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ヒューの帰宅は瀧の熱い抱擁で迎えられた。
「ただいま!」
「おかえりヒュー、会いたかった‥!」
二人は高まる感情を抑えきれず玄関での長いキスから始まって、そのままベッドに流れ込む。
貪るような激しいキスを唇にそれから身体中に繰り返しながら、いつものようにヒューは瀧の性器を愛撫しようと身を屈めた。
瀧はヒューの腕に手を当てそれをやんわり止めると、恥ずかしげにもじもじと身体を揺らせながら伸ばした人差し指をつつ‥、とヒューの股間に滑らせた。
「その、今日は俺がしたい」
ヒューはわずかに目を見開くと人差し指の背で瀧の頬をくすぐる。
「無理しなくていいよ」
「‥無理じゃなくて。したいの」
「シャワー浴びてくるよ」
少し照れたようなヒューの言葉を瀧は無視して胡座をかいた脚の間に入り込むとベルトに手を掛け前を寛げた。
ヒューの性器はすでに勃ち上がり、押し上げていたボトムスから解放されるとぶるんと姿を現した。
雄の匂いがほんのり鼻先を掠めるとなんだか今まで知らなかったヒューをさらに知った気がして瀧は高揚を覚えた。
ごくりと息を呑むと瀧は草の生えていない陰部に唇を寄せゆっくりと血管の浮かぶ太い幹に舌を添わしてぺろりと舐めた。
「ん‥」
ヒューの歓喜の声が瀧の耳をくすぐる。瀧はもっと感じて欲しくて舌を何度も這わしたり、吸い付いたりした。
「瀧、瀧のお尻をこっちに向けて」
ヒューは瀧の腰を両手で抱き締めると自らの顔の方へ引き寄せる。
顔の位置が互い違いになる姿勢を取ると、ヒューは瀧の履いていたボトムスを下着ごと下げ、勃ち上がる性器にむしゃぶりついた。
瀧も辿々しい口淫でヒューを倣いながら尽くし快感を高め合う。
「瀧、私が帰ってくる前にシャワーを浴びた?」
瀧の味が薄いとヒューは独り言ちる。瀧は自ら尻の肉を引っ張ると隠れていた蕾を晒した。
「ヒューが帰ってくる前に自分で洗った。‥‥すぐに挿れてほしくて」
その言葉に目の前にそびえ立つヒューの隆起がびくりと跳ね、さらに容量を増した。
瀧は口腔の中いっぱいにそれを含み喉元まで咥え込んだ。苦しさで涙が滲んだが不思議と瀧の心は満たされていた。
瀧の尻のあわいにヒューの舌が差し込まれ、襞の隅々から奥の方までぴちゃぴちゃと蹂躙される。
「自分で洗ったの?瀧。どんなふうに?」
「指、挿れて‥」
「何本入った?」
「二本‥」
「じゃあ、もっと挿れて慣らさなくちゃね」
ヒューは自らの指を口に含み濡らすと瀧のひくつく蕾にぬち、と指を差し込んだ。
熟知した襞の奥の快感の膨らみを触れば瀧はすぐに声を上げ、性器を咥えていることが出来ず、横たえた顔の唇の下にあるヒューの睾丸を垂れる涎でしっとりと濡らした。
「ヒュー、ヒューので気持ち良くして」
「うん」
たっぷりと塗りたくったローションの滑りを借りてぐぷぐぷと熱い杭が瀧の蕾を穿つ。幾度となく擦り上げ、ふたつの快感の吐息が混じり合う。
瀧は性器から迸りを飛ばす前に後孔で達し、その後、激しく律動を繰り返すヒューの手で扱かれながら前と後ろで同時に達した。その締め付けでヒューも瀧の中に白濁を散らし息をつくと二人は腕を絡めてぴたりと寄り添い唇を求め合った。
「ただいま!」
「おかえりヒュー、会いたかった‥!」
二人は高まる感情を抑えきれず玄関での長いキスから始まって、そのままベッドに流れ込む。
貪るような激しいキスを唇にそれから身体中に繰り返しながら、いつものようにヒューは瀧の性器を愛撫しようと身を屈めた。
瀧はヒューの腕に手を当てそれをやんわり止めると、恥ずかしげにもじもじと身体を揺らせながら伸ばした人差し指をつつ‥、とヒューの股間に滑らせた。
「その、今日は俺がしたい」
ヒューはわずかに目を見開くと人差し指の背で瀧の頬をくすぐる。
「無理しなくていいよ」
「‥無理じゃなくて。したいの」
「シャワー浴びてくるよ」
少し照れたようなヒューの言葉を瀧は無視して胡座をかいた脚の間に入り込むとベルトに手を掛け前を寛げた。
ヒューの性器はすでに勃ち上がり、押し上げていたボトムスから解放されるとぶるんと姿を現した。
雄の匂いがほんのり鼻先を掠めるとなんだか今まで知らなかったヒューをさらに知った気がして瀧は高揚を覚えた。
ごくりと息を呑むと瀧は草の生えていない陰部に唇を寄せゆっくりと血管の浮かぶ太い幹に舌を添わしてぺろりと舐めた。
「ん‥」
ヒューの歓喜の声が瀧の耳をくすぐる。瀧はもっと感じて欲しくて舌を何度も這わしたり、吸い付いたりした。
「瀧、瀧のお尻をこっちに向けて」
ヒューは瀧の腰を両手で抱き締めると自らの顔の方へ引き寄せる。
顔の位置が互い違いになる姿勢を取ると、ヒューは瀧の履いていたボトムスを下着ごと下げ、勃ち上がる性器にむしゃぶりついた。
瀧も辿々しい口淫でヒューを倣いながら尽くし快感を高め合う。
「瀧、私が帰ってくる前にシャワーを浴びた?」
瀧の味が薄いとヒューは独り言ちる。瀧は自ら尻の肉を引っ張ると隠れていた蕾を晒した。
「ヒューが帰ってくる前に自分で洗った。‥‥すぐに挿れてほしくて」
その言葉に目の前にそびえ立つヒューの隆起がびくりと跳ね、さらに容量を増した。
瀧は口腔の中いっぱいにそれを含み喉元まで咥え込んだ。苦しさで涙が滲んだが不思議と瀧の心は満たされていた。
瀧の尻のあわいにヒューの舌が差し込まれ、襞の隅々から奥の方までぴちゃぴちゃと蹂躙される。
「自分で洗ったの?瀧。どんなふうに?」
「指、挿れて‥」
「何本入った?」
「二本‥」
「じゃあ、もっと挿れて慣らさなくちゃね」
ヒューは自らの指を口に含み濡らすと瀧のひくつく蕾にぬち、と指を差し込んだ。
熟知した襞の奥の快感の膨らみを触れば瀧はすぐに声を上げ、性器を咥えていることが出来ず、横たえた顔の唇の下にあるヒューの睾丸を垂れる涎でしっとりと濡らした。
「ヒュー、ヒューので気持ち良くして」
「うん」
たっぷりと塗りたくったローションの滑りを借りてぐぷぐぷと熱い杭が瀧の蕾を穿つ。幾度となく擦り上げ、ふたつの快感の吐息が混じり合う。
瀧は性器から迸りを飛ばす前に後孔で達し、その後、激しく律動を繰り返すヒューの手で扱かれながら前と後ろで同時に達した。その締め付けでヒューも瀧の中に白濁を散らし息をつくと二人は腕を絡めてぴたりと寄り添い唇を求め合った。
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