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第5章 冒険者ルーク1

第7話 ドラゴンの悪戯

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「ルーク様?如何致しましたか?」
「ん?ああ、お前は屋敷に来て日が浅いからなま!明日だな。先ずはドラゴンの所に行くぞ」
「ま、また、飛ぶんですか?」
「当たりだ行くぞ!」
「ちょっと待ってぇーーーー」
「仕方ないな、成らば浮遊の魔法を掛けるぞ!それで俺に捕まれ」

ルークが先に浮き、ラムセスに何処でも良いから捕まれと伝えて浮き上がり、ドラゴンの生息圏に向かった。

「ラムセス、それ離すなよ?」
「わ、分かって居りますぅ………」

………まぁ怖いわな!すまん。

そしてドラゴンが居るであろう場所の、近くの上空で停まり地表を見下ろす。
………何処に居る?マップ展開。

お!居たぞ2頭揃って居るな......。まぁ、行ってみるか?先ずは様子を見るか。

そしてドラゴンの居る側まで降り立つ。

「ラムセスここで待ってろ、動くなよ?」
「はい!分かりました」

ラムセスに動くなよと告げて、ルークはドラコンの側へ近寄って行く。

先ずは、どうするかな?いきなり切り掛かるのもヤバい気がするし、どうするかな?ワイバーンなら直ぐに切るんだけど、ドラゴンだしな?

するとドラゴンの一匹がルークに気が付くと威嚇をする。

「グルルル........。人間なぜ、ここに来た?」
「お!会話OKなんだな?珍しいな!」
「うるさい!ここから立ち去れ!グオォー」

ん~会話にならないな.......。

「少し話をしたいだけだよ、なにもしない」

ルークは両腕を上げて、無抵抗だとドラゴンに見せる。

「グルルル....」
「おい待て、こいつから良い匂いがするぞ?なんの匂いだ?」

クンクンと匂いの元を探るように顔を近付けて来る。

「まて!危ない!人間は信用するな!」

慌てて一頭が、近付いて行くもう一頭を止める。

「お前達、俺はなにもしないぞ?話が聞きたいだけだ」
「話し?何が聞きたい人間」

と、俺に近付いて来た一頭が聞いてくる。

「なぜ人里に降りて悪戯をする?そんな事しなければ、俺はここには来なかったぞ?」
「我々らは、里の様子が見たかっただけよ!小さな人間が慌てていてな、それが面白くてな?風を起こして脅かすと面白い」

迷惑だな……しかし面白いか、全く困ったドラゴン達ださてどうするか?

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