雨歌~願いの石が割れるとき~

天野雨歌(あまの うか)、20歳。
人とうまく関われない特性をかかえ、美術専門学校も休学中。
幼い頃に見知らぬ少女から渡された「願いの種」に水をやり続けて、15年。
種が割れたその日、彼女は異世界《オルドレア》に召喚されてしまう。

そこで魔獣治癒士としての名門に生まれながらも力が顕現しない、人を煽らせたら天下一品、最悪の嗜虐ドS美少年・シンフィルに出会う。

「帰りたいよなぁ?帰れねぇよ、俺が帰さねぇんだもん」

本当は繊細なドSな少年と、不器用な絵描きの、執着と願いの物語。

夢も未来も見えなかった雨歌は、
気づいたら、異世界の少年の“つがい”にされていた。

「アンタの絵、なんでこんなに、俺の胸、ざわつかせるんだ」

煽ってくるくせに、助けてくる。
手が届きそうで、届かない。
でも、なぜか、信じられた。

異世界×恋愛×バトル×執着。

“きみが世界をかえたんだ”
“気持ちわりぃこといってんじゃねぇよ”

「観る」ことで世界をかえる。
噛み合わない2人が、少しずつ「つがい」になっていく、
濃密じれ甘ファンタジー。
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