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第一章 『秘められた異次元(シークレットディメンション)』への扉!
第19話 異次元空間と次元能力の発見!
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一時間くらいすると、シルビアさんが手術を終えて戻って来た。
更に二時間ほど、ギンロウが回復するために、シルビアさんと二人で時間を潰していた。
ギンロウが好きだったという寿司料理を二人で作る。
材料は限られているので、酢で様々な具材を使い、形だけの寿司が完成した。
寿司が完成したのを待っていたようにして、ギンロウが眼を覚ました。
シルビアさんは、たった今作ったばかりの料理を見せて言う。
「ほら、ギンロウの好きなお寿司ですよ!」
「え? 俺、寿司よりもハンバーグみたいながっつりした方が好きだって言ったけど……」
「え、そうでしたっけ? 寿司もいけるって言ってましたよね?」
「いや、日本の寿司はうまいけど、魚料理は基本的に駄目なんですよ。
ほら、オオカミなんで……。魚アレルギー出ちゃう……」
「まあ、魚部分だけ抜いておくんで、食べてくださいね!
この肉は、さっき取り寄せた新鮮な肉を使って調理しています。
残さず食べてね♡」
シルビアさんはたまに残酷な面があるようだ。
オレはギンロウの気持ちを察し、牛肉でハンバーグを作ってみた。
思いのほかうまくいき、ギンロウも喜んで食べた。
魚は、シルビアさんが美味しくいただきました。
謎の肉は、怖いので食べずに取っておき、後でオーガに食わせた。
美味い、美味いといって食べていた。
どうやら人狼の肉は美味いらしい。
他の人に話せない秘密ができてしまった。
まあ、どうでも良いことだが……。
食事も済んで元気が出たところで、本題に入ることにした。
オレ達はギンロウに、別の異次元世界の日本に帰りたい事を伝える。
すると、ギンロウは帰る事に協力してくれるようだ。
「おお、日本人だったのか。俺も丁度新作ゲームが欲しかったから、一緒に帰るぜ!」
ギンロウの言葉にオレは戸惑う。
宇宙に飛び出して月に行くくらいの覚悟をしていたのに、ギンロウの反応は近所に出かけるくらいの感じだった。
「え、日本に来るのか? しかも、そんなコンビニに行く感覚で……」
「まあ、この世界だと、俺くらいしか異次元世界を行き来できないけど、日本ならば条件さえ整えば、誰でも異世界に行けるんだぜ!」
「その条件というのは?」
「要は、時速百キロを超える乗り物と、異次元ゲートを開けるだけのパワーがあればいいんだよ。
俺の場合は、電力を使って異次元ゲートを開け、ジェットコースターに乗り込めば、異次元の壁を突破することができる。
後は、目的地を決める事だけど、それにはちょっとしたコツがいる。
素人にはそれが難しいかもな……」
「コツというのは? オレでも出来るのか?」
「写真やら、日本のお前の行きたい場所を思い描けるような物があれば簡単なんだが……。
簡単に言えば、異次元ゲートを通過する時に、日本の行きたい場所を思い浮かべることができると、その場所に辿り着く事ができるんだ。
何も思い浮かばないなら、以前に異次元ゲートを通った人物と同じ場所に辿り着く。
ちなみに、お前と俺が一緒に同じ場所に行く場合は、お前だけが行き場所を思い浮かべて、俺は何も考えずにお前の身体に触れていれば良い。そうすれば、同じ場所に辿り着ける。
これが最も原始的な異次元空間を移動する方法だ。
人間の脳の潜在能力を用いて異次元空間を移動する技術らしい」
「つまり、ジェットコースターに乗りながら、オレの行きたい場所を思い浮かべれば良いってことか。
他の同伴者は何も考えずに……。
本当にこれで異次元空間を越えることができるのか?
