84 / 302
第四章 白と黒の遭遇
第77話 ヴォルデのフィールド
しおりを挟む
バルベロはオレと共に、黒沢弘毅と戦うと言う。
異次元空間を自らに取り込んだ黒沢弘毅は、凶悪なほどの能力を身に付けていた。
本人に自覚させなければ、被害は拡大していく事だろう。
シルビアさんはそれを聞き、思い付いたように理解した。
「そうか。弘毅さんがイメージしているから、そういう風に成るのであって、彼がそういうのを嫌いになったり、エレンさんが嫌がっているのを理解すれば良いだけなんだ。
話し合いで解決しそうだけど……」
「無理よ。自分が好きな物は他人も好きって思いこんでいるもの。
私が嫌って言っても、趣味を変える気配は微塵もないわ。
この苦悩は、最短でも『魔術王ヴォルデ』のドラマが終わるまで続くの。
続編が出る様だけどね……。
ああ、こんな生活、もう耐えられない!」
黒沢エレンは大粒の涙を流す。
言われてみれば、どことなく、死体の腐った臭いが漂っている。
再現とはいえリアルだ。
「黒沢弘毅、医学の知識をかじった後、様々な研究を重ねて医学界に落ち着いた科学者。
そのため、死体を見る事に慣れ過ぎて、死体の腐敗具合や発生する虫なども研究した恐るべき科学者なのです。
その技術を美容目的で推し進めていたようですね。
まさか、こんな所で暴走し始めるとは、エレンも思わなかったでしょうね。
特に、臭いは本人では全く気が尽きませんからね」
バルベロはそう分析して語り出した。そして、エレンをこう言って励ます。
「大丈夫です。
私の能力の一つに、電気刺激を与えて相手を洗脳させるという物がありますから。
その能力を使えば、テレビで見る程度にまで抑え込む事ができます。
さすがに、全く嫌いになるという事は難しいですけど」
エレンは顔を上げ、お願いをするポーズで喜んでいた。
絶望から光射したわずかな希望は、黒沢エレンにとってどれだけ嬉しかった事であろうか。
「本当に、弘毅さんと一緒に生活できるようになるのね? もう一度昔の様に……」
「保障はしませんが、できる限り努力します。
あなた達は、美味しい祝勝のケーキでも焼いていてください。
私、これでもあなたの事を母親と見ていますから。
何かできる事はしてあげたかったんです!」
「ふふふ、その気持ち分かるわ。私は何もできなかったけどね」
「そんな事は無いと思います。少なくとも、間接的に彼女の子供を助けたんですから……」
「ふふふ、ありがとう。私の子供は、私に似ずにみんな良い子ね」
黒沢エレンは立ち上がり、キッチンへ向かった。
シルビアさんも後に付いて行く。
残されたオレとバルベロは、最強最悪の怪物となった魔術王ヴォルデと対峙する事になった。
オレは話し合いで解決しないかなと、淡い期待を抱いて会いに行く。
さっき通ったミニシアタールームの扉を開け、黒沢弘毅の有無を確認する。
そこに黒沢弘毅はいた。丁度モニターに魔術王ヴォルデの姿が映されていた。
愛する恋人に会い、全く普通の男性となっているシーンだった。
オレは『魔術王ヴォルデ』をあまり見た事がない。
果たして、ここからどのように変わってしまうのだろうか?
黒沢弘毅の身体を張ったリアルな劇が始まろうとしていた。
バルベロは、ソファーに座り背中を向ける弘毅に話しかける。
黒いシルエットだけしか見えないが、何かのコスプレをしているのが見てとれた。
「黒沢弘毅さんですね。それ、録画した奴でしょう?
あなたと話したい事があるんですけど、時間を割いていただいてもよろしいでしょうか?」
「貴様が呼んでいるのは、俺様の事か?
もはや俺様は黒沢弘毅などという人間ではない。
魔術王ヴォルデ本人なのだ!」
コスプレし、役に成り切ったオタクは厄介だ。
ただでさえ話の内容が分かり辛いのに、あえて作品中のセリフを使い回して来るから質が悪い。
中二病の症状が出てクスッと笑えるくらいが、他人が優しく接してくれる境界線なのだ。
それを超えると、誰からも見向きされない悲しい人生を送る事になる。
そう、中二病(重度)は、学生の内までにしておいた方が良い。
中二病(中度)程度なら、イケメンと美女に限り、コスプレや公共の場での露出も許される。
中二病(軽度)は、時と場合により全ての人に許されるが、状況を謝った場合は爆死する。
みんなもガンガン中二病を患い爆死しよう!
