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第二章 クラン街の悪夢
第二章のエピローグ バルベロの策略の真相
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オレは部屋に入り、握り拳を作って、バルベロにゆっくり近づいて行く。
オレの攻撃範囲までもう少しだという時、部屋の中にシルビアさんもいる事を確認した。
バルベロに意識が集中していたが、部屋の中には他にも、嵐山やキーリアがいた。
さすがに、自分の奥さんがいる前で、女子高生の顔を殴るわけにはいかない。
たとえ相手が悪くても、男が女性に手を上げるのはいけない事なのだ。
たとえ機械のアンドロイドだとしても……。
その憎いバルベロが語り出した。
顔が笑顔であり、オレの心の中を見透かしているようだった。
いつもの笑顔が、醜悪な表情になっている気がする。
「マモル、どうやら怒っているようですね。
でも、私の身体は超合金でできているので、殴った場合はあなたの拳がいかれますよ。
まずは大人しく私の話を聞いてください」
そう淡々と語るバルベロに対し、オレの怒りは更に増していく。
オレは微笑んで近づき、優しくバルベロの肩を掴んだ。
オレの態度が読み取れないのか、それとも身体が頑丈なので油断したのか、バルベロは無防備にオレが近付くのを許した。
甘いぞ、バルベロ。
たとえ外側は鋼鉄だとしても、内側は何でできているか分からないが弱いはずだ。
オレはバルベロの肩をゆすって、怒りを発散させた。
バルベロも思わぬ攻撃により、ダメージを受けているようだ。
「キャアアア、止めて! 精密機械だから振動は苦手なのよ。お願い、許して!」
五分ほどゆすってやった。
さすがに高性能アンドロイドだから壊れる心配はないが、誤作動が起きているらしい。
人間で言う所のめまいのようなモノか。
調子が戻ったバルベロは言う。
「もう、女の子をゆするなんて最低よ!」
オレは更に精神的にゆすって給料をせびる気だぜ、と心の中でつぶやいていた。
オレは今回の真犯人を追い詰める。
「バルベロ、お前が今回の事件の真犯人だったんだな。
どうしてオレを暗殺しようとしたんだ?」
バルベロは悪びれた様子も無く言い切った。
「この暗殺は、あなたが異次元世界の魔物から自分を守れるかを試したのよ。
異次元の守護者として、最低限自分の身くらいは守ってもらわないといけないから。
いくら私の情報操作で異次元の無能力者になるといっても、本人の実力が無いんじゃ、救出も補助も出来ないからね。
それで知り合いのコスプレ仲間のクランを雇ったというわけよ。
異次元の亜空間を使って暗殺できるし、暗殺方法も弱いからね。
試験としては最適だったというわけ。
まさか、三日足らずで脱出できるとは思わなかったけどね。
十分合格ラインよ! 異次元空間や異世界で問題になった時は任せるわよ!」
「じゃあ、もしオレが死んだ場合は?」
「もちろん、異次元の守護者の資格無しってことでそのまま死んでもらうわ。
本当の無能を雇っておくほど日本政府は甘くないのよ」
「このやろ……」
今日最大限の振動をバルベロに与えてやった。
「ああん、ダメ……。そんなにゆすっちゃ、おかしくなっちゃう……」
バルベロは変な声を出し、膝をついて崩れ落ちた。
さすがのオレもバルベロの声と人間の発作のようなビクビクとした痙攣にびっくりし、それ以上は何もできなかった。
しばらくするとバルベロは意識を取り戻したが、様子がおかしい。
「もう……、体に振動を与えると、人間で言う所の快感が働いちゃう設定だったみたい……。
快感モードの設定を変更するか、もう少し改良してもらわないとダメね……」
バルベロは身体をもじもじさせてそう言った。
いくら人間に近付けたいからといっても限度ってものがあるだろと思いつつ、顔を赤くするバルベロを黙って見ていた。
なんか気不味い空気が流れる。
これ以上は静かにさせてやろうと思っていると、空気を読まずにサキュバスのクランがバルベロに報酬を要求して来た。
いったいオレの命はいくらぐらいだったのだろうか?
未遂とはいえ、目的は果たせた。
かなりの額の報酬のはずだ。
「目的は果たせたようだし、私に例の物を渡してもらうわ。良いわよね?」
「ああ、クランの要求はコスプレ喫茶だったわね……あ。良いわよ……ん。
ギンロウに連絡を取って、遊園地の喫茶店をあなたの所有物にしておくわ……あ。
私がお金を出しているスポンサーだし、余裕よ、余裕……あん、ダメ……。
(突然の案内説明音)
快感モードの変更を設定しています。
振動による快感設定から、接触による快感設定にしています。
しばらくお持ちください。
変更完了です。
(通常のバルベロの声に戻る)
更に、異次元ゲートを使用する事により、異世界のアルスター王国にいながら、この世界でも営業が可能というスペシャル付きよ!
