22 / 50
22 ぶきみなひかり
しおりを挟む
翌朝、ビビアン達はアモーレの村を出発し、マーダ神殿に向かった。
温泉の湯に浸かり、化粧水を肌に浸透させた女性陣は、いつにもまして艶やかで光輝いている。
「よし行くわよ! シャナク! さっさと行って魔王をぶっ倒すわ!」
ビビアンは気合十分であった。
そして、いつにもまして光輝いている。
ここからマーダ神殿まで、順調に進めばあと二日。
そして出発した初日は、どういうわけか、ほとんどモンスターに遭遇する事なく進んでいった。
そのまま初日の移動を終えたビビアン達は、現在野営をし、馬車の中で話している。
「なんかつまんないわね。やっぱりマネアは心配し過ぎだったんじゃないの? 敵が全然いないわ。」
気合十分で出発したビビアンは、あまりの敵のいなさに拍子抜けしてしまい、不完全燃焼もいいところだった。
たまに出てきたモンスターも、馬に乗るシャナクがやっつけてしまい、ビビアンは代わりにシャナクをやっつけてしまいそうになる。
「いえ、勇者様。実は数時間前から嫌な視線を感じるのです。油断はされないで下さい。」
ビビアンのその様子に、マネアは突然苦言を呈した。
「姉さんは心配し過ぎよ。ここまでだって、ほとんどモンスターはいなかったじゃない。もしかしたら、既に冒険者達に倒されているかもしれないわよ。」
マネアとは逆に、ミーニャは楽観的である。
「ここまで敵が少なかった原因は、既にモンスターがマーダ神殿に侵攻している事、それと私たちより先に出発したライブハットの兵や冒険者が進行中に倒している事が考えられます。」
「それなら、尚更今のところは安心じゃない。マネアは何をそんなに怖がってるの?」
ビビアンは、マネアの考えを聞くも、尚更マネアが何を不安に思っているかがわからない。
すると、マネアは恐怖を滲ませた表情で答えた。
「そうではないのです! 私が感じるこの視線は……もっとおぞましい……何か。これはモンスターなんかではありません!」
ビビアンは、マネアが何を言ってるのか理解できないでいると、その瞬間、御者台からシャナクの声が響いてくる。
「何者だ! 出てこい!」
その声に、ビビアン達は直ぐに馬車から降りた。
「コココココ、こんばんは勇者様方。今宵はいい月が出ていますねぇ。そして初めまして、私は八天魔王が一人、ゲルマニウムと申します。親しみを込めてゲルマとお呼び下さい。」
その者は、森の木々の影から姿を現すと、不気味な笑みを浮かべながらビビアン達に向けて挨拶する。
突如現れたそいつは、自らを魔王と名乗る。
その容姿は、皺だらけの肌を白粉で塗りたくったようは顔で、魔法使いが着るような紫色のローブを羽織っている、
口調は女っぽいが、容姿や声から男だと感じた。
「何が親しみを込めてよ! ふざけないで! あんたなんか直ぐにぶっ殺してやるんだから!」
魔王と聞いたビビアンは、直ぐに剣を抜く。
「ンフフフ、怖いですねぇ。でも今日はあなた達と戦う気はありませんのよぅ。ちょっと挨拶にきただけですから、コココココ……コケコッコー」
そのふざけた様子にキレたビビアンは、ゲルマに襲いかかった。
「こんのぉ! ふざけた事言って! アンタが戦う気が無くても、こっちはアリアリなのよ!」
ビビアンは、全力でゲルマを斬りつける。
だがしかし、その渾身の一撃はゲルマを一刀両断したかのように見えたが、斬ったのは残像だった。
すると突然、ビビアンの頬が冷たい手で包まれる。
「んフン、綺麗な肌ねぇ。嫉妬しちゃうわぁ。でも乱暴さんは嫌いよん。」
ビビアンの背筋に怖気が走った!
