21 / 50
21 シャナク……遂に報われる!?
しおりを挟む
「そういえば、どこの宿を取るか聞いてなかったわね。」
ホクホク顔で店を出たビビアン達は、ふと帰りながらもどこに行けばいいのか疑問に思う。
「そうねぇ、シャナクさんのセンスと空き具合によるだろうけど……まぁ、この村なら断然あそこの宿ね。」
「そうですね、多分シャナクさんなら、まずはあそこを予約するはずですね。とりあえずそこに向かいましょうか。」
この村に初めて訪れたビビアンには、マネアとミーニャが言うあそこがどこかわからない。
「ねぇ、二人して納得してるけどアタシはわからないわ。あそこってどんなとこなのよ?」
ビビアンは当然疑問に思う。
そしてその疑問に答えたのはマネアであった。
「失礼しました。あそこと言うのは、この村で一番大きな露天風呂があるミカヅキという宿屋です。そこは旬の食材を使った料理も提供していますので、大人気なのですよ。」
マネアは思い出して想像しているのか、とても幸せそうな顔をしている。
実は大の温泉好きであった。
「へぇ~いいじゃない! 露天風呂って聞いた事はあったけど初めてだわ! 今日は楽しい事でいっぱいね!」
ビビアンも満面の笑みを浮かべる。
その様子を微笑みながら見つめるマネアとミーニャ。
「よし! とにかくそこに行くわよビビアン!」
ミーニャがそう仕切ると、みんなでミカヅキに向かう事にした。
その後ビビアン達は楽しそうにガールズトークをしながら歩いていると、竹藪に囲まれた風情ある大きな旅館が見えてくる。
その出入口には、シャナクが立っていた。
どうやら、ここであっていたらしい。
やるな、シャナク。
「おぉ! お待ちしておりましたよ、勇者様。この宿は本日満員でしたが、何とか頼み込んで部屋を二つ用意していただきました。ささっ、お疲れでしょう、どうぞお入り下さい。」
「凄いわね! シャナク、ナイスよ!」
ビビアンは笑顔でサムズアップして讃えると、シャナクは少し照れ臭そうに頭をかいている。
「いえ、私にできる事はこれくらいですので。それより勇者様、随分とお肌がお綺麗になりましたね。見違えましたぞ。」
女性の小さな変化に気づき、それをすかさず褒めるシャナク。
この男、独身中年のくせに……できる!!
そして案の定、ビビアンはシャナクの言葉にかつてない程の笑顔を向けた。
「でしょー! マネアとミーニャのお陰なの! 今日は本当に楽しいわ!」
シャナクは、ビビアンから発せられる輝かしいオーラが眩しすぎて、目を手で覆う。
ま、眩しい!
これこそが女神!
これこそが勇者様!
そんなシャナクはひとまず置いておき、ビビアン達は早速部屋に荷物を置くと、食堂に向かった。
この宿の食事はマネア達から聞いていた通り、滅多に食べれない旬の食材をふんだんに使ったご馳走である。
全員がそれに舌鼓を打った後、明日以降の予定について話し合いが始まった。
「それでシャナク、予定通り明後日にはマーダ神殿に着きそう?」
「はい、馬も無理なく走れており、この分なら明後日の昼には着くかと思います。」
シャナクとビビアンはかつてないくらいに自然と話している。
今日一日でビビアンは、まるで呪いが解けたかのようにトゲトゲしさがなくなり、普通の少女に戻っていた。
これでシャナクは、ビビアンと会話する度に防御魔法をかけなくてすみそうである。
「勇者様、マーダ神殿は今なおモンスターの大群に襲われています。多分、マーダ神殿に辿り着く前に、魔物との戦闘も見込まれますので、どうかご注意下さい。」
マネアの表情は険しい。
だがマネアとは打って変わって、ミーニャの表情は軽い感じだ。
「だーいじょうぶよ、姉さん。ビビアンはもの凄い強いみたいだし、こっちには私と姉さんもついているからね! 何かあったら私のぱふぱふダンスでみんなを元気にさせてあげるわ!」
その言葉と同時に、シャナクの唾を飲み込む音が聞こえる。
シャナクの目に映るは、素晴らしいほどセクシーな服をきた美女。
