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しおりを挟む「あれ~エリザベス様こんなところで何してるんですか~手を繋いでるのアレン様ですよね。浮気ですか~」
はぁ~バレたわね
めんどくさいわね
「おいっエリザベスお前は俺の婚約者だろ、浮気とは良いご身分だな。」
「浮気ではありませんわ、それより呼び捨てにしないでくれます?」
「俺の婚約者なんだから呼び捨てして何が悪い、それより誤魔化すつもりか、男と手を繋いでいて何が浮気じゃないだ。」
「貴方なんて私の婚約者でもなんでもないですわ。赤の他人です。信じられないなら陛下に話を聞いたらどうですか?それか陛下からの手紙を読んだらどうです」
「なに訳のわからないことを言っている、お前は俺の婚約者だろ」
はあ~何で説明されても分からないのよ、
頭悪い人には何て説明したら理解するのかしら?
「リオンいい加減にしろ、文句を言うなら自分の部屋にある、陛下の手紙を読んでからにしろ、本来ならその手紙を読んでない時点であり得ないことだぞ」
「うるさい!!妾の子の癖に俺に指図するな。お前が俺に命令するなんて身の程を知れ、お前は俺よりしたの存在のくせに、俺の婚約者に手を出すなんてこの卑しい奴め」
実の兄にこんな事言うなんて、性格悪いにもほどかあるわ
それにアレンは妾の子ではありませんわ
間違った情報を言いふらすなんて、王族としてあり得ないわ。いいえ人としてもあり得ない
「いい加減にしなさい。アレンは妾の子では決してありませんわ。アレンは側室様の前夫との子供ですわ。貴方が言うような卑しい生まれではありませんわ。」
「うるさい!!女が俺に説教なんてするな。お前は俺が貰ってやらなければ結婚相手なんて居ないだろ、大人しく俺に従ってればいいんだ。」
「だから貴方はもう婚約者では無いと言ってますでしょ。それに貴方は私に男と手を繋いでる事で浮気だと騒いでますが、貴方はどうなんですか?サリーさんと腕まで組んでお二人きりで遊びに来てるみたいですけど、やってること私より陰湿ではなくて?まぁもう婚約してないので貴方が誰と付き合おうがどうでも良いですけど」
「俺は特別だから良いんだ、俺は王族だぞ俺のやることは何でも許される」
「それなら私も王族ですわよ」
「お前は女だから俺の方が偉いんだ」
この男、馬鹿ですの?
「貴方は王様にでもなったつもりですの?貴方は三男なのでこの国の王にもなれない、万一、私と結婚出来たとしても貴方は女王になる私の王配ですわ。貴方が私より偉いなんてあり得ませんわ。貴方こそ身の程を弁えなさい」
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