132 / 302
第八章 極限のサバイバル 食材争奪戦!
第三十二話 エロエロCMソング
しおりを挟む
三人が歌の思索に集中していると、姫野真槍ちゃんと剣冴、アビナ先生も合流する。
「はあ、食物関連の歌を作れ?
冗談じゃないわよ、アタシは腹減り状態なのよ!
そんな状態で頭が働くわけがないじゃない。大人しく野菜をよこせ!」
真槍ちゃんはゆたかと同じように行動し、腹に攻撃を喰らう。
しかし、反射的に攻撃を避けようとし、ダメージはかなり軽減された。
「やるわね。腹減り状態でなきゃ勝てたのに。
仕方ない、ゆたか達の歌を聞く振りして、野菜の在りかを探るしかないわ。
隙を見て強奪するのよ!」
真槍ちゃんとアビナ先生は、ゆたか達の歌が出来上がるのを静かに待った。
剣冴だけが真面目に歌を考えているようだ。
「出来たよ!」
ゆたかが一番にそう声を上げた。
「うーん、ちょっと後になってしまいましたかね。では、お先にどうぞ!」
冷菓もほぼ同時に出来あがった様だが、ゆたかに先を譲る。
ゆたかは、用意されたマイクを取り歌い出した。
「おっ、こいつ良いオッパイしてんな! ちょっと揉ませろよ!
いや! 何するの?
へへへ、大人しくしてなよ。そうすりゃあ、痛い事はしないからよ!
いやああ、乳首をコリコリしちゃダメ! あ、あ、あっ、何か出ちゃう。いやーん♡
へへ、良い味してんじゃないかよ。もっと俺に飲ませてくれよ。オラオラ!
あー、そんな思いっ切り揉まれたら、私の大切な宝物が出ちゃう! せめて、これを世界中のみんなに飲ませたいわ。
へへへ、良いぜ! 俺がその願いを叶えてやるぜ。感謝するんだな!
あーん、私幸せです! みんなも喜んで飲んでね。田原のどうまい牛乳♡」
ゆたかの食品関連の歌が歌い終わった。
実際にある食品だけど、大丈夫だろうか?
「まあ、実際のどうまい牛乳は、それほど特別な味でもないけど……。
もう少し味のインパクトが欲しい」
ゆたかは宣伝した割に、それほどどうまい牛乳が好きでもないらしい。
まあ、味は普通の牛乳と同じだから仕方ない。
オレと光子先生は、モニター越しに評価する。
「何年か前に、こういう歌が一時期出ましたよね?
内容が内容だけに、クレームが来たのかすぐに宣伝しなくなりましたけど……」
「うーん、牛乳会社自体が問題が起きた時だったから、歌なのか、業績不振なのか分かりませんけどね。
いずれにしても、クレームは覚悟しないといけません。
それと、宣伝としてはそれほど良くはないかも……」
「犯罪を臭わせますもんね。
もう少しさわやかなイメージが欲しいです。
CMとかでも、良いイメージの女優何かを採用していますからね。
ゆたかでは、これはちょっと厳しいかもしれません。
エロが売りですから……」
「エロ縛りとしては、頑張った方なのでは?」
「さて、イカ縛りの霊子ちゃんはどういう宣伝曲を歌うのかな?」
「一応、チーム内で一人は歌ったので、彼女達は合格ですよ!」
光子先生がそう認めてくれるにもかかわらず、オレ達の思いは通じずモニター越しの霊子ちゃんは、宣伝曲を歌うという。
「私も、イカを愛する者として、イカの宣伝をする歌を歌わなければなりません。
そこだけは譲りたくない!」
「うん、頑張って!」
「私ももうしばらく応援してあげるわ!」
ゆたかと冷菓は、霊子が宣伝曲を思い付くまで待ってくれていた。
他の女性二人は、早く野菜が欲しい為、イライラし始めていた。
「ちっ、イカなんてどうでも良いでしょう。
さっさと野菜を持ちに行きなさいよ!」
「そうしたら、私達が野菜を奪い易くなるんだからね。
あんたらの獲得した野菜を奪っても問題ないんだし……」
確かに、霊子ちゃんが歌を考えつくまで焦らさせた方が良いだろう。
イライラすれば、貴重な体力を使うことにもなるからね。
ゆたかは何も考えていないが、冷菓はその点を見抜いていた。
敢えて焦らし、彼女達巨乳二人の体力を奪って行く。
「出来ました」
霊子は、ちょっと自信なさげにそう言った。
「ちっ、ようやくか!」
「さっさと歌い出しなさい!」
巨乳二人は、霊子に恐るべき圧力をかけ出していた。
あまりにもウザいので、冷菓とゆたかは冷たい手を彼らの背中に入れた。
「ひゃあああ! 何すんだ、この野郎!」
「邪魔よ! 大人しくしてなさい、このデカ乳共が!」
ウザい巨乳の二人も、思わず後ろに下がり大人しくなった。
ようやく歌う準備が出来、霊子はマイクを使って歌い出した。
「君、肌白いね。僕とデートしてくれないかな? 所謂、ナンパという奴だよ!