乗り物に乗っている奴は、何人かが条件をクリアしてそうだけど……」
「ああ、そうだろうな。
本来は、人間の脳を研究していた科学者が発見した現象らしい。
普通の人間が行きたい場所を思い浮かべても、ほぼ間違いなく異次元空間へ行けるゲートが開く現象が発生することはないが、次元能力という人間自らの力を制御することができれば、自力で異次元空間を開けることができるらしい。
人間の脳は、小さな宇宙空間のように複雑にできている。
宇宙空間と脳が共鳴し合い、一種のワープ能力になるそうだよ。
まあ、人間でその能力を扱える人物は稀らしいから、ほとんどは別の次元能力に変換されるけどな。
ワープ能力は、基本中の基本だが、脳が制御できなくなる事を恐れて、別の次元能力に定着するらしい。
だが、人間の潜在能力から誰でも簡単なワープ能力は持っているらしい。
ある特定の場所を思い浮かべ、機械の異次元空間発生装置を使用することによって、ワープ能力に限定する。
そうする事で初めて異次元空間を越えることが出来るんだ。
ほとんどの人間は、雑念が多くて、自分の得意そうな次元能力に変換してしまうから、自力でワープする事はできないが、稀に集中している時などにワープ能力が暴走してしまうことはあるらしい。
そうした次元能力の暴発事故は、古代や中世でも発生していたらしいからな。
まあ、一度次元能力を身に付けても、自分で能力を発現できなければ気付かないし、時間が経つごとに衰退してしまう。
人間の脳も筋肉と一緒で、鍛えなければ衰えてしまうからな。
次元能力専用の訓練を毎日して、ようやく身に付けれるような能力らしいぞ。
人間の次元能力も、異次元空間を発見したと同時に発見されたようなものらしい。
難し過ぎて俺でも良く分かっていない。
荷物の中に、簡易式の異次元発生装置を持って行けば問題ないし、無くても俺がいれば、異次元ゲートを作りだすことができる。
一応、メカニズムだけでも見ておくか?
それさえ知っていれば、他の異世界の科学者に頼めば、帰って来ることができるからな。
今の俺の目標は、誰でも行き来できるように、終着駅のような物を作っておく事だ。
そうすれば、迷うこともないからな」
「今は、ちょっと訓練と準備が必要だな。
シルビアさんがオレと一緒に日本に帰るなら、ジェットコースターに乗りながらも、何も考えないようにする必要があるし……」
シルビアさんはそれを聞くと、えっ、とした表情をする。
それでオレは全てを悟った。
「シルビアは、ジェットコースターが苦手なの?」
「はははは、乗る事はできますよ。ただ、何も考えるなと言われると……」
「以前、日本に来た時はどうしたの?」
オレがそれを聞くと、ギンロウが答える。
「さすがに複数の人間を訓練するのは大変だったから、麻酔を使って眠らせたんだ。
それなら、行き先を考えるのは一人で済むからね」
「そうか、麻酔か。じゃあ、今回も麻酔を使って、異次元ゲートを通過しよう!」
「ただし注意点もある」
「なんだ?」
「身長百二十センチ以上であり、心臓が弱くない人限定だ。
一応、ジェットコースターなんで……」
「ああ、子供とお年寄りは乗れないわけか」
こうして、数日後に日本に帰る事になった。
オレ達は準備と訓練のため、一旦城に帰る事にした。
オーガ達と合流し、その事を伝える。
「おお、マモルはついに日本に帰るのか。
それなら、日本の奴らの行動も知ることができるかもな。
それに、強力な武器も持って来られるかもしれない。
また、この世界へ帰って来てくれよ!」
「今回はギンロウもいるし、そんなに長居はできないだろうな。
まあ、オレの家族に、オレの無事とシルビアを紹介するくらいだ。
さすがに一年ほど連絡とってないからな。これ以上は死亡扱いになる可能性もある」
「良くは分からんが、お土産を買って来てな。うまい物がええだ!」
「ああ、その辺は心配するな」
シルビアさんのお城に帰り、オレとシルビアさんは荷物を準備し始める。
この国の特産品や、日常品などだ。時間は、あっという間に過ぎていく。
こうして、着々と日本に帰る準備ができていく。
果たして、無事に日本に帰れるのだろうか?
