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第一章 『秘められた異次元(シークレットディメンション)』への扉!
第28話 肉弾戦突入!
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キーリアは地上に落下し、しばらくするとバリアに効力も無くなってきた。
そこをシルビアさんは追い詰める。
それはもう、二度と見ないだろうなというくらいに怒っていた。
いつものドSな言葉で相手を翻弄しているのではなく、本気の怒りだった。
村人の数人は、黄金のドラゴンの犠牲になったのだ。
黄金のドラゴンが悪いが、キーリアも悪い。
シルビアさんの怒りは当然だった。
キーリアは自分の魔力が尽きた事を悟ると、シルビアさんの怒っている顔を見て脅える。
シルビアさんはその事を知って、とたんに笑顔になった。
むしろ、その笑顔の方が怖い。
「あ、大丈夫ですよ、脅えなくても……。
お姉さんがやさしく世間の常識を教えてあげますから……。
まずは悪い事をした罰が先ですけど……」
「いや、やめて……」
キーリアは、笑顔のシルビアさんに捕らえられ、オーク達の前でお尻を数十発は叩かれた。
白くて可愛いお尻を出し、顔を赤くして悶えていた。
お尻も赤くなっているが、顔は耳まで真っ赤になる。
ぎこちない喘ぎ声が、男達を虜にしていた。
おそらく魅了の効果は持続しているのだろう。
見ていたオーク達は心配になる。
「ああ、可愛い子がお尻を叩かれている姿に興奮してしまうだ。
オラ達、ロリコンに目覚めてしまったかもしれねえだ」
「仕方ねえべ、あんな光景見せられちゃ、可愛い子が苦しむ姿も悪くないと思えて来るだ」
シルビアさんの罰は十分ほどで終わった。
キーリアは恥ずかしさと屈辱で、心が折れていた。
大勢の前で尻叩きを受けた事が、精神的に相当つらいようだ。
「うう、もうお嫁に行けない……」
そう言いながら、ようやく十二歳の女の子に戻る。
しかし、もう戻る事は許されないのだ。
自分のしたことの責任を取らなければならない。
すぐさま現れたエルフのアビナによって、城へ連れ帰られ、多くの仕事が待っているのだ。
「全く、こんな大騒ぎをして……。これからは、伝票と会計の処理地獄だよ!
教えてやるから、あんた全部で処理するんだよ!」
「そんなの嫌! 助けて、シルビア姉様!」
アビナによって、キーリアは無理矢理恐るべき地獄へと落ちていく。
「この国を支配するなら必要なスキルですよ。頑張って!」
オレもシルビアさんと同じで、キーリアに励ましのエールを送った。
心の中でだが……。
オレは突然無事に現れたアビナに尋ねる。
本来なら、上空を飛び回る黄金のドラゴンの上から落下し、地面に叩きつけられているはずなのだ。
魔力がない以上、多少のダメージで済むレベルでは無い。
オレは、アビナの死を覚悟してさえいた。
「お前はどうして無事だったんだ?
かなり高い所から落ちたと思ったのに……。
レーザー攻撃も喰らったと思ったのだが……」
「ああ、レーザーはギリギリ避けたよ。
アクロバティックな避け方だったから、私自身も死んだかと思ってたけど、必死だったんだろうね。
気が付いたら無傷で空中に投げ出されていたから、最後の魔力を振り絞って地面の激突を回避したんだ。
ホント、気絶していたらお陀仏だったよ!」
シルビアさんは補足を入れる。
「魔術師は土壇場でも自分を守る魔法を使えるように、余力を少し残しておくのが癖なんです。
全力を使い切ったつもりでも、あと一撃は撃てるという具合に……。
もちろん、長年訓練を積んだ上級魔術師だけですけどね」
「他にもいろいろ癖みたいのがあるけどね。
拳銃を使っても、自分の魔法を自然に使っちゃったり、防御と攻撃を使い分けたり……」
「そうですよね。麻酔銃を撃ったつもりでも、うっかり氷の魔法を使ってしまい、相手を凍らせるシルバーブレットになってしまったりしますからね。
それで何人が死にかけたことか……。
ギリギリで当てずに済みましたけどね」
「あんたのはまだ良いよ。私なんて、当った相手を爆発させるバーストブレットだよ。
当たり所が良くても瀕死の重症だよ!
