【オススメネット小説】秘められた異次元( シークレットディメンション) ムッツリスケベは異世界を救う!?

猫パンチ

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第五章 ミノタウロスの地下迷宮

第十三話 ミノタウロスのラブレター

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 雑魚には一撃で倒していた真槍ちゃんの攻撃が止められた。
さすがはミノタウロスといったところか。
そう感心していると、槍ごと真槍ちゃんが持ち上げられる。

「すごいパワー、このままじゃやばい!」

ピンチになる真槍ちゃんを無視して、ゆたかが前に飛び出して行った。

「ガードが甘い!」

真槍ちゃんが居て、ミノタウロスの腕がふさがっている方向から攻撃する。
反対の腕には、アックス(斧)を持っている。

ゆたかの鉈は、攻撃範囲が短く、攻撃も防ぎきる事が出来ないので、アックスの攻撃を防ぐにはその方向から攻撃するしかない。
死角を突いて攻撃するが、ミノタウロスに気付かれてしまう。

「ちょっと、どきなさい!」

槍ごと真槍ちゃんを、ゆたかのいる方向へ投げ飛ばして来た。
ゆたかの攻撃を防ぎつつ、真槍ちゃんで攻撃する。

「ふん、甘い! 私がこのクソ女を受け止めて攻撃を防げると思っているのね。
そんな事はしない! 
こいつを真っ二つに切り捨てて、ミノタウロスを攻撃する!」

ゆたかは、飛んで来る真槍ちゃんを切り裂こうとしていた。
すると、カタナちゃんがゆたかの腕を止めて、真槍ちゃんを守ろうとしていた。

「こいつ、私の邪魔をする気か!」

「さすがに、姉さんを傷付ける事は許さないよ! 
受け身はしてあげるから、姉さんを守ってくれ!」

「うぐぐぐ」

ゆたかの抵抗も虚しく、真槍ちゃんは弾丸のように豊達の所へ突っ込んで来た。
三人はそれぞれにダメージを受けている様だった。
カタナちゃんが二人の下敷きになり、戦闘不能に……。

「ごっふ、痛い!」

ゆたかは、腹を攻撃されたが、痛みに耐えていた。

「くっそ、アタシが負けた? バカな……」

真槍ちゃんは、ほぼ無傷だったが、プライドが傷付いた事により、攻撃するのをためらっていた。
とても戦える状況にない。

オレは一人ミノタウロスに戦いを挑んだ。
木刀を持ち、ミノタウロスに切り付ける。

「喰らえ!」

ミノタウロスはオレの攻撃に気付くと、アックスを振り回して防御態勢を取る。
一瞬にして、オレの持っていた木刀が粉々にされた。
ミノタウロスはアックスを両手持ちにし、渾身の一撃をオレに喰らわそうとする。

(まずい!)

オレがそう思った瞬間、床に落ちていた竹刀を発見する。
オレは竹刀を蹴り上げ、ミノタウロスの顔面に攻撃する。

竹刀は、オレとミノタウロスの間でしなり、棒高跳びの様な感じでオレが後ろへ飛ぶ事ができた。

ミノタウロスの渾身の一撃は竹刀をたたき折るも空振りに終わり、床に大きな穴が開き、ミノタウロスが床に引きずり込まれるような感じで落ちて行った。
どうやら床の強度が弱く、ミノタウロスの体重を支えきれなかったらしい。

床のそこは深く、ミノタウロスの姿が確認できない。
そこで、オレと真槍ちゃんはミノタウロスを倒したと思っていた。

「やったわね。ミノタウロスを倒したわよ!」

真槍ちゃんが喜んでオレの元に駆け寄って来る。
揺れる胸を見て、抱きついて来て欲しいと感じるが、そこまではして来なかった。
オレの前で止まり、オッパイが静止できず激しく揺れている。

「グオオオ!」

血の底から響く声がこだましていた。
どうやら、まだトドメは刺してない様だ。
オレがそう思っていると、真槍ちゃんもそう感じたのかこう言う。

「あらら、竹刀じゃなく、木刀で攻撃してれば勝っていたのにね。残念! 
まあ、今度はアタシがトドメを刺してあげるわよ!」

「私も……」

ゆたかもそう言って戦闘に加わる気だ。

「一時休戦と行きましょうか、ゆたかちゃん」

「イエッサー」

ゆたかと真槍ちゃんが硬く握手をした。
どの程度本気か分からないが、とりあえず共闘するようだ。
オレは、倒れているカタナちゃんに気が付く。

ゆたかと真槍ちゃんが壁に激突する事を防いで、逆に自分がダメージを負ってしまったのだ。

ゆたかと真槍ちゃんは受け身のつもりか分からないが、カタナちゃんにひじ打ちと蹴りを加えていた。そのダメージがかなり酷く気絶していた。
可愛らしい寝顔だったが、こいつは男だ。

「あらあら、剣冴の奴め、貧弱ね……」

「弱い」

二人がそう言うのを、オレは止める。
明らかにお前らの与えたダメージだろうが! 
怪我の原因はともかく、介抱が必要なレベルのダメージだった。

「カタナちゃんを休ませたいし、オレ達も少し休憩しよう。
ゆたか、住居を出現させてくれ!」

「へいへい」

ゆたかがキョゾウを出して操作すると、夢の2LDKが出現した。
これでカタナちゃんを介抱しつつ、休む事が出来る。

 オレはカタナちゃんの傷の手当てをしてからベッドに寝かし、戦闘の準備をする。
ゆたかと真槍ちゃんは傷が軽い為、すぐにミノタウロスを追う事が出来る。
そう思っていると、ゆたかと真槍ちゃんがお風呂に入れ始めた。

「ちょっと、ミノタウロスを追わないのかよ?」

「ああ、二日もお風呂に入ってないのよ! 
お風呂に入らなきゃ死んじゃうよ!」

「それとも、一緒に入る?」

「アタシは別にかまわないよ♡」

ゆたかと真槍ちゃんは、挑発するようにオレを見る。
おのれ、この恐るべきミノタウロス共め! 
オレは、巨乳の誘惑に耐える事が出来ず、一緒に風呂に入る事にした。

「仕方ない、時間短縮のためだ……」

そう言いつつ、真槍ちゃんの揺れるオッパイを確認しようとする。
すると、真槍ちゃんと眼があった。

「やっぱりアタシの巨乳が目的か。
まあ、水着着ているから良いけど……」

「な、何だと!」

「ふふん、アイドルがそう簡単に全裸をさらすわけないじゃない。
見えそうで見えない技術を身に付けているのよ!」

おそらくアクシデントがあっても乳首と股間が見えないようにする神がかりの設定がされている事だろう。
これは諦めるしかないのか。

オレががっくりしていると、ゆたかが風呂に入って来る。
水着もタオルも装備して無い。

真槍ちゃんの揺れるオッパイは見れなかったけど、準巨乳のゆたかパイが見られたから良いか。

オレがそう納得していると、真槍ちゃんが血相を変えてゆたかパイを隠す。
残念ながら、一瞬しか見る事が出来なかった。

「あんた、何考えているのよ! アイドルがそんな簡単に裸を晒しては駄目よ! 
健全な子供が性に目覚めるかもしれないし、年寄りには致命傷にも成りえるのよ。
チラリズムを学びなさい!」

「はあ……」

ゆたかは仕方なさそうに水着を身に付けた。
まあ、こいつは脱ぎキャラだからハプニング次第で脱げる可能性はある。
オレは期待を込めてゆたかを見つめていた。

チラリズムを追求すると、変態が量産される危険もあるし、どっちが良いかは分からない。オレ達は一通り身体を洗いっこし、お風呂から出た。

真槍ちゃんの身体を洗っている時に、偶然オッパイを触ってしまったが、プリンオッパイとは良く言った物である事が理解出来た。

触った瞬間に、とろっととろける様な触感。
まさに、天にも昇る甘さという奴だった。

ゆたかのオッパイも確認してみたが、さすがに弾力が違っていた。
真槍ちゃんを高級プリンと例えるなら、ゆたかパイはショートケーキといった感じだ。
触り心地は良いが、ぷるんという感じは無い。

特訓次第によっては、高級プリンを手にする事が出来るかもしれない。
オレはゆたかに無言のエールを送った。
オレ的にはショートケーキでも大満足だが……。

ちなみに、Aカップはグミ、Bカップはミルフィーユ、Cカップはシフォンケーキ、Dカップはショートケーキ、Eカップはプリン、Fカップは高級プリンと言ったところか。
Fカップ以上は、でか過ぎて気持ち悪いと感じ、食欲が沸かなくなる。

 風呂場で多少の戦闘はあったが、無事に生還する事ができた。
風呂に入っていただけに、少しのぼせて鼻血が出てしまったようだ。
風呂場を出ると、玄関のポストに手紙が入っている事に気付いた。

差出人は、ミノタウロス(本物)らしい。
可愛い文字と牛のシールで、これを書いた人物の性格が分かる。
意外とマメで、優しそうな人物だ。

そのため、この手紙を見たゆたかがラブレターだと推測する。
この場合は、どう見ても挑戦状だろうが、中を見てみるまでは分からない。
オレは封を破き、中身を確認する。

「光宮マモル様へ
このたびは、あなた様の実力を確認しました。
私とソロで戦う権利がある事を認めます。

ダンジョンの奥でお待ちしております。
勝った暁には、ショートケーキ(ホール)をプレゼントします。
ミノタウロスより」

これではデートかもしれないと思わせる。
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