さっき自然な流れで、自分が戦力に数えられていなかった事に拗ねてしまいそうになったが、そんな事はどうでもいい。
ぱふぱふダンスが気になって、年甲斐もなくタギってきた。
「そうね、今回はシャナクの他に二人もいるし余裕だわね。今日楽しかった分、明日以降は今よりも全力で頑張るわ! 心配無用よ、マネア!」
ビビアンは自信満々にドンと胸を叩く。
一応ビビアンには、自分が戦力として数えられていると知り、少しだけシャナクはホッとした。
「はい、期待しています。ただ、相手は魔王ですので、くれぐれも油断だけはなさらないでください。私の水晶にも嫌な影が映っておりますので。」
マネアは不安そうな顔で水晶を見つめている。
「まぁ明日の事は明日考えればいいっしょ! それより今日は露天風呂よ! ビビアン! 女の武器の使い方を教えてあげるわ!」
ミーニャは セクシーなポーズをとった。
※シャナクは 魅了された。
「やったー! じゃあ早く行こ! ほら、マネアも行くわよ!」
ビビアンはマネアの手を引っ張りながらミーニャと共に露天風呂に向かう。
残されたシャナクは未だ、ハートマークの目で固まっている
……が、突如自分に向けられた視線にシャナクは気づいた。
マネア殿?
彼女は食堂を出ようとする瞬間、シャナクの方を振り向いて、切なそうな目を向けたのである。
はっ!
シャナクは正気に戻った。
そして一瞬でキメ顔を作る。
しかしマネアはシャナクと視線が合うと、そのまま何を言わずに出て行ってしまった。
い、今のはなんだったのだ?
疑問に思うシャナク。
なぜ自分がマネアから熱い視線を向けられたのかわからない。
たが、シャナクはこの時こう考えた。
も、もしかして私に気があるんじゃ……
彼女いない歴=年齢のマネア
30代後半の独身男(一応賢者)
お互い惹かれあってもおかしくはない。
マネアの切なそうな目を熱い視線と捉えたシャナク……二人の運命は如何に!?
ホクホク顔で店を出たビビアン達は、ふと帰りながらもどこに行けばいいのか疑問に思う。
「そうねぇ、シャナクさんのセンスと空き具合によるだろうけど……まぁ、この村なら断然あそこの宿ね。」
「そうですね、多分シャナクさんなら、まずはあそこを予約するはずですね。とりあえずそこに向かいましょうか。」
この村に初めて訪れたビビアンには、マネアとミーニャが言うあそこがどこかわからない。
「ねぇ、二人して納得してるけどアタシはわからないわ。あそこってどんなとこなのよ?」
ビビアンは当然疑問に思う。
そしてその疑問に答えたのはマネアであった。
「失礼しました。あそこと言うのは、この村で一番大きな露天風呂があるミカヅキという宿屋です。そこは旬の食材を使った料理も提供していますので、大人気なのですよ。」
マネアは思い出して想像しているのか、とても幸せそうな顔をしている。
実は大の温泉好きであった。
「へぇ~いいじゃない! 露天風呂って聞いた事はあったけど初めてだわ! 今日は楽しい事でいっぱいね!」
ビビアンも満面の笑みを浮かべる。
その様子を微笑みながら見つめるマネアとミーニャ。
「よし! とにかくそこに行くわよビビアン!」
ミーニャがそう仕切ると、みんなでミカヅキに向かう事にした。
その後ビビアン達は楽しそうにガールズトークをしながら歩いていると、竹藪に囲まれた風情ある大きな旅館が見えてくる。
その出入口には、シャナクが立っていた。
どうやら、ここであっていたらしい。
やるな、シャナク。
「おぉ! お待ちしておりましたよ、勇者様。この宿は本日満員でしたが、何とか頼み込んで部屋を二つ用意していただきました。ささっ、お疲れでしょう、どうぞお入り下さい。」
「凄いわね! シャナク、ナイスよ!」
ビビアンは笑顔でサムズアップして讃えると、シャナクは少し照れ臭そうに頭をかいている。
「いえ、私にできる事はこれくらいですので。それより勇者様、随分とお肌がお綺麗になりましたね。見違えましたぞ。」
女性の小さな変化に気づき、それをすかさず褒めるシャナク。
この男、独身中年のくせに……できる!!