私の用意した設備を存分に使って、ガンガン稼いで頂戴ね!」
「うう、ようやく暗殺家業から解放される。
これで、こんな汚れた仕事ともおさらばね。
ありがとう、マモル。
最後に、私の暗殺を阻止してくれてありがとう。
もう、この仕事に未練はないわ!」
クランは感激のあまりオレの手を握る。小さく可愛い女の子の手だった。
これ以上、クランを暗殺仕事に染めさせてはいけない。
それを綺麗に終わらせただけでも良かったとしておこうか。
オレはそう思い、クランにエールを送った。
「ああ、頑張って、すごい店にしろよ!」
「ふふ、仕事が無くなったら、バイトさせてあげるよ。いつでも連絡してね」
こうして、オレは異次元の守護者となり、この事件は幕を閉じた。
別れ際に、クランは思い出したように尋ねる。
「あ、そういえばお前は、何を思ってあの布の家と木の家の世界にしたんだ?
普通の奴らは、豪華な家や高級ホテルを望んでいたというのに、お前だけはあんな質素な家だったんだけど……」
「何の事だ?」
「ああ、すまない。
私の亜空間は、お前の記憶を元にして作られているのだが、今まで見たこともない世界だったので気になってしまって……。
心当たりが無いのなら別に良いんだが……」
「うーん、希望の家か……。
おそらくイメージできなかったんだろうな。
オレの幸福は、シルビアさんと一緒にいる事だから、物は大して必要ないんだよ。
それが違いじゃないのかな」
「なるほど。確かに、今までの奴らは強欲だったな。その差だったというわけか」
「でも、テントの様な家は考えてないんだけどな。
結果として、その家のおかげで助かったんだけど……」
すると、シルビアさんが話に割り込んで来た。
どうやら、テントの様な家のイメージはシルビアさんが原因らしい。
「あはははは。実は、いつもお城暮らしで、テントの生活にあこがれていたんですよ!
みんなでキャンプしながら、テント生活。
一度くらい体験してみたいのです!」
「シルビアさんだったのか。
オレが亜空間から助かった要因の一つだな。
妻の内助の功という奴だな!」
その後、オレとシルビアさんはキャンプを計画しテントで寝る事をしたが、蚊が凄過ぎて一晩で寝るのを止めにした。
みんなも、蚊と女性関係には注意してね。
油断していると、背後からグサッと刺されて死ぬかもしれないからね!
蚊は病気を運ぶし、女性は文字通りに刺して来るからね!
オレの攻撃範囲までもう少しだという時、部屋の中にシルビアさんもいる事を確認した。
バルベロに意識が集中していたが、部屋の中には他にも、嵐山やキーリアがいた。
さすがに、自分の奥さんがいる前で、女子高生の顔を殴るわけにはいかない。
たとえ相手が悪くても、男が女性に手を上げるのはいけない事なのだ。
たとえ機械のアンドロイドだとしても……。
その憎いバルベロが語り出した。
顔が笑顔であり、オレの心の中を見透かしているようだった。
いつもの笑顔が、醜悪な表情になっている気がする。
「マモル、どうやら怒っているようですね。
でも、私の身体は超合金でできているので、殴った場合はあなたの拳がいかれますよ。
まずは大人しく私の話を聞いてください」
そう淡々と語るバルベロに対し、オレの怒りは更に増していく。
オレは微笑んで近づき、優しくバルベロの肩を掴んだ。
オレの態度が読み取れないのか、それとも身体が頑丈なので油断したのか、バルベロは無防備にオレが近付くのを許した。
甘いぞ、バルベロ。
たとえ外側は鋼鉄だとしても、内側は何でできているか分からないが弱いはずだ。
オレはバルベロの肩をゆすって、怒りを発散させた。
バルベロも思わぬ攻撃により、ダメージを受けているようだ。
「キャアアア、止めて! 精密機械だから振動は苦手なのよ。お願い、許して!」
五分ほどゆすってやった。
さすがに高性能アンドロイドだから壊れる心配はないが、誤作動が起きているらしい。
人間で言う所のめまいのようなモノか。
調子が戻ったバルベロは言う。
「もう、女の子をゆするなんて最低よ!」
オレは更に精神的にゆすって給料をせびる気だぜ、と心の中でつぶやいていた。
オレは今回の真犯人を追い詰める。
「バルベロ、お前が今回の事件の真犯人だったんだな。
どうしてオレを暗殺しようとしたんだ?」
バルベロは悪びれた様子も無く言い切った。
「この暗殺は、あなたが異次元世界の魔物から自分を守れるかを試したのよ。
異次元の守護者として、最低限自分の身くらいは守ってもらわないといけないから。
