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番外編エピソード 魅惑のケーキマジシャン☆
Bー4 オレ、彼氏になる?
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オレは、自分の使う部屋に案内された。
「とりあえず、この部屋を使ってください。
高校の時から使っていた部屋です。
どんどん人が出て行って、私と聡美ちゃんだけになってしまいましたけど……。
それよりも、トイレとかは大丈夫ですか?
チャックを下げたり、ズボンを下ろしたりする必要がある時は呼んでください。
お手伝いします」
「まあ、可能な限りは自分でやるよ。
チャックを下げたり、ズボンを下ろすのは、一人でもできる。そう心配するな。
必要があるなら、聡美ちゃんを呼ぶよ!」
「そんな、無理をなさらないで! 無理は体に毒ですよ。
私なら、アウトゾーンも喜んでケアします!」
「うん、可能な限りは、出さないようにするよ。
何か、かなりヤバい感じがするからな……」
「ああ、サイズを知りたかったのに……」
オレは二人を部屋から出し、荷物を整理する。
扉の向こうから、ぼそぼそと二人の話が聞こえる。
「美香、お前、欲望出し過ぎだろ。いくらなんでも引くぞ!」
「うーん、そうかな? 若い子に迫られたら、ころりといくのが男ってもんじゃないの。それに、私は女だから、かりに襲っても責任を問われないし……。
ちょっと積極的に攻めようかな、と……。駄目かな?」
「駄目だ! 何もイベントがないのに、惚れる女なんて尻軽だと思われるぞ!
それに、あいつは女を追っかけるタイプだろ。追って来る女は、警戒するかもしれない」
「そうか、所謂ツンデレタイプが好みなのね。
そういえば、家に来るのを拒んでいたわ」
「そうだろうな。今は普通に生活して、ラブラブチャンスがあった時に畳み掛けるんだ。そのほうが……」
オレが気になって扉を開けると、二人は緊張したように固まった。
「何の話をしているんだ?」
「えーっと、ドラマの話、かな……」
「そうそう、ドラマでヒロインが主人公を落とすには、どうしたらいいかって相談していたんだ。
女って、いくつになっても恋に興味があるもんなんだよ……」
「やっぱり、出て行くよ!」
オレは荷物を持って、玄関へ向かった。
「あーん、お待ちになって!」
美香は、オレを追うように付いて来るが、オレは急いで玄関へ向かう。
オレが玄関に着くと、この家のチャイムが鳴った。
美香は、オレの後ろを通り過ぎ、平然と戸を開ける。
「はーい、どちら様ですか? あ、パパとお連れの方々……」
戸を彼女が開けると、やくざ風の男達三人が立っていた。
真ん中の年輩の男は、オレを睨み付けて来た。
美香は空気を読まずに、オレに三人を紹介する。
「大輝さん、こちらが昨日話したケーキが大好きな私の友人と、私のお父さんです」
オレには、空気が凍り付いた気がした。
「彼は怪我してるようだ。リビングで話をしても良いかな?
そのほうが、彼も落ち着くだろう」
「はーい。じゃあ、聡美ちゃんはお茶を用意してね。
大輝さんは、あの椅子に座ってください。私はお菓子を用意します」
美香は、てきぱきと指示を出す。
オレは、こっそりと美香に尋ねる。
「おい、やくざじゃないのか? どう見てもケーキ好きな人じゃないだろ」
「嫌だな、やくざじゃありませんよ。人は見かけによりませんし……」
美香の父親は、オレの言葉を聞いていたようで、オレに話しかけて来た。
「私は市会議員だよ。まあ、君達から見たら、やくざと変わらないかもしれないがね。
権力と財力があり、大抵のことは権力と金の力で揉み消すことができる。
ある意味では、やくざより厄介者かもしれないな」
「いえ、そんなことは……」
「はっはは、私のわがままで、君と娘の仲を裂こうとしているのだ。
敵と思ってくれて構わんよ!」
「は? どういうことです……」
オレが疑問を感じていると、美香と聡美ちゃんがオレを脱衣所に連れて行く。
「すいません。私たちの話を聞いてください」
美香と聡美ちゃんは事情を話し始めた。
「実は、美香は手品の仕事をしたいのだが、仕事がなかなかうまくいかず、このままではあの父親に無理矢理結婚させられてしまうかもしれないんだ。
せめて、父親が認める彼しか、手品の仕事がうまく行くまで時間が欲しいのだ。
頼む、偽の彼氏でもいいから、少し話を合わせてくれ!」
「いや、美香じゃ、何年経っても手品の仕事など無理だろう。あきらめて結婚しろ!」
「それは、プロポーズと思っていいんですね?」
美香が目を輝かせて、オレを見る。
「なぜ、オレを見る? お父さんの紹介する男性と結婚すればいいじゃないか?」
「そんな……。結婚くらいは自分で決めた人と結婚したいと考えているんです。
二年くらい付き合って、お互い愛し合って結婚したいんです!
儚い少女の夢を壊さないでください!」
「だいたい八割くらいの女がそう考えているだろう。しかし、現実は残酷だ!
最後は、父親や親戚の協力によって、結婚までこぎつけるんだ。諦めるんだな!」
「確かに、すべての女性を助けるのは無理でしょう。
でも、あなたの目の前に、そんな儚い夢を抱いている少女がいるんですよ。
男なら、絶対に壊そうなんてしません! むしろ全てを懸けて守ります」
「いや、オレの目の前には、少女なんていないな。幼女と二十代の変な女がいるだけだ」
「分かってます。言葉ではそう言っても、必ず助けて下さると……。
でも、恥ずかしがって何もしないのは困ります。
最悪の場合は、弱みを握って彼氏にするしかないですね……」
「じゃあ、大輝、脱げ!」
聡美ちゃんは、強引にオレのズボンとパンツを脱がす。
オレは激しく抵抗するが、骨折していては抗えない。
「な、何をする!」
「いえ、有名な今なら、かなりの脅しになるかなと思い、写真に収めて、ネットに流そうかと……。そうすれば、アクセス数が稼げます。
アクセス数は、ネットで稼ぐポイントですから……」
美香は、冷静にデジカメを出して撮ろうとする。
「分かった。要は、手品の仕事がうまく行けばいいんだな? そっちを協力しよう!
今なら、宣伝効果もあると思う。一気に人気者の手品師になれるぞ!」
「でも、私、手品の才能ないし……」
「バカ野郎! 夢をあきらめてどうする。
オレが、怪我が治るまでは協力してやる。頑張ろうぜ!」
「聡美ちゃん、どうする? 怪我が治るまでだって……」
美香は、聡美ちゃんに訊く。
「まあ、仕方ない。偽の彼氏ってことで、この場は話を合わせろよ!」
「ち、仕方ないな……」
聡美ちゃんがそう言うので、頼みを聞くことにした。
「ああ、大輝さんが私の彼氏。嘘でも、一時でも、私のカ・レ・シ」
美香は怪しく悶えて、笑っていた。
「あれは放っておいていいから」と、聡美ちゃんは言い、先にリビングへ戻っていった。
オレと美香がリビングに行くと、彼女の父親がオレに話しかけて来た。
「聡美ちゃんから話は聞いたよ。
なんでも、二日前にケーキ大会で優勝した後、不幸にも事故に遭い、両腕を骨折してしまったようだね。
そして、偶然現場に居合わせた私の娘に助けられ、惚れてしまったというわけか……。
そして、私の娘も一目惚れしてしまい、このマンションに住むように勧めて来たというわけだね。
娘を幸せにできるかとか、本当に私の娘を愛しているかは、詮索しないよ。
私の娘を不幸にした時点で、君の首は飛ぶからね……。
しかし、私の娘と一緒に新しいジャンルの手品をするというなら話は別だ。
できる限りの協力はしよう。ただし、君にその価値があると認めた場合だけだ。
市会議員とは、世間体を一番気にする。
もしも、私の娘と変な男が、おかしな手品をしようものなら、全力で阻止しなければならない! 実際のところどうかね?
娘と一緒に、仕事としてやっていく自信はあるかね?」
オレの回答の代わりに、美香が答えた。
「自信はあります。
私と大輝さんは、ケーキを使った手品を披露して、ケーキの大会で優勝しようと考えています。
ケーキ大会優勝者として驕ることなく、新しいジャンルに挑戦しようとしているのです。中途半端な覚悟ではありません!」
「何、分かっているのか?
ケーキの大会でそんなことをして、恥をかいたらどうするつもりだ!
私にも影響が出るかもしれないんだぞ!
彼だって、ケーキ職人から追放されてしまうかもしれないんだ!
今後の人生に関わって来る……」
「私も彼もすべて覚悟の上です! お願いします、お父様!
私が手品師としてやっていける最後のチャンスかも知れないんです。
やらして下さい! 私、大輝さんと一緒に挑戦してみたいんです。
私の手品では無理でも、大輝さんと一緒ならできます!」
「そんなにこの男を信頼しているのか……。
分かった、チャンスをやろう!」
美香の父親は、落ち着くためにお茶を口に含んだ。
そして、こう言う。
「私にそのケーキの手品とやらを見せなさい。
腕が動かせるようになるくらいまで、彼の怪我が治ってからでいい。
私が状況を見て、連絡する。その時に判断しよう! これで、いいな!」
「はい、ありがとうございます、お父様!」
「もしも、中途半端な手品をしたその時は、その男の両腕を切り捨ててくれる!」
「はい、分かりました。覚悟の上です!」
美香の父親は、オレの背中を軽く叩き、こう言った。
「ふん! 君、娘を頼んだよ……」
そして、一通り話をした後、帰って行った。
「とりあえず、この部屋を使ってください。
高校の時から使っていた部屋です。
どんどん人が出て行って、私と聡美ちゃんだけになってしまいましたけど……。
それよりも、トイレとかは大丈夫ですか?
チャックを下げたり、ズボンを下ろしたりする必要がある時は呼んでください。
お手伝いします」
「まあ、可能な限りは自分でやるよ。
チャックを下げたり、ズボンを下ろすのは、一人でもできる。そう心配するな。
必要があるなら、聡美ちゃんを呼ぶよ!」
「そんな、無理をなさらないで! 無理は体に毒ですよ。
私なら、アウトゾーンも喜んでケアします!」
「うん、可能な限りは、出さないようにするよ。
何か、かなりヤバい感じがするからな……」
「ああ、サイズを知りたかったのに……」
オレは二人を部屋から出し、荷物を整理する。
扉の向こうから、ぼそぼそと二人の話が聞こえる。
「美香、お前、欲望出し過ぎだろ。いくらなんでも引くぞ!」
「うーん、そうかな? 若い子に迫られたら、ころりといくのが男ってもんじゃないの。それに、私は女だから、かりに襲っても責任を問われないし……。
ちょっと積極的に攻めようかな、と……。駄目かな?」
「駄目だ! 何もイベントがないのに、惚れる女なんて尻軽だと思われるぞ!
それに、あいつは女を追っかけるタイプだろ。追って来る女は、警戒するかもしれない」
「そうか、所謂ツンデレタイプが好みなのね。
そういえば、家に来るのを拒んでいたわ」
「そうだろうな。今は普通に生活して、ラブラブチャンスがあった時に畳み掛けるんだ。そのほうが……」
オレが気になって扉を開けると、二人は緊張したように固まった。
「何の話をしているんだ?」
「えーっと、ドラマの話、かな……」
「そうそう、ドラマでヒロインが主人公を落とすには、どうしたらいいかって相談していたんだ。
女って、いくつになっても恋に興味があるもんなんだよ……」
「やっぱり、出て行くよ!」
オレは荷物を持って、玄関へ向かった。
「あーん、お待ちになって!」
美香は、オレを追うように付いて来るが、オレは急いで玄関へ向かう。
オレが玄関に着くと、この家のチャイムが鳴った。
美香は、オレの後ろを通り過ぎ、平然と戸を開ける。
「はーい、どちら様ですか? あ、パパとお連れの方々……」
戸を彼女が開けると、やくざ風の男達三人が立っていた。
真ん中の年輩の男は、オレを睨み付けて来た。
美香は空気を読まずに、オレに三人を紹介する。
「大輝さん、こちらが昨日話したケーキが大好きな私の友人と、私のお父さんです」
オレには、空気が凍り付いた気がした。
「彼は怪我してるようだ。リビングで話をしても良いかな?
そのほうが、彼も落ち着くだろう」
「はーい。じゃあ、聡美ちゃんはお茶を用意してね。
大輝さんは、あの椅子に座ってください。私はお菓子を用意します」
美香は、てきぱきと指示を出す。
オレは、こっそりと美香に尋ねる。
「おい、やくざじゃないのか? どう見てもケーキ好きな人じゃないだろ」
「嫌だな、やくざじゃありませんよ。人は見かけによりませんし……」
美香の父親は、オレの言葉を聞いていたようで、オレに話しかけて来た。
「私は市会議員だよ。まあ、君達から見たら、やくざと変わらないかもしれないがね。
権力と財力があり、大抵のことは権力と金の力で揉み消すことができる。
ある意味では、やくざより厄介者かもしれないな」
「いえ、そんなことは……」
「はっはは、私のわがままで、君と娘の仲を裂こうとしているのだ。
敵と思ってくれて構わんよ!」
「は? どういうことです……」
オレが疑問を感じていると、美香と聡美ちゃんがオレを脱衣所に連れて行く。
「すいません。私たちの話を聞いてください」
美香と聡美ちゃんは事情を話し始めた。
「実は、美香は手品の仕事をしたいのだが、仕事がなかなかうまくいかず、このままではあの父親に無理矢理結婚させられてしまうかもしれないんだ。
せめて、父親が認める彼しか、手品の仕事がうまく行くまで時間が欲しいのだ。
頼む、偽の彼氏でもいいから、少し話を合わせてくれ!」
「いや、美香じゃ、何年経っても手品の仕事など無理だろう。あきらめて結婚しろ!」
「それは、プロポーズと思っていいんですね?」
美香が目を輝かせて、オレを見る。
「なぜ、オレを見る? お父さんの紹介する男性と結婚すればいいじゃないか?」
「そんな……。結婚くらいは自分で決めた人と結婚したいと考えているんです。
二年くらい付き合って、お互い愛し合って結婚したいんです!
儚い少女の夢を壊さないでください!」
「だいたい八割くらいの女がそう考えているだろう。しかし、現実は残酷だ!
最後は、父親や親戚の協力によって、結婚までこぎつけるんだ。諦めるんだな!」
「確かに、すべての女性を助けるのは無理でしょう。
でも、あなたの目の前に、そんな儚い夢を抱いている少女がいるんですよ。
男なら、絶対に壊そうなんてしません! むしろ全てを懸けて守ります」
「いや、オレの目の前には、少女なんていないな。幼女と二十代の変な女がいるだけだ」
「分かってます。言葉ではそう言っても、必ず助けて下さると……。
でも、恥ずかしがって何もしないのは困ります。
最悪の場合は、弱みを握って彼氏にするしかないですね……」
「じゃあ、大輝、脱げ!」
聡美ちゃんは、強引にオレのズボンとパンツを脱がす。
オレは激しく抵抗するが、骨折していては抗えない。
「な、何をする!」
「いえ、有名な今なら、かなりの脅しになるかなと思い、写真に収めて、ネットに流そうかと……。そうすれば、アクセス数が稼げます。
アクセス数は、ネットで稼ぐポイントですから……」
美香は、冷静にデジカメを出して撮ろうとする。
「分かった。要は、手品の仕事がうまく行けばいいんだな? そっちを協力しよう!
今なら、宣伝効果もあると思う。一気に人気者の手品師になれるぞ!」
「でも、私、手品の才能ないし……」
「バカ野郎! 夢をあきらめてどうする。
オレが、怪我が治るまでは協力してやる。頑張ろうぜ!」
「聡美ちゃん、どうする? 怪我が治るまでだって……」
美香は、聡美ちゃんに訊く。
「まあ、仕方ない。偽の彼氏ってことで、この場は話を合わせろよ!」
「ち、仕方ないな……」
聡美ちゃんがそう言うので、頼みを聞くことにした。
「ああ、大輝さんが私の彼氏。嘘でも、一時でも、私のカ・レ・シ」
美香は怪しく悶えて、笑っていた。
「あれは放っておいていいから」と、聡美ちゃんは言い、先にリビングへ戻っていった。
オレと美香がリビングに行くと、彼女の父親がオレに話しかけて来た。
「聡美ちゃんから話は聞いたよ。
なんでも、二日前にケーキ大会で優勝した後、不幸にも事故に遭い、両腕を骨折してしまったようだね。
そして、偶然現場に居合わせた私の娘に助けられ、惚れてしまったというわけか……。
そして、私の娘も一目惚れしてしまい、このマンションに住むように勧めて来たというわけだね。
娘を幸せにできるかとか、本当に私の娘を愛しているかは、詮索しないよ。
私の娘を不幸にした時点で、君の首は飛ぶからね……。
しかし、私の娘と一緒に新しいジャンルの手品をするというなら話は別だ。
できる限りの協力はしよう。ただし、君にその価値があると認めた場合だけだ。
市会議員とは、世間体を一番気にする。
もしも、私の娘と変な男が、おかしな手品をしようものなら、全力で阻止しなければならない! 実際のところどうかね?
娘と一緒に、仕事としてやっていく自信はあるかね?」
オレの回答の代わりに、美香が答えた。
「自信はあります。
私と大輝さんは、ケーキを使った手品を披露して、ケーキの大会で優勝しようと考えています。
ケーキ大会優勝者として驕ることなく、新しいジャンルに挑戦しようとしているのです。中途半端な覚悟ではありません!」
「何、分かっているのか?
ケーキの大会でそんなことをして、恥をかいたらどうするつもりだ!
私にも影響が出るかもしれないんだぞ!
彼だって、ケーキ職人から追放されてしまうかもしれないんだ!
今後の人生に関わって来る……」
「私も彼もすべて覚悟の上です! お願いします、お父様!
私が手品師としてやっていける最後のチャンスかも知れないんです。
やらして下さい! 私、大輝さんと一緒に挑戦してみたいんです。
私の手品では無理でも、大輝さんと一緒ならできます!」
「そんなにこの男を信頼しているのか……。
分かった、チャンスをやろう!」
美香の父親は、落ち着くためにお茶を口に含んだ。
そして、こう言う。
「私にそのケーキの手品とやらを見せなさい。
腕が動かせるようになるくらいまで、彼の怪我が治ってからでいい。
私が状況を見て、連絡する。その時に判断しよう! これで、いいな!」
「はい、ありがとうございます、お父様!」
「もしも、中途半端な手品をしたその時は、その男の両腕を切り捨ててくれる!」
「はい、分かりました。覚悟の上です!」
美香の父親は、オレの背中を軽く叩き、こう言った。
「ふん! 君、娘を頼んだよ……」
そして、一通り話をした後、帰って行った。
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