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第五章 ミノタウロスの地下迷宮
第六話 いざ、冒険の旅へ!
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武器屋に行き、いろいろな武器を物色する。
武器屋の内装は、オレが知っているゲームの様で、店主が情報などを教えてくれる。
室内には武器が置いてあるが、結構高くて素人には買えそうにない。
「日本刀は三十万ワオン? リアルに高過ぎる!
猟銃も十万程度はするし、ハンドガンも二十万前後か……。高いな……。
一番安いのが土産物屋の木刀の八百ワオンか」
「包丁」
ゆたかは包丁を見せて来る。
おそらく私の武器は包丁だから大丈夫というアピールをしているのだろうが、素で包丁を持っているのはまずい。日本だったらアウトだ。
「さすがに、包丁をそのまま携帯するのはちょっと……。
危ないし、ゆたかが傷付いても困るよ」
「じゃあ、鉈?」
ゆたかは店の鉈を持ち出す。
確かに、鉈の方が攻撃力は高そうだが、猟奇度は上がっている。
まあ、購入しておいた方が良いだろうか。
「オノ?」
ゆたかは武器を次々と見せて来る。
オノはゆたかの体格には合わないだろう。
鉈が良い選択に思えた。
「じゃあ、鉈で……」
一万円払い、ゆたかは鉈を購入した。
ついでに磨ぎ器も買っておく。オレは木刀を買う事にした。
竹刀もあるし、初期ならこれで十分だろう。すると、店長が糸玉を見せて来た。
「最初のダンジョンは、ミノタウロスの迷宮だ。
だから、脱出するのに糸玉がいる。買って行くかい?」
確かに、ラビュリントスを攻略するには、迷わずに迷宮を脱出する事が必要だろう。
ちょっと頼りないが買う事にした。これを入り口に繋いでおけば、引き返すのは簡単だ。そう思い、五個ほど買っておいた。
「これで準備万端かな。じゃあ、地下迷宮に行くそ!」
「おー!」
ゆたかの力無い返事がして来た。
本人はやる気満々の様だが、声には出て来なかった。
それより行動に現れ、敵モンスターを一撃で殺すシュミュレーションをしていた。
オレを謝って攻撃しないでねと願った。
オレ達は地下迷宮の入り口に辿り着き、冒険を開始する。
まずは、入り口周辺の調査だ。
ゲームではすぐにダンジョンに入ってモンスターが遭遇するスリルを味わうのだが、現実世界のダンジョンでは様々な危険が伴う。
もしかしたら入口が崩れるかもしれない。
他の敵が待ち伏せして、弱っている所を狙われるかもしれない。
そう、ゲームとは違い、ダンジョンその物が危険な存在なのだ。
流されるままにゲームの様に入って行っては危険だ。
「入口は、結構頑丈だな。
おそらくミノタウロスに生贄を捧げるという点を考慮して、神殿風建物から入れるようになっているのだろう。
柱や屋根はしっかりしているから崩れる事はまずないな。
後、学校の敷地内だから強盗に襲われる危険もない。
今回はある程度設備が整っているから安心だな!」
オレが言う様に、地下神殿の入り口はギリシャのパルテノン神殿の様な作りになっていた。
彫刻像が並び、荘厳な建築だ。
ダンジョンの入り口は、涸れた噴水の様になっており、そこから階段が伸びていた。
底の方は暗いと思っていたが、所々にテーマパークの明かりの様な設備がある。
ここは確かにダンジョンなのだが、テーマパークの様な安心感がある。
他のみんなが抵抗なく入って行ったのも頷ける。
オレは柱の一部に糸玉の先端を結び、地下迷宮へと入って行く。
入口は綺麗に何もなく、オレ達の糸だけが残されていく。
入口に立つと、ミノタウロスの叫び声とともに、近くにあったテレビがダンジョンの説明をし始めていた。
これを聞いていると、本当に命懸けのダンジョンなのかなと不安になって来る。
まあ、今回は授業の一環だし、怪我する事はあっても命までは取られる事はないだろう。
オレはちょっと緊張しながらダンジョンに入って行った。
ゆたかが心配になり、彼女の方を見ると、鉈をいじりながら微笑していた。
むしろ、そっちの方が怖いと感じる。
本来ならば、ゆたかを前に行かせ、彼女を監視しながら進んで行きたいが、女の子を先に行かせるというのも抵抗がある。
