復活ラヂオアプリ
ある日、気がついたら、スマートフォンに『復活ラヂオ』という名前のアプリが入っていた。全く入れた覚えはなかった。でも、酔いに任せてアプリを入れたのかもしれない。
ラジオなんて、最近は全く聴いていない。それどころか、音楽もドラマもニュースも。今を語るものには、何にも触れていない。あの日からオレは、何をすれば良いのか、何がしたいのか、自分のことが全く分からなくなった。だから、手持ち無沙汰に酒を飲んだ。
そんな自堕落な生活に染まり始めて、幾日も経った頃、珍しく頭がクリアになった時があった。何処かへ行きたい気分だった。着の身着のまま、部屋の外へと出て見ると、外の世界は、思いの外、明るかった。
自分の思っていた世界との違いに思わず心を動かされる。もしかしたら、世界は、自分が思っていたものとは、違うのかも知れない。そう思い立つと、離れていたメディアに触れてみようという気になった。
スマートフォンを取り出し、入れた覚えのない『復活ラヂオ』をスタートさせる。そのチャンネルから流れできたのは、機械じみた、男とも女とも分からない、感情のない不思議な声だった。
ラジオなんて、最近は全く聴いていない。それどころか、音楽もドラマもニュースも。今を語るものには、何にも触れていない。あの日からオレは、何をすれば良いのか、何がしたいのか、自分のことが全く分からなくなった。だから、手持ち無沙汰に酒を飲んだ。
そんな自堕落な生活に染まり始めて、幾日も経った頃、珍しく頭がクリアになった時があった。何処かへ行きたい気分だった。着の身着のまま、部屋の外へと出て見ると、外の世界は、思いの外、明るかった。
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