まあ、注意してるからまだ使った事はないけど……」
「私は一回だけ本気で使った事がありますよ。
相手が全身凍りついて、処置が遅れていたら死んでました。
幸い、処置が早かったので、普通の麻酔銃だったと思わせる事ができましたけど」
シルビアさんの会話を聞き、ギンロウがピンチだった事を悟った。
もしも、訓練中に使っていたら、ギンロウは生きていないかもしれない。
寒気のする思いをオレは感じていた。
オレがギンロウの事を思い出したのも束の間、突然にギンロウの叫び声が聞こえて来た。
オレとシルビアさんは声のする方に向かうと、嵐山火焔がギンロウを倒している場面だった。
ギンロウは気を失って、か弱いオオカミのように倒れていた。
野生化してないギンロウでは、攻撃力が足りなかったのだろう。
火焔はオレ達の方を向いて言う。
「安心しろ、大切な頭脳だ。殺しはしていない。麻酔薬で眠っているだけだ。
まあ、脚を切ったからしばらくは歩けんかもしれないがね。
この吹雪で、科学ロボットも故障してしまった。
どうやら、私一人でこの国を制圧しなければならんようだな!」
火焔の刃はシルビアさんに向かう。オレはそれに気付き、火焔の進行を止める。
火焔はナイフを押し込み、腕力でオレをはじき返した。
火焔はゆっくりと近づきながら言う。
「ふむ、まさか日本から戻って来るとは思わなかったぞ。
親切心で脅してやったのにな。
なぜなら次にあった時は、殺す事になるだろうからな!」
火焔は二本のナイフで、息もつかせぬほどの連続攻撃をしてきた。
オレはギンロウとの訓練を思い出し、火焔の攻撃を防いでいく。
今度は、オレが火焔を後ろに引かせることができた。火焔はナイフを構えつつも言う。
「ほう、防御力が上がっているな。私の連続攻撃を受けて防ぎきるとは、やりおるな!
それに恐怖心もない。これは楽しくなりそうだ!」
火焔はにやりと笑っていた。それに応えてオレも言う。
「あんたの手口は分かっているよ。まず、最初に戦った時に、攻守を決める。
あんたは防御を取り、相手は攻撃させる。
そして、相手の最高の技を防ぎ切り、最後の最後で相手の急所に斬り付ける。
もちろん、相手を傷付けないが、相手の心に恐怖を植え付け、自分の意のままに操る。
軍人のあんたがしそうな事だ。これでライバルを減らして来たのだろう」
火焔は少し驚いたような顔をした。
「ほう、まさか見破られるとはな……。
しかし、それが分かったとはいえ、君は私より格下だ!
私の方が強いのに違いはないぞ!」
火焔は攻撃を仕掛けるが、オレはそれを全て防ぐ。
シルビアさんは、火焔の隙をついて、城の方へと逃げて行った。
シルビアさんが離れたのを確認すると、火焔の進行を塞ぐようにしてオレは立ちはだかる。
「それは、この前までの話だ。今は、オレの方が強い!」
オレが攻撃を受け切ったのを確認すると、火焔の顔から笑顔が消えた。
そこをシルビアさんは追い詰める。
それはもう、二度と見ないだろうなというくらいに怒っていた。
いつものドSな言葉で相手を翻弄しているのではなく、本気の怒りだった。
村人の数人は、黄金のドラゴンの犠牲になったのだ。
黄金のドラゴンが悪いが、キーリアも悪い。
シルビアさんの怒りは当然だった。
キーリアは自分の魔力が尽きた事を悟ると、シルビアさんの怒っている顔を見て脅える。
シルビアさんはその事を知って、とたんに笑顔になった。
むしろ、その笑顔の方が怖い。
「あ、大丈夫ですよ、脅えなくても……。
お姉さんがやさしく世間の常識を教えてあげますから……。
まずは悪い事をした罰が先ですけど……」
「いや、やめて……」
キーリアは、笑顔のシルビアさんに捕らえられ、オーク達の前でお尻を数十発は叩かれた。
白くて可愛いお尻を出し、顔を赤くして悶えていた。
お尻も赤くなっているが、顔は耳まで真っ赤になる。
ぎこちない喘ぎ声が、男達を虜にしていた。
おそらく魅了の効果は持続しているのだろう。
見ていたオーク達は心配になる。
「ああ、可愛い子がお尻を叩かれている姿に興奮してしまうだ。
オラ達、ロリコンに目覚めてしまったかもしれねえだ」
「仕方ねえべ、あんな光景見せられちゃ、可愛い子が苦しむ姿も悪くないと思えて来るだ」
シルビアさんの罰は十分ほどで終わった。
キーリアは恥ずかしさと屈辱で、心が折れていた。
大勢の前で尻叩きを受けた事が、精神的に相当つらいようだ。
「うう、もうお嫁に行けない……」
そう言いながら、ようやく十二歳の女の子に戻る。
しかし、もう戻る事は許されないのだ。
自分のしたことの責任を取らなければならない。
すぐさま現れたエルフのアビナによって、城へ連れ帰られ、多くの仕事が待っているのだ。
「全く、こんな大騒ぎをして……。これからは、伝票と会計の処理地獄だよ!