一人だと痛いけど、みんなでやれば怖くないだよ!
ちなみにオレは、シルビアさんとコスプレがしたいと感じていた。
男なら誰もが持っている願望だろう。
夜は二人切りで熱い夜を楽しむモノだ!
おっと、話が脱線してしまったな。
黒沢弘毅の発言に、バルベロはどう答えるのだろうか?
バルベロの熱い視線が、オレに向いている気もするが気のせいだろう。
オレは、ニヤけてなんていない。
シルビアさんのコスプレ姿を想像して笑ってなんかいないはずなんだ。
それでも、自分の感情に嘘はつけず、筋肉が緩む。
バルベロはオレから視線を外し、弘毅に尋ねる。
「魔術王ヴォルデの格好をするだけなら構わないわ!
だけど、あなたは実在性(リアリティ)を追求するあまり、本当に死体と化してしまっているの。
近所からの苦情(クレーム)も酷いわ。
それだけじゃない、あなたの愛する妻も苦しんでいるのよ。
魔術王ヴォルデなら、愛する妻の為に元の姿に戻りなさい。
私が暗示をかけるから、コスプレはまだ続けられるのよ!」
「何を言っている? それができないからこそ苦しんでいるのだろう?
これは呼吸と同じ。意識してできる物ではないのだ。
俺様が魔術王ヴォルデであるのと同じように、この能力も変える事ができない!
エレンの為に努力しているが、俺様の意志では変える事は出来ないのだ!」
「はあ、まだ成り切っている。そう言って全く変える気が無いって事よね。
本当のダークヒーローになって、悲劇の主人公のつもり?
やっぱりこいつは、ボコボコにしておかないと気が済まない!」
「ふん、俺様を倒すつもりか? ただの子娘と凡人が!」
ヴォルデが激しい攻撃をし始めて来た。
役になりきっている以上、黒沢弘毅は本物のヴォルデと同じ強さなのだ。
脅威的な魔王の力がオレに襲いかかって来た。
異次元空間を自らに取り込んだ黒沢弘毅は、凶悪なほどの能力を身に付けていた。
本人に自覚させなければ、被害は拡大していく事だろう。
シルビアさんはそれを聞き、思い付いたように理解した。
「そうか。弘毅さんがイメージしているから、そういう風に成るのであって、彼がそういうのを嫌いになったり、エレンさんが嫌がっているのを理解すれば良いだけなんだ。
話し合いで解決しそうだけど……」
「無理よ。自分が好きな物は他人も好きって思いこんでいるもの。
私が嫌って言っても、趣味を変える気配は微塵もないわ。
この苦悩は、最短でも『魔術王ヴォルデ』のドラマが終わるまで続くの。
続編が出る様だけどね……。
ああ、こんな生活、もう耐えられない!」
黒沢エレンは大粒の涙を流す。
言われてみれば、どことなく、死体の腐った臭いが漂っている。
再現とはいえリアルだ。
「黒沢弘毅、医学の知識をかじった後、様々な研究を重ねて医学界に落ち着いた科学者。
そのため、死体を見る事に慣れ過ぎて、死体の腐敗具合や発生する虫なども研究した恐るべき科学者なのです。
その技術を美容目的で推し進めていたようですね。
まさか、こんな所で暴走し始めるとは、エレンも思わなかったでしょうね。
特に、臭いは本人では全く気が尽きませんからね」
バルベロはそう分析して語り出した。そして、エレンをこう言って励ます。
「大丈夫です。
私の能力の一つに、電気刺激を与えて相手を洗脳させるという物がありますから。
その能力を使えば、テレビで見る程度にまで抑え込む事ができます。
さすがに、全く嫌いになるという事は難しいですけど」
エレンは顔を上げ、お願いをするポーズで喜んでいた。
絶望から光射したわずかな希望は、黒沢エレンにとってどれだけ嬉しかった事であろうか。
「本当に、弘毅さんと一緒に生活できるようになるのね? もう一度昔の様に……」
「保障はしませんが、できる限り努力します。
あなた達は、美味しい祝勝のケーキでも焼いていてください。
私、これでもあなたの事を母親と見ていますから。
何かできる事はしてあげたかったんです!」
「ふふふ、その気持ち分かるわ。私は何もできなかったけどね」
「そんな事は無いと思います。少なくとも、間接的に彼女の子供を助けたんですから……」
「ふふふ、ありがとう。私の子供は、私に似ずにみんな良い子ね」
黒沢エレンは立ち上がり、キッチンへ向かった。
シルビアさんも後に付いて行く。
残されたオレとバルベロは、最強最悪の怪物となった魔術王ヴォルデと対峙する事になった。
オレは話し合いで解決しないかなと、淡い期待を抱いて会いに行く。
さっき通ったミニシアタールームの扉を開け、黒沢弘毅の有無を確認する。
そこに黒沢弘毅はいた。丁度モニターに魔術王ヴォルデの姿が映されていた。
愛する恋人に会い、全く普通の男性となっているシーンだった。
オレは『魔術王ヴォルデ』をあまり見た事がない。
果たして、ここからどのように変わってしまうのだろうか?
