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23 戦場に舞う炎嵐
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その夜、ビビアン達は突然の魔王襲来を受けてから警戒を強めるも、その後は特にモンスターの襲撃はなかった。
そして翌朝。
「流石に二度目は無かったわね。まぁいいわ、今日にはマーダ神殿に着くもの。そこで奴の息の根を止めてみせるわ。」
ビビアンは昨日の事がよほど悔しかったのか、再戦に燃えている。
「そうですね。マーダ神殿が今どうなっているのかはわかりませんが、今も沢山のモンスターに囲まれているはずです。周囲に気を配りながら進みましょう。それとシャナクさん、少しは休めましたか?」
マネアは、シャナクの顔色を確認しながら聞いた。
何故なら、昨晩シャナクは寝ていない。
理由は単純である。
昨日の襲撃を受けて、シャナクは危機感を感じていたからだ。
普段なら魔物除けの魔法ホリフラムを使い、夜はシャナクも寝ていたのだが、昨日の様に魔王が現れた場合、ホリフラムを使っていても破られる可能性がある。
まさか直接魔王が襲撃してくるとは思わなかったが、一度ある事は二度あると思った方がいい。
そう考えた故、シャナクは徹夜で警戒をしていた。
そんなシャナクを心配していたのがマネアである。
彼女はシャナク一人に任せるには負担が大きい為、途中で交代する事を申し出たが、断られてしまった。
それはシャナクなりの気遣いである。
せっかくお肌を綺麗にしたばかりの女性に、徹夜をさせるわけにはいかない。
それに間も無くマーダ神殿に到着できると踏んでいた為、一日くらいなら問題ないし、何より格好つけたかった訳だ。
とはいえ、やはりその疲労は、日が昇り始める頃には顔に表れており、それを見たマネアが再度交代を申し出て、そこでやっとシャナクは折れた。
そういうわけで短い間ではあるが、休む事ができたシャナクの顔色は、さっきより少しだけ良くなっている。
「はい、マネアさん。おかげ様で大分休むことができました、問題なく行動できます。」
「それなら……よかったです。無理はしないでくださいね。」
マネアは、シャナクに熱い視線で見つめられながら感謝された事に、頬を朱色に染める。
そしてシャナクはというと、マネアの優しさと、その照れた顔にドキドキしていた。
この子めっちゃええ子じゃないか!
俺……この戦いが終わったら、この子と結婚するんだ!
と、フラグ的な事を考えるシャナクであるが、口にはしない。
決戦の前でそういった事を口にするのが危険であることをシャナクは知っている。
だがこの短い期間で、シャナクの心はマネアに夢中になっていた。
セクシーな妹であるミーニャも捨てがたいが、やはり男は自分に優しい女性に弱い。
姉妹丼……。
いかんいかん!
私は何を考えているんだ。
これから激しい戦いとなるのだ、雑念を捨てろ!
