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真面目生徒とセクシー教師
9話 そんなことありえない
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いまだ大股開きで重なる2人。
正木くんは色黒というわけではないが先生の肌が白いので、2人の肌の境目がくっきりしている。
先生は身体が細いので、正木くんはがっしり体型と言うわけではないのだが後ろにいる正木くんの身体が先生越しにもよく見えた。
全く別の生き物が――男と女が――セックスしているんだ、と思った。
とても、エロチックな対比だった。
正木くんが不満げに話を続けた。
「信じないなら信じないで別に良いけどさ」
先生の耳に囁く。
「本棚の向こうのヤツのことで俺にわかること、教えてあげる」
「うふふっ」と先生は笑った。楽しい冗談だと思っているようだ。
「と言っても、実は俺にもよく見えないんだけど」
と前置きしてから、正木くんはこちらに視線を注ぎながら、
「さっきから『アイツら』と言っているように、向こうに居るのは1人じゃない。
多分2人」
「うん」と先生は相槌を打った。
先生と正木くんはピッタリと腰を合わせながら、ゆっくりと一緒に腰を揺らし始めた。
ゆっくり腰を動かしつつ正木くんは続ける。
「俺がアイツらに気付いたのは、先生のおま○こにち○ぽを入れた後。
何か本棚の方で物音がしたからそっちを見たら、本の隙間からチラチラと白いものが揺れているのが見えた」
先生が目を凝らして再びこちらを見た後、「うふふっ」と照れたように笑った。
『別に、もう一回確かめてみたけど、信じたわけじゃないんだからね』と言うような照れ隠しの笑みのようで可愛かった。
「それで、俺はその白いチラチラ動くものを見て『まさか』と思い、ときどき見て確かめた。
明らかにそれは動いていて……白いシャツを着た人間が向こうにいると確信した」
「うん」
「それでまた何か聞こえないか、耳を澄ましていたら。
ときどき、ハア、と言う声が俺たち以外にも聞こえてきた」
「うふ」と先生は微笑んだ。きっと『空耳~。正木くんったら、可愛い』とでも思っているのだろう。
「始めは男がセックス中の先生見ながらオナっているのかな、とも思ったんだけど……。
ちょっと高い喘ぎ声みたいなのも聞こえてきて。
違うな。って。
男だけじゃないな。
それにオナニーなら、あんなに白いシャツ? が動かないか、って」
先生は慈愛深げに微笑みながら首をかしげた。『その高い喘ぎ声、先生の声でしょ、正木くん』と思っているのだろう。
「で、考えました」
と正木くんは久々に丁寧語を使った。
「あの本棚の向こうに居るのは、おそらくカップル――男子生徒と女子生徒――で」
正木くんは鋭い視線をこちらに向けた。
「そいつらも向こう側で、俺たちのようにセックスしている、って」
私と彼は手をぎゅっと握り締め合った。
「ふふふっ」と先生は楽しそうに笑った。
正木くんを振り返ると、頭を撫で、
「先生、とっても面白い話だと思うな、正木くん……」
即興の作り話だと思っているようだ。
正木くんは皮肉っぽく先生をチラッと見ると、
「本棚の向こうに居るのが『生徒』だと思ったのは。
先生が図書室の鍵を持っているからですね。
図書室の鍵って何個あるんですか?」
「4つかなあ?」
「あ。結構あるんだ……」
と正木くんはつぶやいたが、
「じゃあ、生徒じゃないかも知れないけど。
確か図書委員もここの鍵、持っているんですよね?」
「うん」
「だから。
おそらく今日の図書委員の生徒が図書室を閉めた後、ここを恋人達の逢い引きの場所に使った。
自分たちが鍵を持っているから、先生が来ない限り大丈夫だと思った。
しかし、運悪く、鍵を持つ先生が来てしまった。
逢い引きがバレると焦って隠れ、様子を覗っていたら俺たちがキスを始めた。
今更出て行けなくなって、まだあそこに――本棚の影に隠れて――留まっている」
「うん」と先生は可笑しそうに頷いた後、
「正木くん、とっても、面白い話だと思って先生、楽しかったけど。
でもね。現実としてちょっとオカシイかなあ?
ありえない、と言うか」
「どこが?
ありえないんだよ?」
「どうして、その2人はセックスを始めるのかな……?」
と先生は言う。
自分は正木くんと先程からずっと繋がりながら穏やかに腰を振りつつ、そんなことを言う。
「先生たちは、ヒトがいることを知らなかったから、セックスしちゃった。
でもその子達は、正木くんと先生がココにいること当然わかっているんでしょ?
