【オススメネット小説】秘められた異次元( シークレットディメンション) ムッツリスケベは異世界を救う!?

猫パンチ

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第八章 極限のサバイバル 食材争奪戦!

第三十九話 罰ゲームは誰の手に?

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 オレは決心し、ゆたかのおにぎりを食べる事にした。

「よし! 覚悟が決まった! 食べるぞ!」

「そこまで決意を固めないと食べられないのかしら? 
お腹空いているならいけるでしょうに……」

オレは、ゆたかのおにぎりに口を付けようとした瞬間、ゆたかがくしゃみした。

「クッシュン! ごめん、鼻水がおにぎりに付いちゃった……」

(ここに来て、更にハードルを上げやがった。なんか、恨まれている?)

オレは、勇気を振り絞っておにぎりを食べる。

「味は、どう?」

ゆたかは、オレをじっと見ながらそう尋ねる。
調理の過程は最悪だったが、味は何とか食べれるレベルだ。
具も美味しいし、海苔も歯応えがある。

「うん、まあ、美味しいよ!」

「そう、良かった! 次は、私を食べてね♡」

「それは、遠慮します!」

「いやーん、断られちゃった♡ 実は、気になっているくせに……。
後で、後悔しても知らないよ♡」

ゆたかがオレにチョッカイを出していると、アビナ先生が勝ちほこった顔でこう言う。

「さあ、罰ゲームだ! お前達の胸を確認させてもらうとするか! 
まあ、私が一番大きいんだろうけど、お前達が嫌がる姿を見るのは楽しみだからね!」

すると、冷菓とゆたかが猛烈に抗議する。

「ちっ、こんな肉しか調理出来ないくせに、勝った気でいるんじゃないですよ。
普通なら、今回は運が良かった。
罰ゲームは無しとか、提案するものでしょう?」

「そうだ、そうだ! 今回は、おにぎりを作ったMPVの私にその権利を譲るべきだ。
一時間でも、二時間でもマッサージしてあげるよ?」

すでに、ゆたかの手が優勝者の胸を揉み始めていた。
なんて手が速いんだ!

「うわああ、何で優勝者の私がオッパイを揉まれるのよ? 逆じゃないか!」

「いやあ、やっぱり優勝者は労わないとね。
今回は、私達がマッサージしてあげるよ。
肩も胸もお尻も……。うへへへ……」

「止めて! ダーリン以外にこんな揉み方されたくない、あん……」

ゆたかのテクニックにより、アビナ先生から甘い吐息が漏れる。
このままだと、本当に優勝者がみんなからマッサージされる事になるだろう。

何か、卑猥な空気になり始めた為、オレは無意識に会場を去ろうと考えていた。
すると、光子先生が恐ろしい発言をする。

「じゃあ、罰ゲームは審査員が受け持つという事にしましょう。
これなら公平ですよね。

姫野姉弟は、私が……。
他三人は、マモル君が……。
アビナ先生は、オーガ先生と勝手に乳くり合っていてください!」

それを聞き、罰ゲームは各審査員に委ねられた。
冷菓とゆたか、霊子がオレの近くに来て、脱ぎ始める。

さっきまで頑なに拒んでいたはずなのに、一瞬で上着を脱ぎ捨てていた。
なんて聞きわけの良さなんだ!

「じゃあ、仕方ないね。お手柔らかにお願いします」

「私、もう少しオッパイを大きくしたいの。
そういう感じで揉んでもらえると嬉しいんだけど……」

「私なんて、Bカップです。
少しでも大きくなるなら、医療行為と思って我慢できます!」

みんな覚悟を決めて、上着はブラだけになっていた。
これは、水着に着替えてもらった方が都合も良いだろう。
罰ゲームの審査員にもなったんだ。

しっかり罰ゲームを執行しなくては……。
オレがそう思いながら鼻血を流す。

「よし! 僕がその苦難を引き受けるよ! 
ちゃんと医者のモコソンも呼んで来たニャン」

「ほほう、皆さん、程よく果実が人成っていますな。
これなら、僕も医療行為に励む価値がありますよ。
大丈夫! オッパイを大きくする方法も存じていますから……」

「モコソンは、その道のプロニャン! 
安心して任せるが良いニャン! 
僕も肉球で頑張ってマッサージするニャン」

今回の事件の元凶、名店長子猫(コニャン)とその助手モコソンがオッパイを察知し、出現した。
獲物を狙う恐るべき嗅覚だ!

「好くものこのこと現れましたね。
あなたのせいで、ひもじい想いをしましたよ」

冷菓は、お腹が空いた時を思い出し、殺気に満ちていた。
このままでは、子猫(コニャン)先生は、無残な最期を遂げる事だろう。
まあ、仕方ないけど……。

「ふん、食物連鎖の頂点にいる僕に戦いを挑むというのか? 
面白いニャン。受けて立つニャン!」

「そして、子猫(コニャン)先生がこの子達を倒した後は、モコソンの保険体育が待っていますよ!」

「ふん、何人で掛かって来ても結果は同じニャン。全員で掛かって来い!」

子猫(コニャン)先生は、オレ達を挑発し、三体一の戦いが始まった。
これに勝利しなければ、冷菓とゆたか、霊子がモコソン先生の特別授業に参加しなければならなくなる。絶対に負ける事は許されないのだ!