いくら私の情報操作で異次元の無能力者になるといっても、本人の実力が無いんじゃ、救出も補助も出来ないからね。
それで知り合いのコスプレ仲間のクランを雇ったというわけよ。
異次元の亜空間を使って暗殺できるし、暗殺方法も弱いからね。
試験としては最適だったというわけ。
まさか、三日足らずで脱出できるとは思わなかったけどね。
十分合格ラインよ! 異次元空間や異世界で問題になった時は任せるわよ!」
「じゃあ、もしオレが死んだ場合は?」
「もちろん、異次元の守護者の資格無しってことでそのまま死んでもらうわ。
本当の無能を雇っておくほど日本政府は甘くないのよ」
「このやろ……」
今日最大限の振動をバルベロに与えてやった。
「ああん、ダメ……。そんなにゆすっちゃ、おかしくなっちゃう……」
バルベロは変な声を出し、膝をついて崩れ落ちた。
さすがのオレもバルベロの声と人間の発作のようなビクビクとした痙攣にびっくりし、それ以上は何もできなかった。
しばらくするとバルベロは意識を取り戻したが、様子がおかしい。
「もう……、体に振動を与えると、人間で言う所の快感が働いちゃう設定だったみたい……。
快感モードの設定を変更するか、もう少し改良してもらわないとダメね……」
バルベロは身体をもじもじさせてそう言った。
いくら人間に近付けたいからといっても限度ってものがあるだろと思いつつ、顔を赤くするバルベロを黙って見ていた。
なんか気不味い空気が流れる。
これ以上は静かにさせてやろうと思っていると、空気を読まずにサキュバスのクランがバルベロに報酬を要求して来た。
いったいオレの命はいくらぐらいだったのだろうか?
未遂とはいえ、目的は果たせた。
かなりの額の報酬のはずだ。
「目的は果たせたようだし、私に例の物を渡してもらうわ。良いわよね?」
「ああ、クランの要求はコスプレ喫茶だったわね……あ。良いわよ……ん。
ギンロウに連絡を取って、遊園地の喫茶店をあなたの所有物にしておくわ……あ。
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振動による快感設定から、接触による快感設定にしています。
しばらくお持ちください。
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私の用意した設備を存分に使って、ガンガン稼いで頂戴ね!」
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もう、この仕事に未練はないわ!」
クランは感激のあまりオレの手を握る。小さく可愛い女の子の手だった。
これ以上、クランを暗殺仕事に染めさせてはいけない。
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オレはそう思い、クランにエールを送った。
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別れ際に、クランは思い出したように尋ねる。
「あ、そういえばお前は、何を思ってあの布の家と木の家の世界にしたんだ?
普通の奴らは、豪華な家や高級ホテルを望んでいたというのに、お前だけはあんな質素な家だったんだけど……」
「何の事だ?」
「ああ、すまない。
私の亜空間は、お前の記憶を元にして作られているのだが、今まで見たこともない世界だったので気になってしまって……。
心当たりが無いのなら別に良いんだが……」
「うーん、希望の家か……。
おそらくイメージできなかったんだろうな。
オレの幸福は、シルビアさんと一緒にいる事だから、物は大して必要ないんだよ。
それが違いじゃないのかな」
「なるほど。確かに、今までの奴らは強欲だったな。その差だったというわけか」
「でも、テントの様な家は考えてないんだけどな。
結果として、その家のおかげで助かったんだけど……」
すると、シルビアさんが話に割り込んで来た。
どうやら、テントの様な家のイメージはシルビアさんが原因らしい。
「あはははは。実は、いつもお城暮らしで、テントの生活にあこがれていたんですよ!
みんなでキャンプしながら、テント生活。
一度くらい体験してみたいのです!」
「シルビアさんだったのか。
オレが亜空間から助かった要因の一つだな。
妻の内助の功という奴だな!」
その後、オレとシルビアさんはキャンプを計画しテントで寝る事をしたが、蚊が凄過ぎて一晩で寝るのを止めにした。
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