【オススメネット小説】秘められた異次元( シークレットディメンション) ムッツリスケベは異世界を救う!?

猫パンチ

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第九章 古代遺跡 学校編最後の試練!

第四十九話 ドッペる真槍の威力!

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 霊子は戦闘をせず、ドッペる真槍ちゃんを戦闘マシーンとして使う。
剣冴君の武器を借りて、剣で戦う。武器を提供した剣冴君は、近くでは潜んでいた。

「キャ、お互い剣同士ですね! よろしくお願いします!」

真槍ちゃん本人とは違い、ドッペる真槍ちゃんはキャピキャピ(ぶりっ子)とした印象を受ける。
ある意味、アイドルとしては正しい性格なのだろうが……。
真槍ちゃん本人を知っているオレからすると、ちょっとキモい。

「ふん、ぶりっ子キャラで来たか。
本人と同じキャラだと面白くないし、見分けもつき難いからね。
相手にとっては不足ないよ」

ゆたかは、エロベアソードを構えてそう言う。
ドッペる真槍は、剣の持ち方もなっていないが、果たして戦闘できるのだろうか? 
オレは、不安を感じながら見守る。ゆたかが圧倒的の場合、何の面白味もなく勝つだろう。

「喰らえ、エロベアソード一の秘剣『制服脱がし』!」

ゆたかとドッペる真槍が交差した瞬間、エロベアソードにより、ドッペる真槍の制服が一瞬にして切り裂かれた。
これは、剣ならではの徐々に脱がして行くという演出だ。

がんばれゆたか!
オレは、影ながら応援していた。

「キャア、もう酷い! この服、高かったんだよ! 今度はこっちの番!」

ドッペる真槍が、剣のスイッチを入れると、ブースターが噴出し、ゆたかを攻撃する。
剣の振りと、ブースターが一体化し、ゆたかを壁に激突させるほどの威力を発揮した。
劇場の壁の一部分が崩壊し、ゆたかは瓦礫に埋もれる。

どうやら勝負あったか? 
踏ん張れゆたか! 
せめてドッペる真槍の服を脱がし終わるまでは……。オレは、本気で応援し始めた。

「キャア、やった! 敵を殲滅できたよ!」

ドッペる真槍は、勝利のポーズをする。
ゆたかは、本当にやられてしまったのだろうか?
瓦礫はピクリとも動かない。

「じゃあ、次の戦闘場所へ移動するか?」

オレは、時間を短縮する為、ゆたかの無事を確認する事無く別の場所へ移動しようとする。
霊子もいるし、最悪の状況は避けられるだろう。
ドッペる真槍と姫野真槍ちゃんが戦って、戦力が低下するのも嫌だしな。

「今は、冷菓との戦闘に万全の状態で臨むのが最善だ。
真槍ちゃんにとっては、絶対に負けられない戦い。
多少の犠牲は止むえない!」

「そうね。ゆたかは、元々敵チームで、霊子ちゃんが味方だったからね」

オレと真槍ちゃんは、戦闘を霊子に任せることにした。
すると、オレ達の真後ろから、ゆたかの声が聞こえてきた。
元々瓦礫の下には埋まっていなかったのだ。

「どこに行くの?」

ゆたかは無事であり、かすり傷も負ってはいない。
あの状況から無傷とは、しぶとい奴だ。

「ゆたか、どうして無事で……」

「ふっふっふ、エロベアソード第二の秘剣『神足のゆたか』だよ! 
エロベアソードによりツボが刺激され、一時的に超高速で動ける。
その証拠に、ほら!」

ゆたかは、ピンク色の布を掲げる。
それは紛れもなく、ドッペる真槍のスカートだった。
あの圧倒的劣勢から、スカートを剥ぎ取る事に成功したのだ。

オレは、思わずドッペる真槍の方を振り向いた。
ピンクと白のフリル付きの下着が目に映る。

上は白いブラウス、下はピンクのフリル付きのパンティー。
防御力が下がっていることは明らかだ!
このままでは、ドッペる真槍が危ない! 

オレは、もうしばらくこの戦いを見守る事にした。
エロベアソード、オレの想像をはるかに超え、恐るべき威力の武器だ!

「キャア、イヤ―ン! まさか、このアタシがここまで追い詰められるなんて……」

「ふん、次はパンツを狙う! 何処まで抗えるかな?」

ゆたかが高速移動し、ドッペる真槍も剣のブースターを使い、高速で移動する。
どっちの動きも速さは一緒で互角の戦いが続いていた。
勝負は一瞬で決まる。油断した方が負けるのだ。

怪我や身体的な面を考えると、ゆたかに勝って欲しい者だ。
ドッペる真槍は、あくまでもアンドロイド。

ゆたかが傷付く方が治療出来ないかもしれない。
オレは、そう思って無言でゆたかを応援する。

「この! さっさと降参しろ!」

「キャア、痛い! 許さないんだから!」

激しい攻防により、ゆたかの服とドッペる真槍の服の一部がひらひらと舞う。
ゆたかも激しい攻防により、服が破れ始めていた。
致命的な一撃は付けられていないが、決着が付くのは時間の問題だった。