教えてやるから、あんた全部で処理するんだよ!」
「そんなの嫌! 助けて、シルビア姉様!」
アビナによって、キーリアは無理矢理恐るべき地獄へと落ちていく。
「この国を支配するなら必要なスキルですよ。頑張って!」
オレもシルビアさんと同じで、キーリアに励ましのエールを送った。
心の中でだが……。
オレは突然無事に現れたアビナに尋ねる。
本来なら、上空を飛び回る黄金のドラゴンの上から落下し、地面に叩きつけられているはずなのだ。
魔力がない以上、多少のダメージで済むレベルでは無い。
オレは、アビナの死を覚悟してさえいた。
「お前はどうして無事だったんだ?
かなり高い所から落ちたと思ったのに……。
レーザー攻撃も喰らったと思ったのだが……」
「ああ、レーザーはギリギリ避けたよ。
アクロバティックな避け方だったから、私自身も死んだかと思ってたけど、必死だったんだろうね。
気が付いたら無傷で空中に投げ出されていたから、最後の魔力を振り絞って地面の激突を回避したんだ。
ホント、気絶していたらお陀仏だったよ!」
シルビアさんは補足を入れる。
「魔術師は土壇場でも自分を守る魔法を使えるように、余力を少し残しておくのが癖なんです。
全力を使い切ったつもりでも、あと一撃は撃てるという具合に……。
もちろん、長年訓練を積んだ上級魔術師だけですけどね」
「他にもいろいろ癖みたいのがあるけどね。
拳銃を使っても、自分の魔法を自然に使っちゃったり、防御と攻撃を使い分けたり……」
「そうですよね。麻酔銃を撃ったつもりでも、うっかり氷の魔法を使ってしまい、相手を凍らせるシルバーブレットになってしまったりしますからね。
それで何人が死にかけたことか……。
ギリギリで当てずに済みましたけどね」
「あんたのはまだ良いよ。私なんて、当った相手を爆発させるバーストブレットだよ。
当たり所が良くても瀕死の重症だよ!
まあ、注意してるからまだ使った事はないけど……」
「私は一回だけ本気で使った事がありますよ。
相手が全身凍りついて、処置が遅れていたら死んでました。
幸い、処置が早かったので、普通の麻酔銃だったと思わせる事ができましたけど」
シルビアさんの会話を聞き、ギンロウがピンチだった事を悟った。
もしも、訓練中に使っていたら、ギンロウは生きていないかもしれない。
寒気のする思いをオレは感じていた。
オレがギンロウの事を思い出したのも束の間、突然にギンロウの叫び声が聞こえて来た。
オレとシルビアさんは声のする方に向かうと、嵐山火焔がギンロウを倒している場面だった。
ギンロウは気を失って、か弱いオオカミのように倒れていた。
野生化してないギンロウでは、攻撃力が足りなかったのだろう。
火焔はオレ達の方を向いて言う。
「安心しろ、大切な頭脳だ。殺しはしていない。麻酔薬で眠っているだけだ。
まあ、脚を切ったからしばらくは歩けんかもしれないがね。
この吹雪で、科学ロボットも故障してしまった。
どうやら、私一人でこの国を制圧しなければならんようだな!」
火焔の刃はシルビアさんに向かう。オレはそれに気付き、火焔の進行を止める。
火焔はナイフを押し込み、腕力でオレをはじき返した。
火焔はゆっくりと近づきながら言う。
「ふむ、まさか日本から戻って来るとは思わなかったぞ。
親切心で脅してやったのにな。
なぜなら次にあった時は、殺す事になるだろうからな!」
火焔は二本のナイフで、息もつかせぬほどの連続攻撃をしてきた。
オレはギンロウとの訓練を思い出し、火焔の攻撃を防いでいく。
今度は、オレが火焔を後ろに引かせることができた。火焔はナイフを構えつつも言う。
「ほう、防御力が上がっているな。私の連続攻撃を受けて防ぎきるとは、やりおるな!
それに恐怖心もない。これは楽しくなりそうだ!」
火焔はにやりと笑っていた。それに応えてオレも言う。
「あんたの手口は分かっているよ。まず、最初に戦った時に、攻守を決める。
あんたは防御を取り、相手は攻撃させる。
そして、相手の最高の技を防ぎ切り、最後の最後で相手の急所に斬り付ける。
もちろん、相手を傷付けないが、相手の心に恐怖を植え付け、自分の意のままに操る。
軍人のあんたがしそうな事だ。これでライバルを減らして来たのだろう」
火焔は少し驚いたような顔をした。
「ほう、まさか見破られるとはな……。
しかし、それが分かったとはいえ、君は私より格下だ!
私の方が強いのに違いはないぞ!」
火焔は攻撃を仕掛けるが、オレはそれを全て防ぐ。
シルビアさんは、火焔の隙をついて、城の方へと逃げて行った。
シルビアさんが離れたのを確認すると、火焔の進行を塞ぐようにしてオレは立ちはだかる。
「それは、この前までの話だ。今は、オレの方が強い!」
オレが攻撃を受け切ったのを確認すると、火焔の顔から笑顔が消えた。
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