではない正装で、結合部への挨拶ではなくお辞儀や軽いキスで挨拶をして、精液や愛液ではなく酒やジュースを飲む。
…しかし。服の下はどうなっているかわからないし、内心どう思っているかもわからない、味覚が狂ってるので、豪勢な食事も酒の味もわからないだろう。
それでも人間を演じることを強要される。
その様子を魔族たちは別室からモニターを通して眺め、購入を考えている者は販売品物色する。ペットをそこで遊ばせている者はペットについての交流を深める。
「あれは貴方の所有物か。今度可愛がらせてくれ」
「うちのコと仲良くしてほしい」
「おや、今度遊ばせてみようか」
ベルが連れてきたペットは群を抜いてセンスが良い。服も靴もアクセサリーも髪型も化粧も全てベルが施した。
それはもう完璧な王子様とお姫様に仕立て上げた。
お姫様の方は慣れていない靴でよろめいているが、そこはさすがの王子様。完璧にエスコートし、周りからも上手く守っている。
ベルが満足気にしていると虫がよってきた。
やれあれを売ってくれだの、今度近くで見せてくれだの。
ベルはそれらを一掃する。
「アタシの邪魔をしないでくれる?いま忙しいの」
手には端末。ムービーをひたすら回しながら目に焼き付けていた。
「こんなパーティー、ウチの子を愛でるためのモノでしょう?」
ベルは最初からそれだ。
お姫様の方のお披露目ではあった。
あれは顔が中性的で身体も細身なので女の格好をさせた方がよく映える。
思った通り交渉が山ほどきたが全て無視した。
すぐには売らない。大事なクロトの弟だ。相手は吟味しなければ。
お姫様の方には 手を伸ばす輩が現れる。それはクロトが手首を一捻りして追い払う。
「やっぱりあの子は最高よ」
とても満足した。
お兄様はいつでもかっこいい。けれど今日は今までで一番かっこよかった。
かっこよすぎて中に入れた玩具を締め付けすぎてイキそうになって、よろめいた時も支えてくれて、もうだめだった。
「お兄様っおにいさまぁっボクはだめです…お兄様ぁ」
「“妹”を甘やかすのはそろそろやめないといけないんだけどね。仕方ないよね。可愛いから」
窓際のカーテンの影に隠れてドレスをたくし上げてお兄様に咥えてもらう。
玩具のリモコンは太ももにくくりつけてあって弱から強に自分でした。
そうすればすぐに射精する。
お兄様がリモコンを弱に戻した。
「大丈夫かな?」
「はい、お兄様。粗相をしてしまいごめんなさい」
「そうだね。帰ったら反省しないとね」
帰りの馬車の中ではお兄様にリモコンを握られてしまって、ずっと「強」にされたままで啼きながら帰った。
ドレスを汚してしまったことをお兄様のご主人様に怒られるかなと思ったものの、ずっと上機嫌でそれは安心した。
そして帰って早々そのままお兄様を受け入れることになる。
お姫様の格好のまま、お兄様も下だけを剥き出しにしただけで、入れられることしか考えず、お兄様も入れることしか考えていなかった。
「クロトすごく頑張ったわね。頭の中ずっと“妹”犯すことしか考えてなかったものね」
ペニスのリングを外しながらお兄様にキスをするご主人様。お兄様はたまらずその口にむしゃぶりついた。
「おにいさまぁ、あっ、あっだめ、なか敏感でっそんなことしたらっっあっ」
吐き出したソレにドレスが汚れる。
「今日ははやいこと」
「よごしてごめんなさい」
「いいのよ。そのために着せてるんだもの」
その綺麗な指は服の上からお兄様の乳首を挟み込んでいるリング弄った。お兄様も空いてる方を弄り始める。
「今日ここも触らなかったものね」
お兄様がぐっと腹の内側へと侵入して射精した。
「ぁあっおにいさま、でてる、おにいさまのがっっボクの中で、たくさんっ」
「よかったわね」
こくこくと頷いて「お兄様だいすき」と言い、次はお兄様を倒してそれに乗っかった。
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