「あんたら、いいかげんにしなさい!」

真槍ちゃん本人が、ドッペる真槍とゆたかの間に入る。
超高速で移動している二人を、真槍ちゃんの動体視力で捕らえたのだ。
剣を握っている手ごと掴み、二人を止める。

「なっ、デカ乳?」

「キャア、何すんのよ!」

真槍ちゃんは、手首をひねって、二人を地面に叩き付けた。
ドッペる真槍は、かろうじて下着はつけており、最悪の事態は回避されていた。

ゆたかは、ほぼ無傷の状態である。
制服の一部が切られているだけだ。

二人の戦いは無傷のまま、無事に終了した。
それなのに、オレのこのがっかり感は何だろう。

「いたたたた、何すんの? 後ちょっとでサービスシーンが提供できたのに……」

「ふん、だからよ! 
いくら機械のアンドロイドだからって、アタシを全裸にして良いと思っているの? 
間接的に全裸にされるのは、アタシなのよ!」

真槍ちゃんの力が強く、ドッペる真槍は手首ごと破壊してしまった。

「キャア、アタシの腕が……酷い……」

ドッペる真槍は、涙を流し始めた。
おそらく男を虜にするぶりっ子機能が付いているのだろう。
オレでさえ、思わず助けなければと思うほど可愛い仕草をする。

「ぐっす、アタシの方が可愛いからって、この仕打ちなの。この暴力デカ乳娘!」

ドッペる真槍の暴言に対し、なぜか怒りの矛先が霊子に向く。
ドッペる真槍を片手で運び、圧力を感じさせるように霊子に近付く。

「霊子ちゃん。あんた、普段からアタシの事をこんな感じで見ていたんだ。
剣冴と良い雰囲気だから、仲良くしようと思っていたけど、ちょっと調教が必要かな?」

「あ、あ、いえ、オッパイが大きい事に関しては嫉妬していましたけど、決して暴力女なんて見ていませんでした! 
優しい真槍お姉様だと思っていますから……」

「ふーん、今回は許してあげる。
ドッペる真槍ちゃんは、使い様によっては便利だからね。
次からは、アタシの指示通りに使いなさいね」

「はい、真槍お姉様!」

霊子とドッペる真槍は、同時にそう答えた。
ゆたかは、真槍ちゃん本人に近付く。
気配を消し、神速の剣を構えていた。

「まあ良いや。真槍ちゃん本人の裸体で勘弁してあげよう!」

ゆたかはエロベアソードを使い、真槍ちゃん本人を攻撃する。
思わぬ展開に、オレも興奮してしまうが、その考えは一瞬で消え去った。

超高速移動するエロベアソードを、真槍ちゃんは一瞬で捕らえる。
手首をつかみ、神速の剣を止める。
目にも止まらぬ早業だった。

「あんたも調教が必要の様ね♡」

「バカな! エロベアソードを一瞬で……」

抵抗するゆたかを、真槍ちゃんの膝蹴りが炸裂する。
さすがのゆたかも一瞬で大人しくなった。
全身の力が抜け、気絶する様に眠る。

オレは改めて、身体能力では真槍ちゃんが最強である事を悟った。
まあ、それはオレの次にだが……。
眠るゆたかを、霊子に預けて移動しようとする。

次こそ、冷菓と真槍ちゃんが対決する番だ。
そう思って、遺跡の前方を見ると、冷菓がオレ達を待ち構えていた。
真槍ちゃんの戦いぶりを改めて確認しているようだ。

「やりますね。ドッペる真槍やゆたかちゃんを瞬殺するとは……」

「見ていたの? 中々良い趣味しているじゃない。罠でも仕掛けてあるのかしら?」

「いえいえ、そんな卑怯な手は使いませんよ。あくまでも公平な条件で戦うつもりです」

「そう。なら、あなたのその能力を教えてもらおうかしら? 
前々から気になっていたのよね。
あなたの氷の能力や、アビナ先生の炎の能力とか、光子先生の光の能力とかを……」

真槍ちゃんは、不敵な笑みを浮かべる。
敵には、能力を明かさないと思っているようだ。

「ああ、これですか。別に良いですよ。簡単に説明してあげましょう。
これも、今私達がいる異次元空間の様な物です。
異次元空間は、普通今居た次元空間から別次元空間に、人ごと移動する物ですよね。

私の場合は、その移動工程を省き、ある物質だけをこの次元空間に一方的に送り込んでいるんですよ。風と水をね。
人によっては、炎や光を使っている場合があります。

もちろん、この能力を使うには、厳しい条件をクリアしないといけません。
私の場合は、ドSでいる事です。アビナ先生は、髪を可笑しな色に染める。
光子先生は、コスプレをし続けなくてはいけない。こんな所です。分かりましたか?」

「ええ、何となくは……」

まさか、アビナ先生と光子先生にそんな秘密があったとは……。
オレの能力も、好きな相手が近くにいないと能力が発動できないという条件がある。
その条件がそろって、ワープ能力と時間を短縮する事が出来るのだ。
簡単な様でいて、奥が深い。

「ちなみに、ゆたかちゃんのIPETシリーズも入れ替えの能力を使っていますよ。
条件は、エロい事です」

それを聞き、オレと真槍ちゃんは納得した。

「ああ、そうだったんだ!」

ゆたかの奴、IPETシリーズの為に無理してエロい事をしていたんだな。
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