え? 私? うーん、どうしようかな?
(キャ! ちょっと素敵な殿方。本当は、付いて行きたいけど、軽い子って思われちゃうかな? よーし、ちょっと焦らしちゃおう♡)
良いじゃん! お金も倍払うし、奢っても上げるよ。絶対悪いようにはしないからさ!
あーん、三倍、いや四倍なら付いて行きます。
それ以外はお断りです! 私、そんな安い女じゃないんです!
ちっ、人が優しくしていれば、調子に乗りやがって! こんな袋破いてやる!
いやああ、駄目、私の服を破かないで……。
中身が見えちゃう。まだ誰にも見られた事無いのに……。
へへ、存分に堪能させてもらうぜ!
ああん、そんな甘噛みなんて……。
味がどんどん染み出して来るな。美味いぜ!
(あん、今まで育ててくださったお父さん、お母さん。私は、この人に嫁ぎます!)
みんな美味しく食べてね♡ 美味しいイカ刺し!」
霊子は、怪しい歌を歌い終わると、ゆたかが抱き付いて来た。
相当歌に感動したようだ。
「うおおおお、良いよ。感動したよ。成長したね、霊子!」
成長というより、変態化してきている危険が感じられる。
友達はもう少し選んだ方が良いだろう。
「では、そろそろ野菜をもらいに行くとしましょうかね?」
「アタシ達も同行するわよ!」
アビナ先生と真槍ちゃんは、ゆたか達が獲得した野菜を奪おうと狙っていた。
「では、次は私が歌う番ですね」
冷菓がマイクを持ち、歌う準備をすると、ゆたかと霊子はエロい歌かと思い聞く事にする。
「おい! ちゃっちゃと野菜の所に向かえよ。
お前ら、トロいんだよ!」
真槍ちゃんの暴言を無視して、歌に聞く事にしたようだ。
果たして、冷菓の歌は、彼らの望むエロい歌なのだろうか?
「はあ、食物関連の歌を作れ?
冗談じゃないわよ、アタシは腹減り状態なのよ!
そんな状態で頭が働くわけがないじゃない。大人しく野菜をよこせ!」
真槍ちゃんはゆたかと同じように行動し、腹に攻撃を喰らう。
しかし、反射的に攻撃を避けようとし、ダメージはかなり軽減された。
「やるわね。腹減り状態でなきゃ勝てたのに。
仕方ない、ゆたか達の歌を聞く振りして、野菜の在りかを探るしかないわ。
隙を見て強奪するのよ!」
真槍ちゃんとアビナ先生は、ゆたか達の歌が出来上がるのを静かに待った。
剣冴だけが真面目に歌を考えているようだ。
「出来たよ!」
ゆたかが一番にそう声を上げた。
「うーん、ちょっと後になってしまいましたかね。では、お先にどうぞ!」
冷菓もほぼ同時に出来あがった様だが、ゆたかに先を譲る。
ゆたかは、用意されたマイクを取り歌い出した。
「おっ、こいつ良いオッパイしてんな! ちょっと揉ませろよ!
いや! 何するの?
へへへ、大人しくしてなよ。そうすりゃあ、痛い事はしないからよ!
いやああ、乳首をコリコリしちゃダメ! あ、あ、あっ、何か出ちゃう。いやーん♡
へへ、良い味してんじゃないかよ。もっと俺に飲ませてくれよ。オラオラ!
あー、そんな思いっ切り揉まれたら、私の大切な宝物が出ちゃう! せめて、これを世界中のみんなに飲ませたいわ。
へへへ、良いぜ! 俺がその願いを叶えてやるぜ。感謝するんだな!
あーん、私幸せです! みんなも喜んで飲んでね。田原のどうまい牛乳♡」
ゆたかの食品関連の歌が歌い終わった。
実際にある食品だけど、大丈夫だろうか?
「まあ、実際のどうまい牛乳は、それほど特別な味でもないけど……。
もう少し味のインパクトが欲しい」
ゆたかは宣伝した割に、それほどどうまい牛乳が好きでもないらしい。
まあ、味は普通の牛乳と同じだから仕方ない。
オレと光子先生は、モニター越しに評価する。
「何年か前に、こういう歌が一時期出ましたよね?