そしていつの間にか後ろにいたゲルマに向かって、振り向きざまに剣を薙ぎ払う。
今度はさっきより力を込めて剣を振った。
ーーしかし、
ゲルマは飛ぶようにふわっと後方にジャンプし、またしても攻撃を避けられてしまう。
「逃げてばかりいないで戦いなさいよ! この卑怯者!」
二度も渾身の攻撃をかわされたビビアンは、苛立ちながら叫んだ。
「ンフフフ、良い攻撃でしたわよぉ~ビビアンちゃん。でもね、目的のモノは確認できたから、今日はおわーりよ。またマーダ神殿で会いましょう。その時はお茶でも飲みながらゆっくりと……。」
その時ゲルマは、何故かビビアンではなく、シャナクの目を見つめながら言った。
ふと気づくと、シャナクの反応がさっきからない。
そして、その目の色は
紫色
に光っていた……。
ゲルマが逃げると判断したミーニャとマネアは、すかさずゲルマを攻撃しようとするが、既にそこにゲルマはいない。
いつの間にか、闇に吸い込まれるように消えていったのだ。
「もうっ! なんなのよアイツ!」
ビビアンは悔しさのあまり、剣を地面に勢いよく突きつける。
そしてゲルマが消えると、マネアとミーニャがビビアンビビアンに駆け寄った。
「大丈夫、ビビアン!? 何もされてない?」
ミーニャは心配そうにビビアンの体を触って確認する。
さっきゲルマに触れられた時、何かされたかと思ったからだ。
しかし、ビビアンは首を横に振る。
「平気よ、だけど、まだあいつの冷たい手の感触が顔に残ってて不快だわ! 次会ったら絶対やっつけてやるんだから!」
パッと見では、ビビアンに異常は見受けられない。
しかし、それでも心配なミーニャは、マネアに確認する様に頼んだ。
「姉さん! 一応呪いとか掛けられていないか確認して!」
マネアは黙って首を縦に振ると、直ぐに状態確認魔法である
【エブリスター】
を唱えた。
青白い光がビビアンを包み込むと……消えた。
状態異常になっている場合、この青がその異常内容によって色が変わる。
変化なく消えたという事は、特に異常がないという事だ。
「大丈夫です、何も異常はありません。」
マネアがそう告げると、ミーニャはホッとため息をつく。
「良かった……それにしてもあいつは何をしにきたわけ? 意味がわからないわ。」
ミーニャは安心した後にそう呟くと、それにマネアが答えた。
「さっきから私が感じていた視線は、どうやらあの魔王のようですね。魔王が消えてから気持ち悪い感じが無くなりました。なぜ現れたかは分かりませんが、これだけはわかります。マーダ神殿に行けば、またゲルマに会うということ。その時は、全員で迎え撃ちましょう。」
マネアの言葉にビビアンは強く頷く。
「わかったわ! マネア、ミーニャ、それとシャナク、頼んだわよ! しっかりサポートしてね! ってシャナク! アンタ人の話聞いてるの!?」
ビビアンがふとシャナクを見ると、彼はボーッとゲルマが消えて行った森の暗闇を見つめていた。
そして、ビビアンの声で我にかえる。
「は! すいませんでした。奴が消えた方が気になってしまいまして……。」
自分が今何をしていたのか、よく思い出せなかったシャナクは適当に答えた。
「ちょっとしっかりしなさいよ、シャナク! 疲れているなら今日の見張りは私が代わるわ。」
意外にもビビアンから優しい言葉が返ってくる。
その言葉を聞き、シャナクは両頬をパチンと手で叩くと気合を入れた。
「いえ、勇者様にそのような事をさせるわけにはいきません。今度は相手に気づかれる前にやっつけて見せますので、どうか勇者様達は馬車の中でお休みください。」
シャナクの変わらない様子にビビアンは少しだけ安心する。
ちょっといつもと雰囲気が違う気がして、少しだけ心配になったのだ。