シャナクは自分にそう言い聞かせる。
「よっし! じゃあ行こうビビアン。今日は派手に踊るわよ!」
最後にミーニャが気合を入れると、馬車は再びマーダ神殿に向けて出発した。
そこから2時間程モンスターと遭遇することなく進んで行くと、遠くに大きな神殿とそれを囲むように存在する無数の何かが見えてくる。
やはりマーダ神殿の周囲はモンスターに囲まれており、遠目からも至るところで戦闘が行われているのがわかった。
「勇者様! マーダ神殿が見えてきましたぞ! 沢山のモンスターがおります。警戒してください。」
「わかったわ! ここからはアタシも降りて歩いていくわ!」
シャナクの声を聞くと、ビビアン達は馬車から降りて歩き始める。
そのまましばらく進んでいくと、街道上に、人間と思われる無数の死体が野晒しにされているのを目撃した。
「酷い……。まさかここまで酷い状況だとは思いませんでした。でも、この先でまだ戦っている者達がいるはずです。早く助けにいきましょう。」
「わかったわ、少し速度を上げるわよ。それとマネア、もう一度確認するけど、まだサクセスはここには着いていないのね?」
マネアの言葉に、更にビビアンが昨日から繰り返し聞いていた質問をする。
「はい、どんなに急いでも後五日はかかるでしょう。普通に向かっているなら、まだ一週間は平気なはずです。」
それを聞いて安心するビビアン。
「わかったわ。じゃあサクセスが来るまでに、ここの戦場を鎮めるわよ!」
ビビアン達は先に見える、戦闘が行われている平原に向かって速度を上げる。
その平原では千を超えるモンスター達が、冒険者や兵士達と戦っていた。
ビビアンは戦場に突撃すると叫ぶ。
「私は勇者ビビアンよ! 加勢に来たわ! 巻き添えを食らいたくなかったら全員どいて!」
その力強くも透き通った声は、驚くほど戦場に響き渡り、誰もがビビアンの方に振り向いた。
そして、ビビアンから発せられる七色の光に目を開く。
「ゆ、勇者様だ! 勇者様がきたぞおぉぉ!」
「助かった! これでまたかぁちゃんに会えるぞ! オラ八人目の子供を作るんだい!」
「プッツン勇者様ばんざーーーい! あ、やべ。睨まれた……にげろ!」
溢れかえる大歓声に、沸き立つ戦場。
勇者の加勢に、誰もが歓喜した。
「皆の者、ひけーーい! ひけーーい! 勇者様の邪魔にならぬように散るのだ!」
そしてビビアンの声を聞いた隊長風の男は、全員に撤退の命令を始める。
兵士と冒険者たちが後退したのを見て、早速ビビアンは大王者の剣を振りかざした。
「しょっぱなから飛ばすわよ、シャナク! 援護して!」
「わかりました勇者様! 【ゴンべギラ】」
戦場に、燃え盛る火炎が火柱をあげる。
更に、そこに真空の刃を纏った暴風が撒きあがった。
「食らいなさい!! フレイムストーム!!」
炎の暴風が、戦場にいる無数のモンスター達に襲い掛かる。
その傍で、マネアはミーニャに向かって叫んでいた。
「ミーニャは後退しながら戦っている冒険者たちの援護に向かって! 私は倒れている人たちを回復させながら、勇者様達の援護をするわ!」
マネアはそう言うと、次々に補助呪文をビビアンとシャナクに向けて唱える。
【ペプシム】 防御力アップ
【ファンタム】 魔法防御アップ
【レッドブルー】 スタミナ増強
ビビアンとシャナクは、マネアの魔法を受けて力がみなぎってきた。
「これいいわね、マネア! シャナク、私はあの巨大な石人形たちに突っ込むから、周囲と上空の敵を頼んだわよ。」
「はは! お任せください! 【ギガナゾン】」
ビビアンはそう言うと、先ほどの合体攻撃で倒れなかったゴーレムたちに向けて駆け出した。
地上にいた火に弱い獣系と植物系のモンスター達は、先ほど凄まじい炎の嵐に塵と消えたが、まだまだ生き残っているモンスターは多い。