先生だったら――偶然同じ部屋でセックスを始めたヒトを見てしまうと言う状況になったら――見つからないよう隅の方で固まって、目を閉じて耳を塞いで時間が経つのを待つと思うなあ……」
フッと正木くんは笑うと、「まあね。普通はね」と言った後、先生を抱き締め右手で先生の左胸を左手で先生の右胸を揉みながら、腰を突き上げ始めた。
先生のおま○こを上下する正木くんのモノが見える。
「アッ……!」
先生は正木くんに抱き締められている上半身を仰け反らせるとビクビクッとし、繋がった腰をくねくねっと回した。
顔はスゴいアヘ顔だった。
先生のイキ顔を正面からマトモに見て、ゾクゾクしたものが私の身体に走った。
興奮しているのだ。
正木くんは先生が身体をぐったりさせた後、先生の腰を持ちつつ下半身を動かし、先生のおま○こからモノを抜いた。
それから先生を自分の身体に寄りかからせ、先生の足を持ち上げM字開脚させると、穴を私たちに見せつけた。
「何故アイツらが俺たちがいる同じ場所で、セックスを始めてしまったか。
わかりませんか?」
正木くんは先生のおま○こをぐるりと触った後、自分の指の先を沈ませた。
「あなたが、エロいからですよ……
エロいあなたを見て、興奮して、思わず始めてしまった」
もう一方の指で乳首を転がす。
「うう……やめて……」
先生が切なげな顔で言う。
チラリと視線を落とし、
「正木くん、まだイッていないんでしょう?
先生の中にもう一度入ってくれるんでしょう?」
首をひねって、正木くんを見上げた。
「先生、正木くんを中に入れて、イキたいの……」
正木くんは指を動かすのを止めて呆れたように笑った。
「ホント、スゴいよな。
何回イケるんだよ?」
「次が、ホントの最後になると思う……」
正木くんが指を抜くと、先生が正木くんから降りた。
そのとき、私とずっと手を握り合っていた隣の彼が、手を離した。
あれ……? と思う間もなく、私の後ろに回る。
そして……私の腰を持ち、私のまだむき出しのお尻に何かを当てた。
何か――もちろん、お○んちんだ。
私は足を開き、本棚に手を置き前屈みになりお尻を突き出した。
また、私たちはヤろうとしている。
誰に強制されたわけでもないのに、自ら。
しかももう、正木くんに何をしていたか、バレていると言うのに。
そうだ、正木くんと先生は教え子と教師で、学校でセックスしていて、確かにオカシイ。
でもそんな2人を見ながらセックスを始めた私たちもオカシイ。
そして、そんな2人が本棚の向こうにいるとわかっていてセックスを続ける正木くんもオカシイ。
この部屋でいちばんマトモな人間は先生なのかもしれない。
しかし皆、その先生の色気に惑わされて、魔法にかかってしまったのではないか……。
正木くんの言うとおり。
正木くんは色黒というわけではないが先生の肌が白いので、2人の肌の境目がくっきりしている。
先生は身体が細いので、正木くんはがっしり体型と言うわけではないのだが後ろにいる正木くんの身体が先生越しにもよく見えた。
全く別の生き物が――男と女が――セックスしているんだ、と思った。
とても、エロチックな対比だった。
正木くんが不満げに話を続けた。
「信じないなら信じないで別に良いけどさ」
先生の耳に囁く。
「本棚の向こうのヤツのことで俺にわかること、教えてあげる」
「うふふっ」と先生は笑った。楽しい冗談だと思っているようだ。
「と言っても、実は俺にもよく見えないんだけど」
と前置きしてから、正木くんはこちらに視線を注ぎながら、
「さっきから『アイツら』と言っているように、向こうに居るのは1人じゃない。
多分2人」
「うん」と先生は相槌を打った。
先生と正木くんはピッタリと腰を合わせながら、ゆっくりと一緒に腰を揺らし始めた。
ゆっくり腰を動かしつつ正木くんは続ける。
「俺がアイツらに気付いたのは、先生のおま○こにち○ぽを入れた後。
何か本棚の方で物音がしたからそっちを見たら、本の隙間からチラチラと白いものが揺れているのが見えた」
先生が目を凝らして再びこちらを見た後、「うふふっ」と照れたように笑った。
『別に、もう一回確かめてみたけど、信じたわけじゃないんだからね』と言うような照れ隠しの笑みのようで可愛かった。
「それで、俺はその白いチラチラ動くものを見て『まさか』と思い、ときどき見て確かめた。
明らかにそれは動いていて……白いシャツを着た人間が向こうにいると確信した」
「うん」
「それでまた何か聞こえないか、耳を澄ましていたら。
ときどき、ハア、と言う声が俺たち以外にも聞こえてきた」
「うふ」と先生は微笑んだ。きっと『空耳~。正木くんったら、可愛い』とでも思っているのだろう。
「始めは男がセックス中の先生見ながらオナっているのかな、とも思ったんだけど……。
ちょっと高い喘ぎ声みたいなのも聞こえてきて。
違うな。って。
男だけじゃないな。
それにオナニーなら、あんなに白いシャツ? が動かないか、って」