そして案の定、ビビアンはシャナクの言葉にかつてない程の笑顔を向けた。
「でしょー! マネアとミーニャのお陰なの! 今日は本当に楽しいわ!」
シャナクは、ビビアンから発せられる輝かしいオーラが眩しすぎて、目を手で覆う。
ま、眩しい!
これこそが女神!
これこそが勇者様!
そんなシャナクはひとまず置いておき、ビビアン達は早速部屋に荷物を置くと、食堂に向かった。
この宿の食事はマネア達から聞いていた通り、滅多に食べれない旬の食材をふんだんに使ったご馳走である。
全員がそれに舌鼓を打った後、明日以降の予定について話し合いが始まった。
「それでシャナク、予定通り明後日にはマーダ神殿に着きそう?」
「はい、馬も無理なく走れており、この分なら明後日の昼には着くかと思います。」
シャナクとビビアンはかつてないくらいに自然と話している。
今日一日でビビアンは、まるで呪いが解けたかのようにトゲトゲしさがなくなり、普通の少女に戻っていた。
これでシャナクは、ビビアンと会話する度に防御魔法をかけなくてすみそうである。
「勇者様、マーダ神殿は今なおモンスターの大群に襲われています。多分、マーダ神殿に辿り着く前に、魔物との戦闘も見込まれますので、どうかご注意下さい。」
マネアの表情は険しい。
だがマネアとは打って変わって、ミーニャの表情は軽い感じだ。
「だーいじょうぶよ、姉さん。ビビアンはもの凄い強いみたいだし、こっちには私と姉さんもついているからね! 何かあったら私のぱふぱふダンスでみんなを元気にさせてあげるわ!」
その言葉と同時に、シャナクの唾を飲み込む音が聞こえる。
シャナクの目に映るは、素晴らしいほどセクシーな服をきた美女。
さっき自然な流れで、自分が戦力に数えられていなかった事に拗ねてしまいそうになったが、そんな事はどうでもいい。
ぱふぱふダンスが気になって、年甲斐もなくタギってきた。
「そうね、今回はシャナクの他に二人もいるし余裕だわね。今日楽しかった分、明日以降は今よりも全力で頑張るわ! 心配無用よ、マネア!」
ビビアンは自信満々にドンと胸を叩く。
一応ビビアンには、自分が戦力として数えられていると知り、少しだけシャナクはホッとした。
「はい、期待しています。ただ、相手は魔王ですので、くれぐれも油断だけはなさらないでください。私の水晶にも嫌な影が映っておりますので。」
マネアは不安そうな顔で水晶を見つめている。
「まぁ明日の事は明日考えればいいっしょ! それより今日は露天風呂よ! ビビアン! 女の武器の使い方を教えてあげるわ!」
ミーニャは セクシーなポーズをとった。
※シャナクは 魅了された。
「やったー! じゃあ早く行こ! ほら、マネアも行くわよ!」
ビビアンはマネアの手を引っ張りながらミーニャと共に露天風呂に向かう。
残されたシャナクは未だ、ハートマークの目で固まっている
……が、突如自分に向けられた視線にシャナクは気づいた。
マネア殿?
彼女は食堂を出ようとする瞬間、シャナクの方を振り向いて、切なそうな目を向けたのである。
はっ!
シャナクは正気に戻った。
そして一瞬でキメ顔を作る。
しかしマネアはシャナクと視線が合うと、そのまま何を言わずに出て行ってしまった。
い、今のはなんだったのだ?
疑問に思うシャナク。
なぜ自分がマネアから熱い視線を向けられたのかわからない。
たが、シャナクはこの時こう考えた。
も、もしかして私に気があるんじゃ……
彼女いない歴=年齢のマネア
30代後半の独身男(一応賢者)
お互い惹かれあってもおかしくはない。
マネアの切なそうな目を熱い視線と捉えたシャナク……二人の運命は如何に!?
0
あなたにおすすめの小説
病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。
もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる