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第九章 古代遺跡 続・学校編最後の試練!
第五十三話 オレVS光宮奏子 精霊達の秘密
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オレの妹・光宮奏子は、オレを狙う目で見詰めて来る。
ゆたかと会った時以上の危険を感じ始めていた。
もう、目の前にオレの知っている妹はいない。
このままの状態で奏子とバトルした場合、オレの脳内に負けの状況が映し出される。
それほどまでに、今目の前にいる奏子は強い。
イフリートやウンディーネ、シルフやゴーレムを同時に操っているのだ。
今までの敵とは、一線を越える存在だ。
セカンドウェポンなのか、黒い傘も持っている。
オレのワープ能力は、地脈のエネルギーを使っている為、移動する範囲が限られている。
その場所を精霊達が存在する事によって巧みに封じられている為、オレも困惑していた。もっと相手の情報が無ければ、勝つのは難しいだろう。
「この精霊達は何だ?
姿は人型だし、超強力な能力の気がするが、まさか本当の魔法か?
もはや、異次元能力の範囲内じゃないぞ」
「ふふ、マモルお兄様の得意技『ディメンションエスケープ』を封じられて焦っていますね。
私は、お兄様の能力の方法も弱点も分かっていますからね。
対策も当然知っています。
なら、ハンデとして私の能力もお教えしましょうかね。
秘密は、この傘です。これが異次元能力を極限まで引き出しているのです。
この傘の正体は、エネルギーを物質に変換する化学兵器ですよ。
冷菓や他の人々も、気が付かなくてもこうした化学兵器を使って、異次元能力を増幅しているのです。
子供の時から、訓練と加工したこの兵器を用いる事によってあそこまでの能力を得たのです。
冷菓やその他の人は、宝石型の兵器。
私は、この傘を用いて、火や水、土なんかの物質を感情の無いロボットとして出現させているのです。
マモルお兄様も例外ではありませんよ。
その証拠に、お兄様の持つ子狐丸も能力増幅兵器ですから。
まあ、能力が無い人には、可愛い子狐が出現するだけの様ですけど……」
「なっ、オレの持つこの刀も……」
「手に入れた時点で、かなり異次元能力がパワーアップしたはずですけど……。
気が付かなかったんですか?」
「ふっ、オレの能力が強過ぎて、今まで気が付かなかったよ。
確かに、ちょっと能力が上がっている気がする!」
オレは、改めて子狐丸を見る。
切れ味の鋭い感じだが、今は手入れもしていなくてボロボロの状態だった。
手入れをしていなくてごめんと感じる。
「まあ、そういう訳で、私の精霊ちゃん達を倒すには、コアの部分の傘を手に入れなければなりません。
しかし、傘は、完全に精霊ちゃん達と一体化しているので、取り出すのは困難ですよ。
完全に精霊ちゃん達を機能停止させる以外に、取り出す方法は無いのです。
そして、生半可な攻撃では、精霊ちゃん達はすぐに修復します。
さあ、どうしますか?
自分の気持ちに素直になって、私を愛するというのなら、恥をかかずに済みますよ?」
「ふん、それはお断りだ! それに、甘く見ているのは、奏子の方かもしれないぞ?」
「ご冗談を……。
まずは、イフリートちゃん、ウンディーネちゃん、シルフちゃん、ゴーレムちゃんで相手をしてあげますよ。死なない程度に、可愛がってあげる♡」
奏子の合図により、四体の精霊がオレと冷菓、真槍ちゃん、ゆたかの間を阻む。
シルフは、ゆたかを拘束しているのか、攻撃する気配はない。
おそらく、ゆたかは無傷の為に警戒しているのだろう。
他の三体が、積極的にオレを攻撃し始める。
「まずは、ゴーレムを倒すとするか!」
オレは、ゴーレムに狙いを絞り、攻撃を開始する。
刀で攻撃すると、子狐丸がダメになるので、ゴーレムのバランスが崩れた所を体当たりする。体当たりした先には、イフリートがいる様に計算して倒した。
奏子は、戦闘経験は無いに等しい。ゴーレムの動きも単調な機械的な動きだ。
バランスを崩すのは容易い。
四体精霊を出現させるという無茶が、更に動きを単調な物にしていた。
「奏子、戦闘経験が無い上、無理をしていてはオレを倒せないぞ!」
「ふふ、確かに、ゴーレムちゃんの動きは単調かもしれませんね。
しかし、精霊達は不死身!
イフリートちゃんの方に倒させる事で、共倒れを狙ったのかもしれませんが、このくらいのダメージは意味がありませんよ。
イフリートちゃん、ゴーレムちゃん、共に無傷です!
単調な動きだろうと、倒せなければ疲労するのはマモルお兄様だけ。
時間が経つごとに私が有利になります!」
「ふっ、勝利条件を満たすのは簡単だが、それじゃあ意味が無い。
お前を徹底的に打ちのめして、その程度の実力では生き残れない事を悟らせてやる。
お前の兄としてな!」
オレは、再びゴーレムに戦いを仕掛ける。
大きい分、攻撃が当たらなければバランスを崩すのは余裕だった。
オレを深追いし過ぎて、身体が無理な体勢でも攻撃して来る。
バランスが崩れた所を、同じように体当たりで倒す。
次は、ウンディ―ネの方に倒れ込ませる。
「何度やっても同じです! ゴーレムちゃんも、ウンディーネちゃんも再び復元します」
「それはどうかな? ゴーレムの身体を良く見てみろ」
奏子は、オレに促され、ゴーレムを観察する。
「なっ、ゴーレムちゃんに無数のひび割れがあります」
「ふふ、熱疲労によってゴーレムはひび割れたのさ。
これなら、一撃で倒す事が出来る。
そして、ゴーレムの核となっている傘を取り出せば、ゴーレムは復元できない!」
オレは、ゴーレムに子狐丸の一撃を加える。
子狐丸の一撃は、巨大なハンマーで打ち砕くかのように、ゴーレムを粉々に砕いた。
「どうやら、オレにも新しい能力が加わったようだな。
武器変化能力か……。
『ウェポンチェンジ』とでも名付けておくか」
オレの手に在った子狐丸は、いつの間にか鉄のハンマーになっていた。
それにより、ゴーレムは粉々に砕け散ったのだ。
「くっ、ここに来て、更にパワーアップするとはさすがです。
しかし、まだウンディーネちゃんとイフリートちゃんが残っています!」
奏子はそう宣言するが、実はすでに戦いは終わっていた。
「それはどうかな? まずは、ウンディーネをよく見ろ!」
奏子は、オレにそう指摘され、恐る恐るウンディーネを確認する。
「あれ、ウンディーネちゃんが一回り小さくなった気が……」
「気のせいじゃないぜ。
ウンディーネは、オレと真槍ちゃんの間を阻む為に、攻撃して来なかったようだが、それが仇となったな。
その辺に落ちていたゴムホースを使い、徐々に小さくなるようにしたのさ。
水を上手く人型に固定していたようだが、所詮水は水。
大気圧の力によって、下の方に移動するのさ。
ちょっとした高低差が仇になったようだな!」
「なっ、大気圧の力? どういう事ですか?」
「ふん、小さい頃に、風呂場で実験しただろう。
風呂の中に水を入れ、ゴムホースを使って永久機関を作る実験を……。
一度水が流れるようになったら、後は高低差がある限り、ずっと流れ続ける。
風呂の水が無くならない限りはな!」
「確かに、そんな事をした記憶もありますが、それがウンディーネちゃんを倒す方法に変えたというのですか?」
「その通り! 人型を維持させる事は出来るようだが、徐々に流れ出るゴムホースの攻撃には耐えられなかったようだな! これで、二本目だ!」
オレは、ワープ能力を使い、あっさりと二本目の傘をゲットした。
残るは、イフリートとシルフのみ!
ゆたかと会った時以上の危険を感じ始めていた。
もう、目の前にオレの知っている妹はいない。
このままの状態で奏子とバトルした場合、オレの脳内に負けの状況が映し出される。
それほどまでに、今目の前にいる奏子は強い。
イフリートやウンディーネ、シルフやゴーレムを同時に操っているのだ。
今までの敵とは、一線を越える存在だ。
セカンドウェポンなのか、黒い傘も持っている。
オレのワープ能力は、地脈のエネルギーを使っている為、移動する範囲が限られている。
その場所を精霊達が存在する事によって巧みに封じられている為、オレも困惑していた。もっと相手の情報が無ければ、勝つのは難しいだろう。
「この精霊達は何だ?
姿は人型だし、超強力な能力の気がするが、まさか本当の魔法か?
もはや、異次元能力の範囲内じゃないぞ」
「ふふ、マモルお兄様の得意技『ディメンションエスケープ』を封じられて焦っていますね。
私は、お兄様の能力の方法も弱点も分かっていますからね。
対策も当然知っています。
なら、ハンデとして私の能力もお教えしましょうかね。
秘密は、この傘です。これが異次元能力を極限まで引き出しているのです。
この傘の正体は、エネルギーを物質に変換する化学兵器ですよ。
冷菓や他の人々も、気が付かなくてもこうした化学兵器を使って、異次元能力を増幅しているのです。
子供の時から、訓練と加工したこの兵器を用いる事によってあそこまでの能力を得たのです。
冷菓やその他の人は、宝石型の兵器。
私は、この傘を用いて、火や水、土なんかの物質を感情の無いロボットとして出現させているのです。
マモルお兄様も例外ではありませんよ。
その証拠に、お兄様の持つ子狐丸も能力増幅兵器ですから。
まあ、能力が無い人には、可愛い子狐が出現するだけの様ですけど……」
「なっ、オレの持つこの刀も……」
「手に入れた時点で、かなり異次元能力がパワーアップしたはずですけど……。
気が付かなかったんですか?」
「ふっ、オレの能力が強過ぎて、今まで気が付かなかったよ。
確かに、ちょっと能力が上がっている気がする!」
オレは、改めて子狐丸を見る。
切れ味の鋭い感じだが、今は手入れもしていなくてボロボロの状態だった。
手入れをしていなくてごめんと感じる。
「まあ、そういう訳で、私の精霊ちゃん達を倒すには、コアの部分の傘を手に入れなければなりません。
しかし、傘は、完全に精霊ちゃん達と一体化しているので、取り出すのは困難ですよ。
完全に精霊ちゃん達を機能停止させる以外に、取り出す方法は無いのです。
そして、生半可な攻撃では、精霊ちゃん達はすぐに修復します。
さあ、どうしますか?
自分の気持ちに素直になって、私を愛するというのなら、恥をかかずに済みますよ?」
「ふん、それはお断りだ! それに、甘く見ているのは、奏子の方かもしれないぞ?」
「ご冗談を……。
まずは、イフリートちゃん、ウンディーネちゃん、シルフちゃん、ゴーレムちゃんで相手をしてあげますよ。死なない程度に、可愛がってあげる♡」
奏子の合図により、四体の精霊がオレと冷菓、真槍ちゃん、ゆたかの間を阻む。
シルフは、ゆたかを拘束しているのか、攻撃する気配はない。
おそらく、ゆたかは無傷の為に警戒しているのだろう。
他の三体が、積極的にオレを攻撃し始める。
「まずは、ゴーレムを倒すとするか!」
オレは、ゴーレムに狙いを絞り、攻撃を開始する。
刀で攻撃すると、子狐丸がダメになるので、ゴーレムのバランスが崩れた所を体当たりする。体当たりした先には、イフリートがいる様に計算して倒した。
奏子は、戦闘経験は無いに等しい。ゴーレムの動きも単調な機械的な動きだ。
バランスを崩すのは容易い。
四体精霊を出現させるという無茶が、更に動きを単調な物にしていた。
「奏子、戦闘経験が無い上、無理をしていてはオレを倒せないぞ!」
「ふふ、確かに、ゴーレムちゃんの動きは単調かもしれませんね。
しかし、精霊達は不死身!
イフリートちゃんの方に倒させる事で、共倒れを狙ったのかもしれませんが、このくらいのダメージは意味がありませんよ。
イフリートちゃん、ゴーレムちゃん、共に無傷です!
単調な動きだろうと、倒せなければ疲労するのはマモルお兄様だけ。
時間が経つごとに私が有利になります!」
「ふっ、勝利条件を満たすのは簡単だが、それじゃあ意味が無い。
お前を徹底的に打ちのめして、その程度の実力では生き残れない事を悟らせてやる。
お前の兄としてな!」
オレは、再びゴーレムに戦いを仕掛ける。
大きい分、攻撃が当たらなければバランスを崩すのは余裕だった。
オレを深追いし過ぎて、身体が無理な体勢でも攻撃して来る。
バランスが崩れた所を、同じように体当たりで倒す。
次は、ウンディ―ネの方に倒れ込ませる。
「何度やっても同じです! ゴーレムちゃんも、ウンディーネちゃんも再び復元します」
「それはどうかな? ゴーレムの身体を良く見てみろ」
奏子は、オレに促され、ゴーレムを観察する。
「なっ、ゴーレムちゃんに無数のひび割れがあります」
「ふふ、熱疲労によってゴーレムはひび割れたのさ。
これなら、一撃で倒す事が出来る。
そして、ゴーレムの核となっている傘を取り出せば、ゴーレムは復元できない!」
オレは、ゴーレムに子狐丸の一撃を加える。
子狐丸の一撃は、巨大なハンマーで打ち砕くかのように、ゴーレムを粉々に砕いた。
「どうやら、オレにも新しい能力が加わったようだな。
武器変化能力か……。
『ウェポンチェンジ』とでも名付けておくか」
オレの手に在った子狐丸は、いつの間にか鉄のハンマーになっていた。
それにより、ゴーレムは粉々に砕け散ったのだ。
「くっ、ここに来て、更にパワーアップするとはさすがです。
しかし、まだウンディーネちゃんとイフリートちゃんが残っています!」
奏子はそう宣言するが、実はすでに戦いは終わっていた。
「それはどうかな? まずは、ウンディーネをよく見ろ!」
奏子は、オレにそう指摘され、恐る恐るウンディーネを確認する。
「あれ、ウンディーネちゃんが一回り小さくなった気が……」
「気のせいじゃないぜ。
ウンディーネは、オレと真槍ちゃんの間を阻む為に、攻撃して来なかったようだが、それが仇となったな。
その辺に落ちていたゴムホースを使い、徐々に小さくなるようにしたのさ。
水を上手く人型に固定していたようだが、所詮水は水。
大気圧の力によって、下の方に移動するのさ。
ちょっとした高低差が仇になったようだな!」
「なっ、大気圧の力? どういう事ですか?」
「ふん、小さい頃に、風呂場で実験しただろう。
風呂の中に水を入れ、ゴムホースを使って永久機関を作る実験を……。
一度水が流れるようになったら、後は高低差がある限り、ずっと流れ続ける。
風呂の水が無くならない限りはな!」
「確かに、そんな事をした記憶もありますが、それがウンディーネちゃんを倒す方法に変えたというのですか?」
「その通り! 人型を維持させる事は出来るようだが、徐々に流れ出るゴムホースの攻撃には耐えられなかったようだな! これで、二本目だ!」
オレは、ワープ能力を使い、あっさりと二本目の傘をゲットした。
残るは、イフリートとシルフのみ!
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