かといって、背後に回られるのも怖い。
「ゆたかちゃん、手を繋いで行こう。オレの横を歩いてよね!」
「うん」
ゆたかは顔を赤くして、恥ずかしそうにしながら手を繋ぐ。
彼女に背後から攻撃されず、男としてのプライドを保つ精一杯だった。
ゆたかは手を繋ぐどころか、恋人が歩く様に腕をからませて来る。
彼女も怖いのだろう。
オレもモンスターに襲われるこの雰囲気は怖い。
こういう戦いこそ、冷静を保つ必要があるのだ。
それにしても、ゆたかの胸は名前とは裏腹にちょっと小ぶりだった。
まあ、露骨にオッパイを押し当てて来るとかじゃないから、そう感じたのだが……。
ゆたかも本当は緊張しているらしい。
ダンジョンの入り口をくぐると、柱と暗闇の広い空間がある。
明りはところどころあるが、先が暗くて奥までは見えない。
恐怖を演出する仕掛けなのだろうが、突然モンスターが襲いかかって来たとしたら冷静でいられなくなるかもしれないと考えていた。
ゲームでは軽く思えるが、現実世界でのこの演出は怖い。
物音一つで、ゆたかが豹変するかもしれないと緊張していた。
疑心暗鬼とは良く言った物で、仲間同士で殺し合いをしても不思議じゃないなと思い始める。
ダンジョンを進んで行くと、ちょっと遠くで物音がした。
すると、ゆたかが鉈を構え、果敢に飛び出して行く。
人間とはちょっと違った小ぶりのモンスターらしい。
「あれはゴブリン?」
醜い顔をした小人が現れた。
オレが姿を確認すると、間髪いれずにゆたかが鉈で攻撃していた。
モンスターの腕に当たり、激しく流血している。
辺りに血のにおいが充満し、モンスターを倒すためとはいえ嫌な気分になった。
「うわ、かなりリアルだな。これはなるべく殺したくないな……」
モンスターが逃げ出そうとするが、ゆたかは追撃を加えようとしていた。
オレは、モンスターを逃がす事にする。
いくら邪悪な存在とはいえ、殺すには忍びない。
「ゆたか、追撃はするな! 罠の危険もある。見逃してやれ!」
「分かった」
ゆたかは冷静に鉈を鞘に納めた。
ダンジョンの状況にも慣れ、暗闇にも目が慣れて来た。
さすがに、ゆたかだけを戦わせるのは忍びないので、次にモンスターが現れたらオレが迎撃する事に決めた。そう思っていると、モンスターが姿を現す。
「ハウンドドックか……。毒もないし、殺傷能力も低い。練習相手としては手ごろだな」
オレは竹刀を構え、戦闘する。
「ゆたかは後ろで防御していてくれ。こいつはオレがやる!」
ゆたかは黙って頷き、後ろに下がってくれた。
動物を殴るのは趣味じゃないが、オレ達を攻撃してくる以上は仕方ない。
ハウンドドックはニメートル以上ジャンプし、オレを攻撃して来る。
屋根の高さは暗くて分からないが、だいたい三メートルといったところだ。
ジャンプで間合いを詰め、素早い動きで獲物を追い詰める。
これがハウンドドックの戦い方だった。
戦闘の素人ならともかく、オレには避ける事もカウンターで攻撃する事も出来る。
以前に戦った不良より圧倒的に強い!
オレは戦闘を楽しむようになっていた。
ハウンドドックは攻撃を仕掛けて来たので、オレはカウンターで斬り返す。
竹刀だったので斬れる事はないが、ハウンドドックはダメージを受けたようで動きが鈍る。
まだ攻撃をして来るので、トドメを刺した。
どうやら、ここのモンスターはダメージを受けると行動が遅くなり、致命傷を負えば消滅するらしい。
機械的な動きだから、コツさえつかめば倒すのは簡単だ。
このダンジョンにはゴブリン(邪悪な小人)とハウンドドック(飛び跳ねる犬)、ビックアント(巨大アリ)などが生息しているらしい。
ゴブリンは最初こそ数匹いたが、その後は見かける事も無くなっていた。
ハウンドドックとビックアントを倒し、だいたい一万ワオンほど稼ぐ事ができた。
さすがにオレも疲れたし、休憩したいと思っていると、叫び声をあげながら人が近付いて来た。どうやらモンスターにやられた生徒らしい。
武器屋の内装は、オレが知っているゲームの様で、店主が情報などを教えてくれる。
室内には武器が置いてあるが、結構高くて素人には買えそうにない。
「日本刀は三十万ワオン? リアルに高過ぎる!
猟銃も十万程度はするし、ハンドガンも二十万前後か……。高いな……。
一番安いのが土産物屋の木刀の八百ワオンか」
「包丁」
ゆたかは包丁を見せて来る。
おそらく私の武器は包丁だから大丈夫というアピールをしているのだろうが、素で包丁を持っているのはまずい。日本だったらアウトだ。
「さすがに、包丁をそのまま携帯するのはちょっと……。
危ないし、ゆたかが傷付いても困るよ」
「じゃあ、鉈?」
ゆたかは店の鉈を持ち出す。
確かに、鉈の方が攻撃力は高そうだが、猟奇度は上がっている。
まあ、購入しておいた方が良いだろうか。
「オノ?」
ゆたかは武器を次々と見せて来る。
オノはゆたかの体格には合わないだろう。
鉈が良い選択に思えた。
「じゃあ、鉈で……」
一万円払い、ゆたかは鉈を購入した。
ついでに磨ぎ器も買っておく。オレは木刀を買う事にした。
竹刀もあるし、初期ならこれで十分だろう。すると、店長が糸玉を見せて来た。
「最初のダンジョンは、ミノタウロスの迷宮だ。
だから、脱出するのに糸玉がいる。買って行くかい?」
確かに、ラビュリントスを攻略するには、迷わずに迷宮を脱出する事が必要だろう。
ちょっと頼りないが買う事にした。これを入り口に繋いでおけば、引き返すのは簡単だ。そう思い、五個ほど買っておいた。
「これで準備万端かな。じゃあ、地下迷宮に行くそ!」
「おー!」
ゆたかの力無い返事がして来た。
本人はやる気満々の様だが、声には出て来なかった。
それより行動に現れ、敵モンスターを一撃で殺すシュミュレーションをしていた。
オレを謝って攻撃しないでねと願った。
オレ達は地下迷宮の入り口に辿り着き、冒険を開始する。
まずは、入り口周辺の調査だ。
ゲームではすぐにダンジョンに入ってモンスターが遭遇するスリルを味わうのだが、現実世界のダンジョンでは様々な危険が伴う。
もしかしたら入口が崩れるかもしれない。
他の敵が待ち伏せして、弱っている所を狙われるかもしれない。
そう、ゲームとは違い、ダンジョンその物が危険な存在なのだ。
流されるままにゲームの様に入って行っては危険だ。
「入口は、結構頑丈だな。
おそらくミノタウロスに生贄を捧げるという点を考慮して、神殿風建物から入れるようになっているのだろう。
柱や屋根はしっかりしているから崩れる事はまずないな。
後、学校の敷地内だから強盗に襲われる危険もない。
今回はある程度設備が整っているから安心だな!」
オレが言う様に、地下神殿の入り口はギリシャのパルテノン神殿の様な作りになっていた。
彫刻像が並び、荘厳な建築だ。
ダンジョンの入り口は、涸れた噴水の様になっており、そこから階段が伸びていた。
底の方は暗いと思っていたが、所々にテーマパークの明かりの様な設備がある。
ここは確かにダンジョンなのだが、テーマパークの様な安心感がある。
他のみんなが抵抗なく入って行ったのも頷ける。
オレは柱の一部に糸玉の先端を結び、地下迷宮へと入って行く。
入口は綺麗に何もなく、オレ達の糸だけが残されていく。
入口に立つと、ミノタウロスの叫び声とともに、近くにあったテレビがダンジョンの説明をし始めていた。
これを聞いていると、本当に命懸けのダンジョンなのかなと不安になって来る。
まあ、今回は授業の一環だし、怪我する事はあっても命までは取られる事はないだろう。
オレはちょっと緊張しながらダンジョンに入って行った。
ゆたかが心配になり、彼女の方を見ると、鉈をいじりながら微笑していた。
むしろ、そっちの方が怖いと感じる。
本来ならば、ゆたかを前に行かせ、彼女を監視しながら進んで行きたいが、女の子を先に行かせるというのも抵抗がある。
かといって、背後に回られるのも怖い。
「ゆたかちゃん、手を繋いで行こう。オレの横を歩いてよね!」
「うん」
ゆたかは顔を赤くして、恥ずかしそうにしながら手を繋ぐ。
