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第一章 『秘められた異次元(シークレットディメンション)』への扉!
第15話 アルシャードの奥義!
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アルシャードは一気に片を付けようと、オレに接近する。
「太刀とナイフの違いは、攻撃力の差!
いかに君が攻撃を当てようと、ダメージが少ないのならば、太刀の重い一撃で終わりだ!」
アルシャードは、オレに攻撃を喰らわそうと剣を振りかざす。
その瞬間、アルシャードの横腹に眼で確認するのがやっとの弾丸のような物が飛び込んできた。
アルシャードは、常人以上の動きでそれを紙一重でかわしたが、何が起きたか分からず、間合いを取る。
そこをすかさず、弾丸のような物が飛んできて、アルシャードを攻撃する。
アルシャードは、その飛んで来る物が何かを確認すると、それはオレのナイフだった。
「バカな! 投げるスピードとは、桁違いの速さだ!
剣で避けているから良いものの、一撃でも致命傷になり得る威力だぞ!」
アルシャードが冷静に分析できないうちに、オレはどんどん攻め立てる。
アルシャードはかなりのダメージを負いつつも、何とか致命傷は避けている。
その上で、何とか冷静さを取り戻し、オレの攻撃を分析した。
「なるほど……。ナイフに火薬を仕込んで、飛ばしているわけか……。
ナイフが弱いと言ったが、それは飛んでくる威力が弱い場合だったな。
威力が強いと、俺の身体を貫通させるほどの威力だ!
生半可な攻撃力ではない。
しかも、これでまだ、遠近法を使っていないのだからな。
あれを使えば、もはや避けることも出来んかもしれん!」
「さすがだな……。
スピードが速いから、遠近法を使う必要が無いと思っていたが、それを分析し致命傷を避けているとは……。
どうする? この辺で止めにしないか? 別に命を懸けるほどの戦いではないだろう? オレの実力なら十分に見たはず……。
これ以上は、お互い無事に済まんぞ!」
「確かにな……。
この段階で、君は私の合格ラインを軽々と突破している。
これ以上は、私も命をかけなければ、勝機は無いだろう。
しかし、剣士としてもプライドが引く気にさせん! これは、私のわがままだ!
最後に私の渾身の一撃を受けてみよ!」
アルシャードはそう言うと、オレから離れ、剣を鞘に納める。
その行動に不審を持ち、オレは尋ねる。
「何のつもりだ。どうして剣を納める?」
アルシャードは不敵に笑って言う。
「ふふふ、太刀の最初にして最大の奥義は、居合い切りにある。
スピード、攻撃力、それら全てが合わさったのが居合いだ!
防御を捨て、スピードと攻撃に全神経を集中した時、どんな攻撃さえも通用しない無敵の一撃となる。
『神技剣』と呼んでいる。
その名の通り、私自身の全神経を研ぎ澄まし、最大限神に近付けた剣技だ。
避ける事も、防御する事もできない必殺の剣技と化す!
これが私の全力だ!」
アルシャードがそう言いながら、今まで以上の威圧感が増して来る。
本来ならば、こうして喋っている時に攻撃をしようと考えるものだが、その威圧感が全てを物語っていた。
今のアルシャードには、どんな攻撃も通用しないと……。
ここに来て、オレは焦り始めていた。
(まずい、オレには、奴のような一撃必殺が無いんだ。
奴が穏やかに、冷静に剣を納めたから黙って見ていたが、今のこの状態になると、どんな攻撃も防がれそうだ。
それは、手数を増やしても同じ……。
どうする? どうやってこの一撃をかわす?)
最大の緊張感と興奮の中で、オレは突破口を探し出した。
「では、いくぞ!」
アルシャードはそう言って、居合い切りをしかけて来る。
オレは、ある物を投げつけるが、予想通り、それは真ッ二つに切り裂かれた。
しかし、それもオレの計算の内だった。
「何! 煙幕か……」
アルシャードは視界が見えなくなっても、攻撃を続けて来る。
オレはナイフをさっきのように飛ばして攻撃するが、全て弾かれてしまう。
アルシャードは、確実にオレに迫りつつあった。
「煙幕を張って、死角から攻撃したつもりのようだが、そんなものはすべて無駄だ!