黒沢弘毅の身体を張ったリアルな劇が始まろうとしていた。
バルベロは、ソファーに座り背中を向ける弘毅に話しかける。
黒いシルエットだけしか見えないが、何かのコスプレをしているのが見てとれた。
「黒沢弘毅さんですね。それ、録画した奴でしょう?
あなたと話したい事があるんですけど、時間を割いていただいてもよろしいでしょうか?」
「貴様が呼んでいるのは、俺様の事か?
もはや俺様は黒沢弘毅などという人間ではない。
魔術王ヴォルデ本人なのだ!」
コスプレし、役に成り切ったオタクは厄介だ。
ただでさえ話の内容が分かり辛いのに、あえて作品中のセリフを使い回して来るから質が悪い。
中二病の症状が出てクスッと笑えるくらいが、他人が優しく接してくれる境界線なのだ。
それを超えると、誰からも見向きされない悲しい人生を送る事になる。
そう、中二病(重度)は、学生の内までにしておいた方が良い。
中二病(中度)程度なら、イケメンと美女に限り、コスプレや公共の場での露出も許される。
中二病(軽度)は、時と場合により全ての人に許されるが、状況を謝った場合は爆死する。
みんなもガンガン中二病を患い爆死しよう!
一人だと痛いけど、みんなでやれば怖くないだよ!
ちなみにオレは、シルビアさんとコスプレがしたいと感じていた。
男なら誰もが持っている願望だろう。
夜は二人切りで熱い夜を楽しむモノだ!
おっと、話が脱線してしまったな。
黒沢弘毅の発言に、バルベロはどう答えるのだろうか?
バルベロの熱い視線が、オレに向いている気もするが気のせいだろう。
オレは、ニヤけてなんていない。
シルビアさんのコスプレ姿を想像して笑ってなんかいないはずなんだ。
それでも、自分の感情に嘘はつけず、筋肉が緩む。
バルベロはオレから視線を外し、弘毅に尋ねる。
「魔術王ヴォルデの格好をするだけなら構わないわ!
だけど、あなたは実在性(リアリティ)を追求するあまり、本当に死体と化してしまっているの。
近所からの苦情(クレーム)も酷いわ。
それだけじゃない、あなたの愛する妻も苦しんでいるのよ。
魔術王ヴォルデなら、愛する妻の為に元の姿に戻りなさい。
私が暗示をかけるから、コスプレはまだ続けられるのよ!」
「何を言っている? それができないからこそ苦しんでいるのだろう?
これは呼吸と同じ。意識してできる物ではないのだ。
俺様が魔術王ヴォルデであるのと同じように、この能力も変える事ができない!
エレンの為に努力しているが、俺様の意志では変える事は出来ないのだ!」
「はあ、まだ成り切っている。そう言って全く変える気が無いって事よね。
本当のダークヒーローになって、悲劇の主人公のつもり?
やっぱりこいつは、ボコボコにしておかないと気が済まない!」
「ふん、俺様を倒すつもりか? ただの子娘と凡人が!」
ヴォルデが激しい攻撃をし始めて来た。
役になりきっている以上、黒沢弘毅は本物のヴォルデと同じ強さなのだ。
脅威的な魔王の力がオレに襲いかかって来た。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる