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第16章
第9話 国の名と町の名前
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まだ私達は忙しくしております。
そう!武道大会が開催されるのよ!
もちろんギルドと連携して国以外からも勇猛な方を募集してね。
それに国の名前も決定したわ!
もちろん国の名はベルガモット公国よ!
お兄様は嫌がったけれど色々考えるのが面等に為った私達はもう家名で良いじゃん?
と、為ったのですわ。
で、
武道大会の出場者、うちの国からは100名以上が出ることに。
国外からもなんと!300人も応募が有るとか。
でも…この中の方達…うちの国の国境…越えられる人って何人居るかしら。
それも見ものだけれど。
何せギルド職員さん方も派遣されたは良いが国に入れなくて、元の国にとんぼ返りしたとか?
冒険者ギルドと商人ギルドのギルド長からクレームが来てるらしいわ。
フフフ面白い。
ベルガモットの国に入るには門の結界を抜けられる人しか国で生活出来ないものね。
だから人員選考が簡単ではあるけれど、面白味に掛けると冒険者ギルド長が嘆いてるとか。
ふむ…そんな物かしらね?
だけどやっぱり気の荒い様な方がこの国に入って悪戯されてもねぇ……。
そんなことより、なんでか私の護衛騎士団の方々、大会に出場するのですって!
それも最初に預かった人たち全員。
それとは別な話だけれど、私の管理する町。
この町にも名前が付いたのよ。
この町の名前は『パルークス町』。
私の名前とルース様の名前、それからルトと、ルクスの名前を一文字を組み合わせ名付けましたわ。
で、町を警備する騎士達をお兄様達の騎士からまた引き抜いて此方に来て貰い町を管理して貰うことに為ったわ。
それから、ベルガモットに流れて来た人達は、門を通れた方々にこちらの町に住んで貰うようにしたわ。それも入って来た方々に戸籍を作り管理すると云う形にしたわ。
これはベルガモット国内では常識ですから。
町の人口が少しずつ増えて来てる。
それと、ベルガモットの城下町とパルークス町に続く街道途中に在る宿場にも宿主が決まり、運営をして貰ってるのよ。
それはもう、繁盛してるとか。
まぁ今は興味範囲で来てる人たちのばかりだから、これからが勝負なのかしらね。
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