 冷菓は、先陣を切り、子猫(コニャン)先生と対決する。

「ふふ、相手が猫なら、こちらの方が良さそうですね。
悪い猫はお仕置きが必要です!」

冷菓は、水を出し、子猫先生を攻撃し始めた。
滝の様に次々と攻撃する冷菓に対し、子猫先生は防戦一方だった。
何とか、隙間を縫うように避ける。

「ひいいい、なんて恐ろしい攻撃ニャン。
可愛い子猫を水攻めにするなんて、悪魔の様な女ニャン!(ネコーズは可愛くないのでセーフ!)」

子猫先生は、冷菓の隙を付き、一気に安全な距離まで逃げた。
意外とちょろいな。

すると、医者と名乗るモコソンが前に出てきた。
雰囲気からするに、こいつも色々な意味でヤバイ。

「ふー、ネコーズとは、かなり相性が悪そうですな。
なら女の子好きの僕が相手をしよう。
オッパイに触れさえすれば、どんな攻撃も無効になる無敵モードがあるのでね。

そして、この蹄で敵を砕く! 
まあ、今回は、蹄で急所をマッサージといった所ですけどね。
まず、贅肉を寄せ集め、オッパイに集中させる事により、増胸手術を強要しますね!」

モコソンは、恐るべき貫禄を持って、ゆっくりと冷菓に近付いて行く。
その雰囲気は、強者のそれであった。
オレは、ただならぬ空気を感じ始めていた。

「オッパイに触れさえすれば、無敵……。
じゃあ、オッパイに触れられなければ?」

「そりゃあ、手も足も出ないニャン!」

「ああ、ネコーズ! 
僕の秘密をばらしちゃダメ……」

冷菓の巧みな誘導作戦により、モコソンの弱点が判明した。
一瞬にして、モコソンの周りを氷柱が襲い、モコソンは無残な雑巾の様になっていた。
弱過ぎるだろ、こいつら……。

オレの活躍する間もなく、子猫先生はピンチに立たされていた。

「酷いニャン! 
何も悪い事していないのに、水攻めにしたり、モコソンをボロ雑巾の様にしたり……。
もう怒ったニャン! 僕の本気を見してやるニャン!」

「おお、ネコーズがついに本気になった! 
この辺一帯は地獄絵図と化すぜ!」

いつの間にか回復していたモコソンがそう解説する。
こいつらはギャグキャラだから、オレとは根本的に強さの質が違う。
今回は、オレも手を出す事が出来ないぜ。

しかし、怒りの沸点が低過ぎるだろ。
猫は、悪い事をした直後に叱らないと分からないと言うが、こいつも同じなのだろうか? 

なんて自分に都合のいい記憶力だよ。
オレがそう思って子猫先生を見ていると、どんどん大きくなっていく。
ついに、ゴジラやウルトラマンの世界の怪獣並みに成長していた。

オレが大きくなる以外に戦う術が無いが、オレ自身に大きくなる能力は無い。
子猫先生の暴走を黙って見ているしか方法が無いのだろうか?

「ニャハハ、虫けら共が! 僕の強さを思い知るが良い!」

子猫先生は、味方のモコソンもろともオレ達を攻撃しようとする。
おそらく頭に血が上っているためか、敵味方の区別が付いていない。

「くっ、味方もろともオレ達を攻撃するつもりか?」

オレがそう思ってモコソンを見ると、どさくさに紛れて、一番防御力の低い霊子の貧乳を触っていた。

(野郎、手段を選ばなくなっているとは……)

オレは怒りを感じたが、もう遅い。
モコソンは無敵モードになり、子猫先生の攻撃さえも効かない身体になっていた。
すぐに傷が治り、オレの高速の攻撃も全く効いていない。

「ふー、間にあった! 
ビックバンネコーズは、敵味方関係なく攻撃する大技だからね。
僕もこの無敵のボディが無ければ、何度死にかけた事か……」

「くっそ! みんなを守るしか方法が無い!」

オレは、冷菓とゆたか、霊子を抱えてワープした。
何とか、子猫先生の怒りの一撃を回避し、別の場所に出現する。

「くっくっく、死んだかニャン?」

子猫先生は悪役のセリフを吐きながら、オレ達がいない事を確認する。

「虫けら共が逃げたニャン。まあ、良いニャン。
このまま、この辺一帯をボコボコにすれば、何匹かは死ぬはずニャン!」

子猫先生は、怒りにまかせて目に見えるもの全てを攻撃し始めた。
このままでは、折角完成したオレ達の学園が壊されてしまう。
何とかして、子猫先生の怒りを鎮めなければ……。
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