彼女に背後から攻撃されず、男としてのプライドを保つ精一杯だった。
ゆたかは手を繋ぐどころか、恋人が歩く様に腕をからませて来る。
彼女も怖いのだろう。
オレもモンスターに襲われるこの雰囲気は怖い。
こういう戦いこそ、冷静を保つ必要があるのだ。
それにしても、ゆたかの胸は名前とは裏腹にちょっと小ぶりだった。
まあ、露骨にオッパイを押し当てて来るとかじゃないから、そう感じたのだが……。
ゆたかも本当は緊張しているらしい。
ダンジョンの入り口をくぐると、柱と暗闇の広い空間がある。
明りはところどころあるが、先が暗くて奥までは見えない。
恐怖を演出する仕掛けなのだろうが、突然モンスターが襲いかかって来たとしたら冷静でいられなくなるかもしれないと考えていた。
ゲームでは軽く思えるが、現実世界でのこの演出は怖い。
物音一つで、ゆたかが豹変するかもしれないと緊張していた。
疑心暗鬼とは良く言った物で、仲間同士で殺し合いをしても不思議じゃないなと思い始める。
ダンジョンを進んで行くと、ちょっと遠くで物音がした。
すると、ゆたかが鉈を構え、果敢に飛び出して行く。
人間とはちょっと違った小ぶりのモンスターらしい。
「あれはゴブリン?」
醜い顔をした小人が現れた。
オレが姿を確認すると、間髪いれずにゆたかが鉈で攻撃していた。
モンスターの腕に当たり、激しく流血している。
辺りに血のにおいが充満し、モンスターを倒すためとはいえ嫌な気分になった。
「うわ、かなりリアルだな。これはなるべく殺したくないな……」
モンスターが逃げ出そうとするが、ゆたかは追撃を加えようとしていた。
オレは、モンスターを逃がす事にする。
いくら邪悪な存在とはいえ、殺すには忍びない。
「ゆたか、追撃はするな! 罠の危険もある。見逃してやれ!」
「分かった」
ゆたかは冷静に鉈を鞘に納めた。
ダンジョンの状況にも慣れ、暗闇にも目が慣れて来た。
さすがに、ゆたかだけを戦わせるのは忍びないので、次にモンスターが現れたらオレが迎撃する事に決めた。そう思っていると、モンスターが姿を現す。
「ハウンドドックか……。毒もないし、殺傷能力も低い。練習相手としては手ごろだな」
オレは竹刀を構え、戦闘する。
「ゆたかは後ろで防御していてくれ。こいつはオレがやる!」
ゆたかは黙って頷き、後ろに下がってくれた。
動物を殴るのは趣味じゃないが、オレ達を攻撃してくる以上は仕方ない。
ハウンドドックはニメートル以上ジャンプし、オレを攻撃して来る。
屋根の高さは暗くて分からないが、だいたい三メートルといったところだ。
ジャンプで間合いを詰め、素早い動きで獲物を追い詰める。
これがハウンドドックの戦い方だった。
戦闘の素人ならともかく、オレには避ける事もカウンターで攻撃する事も出来る。
以前に戦った不良より圧倒的に強い!
オレは戦闘を楽しむようになっていた。
ハウンドドックは攻撃を仕掛けて来たので、オレはカウンターで斬り返す。
竹刀だったので斬れる事はないが、ハウンドドックはダメージを受けたようで動きが鈍る。
まだ攻撃をして来るので、トドメを刺した。
どうやら、ここのモンスターはダメージを受けると行動が遅くなり、致命傷を負えば消滅するらしい。
機械的な動きだから、コツさえつかめば倒すのは簡単だ。
このダンジョンにはゴブリン(邪悪な小人)とハウンドドック(飛び跳ねる犬)、ビックアント(巨大アリ)などが生息しているらしい。
ゴブリンは最初こそ数匹いたが、その後は見かける事も無くなっていた。
ハウンドドックとビックアントを倒し、だいたい一万ワオンほど稼ぐ事ができた。
さすがにオレも疲れたし、休憩したいと思っていると、叫び声をあげながら人が近付いて来た。どうやらモンスターにやられた生徒らしい。
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