インプ
年齢 八百二十三歳 男 悪魔
職業: 強者の奴隷
称号: 魔法使いにより召喚された弱者
HP(体力): 30
MP(魔力): 20
攻撃力: 10 (怒った時:20)
防御力: 40 (精神的強さ10)
スピード: 30
知力: 30
得意技: 人を騙す・弱った奴をいたぶる・強者に媚を売るなど。
注意:召喚した人に絶対服従しなければならない。下級のため、強制的に消滅させられる。ただし、人間と結婚すれば、その呪縛から解かれるらしい。他の悪魔は自身の力があるが、インプは人間から力をもらっているため、力をもらえないと消滅する。
更に二時間ほど、ギンロウが回復するために、シルビアさんと二人で時間を潰していた。
ギンロウが好きだったという寿司料理を二人で作る。
材料は限られているので、酢で様々な具材を使い、形だけの寿司が完成した。
寿司が完成したのを待っていたようにして、ギンロウが眼を覚ました。
シルビアさんは、たった今作ったばかりの料理を見せて言う。
「ほら、ギンロウの好きなお寿司ですよ!」
「え? 俺、寿司よりもハンバーグみたいながっつりした方が好きだって言ったけど……」
「え、そうでしたっけ? 寿司もいけるって言ってましたよね?」
「いや、日本の寿司はうまいけど、魚料理は基本的に駄目なんですよ。
ほら、オオカミなんで……。魚アレルギー出ちゃう……」
「まあ、魚部分だけ抜いておくんで、食べてくださいね!
この肉は、さっき取り寄せた新鮮な肉を使って調理しています。
残さず食べてね♡」
シルビアさんはたまに残酷な面があるようだ。
オレはギンロウの気持ちを察し、牛肉でハンバーグを作ってみた。
思いのほかうまくいき、ギンロウも喜んで食べた。
魚は、シルビアさんが美味しくいただきました。
謎の肉は、怖いので食べずに取っておき、後でオーガに食わせた。
美味い、美味いといって食べていた。
どうやら人狼の肉は美味いらしい。
他の人に話せない秘密ができてしまった。
まあ、どうでも良いことだが……。
食事も済んで元気が出たところで、本題に入ることにした。
オレ達はギンロウに、別の異次元世界の日本に帰りたい事を伝える。
すると、ギンロウは帰る事に協力してくれるようだ。
「おお、日本人だったのか。俺も丁度新作ゲームが欲しかったから、一緒に帰るぜ!」
ギンロウの言葉にオレは戸惑う。
宇宙に飛び出して月に行くくらいの覚悟をしていたのに、ギンロウの反応は近所に出かけるくらいの感じだった。
「え、日本に来るのか? しかも、そんなコンビニに行く感覚で……」
「まあ、この世界だと、俺くらいしか異次元世界を行き来できないけど、日本ならば条件さえ整えば、誰でも異世界に行けるんだぜ!」
「その条件というのは?」
「要は、時速百キロを超える乗り物と、異次元ゲートを開けるだけのパワーがあればいいんだよ。
俺の場合は、電力を使って異次元ゲートを開け、ジェットコースターに乗り込めば、異次元の壁を突破することができる。
後は、目的地を決める事だけど、それにはちょっとしたコツがいる。
素人にはそれが難しいかもな……」
「コツというのは? オレでも出来るのか?」
「写真やら、日本のお前の行きたい場所を思い描けるような物があれば簡単なんだが……。
簡単に言えば、異次元ゲートを通過する時に、日本の行きたい場所を思い浮かべることができると、その場所に辿り着く事ができるんだ。
何も思い浮かばないなら、以前に異次元ゲートを通った人物と同じ場所に辿り着く。
ちなみに、お前と俺が一緒に同じ場所に行く場合は、お前だけが行き場所を思い浮かべて、俺は何も考えずにお前の身体に触れていれば良い。そうすれば、同じ場所に辿り着ける。
これが最も原始的な異次元空間を移動する方法だ。
人間の脳の潜在能力を用いて異次元空間を移動する技術らしい」
「つまり、ジェットコースターに乗りながら、オレの行きたい場所を思い浮かべれば良いってことか。
他の同伴者は何も考えずに……。
本当にこれで異次元空間を越えることができるのか?