更に上空には妖精ドラゴンやグレムリン等の悪魔系モンスターが飛び交っている。
シャナクの爆裂魔法は、それらを次々と撃ち落としていった。
そしてビビアンが向かう先にいるゴーレム系モンスターは、ゴレムズと呼ばれる種族であり、色や大きさによって名前も強さも、まちまちだ。
ストーンゴレムス
アイアンゴレムス
ゴールドゴレムス
そして、その頂点に立つ
ヘルゴレムス
ビビアンの前に立ちはだかるは、ビビアンの体の何十倍も大きい巨体の軍団。
ゴレムズは物理防御力、魔法防御力が共に高いモンスターとして有名であり、魔法攻撃こそしてこないものの、その巨体から繰り出される攻撃力は計り知れない。
さっきまで兵士や冒険者たちは、このゴレムズ相手に為す術なく、後退を余儀なくされていた。
しかし、ビビアンはゴレムズを見てニヤリと笑う。
昨日の悔しい思いと、不完全燃焼だった苛立ちもあり、目の前にいる倒しがいのある敵たちを見て笑ったのだ。
「行くわよ! このデクノボウ!」
こうして、ビビアン達のマーダ神殿における最初の戦いが始まったのであった。
そして翌朝。
「流石に二度目は無かったわね。まぁいいわ、今日にはマーダ神殿に着くもの。そこで奴の息の根を止めてみせるわ。」
ビビアンは昨日の事がよほど悔しかったのか、再戦に燃えている。
「そうですね。マーダ神殿が今どうなっているのかはわかりませんが、今も沢山のモンスターに囲まれているはずです。周囲に気を配りながら進みましょう。それとシャナクさん、少しは休めましたか?」
マネアは、シャナクの顔色を確認しながら聞いた。
何故なら、昨晩シャナクは寝ていない。
理由は単純である。
昨日の襲撃を受けて、シャナクは危機感を感じていたからだ。
普段なら魔物除けの魔法ホリフラムを使い、夜はシャナクも寝ていたのだが、昨日の様に魔王が現れた場合、ホリフラムを使っていても破られる可能性がある。
まさか直接魔王が襲撃してくるとは思わなかったが、一度ある事は二度あると思った方がいい。
そう考えた故、シャナクは徹夜で警戒をしていた。
そんなシャナクを心配していたのがマネアである。
彼女はシャナク一人に任せるには負担が大きい為、途中で交代する事を申し出たが、断られてしまった。
それはシャナクなりの気遣いである。
せっかくお肌を綺麗にしたばかりの女性に、徹夜をさせるわけにはいかない。
それに間も無くマーダ神殿に到着できると踏んでいた為、一日くらいなら問題ないし、何より格好つけたかった訳だ。
とはいえ、やはりその疲労は、日が昇り始める頃には顔に表れており、それを見たマネアが再度交代を申し出て、そこでやっとシャナクは折れた。
そういうわけで短い間ではあるが、休む事ができたシャナクの顔色は、さっきより少しだけ良くなっている。
「はい、マネアさん。おかげ様で大分休むことができました、問題なく行動できます。」
「それなら……よかったです。無理はしないでくださいね。」
マネアは、シャナクに熱い視線で見つめられながら感謝された事に、頬を朱色に染める。
そしてシャナクはというと、マネアの優しさと、その照れた顔にドキドキしていた。
この子めっちゃええ子じゃないか!
俺……この戦いが終わったら、この子と結婚するんだ!
と、フラグ的な事を考えるシャナクであるが、口にはしない。
決戦の前でそういった事を口にするのが危険であることをシャナクは知っている。
だがこの短い期間で、シャナクの心はマネアに夢中になっていた。
セクシーな妹であるミーニャも捨てがたいが、やはり男は自分に優しい女性に弱い。
姉妹丼……。
いかんいかん!
私は何を考えているんだ。
これから激しい戦いとなるのだ、雑念を捨てろ!