極限に研ぎ澄まされた俺の前には、効かぬ!」
誰もがオレの負けと覚悟した瞬間、アルシャードは突然に崩れ落ちた。
勢いのあまり、オレの前まで滑りこんで来る。
そして、オレの前に仰向けで倒れ込んで止まった。
「バカな! 何が起きた?」
アルシャードの言葉をオレは答える。
「確かに、あんたへの攻撃は全て読まれていたようだが、あんた以外の攻撃には、判断力も鈍るようだな。
俺はあんたに攻撃すると同時に、あんたの手前の地面にもナイフを攻撃していた。
それは、集中力の研ぎ澄まされたあんただからこそ引っかかったのさ。
さすがに、止められるかは分からなかったけどね!」
アルシャードはそう言われ、地面を確認する。そして君を認めて言う。
「まさか、この俺を止められるとはな……。
一応、君を殺さないようにするため、最後の必殺の一撃を地面に放つつもりだったのだが、それも必要無かったようだ。君は俺よりも強い!」
こうして決闘は無事に終わり、オレはドワーフから結婚指輪を作ってもらうことができた。敗れ去ったアルシャードは、また修行の旅へと旅立って行く。
鍛冶屋のドワーフは言う。
「まさか、あのアルシャードを破るとは……。
結婚は、この国のそれぞれの部族が責任を持って取り仕切りますよ!
何せ、この国の王様となる人ですからね!」
その言葉を聞き、オレは言う。
「いや、オレはこの国の王にはならないよ。
シルビアさんと日本で暮らそうかと考えているんだ。ダメかな?」
オレは恐る恐るシルビアさんの方を見る。
その顔には、覚悟を決めた顔をしていた。
「分かりました。ですが……」
オレとシルビアさんは、みんなに祝福されながら結婚する。
しかし、オレ達は未だに異世界から帰る方法を知らない。
アルシャード
年齢 55歳 男 ドワーフ
職業: 剣王として名高い
称号: 最強の剣士
HP(体力): 80
MP(魔力): 30
攻撃力: 90 (大剣・太刀を装備すると技が使える)
防御力: 60 (精神的強さ80)
スピード: 90
知力: 70 (集中力が切れると0になる)
得意技:居合い切り・薙ぎ払い・石を飛ばすなど。
(主人公に負けたが、あくまで実力を測る程度だった。実践になると、泥臭く戦うこともしばしば。そういう戦い方が好きらしい)
「太刀とナイフの違いは、攻撃力の差!
いかに君が攻撃を当てようと、ダメージが少ないのならば、太刀の重い一撃で終わりだ!」
アルシャードは、オレに攻撃を喰らわそうと剣を振りかざす。
その瞬間、アルシャードの横腹に眼で確認するのがやっとの弾丸のような物が飛び込んできた。
アルシャードは、常人以上の動きでそれを紙一重でかわしたが、何が起きたか分からず、間合いを取る。
そこをすかさず、弾丸のような物が飛んできて、アルシャードを攻撃する。
アルシャードは、その飛んで来る物が何かを確認すると、それはオレのナイフだった。
「バカな! 投げるスピードとは、桁違いの速さだ!
剣で避けているから良いものの、一撃でも致命傷になり得る威力だぞ!」
アルシャードが冷静に分析できないうちに、オレはどんどん攻め立てる。
アルシャードはかなりのダメージを負いつつも、何とか致命傷は避けている。
その上で、何とか冷静さを取り戻し、オレの攻撃を分析した。
「なるほど……。ナイフに火薬を仕込んで、飛ばしているわけか……。
ナイフが弱いと言ったが、それは飛んでくる威力が弱い場合だったな。
威力が強いと、俺の身体を貫通させるほどの威力だ!
生半可な攻撃力ではない。
しかも、これでまだ、遠近法を使っていないのだからな。
あれを使えば、もはや避けることも出来んかもしれん!」
「さすがだな……。
スピードが速いから、遠近法を使う必要が無いと思っていたが、それを分析し致命傷を避けているとは……。
どうする? この辺で止めにしないか? 別に命を懸けるほどの戦いではないだろう? オレの実力なら十分に見たはず……。
これ以上は、お互い無事に済まんぞ!」
「確かにな……。
この段階で、君は私の合格ラインを軽々と突破している。
これ以上は、私も命をかけなければ、勝機は無いだろう。
しかし、剣士としてもプライドが引く気にさせん! これは、私のわがままだ!