内容が内容だけに、クレームが来たのかすぐに宣伝しなくなりましたけど……」
「うーん、牛乳会社自体が問題が起きた時だったから、歌なのか、業績不振なのか分かりませんけどね。
いずれにしても、クレームは覚悟しないといけません。
それと、宣伝としてはそれほど良くはないかも……」
「犯罪を臭わせますもんね。
もう少しさわやかなイメージが欲しいです。
CMとかでも、良いイメージの女優何かを採用していますからね。
ゆたかでは、これはちょっと厳しいかもしれません。
エロが売りですから……」
「エロ縛りとしては、頑張った方なのでは?」
「さて、イカ縛りの霊子ちゃんはどういう宣伝曲を歌うのかな?」
「一応、チーム内で一人は歌ったので、彼女達は合格ですよ!」
光子先生がそう認めてくれるにもかかわらず、オレ達の思いは通じずモニター越しの霊子ちゃんは、宣伝曲を歌うという。
「私も、イカを愛する者として、イカの宣伝をする歌を歌わなければなりません。
そこだけは譲りたくない!」
「うん、頑張って!」
「私ももうしばらく応援してあげるわ!」
ゆたかと冷菓は、霊子が宣伝曲を思い付くまで待ってくれていた。
他の女性二人は、早く野菜が欲しい為、イライラし始めていた。
「ちっ、イカなんてどうでも良いでしょう。
さっさと野菜を持ちに行きなさいよ!」
「そうしたら、私達が野菜を奪い易くなるんだからね。
あんたらの獲得した野菜を奪っても問題ないんだし……」
確かに、霊子ちゃんが歌を考えつくまで焦らさせた方が良いだろう。
イライラすれば、貴重な体力を使うことにもなるからね。
ゆたかは何も考えていないが、冷菓はその点を見抜いていた。
敢えて焦らし、彼女達巨乳二人の体力を奪って行く。
「出来ました」
霊子は、ちょっと自信なさげにそう言った。
「ちっ、ようやくか!」
「さっさと歌い出しなさい!」
巨乳二人は、霊子に恐るべき圧力をかけ出していた。
あまりにもウザいので、冷菓とゆたかは冷たい手を彼らの背中に入れた。
「ひゃあああ! 何すんだ、この野郎!」
「邪魔よ! 大人しくしてなさい、このデカ乳共が!」
ウザい巨乳の二人も、思わず後ろに下がり大人しくなった。
ようやく歌う準備が出来、霊子はマイクを使って歌い出した。
「君、肌白いね。僕とデートしてくれないかな? 所謂、ナンパという奴だよ!
え? 私? うーん、どうしようかな?
(キャ! ちょっと素敵な殿方。本当は、付いて行きたいけど、軽い子って思われちゃうかな? よーし、ちょっと焦らしちゃおう♡)
良いじゃん! お金も倍払うし、奢っても上げるよ。絶対悪いようにはしないからさ!
あーん、三倍、いや四倍なら付いて行きます。
それ以外はお断りです! 私、そんな安い女じゃないんです!
ちっ、人が優しくしていれば、調子に乗りやがって! こんな袋破いてやる!
いやああ、駄目、私の服を破かないで……。
中身が見えちゃう。まだ誰にも見られた事無いのに……。
へへ、存分に堪能させてもらうぜ!
ああん、そんな甘噛みなんて……。
味がどんどん染み出して来るな。美味いぜ!
(あん、今まで育ててくださったお父さん、お母さん。私は、この人に嫁ぎます!)
みんな美味しく食べてね♡ 美味しいイカ刺し!」
霊子は、怪しい歌を歌い終わると、ゆたかが抱き付いて来た。
相当歌に感動したようだ。
「うおおおお、良いよ。感動したよ。成長したね、霊子!」
成長というより、変態化してきている危険が感じられる。
友達はもう少し選んだ方が良いだろう。
「では、そろそろ野菜をもらいに行くとしましょうかね?」
「アタシ達も同行するわよ!」
アビナ先生と真槍ちゃんは、ゆたか達が獲得した野菜を奪おうと狙っていた。
「では、次は私が歌う番ですね」
冷菓がマイクを持ち、歌う準備をすると、ゆたかと霊子はエロい歌かと思い聞く事にする。
「おい! ちゃっちゃと野菜の所に向かえよ。
お前ら、トロいんだよ!」
真槍ちゃんの暴言を無視して、歌に聞く事にしたようだ。
果たして、冷菓の歌は、彼らの望むエロい歌なのだろうか?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる