【オススメネット小説】秘められた異次元( シークレットディメンション) ムッツリスケベは異世界を救う!?

猫パンチ

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第八章 極限のサバイバル 食材争奪戦!

第三十一話 秘された食物(シークレットフード)

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 教室の生徒達は、グループが決まると、食材が置かれている倉庫を目指し始めた。
黒板に簡単な地図が書かれており、全ての生徒がそこを目指して走り出した。
冷菓とゆたか達、姫野姉弟だけは動かない。

アビナ先生がそこへ行こうとしない為、罠の可能性がある事を見抜いていた。
いや、アビナ先生の乳を確認し、その動きを観察していたのだ。

「ふっ、私の行動から罠を見抜くとはね。
やはり一般の生徒とは違うという事か!」

「いや、オッパイの行方が気になっただけなんだけど……」

ゆたかのガン見を無視して、アビナ先生はどこかへ移動し始める。
アビナ先生は、こう説明し始めた。

「ふん! 教室の黒板にあった地図は、罠だよ。
一見、学校の倉庫を示しているように見えるけど、実は学校の外を出て行かなければならないんだ。

教室から倉庫までは、五分程度で辿り着くけど、本当の目的地は、実際に辿り着くまで三時間はかかる。

その間に、米や小麦、野菜や肉、魚何かを手に入れないといけない。
あんた達は、良く惑わされずに付いて来たものだよ!」

アビナ先生は、彼ら五人を誉めているが、実際に話を聞いているのかさえも怪しい。
ゆたか達五人は、餌を求めてさ迷う様に、アビナ先生のオッパイに付いて行く。
アビナ先生に聞こえないように小声で話し始める。

「うへへへ、巨乳先生は、ノーブラだね。乳首と乳輪が丸見えだよ!」

「本当だ。服の上から透けて見えるよ。三十代とはいえ、あの巨乳は見入っちゃいますね」

冷菓と真槍ちゃんも会話に入り始める。
男の剣冴だけが、俯いて黙っていた。

「ちっ、巨乳だからって見せびらかしているんじゃないわよ! 
ちょっとは、謹みを持ちなさいよ! ムカつく!」

「いや―ん、アタシのオッパイにまで怒りを向けないでよね。
しっかりブラもしているし、乳首も乳輪も透けて無いでしょう?」

「煩い、黙りなさい! オッパイは、形の方が大事なのよ!」

女性陣が論議しているモニター越しに、オレは真相を光子先生に尋ねる事にした。

「アビナ先生は、何でノーブラなんですか?」

「ああ、あの人は、最近ヌ―ブラを付ける様になったからね。
偶に、付けるのを忘れている時があるわ。

本人も気が付いていないし、こっちも注意する気が起きないの。
だって、私はヌ―ブラを付ける機会なんてないし……」

光子先生も冷菓と同じCカップ。
それゆえに、巨乳に対して見方が少し厳しいようだ。

嫉妬と怒りが渦巻いているのか、無表情の眼でアビナ先生のオッパイを睨みつけていた。
オレは、恐いのでそれ以上詮索しないようにする。

オレ達がモニターを見ていると、アビナ先生とゆたか達が米と小麦の倉庫へと近付いていた。

どうやら第一の関門といった所の様だ。
そこに看板が立てられており、こう書かれていた。

「ここに、米と小麦があります。
ギンロウ先生の出す課題をクリアすれば、米か小麦のいずれかを手に入れる事が出来ます」

ゆたかは、その看板を見ると、アビナ先生のオッパイを凝視する事を止め、最初に辿り着こうと走り出した。
霊子も必死でそれに付いて行く。

「危ない! 巨乳先生の視線誘導(ミスディレクション)に引っかかる所だった。
危うくオッパイを見続ける事によって、巨乳先生の罠にはまる所だった。
しかし、私がそれに気付いた以上、罠にはまる事はない!」

「さすがは、ゆたかちゃん。本当の勝負は、ここからというわけだね!」

ゆたかと霊子は、最初に第一のチェックポイントに辿り着いた。
後を追う様に、冷菓、真槍ちゃん、剣冴、アビナ先生の順で辿り着く。
生徒達がやって来たのを見ると、ギンロウ先生は課題を出し始めた。

「お、一番乗りだね。では、課題を……」

「煩い、このケダモノ! この米は、私達が全部貰って行く!」

ゆたかと霊子は、ギンロウ先生が止めるのも聞かず、米を強奪しようとする。

「あっ、ちょっと! ルールは、守ってくださいよ! こうなったら本気を……」

ギンロウ先生が戦闘モードに入ろうとした瞬間、銃声が轟いた。
冷菓が拳銃を持っており、ギンロウ先生に向かって発砲したようだ。

「それは、まさか、またシルバーブレット?」

ギンロウ先生は、膝から崩れ落ち、気絶してしまった。

「ふふ、ギンロウちゃんは、可愛いわね。ただの空気銃なのに気絶しちゃって!」

冷菓は、ギンロウ先生が気絶したのを確認すると、ゆたか達にこう交渉する。

「ギンロウちゃんを止めたのは、私よ。
だから、あなた達の米を半分よこしなさい!」

「ちっ、仕方ないですね。
まあ、ピンチだったのは認めますけど……」

ゆたかと霊子は、しぶしぶと米を冷菓に渡した。
半分にしても五キロほどある。

オレは、モニター越しでこのやりとりを見ていた。
光子先生に尋ねる。

「光子先生、良いんですか? 
課題もクリアしてないし、他の生徒達の分まで奪って行きましたよ」

「うーん、まあ、生徒の新キャラを作るのも面倒だし、このままこの六人でバトルをしてもらいましょうかね。
お腹が空いているから、キレ易いのも当然だし……」

「意外と甘いルールですね」

「第二のチェックポイントは、こう簡単に行かないように、強い先生を当てますよ!」

こうして、残りの小麦も姫野姉弟とアビナ先生によって奪われて行った。
後から来た生徒は、米も小麦も手に入れる事が出来なくなっていた。

米も小麦も手に入れる事が出来なくなっていたチームは、ゴールを目指そうとする意欲さえも消え失せてしまった。

こうして、オレの昼ご飯は、ゆたかと霊子のチーム、冷菓一人のチーム、姫野姉弟のチーム、アビナ先生一人のチームの四チームに限られていた。
果たして、どのチームが勝つのだろうか?

 オレが心配して見守っていると、彼らは第二のチェックポイントに到達していた。
チェックポイントには、こう課題が書いてあった。

「ここは、野菜を手に入れる事が出来ます。
食物関連の歌を作成し、歌ってください。
歌の評価によって、野菜を差し上げます!」

「食物関連の歌……」

ゆたかは、問答無用で野菜を強奪しようと試みる。
とりあえず、どんな手段でも食材を手に入れようという根性はすごい!

「煩い、この貧乳の赤頭巾! 食材をよこせ!」

ゆたかが間合いに入ったので、赤頭巾先生はカウンター攻撃のボディーブローを繰り出す。

「ぐはっ」

赤頭巾先生の反射的攻撃ともいえるボディーブローをまともに受けて、ゆたかは地獄の苦しみに悶え苦しんでいた。
ゆたかのその苦しみを見て、冷菓と霊子は悟る。

(こいつは危険だ! まともに戦わない方が良い)

冷菓と霊子は、アイコンタクトをして、ルールに従う事を促す。
これ以上抵抗するなら、周りにいる人物まで無差別に危害を加えて来かねないからだ。

「ぐおおおお」

ゆたかの悶絶を無視して、二人は食物関連の歌を思索し始めた。
さすがのゆたか達も野菜が見当たらないので、強奪する事が出来ない。
大人しく歌を考え始めている。

果たして、ここのチェックポイントの先生が認めるほどの歌が出来るのだろうか? 
チェックポイントの先生は、声さえも出さずに赤い服を着ている女の先生だ。
腕っ節も強いので、強制的に野菜を強奪するのは難しそうだ。
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