最後に私の渾身の一撃を受けてみよ!」
アルシャードはそう言うと、オレから離れ、剣を鞘に納める。
その行動に不審を持ち、オレは尋ねる。
「何のつもりだ。どうして剣を納める?」
アルシャードは不敵に笑って言う。
「ふふふ、太刀の最初にして最大の奥義は、居合い切りにある。
スピード、攻撃力、それら全てが合わさったのが居合いだ!
防御を捨て、スピードと攻撃に全神経を集中した時、どんな攻撃さえも通用しない無敵の一撃となる。
『神技剣』と呼んでいる。
その名の通り、私自身の全神経を研ぎ澄まし、最大限神に近付けた剣技だ。
避ける事も、防御する事もできない必殺の剣技と化す!
これが私の全力だ!」
アルシャードがそう言いながら、今まで以上の威圧感が増して来る。
本来ならば、こうして喋っている時に攻撃をしようと考えるものだが、その威圧感が全てを物語っていた。
今のアルシャードには、どんな攻撃も通用しないと……。
ここに来て、オレは焦り始めていた。
(まずい、オレには、奴のような一撃必殺が無いんだ。
奴が穏やかに、冷静に剣を納めたから黙って見ていたが、今のこの状態になると、どんな攻撃も防がれそうだ。
それは、手数を増やしても同じ……。
どうする? どうやってこの一撃をかわす?)
最大の緊張感と興奮の中で、オレは突破口を探し出した。
「では、いくぞ!」
アルシャードはそう言って、居合い切りをしかけて来る。
オレは、ある物を投げつけるが、予想通り、それは真ッ二つに切り裂かれた。
しかし、それもオレの計算の内だった。
「何! 煙幕か……」
アルシャードは視界が見えなくなっても、攻撃を続けて来る。
オレはナイフをさっきのように飛ばして攻撃するが、全て弾かれてしまう。
アルシャードは、確実にオレに迫りつつあった。
「煙幕を張って、死角から攻撃したつもりのようだが、そんなものはすべて無駄だ!
極限に研ぎ澄まされた俺の前には、効かぬ!」
誰もがオレの負けと覚悟した瞬間、アルシャードは突然に崩れ落ちた。
勢いのあまり、オレの前まで滑りこんで来る。
そして、オレの前に仰向けで倒れ込んで止まった。
「バカな! 何が起きた?」
アルシャードの言葉をオレは答える。
「確かに、あんたへの攻撃は全て読まれていたようだが、あんた以外の攻撃には、判断力も鈍るようだな。
俺はあんたに攻撃すると同時に、あんたの手前の地面にもナイフを攻撃していた。
それは、集中力の研ぎ澄まされたあんただからこそ引っかかったのさ。
さすがに、止められるかは分からなかったけどね!」
アルシャードはそう言われ、地面を確認する。そして君を認めて言う。
「まさか、この俺を止められるとはな……。
一応、君を殺さないようにするため、最後の必殺の一撃を地面に放つつもりだったのだが、それも必要無かったようだ。君は俺よりも強い!」
こうして決闘は無事に終わり、オレはドワーフから結婚指輪を作ってもらうことができた。敗れ去ったアルシャードは、また修行の旅へと旅立って行く。
鍛冶屋のドワーフは言う。
「まさか、あのアルシャードを破るとは……。
結婚は、この国のそれぞれの部族が責任を持って取り仕切りますよ!
何せ、この国の王様となる人ですからね!」
その言葉を聞き、オレは言う。
「いや、オレはこの国の王にはならないよ。
シルビアさんと日本で暮らそうかと考えているんだ。ダメかな?」
オレは恐る恐るシルビアさんの方を見る。
その顔には、覚悟を決めた顔をしていた。
「分かりました。ですが……」
オレとシルビアさんは、みんなに祝福されながら結婚する。
しかし、オレ達は未だに異世界から帰る方法を知らない。
アルシャード
年齢 55歳 男 ドワーフ
職業: 剣王として名高い
称号: 最強の剣士
HP(体力): 80
MP(魔力): 30
攻撃力: 90 (大剣・太刀を装備すると技が使える)
防御力: 60 (精神的強さ80)
スピード: 90
知力: 70 (集中力が切れると0になる)
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