乗り物に乗っている奴は、何人かが条件をクリアしてそうだけど……」
「ああ、そうだろうな。
本来は、人間の脳を研究していた科学者が発見した現象らしい。
普通の人間が行きたい場所を思い浮かべても、ほぼ間違いなく異次元空間へ行けるゲートが開く現象が発生することはないが、次元能力という人間自らの力を制御することができれば、自力で異次元空間を開けることができるらしい。
人間の脳は、小さな宇宙空間のように複雑にできている。
宇宙空間と脳が共鳴し合い、一種のワープ能力になるそうだよ。
まあ、人間でその能力を扱える人物は稀らしいから、ほとんどは別の次元能力に変換されるけどな。
ワープ能力は、基本中の基本だが、脳が制御できなくなる事を恐れて、別の次元能力に定着するらしい。
だが、人間の潜在能力から誰でも簡単なワープ能力は持っているらしい。
ある特定の場所を思い浮かべ、機械の異次元空間発生装置を使用することによって、ワープ能力に限定する。
そうする事で初めて異次元空間を越えることが出来るんだ。
ほとんどの人間は、雑念が多くて、自分の得意そうな次元能力に変換してしまうから、自力でワープする事はできないが、稀に集中している時などにワープ能力が暴走してしまうことはあるらしい。
そうした次元能力の暴発事故は、古代や中世でも発生していたらしいからな。
まあ、一度次元能力を身に付けても、自分で能力を発現できなければ気付かないし、時間が経つごとに衰退してしまう。
人間の脳も筋肉と一緒で、鍛えなければ衰えてしまうからな。
次元能力専用の訓練を毎日して、ようやく身に付けれるような能力らしいぞ。
人間の次元能力も、異次元空間を発見したと同時に発見されたようなものらしい。
難し過ぎて俺でも良く分かっていない。
荷物の中に、簡易式の異次元発生装置を持って行けば問題ないし、無くても俺がいれば、異次元ゲートを作りだすことができる。
一応、メカニズムだけでも見ておくか?
それさえ知っていれば、他の異世界の科学者に頼めば、帰って来ることができるからな。
今の俺の目標は、誰でも行き来できるように、終着駅のような物を作っておく事だ。
そうすれば、迷うこともないからな」
「今は、ちょっと訓練と準備が必要だな。
シルビアさんがオレと一緒に日本に帰るなら、ジェットコースターに乗りながらも、何も考えないようにする必要があるし……」
シルビアさんはそれを聞くと、えっ、とした表情をする。
それでオレは全てを悟った。
「シルビアは、ジェットコースターが苦手なの?」
「はははは、乗る事はできますよ。ただ、何も考えるなと言われると……」
「以前、日本に来た時はどうしたの?」
オレがそれを聞くと、ギンロウが答える。
「さすがに複数の人間を訓練するのは大変だったから、麻酔を使って眠らせたんだ。
それなら、行き先を考えるのは一人で済むからね」
「そうか、麻酔か。じゃあ、今回も麻酔を使って、異次元ゲートを通過しよう!」
「ただし注意点もある」
「なんだ?」
「身長百二十センチ以上であり、心臓が弱くない人限定だ。
一応、ジェットコースターなんで……」
「ああ、子供とお年寄りは乗れないわけか」
こうして、数日後に日本に帰る事になった。
オレ達は準備と訓練のため、一旦城に帰る事にした。
オーガ達と合流し、その事を伝える。
「おお、マモルはついに日本に帰るのか。
それなら、日本の奴らの行動も知ることができるかもな。
それに、強力な武器も持って来られるかもしれない。
また、この世界へ帰って来てくれよ!」
「今回はギンロウもいるし、そんなに長居はできないだろうな。
まあ、オレの家族に、オレの無事とシルビアを紹介するくらいだ。
さすがに一年ほど連絡とってないからな。これ以上は死亡扱いになる可能性もある」
「良くは分からんが、お土産を買って来てな。うまい物がええだ!」
「ああ、その辺は心配するな」
シルビアさんのお城に帰り、オレとシルビアさんは荷物を準備し始める。
この国の特産品や、日常品などだ。時間は、あっという間に過ぎていく。
こうして、着々と日本に帰る準備ができていく。
果たして、無事に日本に帰れるのだろうか?
インプ
年齢 八百二十三歳 男 悪魔
職業: 強者の奴隷
称号: 魔法使いにより召喚された弱者
HP(体力): 30
MP(魔力): 20
攻撃力: 10 (怒った時:20)
防御力: 40 (精神的強さ10)
スピード: 30
知力: 30
得意技: 人を騙す・弱った奴をいたぶる・強者に媚を売るなど。
注意:召喚した人に絶対服従しなければならない。下級のため、強制的に消滅させられる。ただし、人間と結婚すれば、その呪縛から解かれるらしい。他の悪魔は自身の力があるが、インプは人間から力をもらっているため、力をもらえないと消滅する。
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