「そう、わかったわ。でも次はもっと早く教えるのよ。次こそは絶対倒してみせるわ!」
こうしてビビアン達はマーダ神殿に着く前に、魔王ゲルマニウムと邂逅する。
だが魔王ゲルマニウムの目的は、未だ謎に包まれていた。
そして、時折不気味に光るシャナクの瞳。
その瞳に映るのは……。
温泉の湯に浸かり、化粧水を肌に浸透させた女性陣は、いつにもまして艶やかで光輝いている。
「よし行くわよ! シャナク! さっさと行って魔王をぶっ倒すわ!」
ビビアンは気合十分であった。
そして、いつにもまして光輝いている。
ここからマーダ神殿まで、順調に進めばあと二日。
そして出発した初日は、どういうわけか、ほとんどモンスターに遭遇する事なく進んでいった。
そのまま初日の移動を終えたビビアン達は、現在野営をし、馬車の中で話している。
「なんかつまんないわね。やっぱりマネアは心配し過ぎだったんじゃないの? 敵が全然いないわ。」
気合十分で出発したビビアンは、あまりの敵のいなさに拍子抜けしてしまい、不完全燃焼もいいところだった。
たまに出てきたモンスターも、馬に乗るシャナクがやっつけてしまい、ビビアンは代わりにシャナクをやっつけてしまいそうになる。
「いえ、勇者様。実は数時間前から嫌な視線を感じるのです。油断はされないで下さい。」
ビビアンのその様子に、マネアは突然苦言を呈した。
「姉さんは心配し過ぎよ。ここまでだって、ほとんどモンスターはいなかったじゃない。もしかしたら、既に冒険者達に倒されているかもしれないわよ。」
マネアとは逆に、ミーニャは楽観的である。
「ここまで敵が少なかった原因は、既にモンスターがマーダ神殿に侵攻している事、それと私たちより先に出発したライブハットの兵や冒険者が進行中に倒している事が考えられます。」
「それなら、尚更今のところは安心じゃない。マネアは何をそんなに怖がってるの?」
ビビアンは、マネアの考えを聞くも、尚更マネアが何を不安に思っているかがわからない。
すると、マネアは恐怖を滲ませた表情で答えた。
「そうではないのです! 私が感じるこの視線は……もっとおぞましい……何か。これはモンスターなんかではありません!」
ビビアンは、マネアが何を言ってるのか理解できないでいると、その瞬間、御者台からシャナクの声が響いてくる。
「何者だ! 出てこい!」
その声に、ビビアン達は直ぐに馬車から降りた。
「コココココ、こんばんは勇者様方。今宵はいい月が出ていますねぇ。そして初めまして、私は八天魔王が一人、ゲルマニウムと申します。親しみを込めてゲルマとお呼び下さい。」
その者は、森の木々の影から姿を現すと、不気味な笑みを浮かべながらビビアン達に向けて挨拶する。
突如現れたそいつは、自らを魔王と名乗る。
その容姿は、皺だらけの肌を白粉で塗りたくったようは顔で、魔法使いが着るような紫色のローブを羽織っている、
口調は女っぽいが、容姿や声から男だと感じた。
「何が親しみを込めてよ! ふざけないで! あんたなんか直ぐにぶっ殺してやるんだから!」
魔王と聞いたビビアンは、直ぐに剣を抜く。
「ンフフフ、怖いですねぇ。でも今日はあなた達と戦う気はありませんのよぅ。ちょっと挨拶にきただけですから、コココココ……コケコッコー」
そのふざけた様子にキレたビビアンは、ゲルマに襲いかかった。
「こんのぉ! ふざけた事言って! アンタが戦う気が無くても、こっちはアリアリなのよ!」
ビビアンは、全力でゲルマを斬りつける。
だがしかし、その渾身の一撃はゲルマを一刀両断したかのように見えたが、斬ったのは残像だった。
すると突然、ビビアンの頬が冷たい手で包まれる。
「んフン、綺麗な肌ねぇ。嫉妬しちゃうわぁ。でも乱暴さんは嫌いよん。」
ビビアンの背筋に怖気が走った!