先生は慈愛深げに微笑みながら首をかしげた。『その高い喘ぎ声、先生の声でしょ、正木くん』と思っているのだろう。
「で、考えました」
と正木くんは久々に丁寧語を使った。
「あの本棚の向こうに居るのは、おそらくカップル――男子生徒と女子生徒――で」
正木くんは鋭い視線をこちらに向けた。
「そいつらも向こう側で、俺たちのようにセックスしている、って」
私と彼は手をぎゅっと握り締め合った。
「ふふふっ」と先生は楽しそうに笑った。
正木くんを振り返ると、頭を撫で、
「先生、とっても面白い話だと思うな、正木くん……」
即興の作り話だと思っているようだ。
正木くんは皮肉っぽく先生をチラッと見ると、
「本棚の向こうに居るのが『生徒』だと思ったのは。
先生が図書室の鍵を持っているからですね。
図書室の鍵って何個あるんですか?」
「4つかなあ?」
「あ。結構あるんだ……」
と正木くんはつぶやいたが、
「じゃあ、生徒じゃないかも知れないけど。
確か図書委員もここの鍵、持っているんですよね?」
「うん」
「だから。
おそらく今日の図書委員の生徒が図書室を閉めた後、ここを恋人達の逢い引きの場所に使った。
自分たちが鍵を持っているから、先生が来ない限り大丈夫だと思った。
しかし、運悪く、鍵を持つ先生が来てしまった。
逢い引きがバレると焦って隠れ、様子を覗っていたら俺たちがキスを始めた。
今更出て行けなくなって、まだあそこに――本棚の影に隠れて――留まっている」
「うん」と先生は可笑しそうに頷いた後、
「正木くん、とっても、面白い話だと思って先生、楽しかったけど。
でもね。現実としてちょっとオカシイかなあ?
ありえない、と言うか」
「どこが?
ありえないんだよ?」
「どうして、その2人はセックスを始めるのかな……?」
と先生は言う。
自分は正木くんと先程からずっと繋がりながら穏やかに腰を振りつつ、そんなことを言う。
「先生たちは、ヒトがいることを知らなかったから、セックスしちゃった。
でもその子達は、正木くんと先生がココにいること当然わかっているんでしょ?
先生だったら――偶然同じ部屋でセックスを始めたヒトを見てしまうと言う状況になったら――見つからないよう隅の方で固まって、目を閉じて耳を塞いで時間が経つのを待つと思うなあ……」
フッと正木くんは笑うと、「まあね。普通はね」と言った後、先生を抱き締め右手で先生の左胸を左手で先生の右胸を揉みながら、腰を突き上げ始めた。
先生のおま○こを上下する正木くんのモノが見える。
「アッ……!」
先生は正木くんに抱き締められている上半身を仰け反らせるとビクビクッとし、繋がった腰をくねくねっと回した。
顔はスゴいアヘ顔だった。
先生のイキ顔を正面からマトモに見て、ゾクゾクしたものが私の身体に走った。
興奮しているのだ。
正木くんは先生が身体をぐったりさせた後、先生の腰を持ちつつ下半身を動かし、先生のおま○こからモノを抜いた。
それから先生を自分の身体に寄りかからせ、先生の足を持ち上げM字開脚させると、穴を私たちに見せつけた。
「何故アイツらが俺たちがいる同じ場所で、セックスを始めてしまったか。
わかりませんか?」
正木くんは先生のおま○こをぐるりと触った後、自分の指の先を沈ませた。
「あなたが、エロいからですよ……
エロいあなたを見て、興奮して、思わず始めてしまった」
もう一方の指で乳首を転がす。
「うう……やめて……」
先生が切なげな顔で言う。
チラリと視線を落とし、
「正木くん、まだイッていないんでしょう?
先生の中にもう一度入ってくれるんでしょう?」
首をひねって、正木くんを見上げた。
「先生、正木くんを中に入れて、イキたいの……」
正木くんは指を動かすのを止めて呆れたように笑った。
「ホント、スゴいよな。
何回イケるんだよ?」
「次が、ホントの最後になると思う……」
正木くんが指を抜くと、先生が正木くんから降りた。
そのとき、私とずっと手を握り合っていた隣の彼が、手を離した。
あれ……? と思う間もなく、私の後ろに回る。
そして……私の腰を持ち、私のまだむき出しのお尻に何かを当てた。
何か――もちろん、お○んちんだ。
私は足を開き、本棚に手を置き前屈みになりお尻を突き出した。
また、私たちはヤろうとしている。
誰に強制されたわけでもないのに、自ら。
しかももう、正木くんに何をしていたか、バレていると言うのに。
そうだ、正木くんと先生は教え子と教師で、学校でセックスしていて、確かにオカシイ。
でもそんな2人を見ながらセックスを始めた私たちもオカシイ。
そして、そんな2人が本棚の向こうにいるとわかっていてセックスを続ける正木くんもオカシイ。
この部屋でいちばんマトモな人間は先生なのかもしれない。
しかし皆、その先生の色気に惑わされて、魔法にかかってしまったのではないか……。
正木くんの言うとおり。
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