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第13章
第46話 調べてる……。
しおりを挟む移動して三階まではエレベーターを使う。
すると人数オーバなので二班に分けてエレベーターに乗る。
そして三階に着き移動部屋の前に来ると魔石に一人ずつ振れて貰って、城の小屋に向かってもらう。
最後の一人副隊長のセルバスに話し掛ける。
「セルバス副隊長」
「あら?なにかしら王女殿下」
「部屋に入って向こうの、小屋に着いたら必ず扉の鍵は掛けて下さいませね?」
「ええと…鍵はこれでいいの?」
一本の鍵を私に見せて確認してくる。
「ええ、それを必ず掛けて下さいませ。出入りした時には、あちらの小屋には必ず掛けて。それを忘れると二重扉には、為ってるけれど……。必ず掛けて、できれば数人でこちらに戻ってください。鍵は必ず掛けて」
「王女殿下…何をそんなに用心してるの?」
「してるから、貴方方を私に付けてくれたのよ?お兄様達がね?だから、その護衛達が気を抜いてしまうと私が、危ない目に遇うかも知れない。だから注意を煩くしてるのよ。私も、口煩くはしたくないけれど…今はそうも行かなくて」
「……分かったわ!他の騎士達にも煩く言って徹底させれば良いのね?」
「はい!そうしてください!」
「後から、私達にも説明はあるのよね?」
「ええ、それは必ず!」
「なら、気を付けるわ」
「はい!戻って部屋を整理し終わったら、自由にしててください。ですが、他の騎士様達の所在は把握ておいて下さいね?それと夕食が終わった頃に一度隊長とセルバスを呼びますから、その時は頼みますわ」
「はい!了解よ!」
そして、私はリビングにグレンと戻るとお兄様が待ってました。
そういえば居ましたわね?
「お兄様お待たせしましたわ」
「いや、待って無いが…」
「どうされましたの?」
何だか難しい顔をしてませんか?
「ん…一人居たろ、お前に突っ掛かったのが」
「ああ、あのなんてしたか?えっと……そう!トーマスと言った騎士ですか?」
「そう、それだ。あれは気を付けろよ?」
「……大丈夫ですわよ?鑑定したときに堅物と、出てましたから。多分ですが…自分が納得くして、消化するのに時間が掛かるのでは?」
「そうか?それだけなら良いがな?全くお前と関わるもの達には、必ず一人は問題のあるものが居るからな?」
「………それは否定出来ませんが…。ですが問題なのはあの従兄弟達と、伯父様夫婦です!」
「なんだ、そんなことか?分かってるぞ」
「分かってるって…どれぐらい把握してますの?」
そう、兄達が調べてるのは…なんとなく知ってるのですが…どこまで調べてるのか?
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