シャナクは自分にそう言い聞かせる。
「よっし! じゃあ行こうビビアン。今日は派手に踊るわよ!」
最後にミーニャが気合を入れると、馬車は再びマーダ神殿に向けて出発した。
そこから2時間程モンスターと遭遇することなく進んで行くと、遠くに大きな神殿とそれを囲むように存在する無数の何かが見えてくる。
やはりマーダ神殿の周囲はモンスターに囲まれており、遠目からも至るところで戦闘が行われているのがわかった。
「勇者様! マーダ神殿が見えてきましたぞ! 沢山のモンスターがおります。警戒してください。」
「わかったわ! ここからはアタシも降りて歩いていくわ!」
シャナクの声を聞くと、ビビアン達は馬車から降りて歩き始める。
そのまましばらく進んでいくと、街道上に、人間と思われる無数の死体が野晒しにされているのを目撃した。
「酷い……。まさかここまで酷い状況だとは思いませんでした。でも、この先でまだ戦っている者達がいるはずです。早く助けにいきましょう。」
「わかったわ、少し速度を上げるわよ。それとマネア、もう一度確認するけど、まだサクセスはここには着いていないのね?」
マネアの言葉に、更にビビアンが昨日から繰り返し聞いていた質問をする。
「はい、どんなに急いでも後五日はかかるでしょう。普通に向かっているなら、まだ一週間は平気なはずです。」
それを聞いて安心するビビアン。
「わかったわ。じゃあサクセスが来るまでに、ここの戦場を鎮めるわよ!」
ビビアン達は先に見える、戦闘が行われている平原に向かって速度を上げる。
その平原では千を超えるモンスター達が、冒険者や兵士達と戦っていた。
ビビアンは戦場に突撃すると叫ぶ。
「私は勇者ビビアンよ! 加勢に来たわ! 巻き添えを食らいたくなかったら全員どいて!」
その力強くも透き通った声は、驚くほど戦場に響き渡り、誰もがビビアンの方に振り向いた。
そして、ビビアンから発せられる七色の光に目を開く。
「ゆ、勇者様だ! 勇者様がきたぞおぉぉ!」
「助かった! これでまたかぁちゃんに会えるぞ! オラ八人目の子供を作るんだい!」
「プッツン勇者様ばんざーーーい! あ、やべ。睨まれた……にげろ!」
溢れかえる大歓声に、沸き立つ戦場。
勇者の加勢に、誰もが歓喜した。
「皆の者、ひけーーい! ひけーーい! 勇者様の邪魔にならぬように散るのだ!」
そしてビビアンの声を聞いた隊長風の男は、全員に撤退の命令を始める。
兵士と冒険者たちが後退したのを見て、早速ビビアンは大王者の剣を振りかざした。
「しょっぱなから飛ばすわよ、シャナク! 援護して!」
「わかりました勇者様! 【ゴンべギラ】」
戦場に、燃え盛る火炎が火柱をあげる。
更に、そこに真空の刃を纏った暴風が撒きあがった。
「食らいなさい!! フレイムストーム!!」
炎の暴風が、戦場にいる無数のモンスター達に襲い掛かる。
その傍で、マネアはミーニャに向かって叫んでいた。
「ミーニャは後退しながら戦っている冒険者たちの援護に向かって! 私は倒れている人たちを回復させながら、勇者様達の援護をするわ!」
マネアはそう言うと、次々に補助呪文をビビアンとシャナクに向けて唱える。
【ペプシム】 防御力アップ
【ファンタム】 魔法防御アップ
【レッドブルー】 スタミナ増強
ビビアンとシャナクは、マネアの魔法を受けて力がみなぎってきた。
「これいいわね、マネア! シャナク、私はあの巨大な石人形たちに突っ込むから、周囲と上空の敵を頼んだわよ。」
「はは! お任せください! 【ギガナゾン】」
ビビアンはそう言うと、先ほどの合体攻撃で倒れなかったゴーレムたちに向けて駆け出した。
地上にいた火に弱い獣系と植物系のモンスター達は、先ほど凄まじい炎の嵐に塵と消えたが、まだまだ生き残っているモンスターは多い。
更に上空には妖精ドラゴンやグレムリン等の悪魔系モンスターが飛び交っている。
シャナクの爆裂魔法は、それらを次々と撃ち落としていった。
そしてビビアンが向かう先にいるゴーレム系モンスターは、ゴレムズと呼ばれる種族であり、色や大きさによって名前も強さも、まちまちだ。
ストーンゴレムス
アイアンゴレムス
ゴールドゴレムス
そして、その頂点に立つ
ヘルゴレムス
ビビアンの前に立ちはだかるは、ビビアンの体の何十倍も大きい巨体の軍団。
ゴレムズは物理防御力、魔法防御力が共に高いモンスターとして有名であり、魔法攻撃こそしてこないものの、その巨体から繰り出される攻撃力は計り知れない。
さっきまで兵士や冒険者たちは、このゴレムズ相手に為す術なく、後退を余儀なくされていた。
しかし、ビビアンはゴレムズを見てニヤリと笑う。
昨日の悔しい思いと、不完全燃焼だった苛立ちもあり、目の前にいる倒しがいのある敵たちを見て笑ったのだ。
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