そしていつの間にか後ろにいたゲルマに向かって、振り向きざまに剣を薙ぎ払う。
今度はさっきより力を込めて剣を振った。
ーーしかし、
ゲルマは飛ぶようにふわっと後方にジャンプし、またしても攻撃を避けられてしまう。
「逃げてばかりいないで戦いなさいよ! この卑怯者!」
二度も渾身の攻撃をかわされたビビアンは、苛立ちながら叫んだ。
「ンフフフ、良い攻撃でしたわよぉ~ビビアンちゃん。でもね、目的のモノは確認できたから、今日はおわーりよ。またマーダ神殿で会いましょう。その時はお茶でも飲みながらゆっくりと……。」
その時ゲルマは、何故かビビアンではなく、シャナクの目を見つめながら言った。
ふと気づくと、シャナクの反応がさっきからない。
そして、その目の色は
紫色
に光っていた……。
ゲルマが逃げると判断したミーニャとマネアは、すかさずゲルマを攻撃しようとするが、既にそこにゲルマはいない。
いつの間にか、闇に吸い込まれるように消えていったのだ。
「もうっ! なんなのよアイツ!」
ビビアンは悔しさのあまり、剣を地面に勢いよく突きつける。
そしてゲルマが消えると、マネアとミーニャがビビアンビビアンに駆け寄った。
「大丈夫、ビビアン!? 何もされてない?」
ミーニャは心配そうにビビアンの体を触って確認する。
さっきゲルマに触れられた時、何かされたかと思ったからだ。
しかし、ビビアンは首を横に振る。
「平気よ、だけど、まだあいつの冷たい手の感触が顔に残ってて不快だわ! 次会ったら絶対やっつけてやるんだから!」
パッと見では、ビビアンに異常は見受けられない。
しかし、それでも心配なミーニャは、マネアに確認する様に頼んだ。
「姉さん! 一応呪いとか掛けられていないか確認して!」
マネアは黙って首を縦に振ると、直ぐに状態確認魔法である
【エブリスター】
を唱えた。
青白い光がビビアンを包み込むと……消えた。
状態異常になっている場合、この青がその異常内容によって色が変わる。
変化なく消えたという事は、特に異常がないという事だ。
「大丈夫です、何も異常はありません。」
マネアがそう告げると、ミーニャはホッとため息をつく。
「良かった……それにしてもあいつは何をしにきたわけ? 意味がわからないわ。」
ミーニャは安心した後にそう呟くと、それにマネアが答えた。
「さっきから私が感じていた視線は、どうやらあの魔王のようですね。魔王が消えてから気持ち悪い感じが無くなりました。なぜ現れたかは分かりませんが、これだけはわかります。マーダ神殿に行けば、またゲルマに会うということ。その時は、全員で迎え撃ちましょう。」
マネアの言葉にビビアンは強く頷く。
「わかったわ! マネア、ミーニャ、それとシャナク、頼んだわよ! しっかりサポートしてね! ってシャナク! アンタ人の話聞いてるの!?」
ビビアンがふとシャナクを見ると、彼はボーッとゲルマが消えて行った森の暗闇を見つめていた。
そして、ビビアンの声で我にかえる。
「は! すいませんでした。奴が消えた方が気になってしまいまして……。」
自分が今何をしていたのか、よく思い出せなかったシャナクは適当に答えた。
「ちょっとしっかりしなさいよ、シャナク! 疲れているなら今日の見張りは私が代わるわ。」
意外にもビビアンから優しい言葉が返ってくる。
その言葉を聞き、シャナクは両頬をパチンと手で叩くと気合を入れた。
「いえ、勇者様にそのような事をさせるわけにはいきません。今度は相手に気づかれる前にやっつけて見せますので、どうか勇者様達は馬車の中でお休みください。」
シャナクの変わらない様子にビビアンは少しだけ安心する。
ちょっといつもと雰囲気が違う気がして、少しだけ心配になったのだ。
「そう、わかったわ。でも次はもっと早く教えるのよ。次こそは絶対倒してみせるわ!」
こうしてビビアン達はマーダ神殿に着く前に、魔王ゲルマニウムと邂逅する。
だが魔王ゲルマニウムの目的は、未だ謎に包まれていた。
そして、時折不気味に光るシャナクの瞳。
その瞳に映るのは……。
0
あなたにおすすめの小説
病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。
もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる