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第十一章 金(ゴールド)と星(ランジェリー)
第七十七話 ゆたかが脱がせなかった女性
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朝になり、オレ達は朝食を食べ終わった後、大会に向けて訓練する。
すでにホテルの会場は人で犇めき合っており、美味しそうな料理の匂いで一杯だった。
真槍ちゃんが料理の練習をするのも難しそうだなと思っていると、店員の女性が特別訓練場に連れて行ってくれる。
と言っても、ただの普通のキッチンを予約しておいてくれただけだ。
まあ、食材や調理器具、場所が確保されているのは大助かりだが……。
真槍ちゃんの右隣には、赤い調理師の格好をした店員がいる。
その反対の左隣には、白い調理師の格好をした幾島警部がいる。
二人はすでにかなりのレベルに達しているようだ。
真槍ちゃんも冷菓のノートにより、料理のレシピと作り方は分かるので、後足りないのは基本的な料理のスキルだけだった。
包丁の扱い方や調理の仕方を学んで行けば、立派なオレの嫁に成長する事だろう。
一週間ほどの短期間しかないが、真槍ちゃんの武器スキルと負けず嫌いが噛み合えば、奇跡を起こす事も可能だろう。
すでに、皮むきは、傷付きながらも普通のレベルに成長していた。
偶に、隣の人のスキルを見守り、自分でも実践しているようだ。
これが、売れないアイドルなのかと思わせるほどの集中力を発揮している。
(頑張れ、真槍ちゃん!
料理が作れるようになれば、芸能人としてはかなりの非凡性だぞ!
料理番組なんかでは、審査員に抜擢されたり、料理の工夫を紹介したり、大会なんかの特別ゲストとしても呼ばれる可能性があるんだ。
更に、芸能界で食べて行けなくても、オレの傍という永久就職先もあるんだぞ!)
オレは、真槍ちゃんの作った料理を食べる。
多少足りない物もあるが、オレの昔の記憶が甦ったようだ。料理には、オレの思い出を呼び起こす作用もあるらしい。
と言っても、オレの記憶が写真の一枚の様に甦った程度だ。
どんな事があったかまでは、思い起こす事が出来ない。
冷菓と思われる女性がいた様な気はするが、オレの記憶には真槍ちゃんで置き換えられていた。彼女がオレの妻になった場合、こんな感じなのだろうかと思っていた。
素人にも優しいカレーだったから、味も中々美味かった。
味に厳しいゆたかでさえ、お代わりを要求するほどだ。
カレーを食べ終わり、オレ達は休憩する。
真槍ちゃんは黙々と作業を続けていた。
ゆたかは、食後の運動がてら散歩すると言う。
そう言って、エロベアソードを片手に、どこかへ行った。
真槍ちゃんの次の料理が出来るまでは暇なので、オレは星熊童子を探す事にする。
彼女の特徴としては、長髪の黒髪(ロングヘアー)と赤いドレス衣装を着ていたくらいしか分かっていない。鞭を巧みに操る技術は恐るべきものがあった。
さすがに、こんな公共の場所にいるはずもないかと思いながら辺りを見回す。
真槍ちゃんの隣にいる女性に一番見覚えがあるが、こんな所に敵が堂々としているはずもないだろうと考えていた。
すると、調理室の中で大きな悲鳴が聞こえて来た。
女性の悲鳴であり、何者かに暴行されているような感じだった。
オレは思わず幾島警部を見るが、彼女ではないようだ。
全然セクシーな露出もしていない。
しかし、彼女も恐怖を感じたのか、小刻みに震えている。
オレは、とりあえず叫び声を上げた女性を助けに行く。
この調理室には、男性は少なく、ほとんどが女性だった。
おそらく大会自体が女性メインの物だろう。
オレが助けに行かなければ、か弱い女性達が更に危険な目に遭うのは明らかだった。
オレが現場に向かうと、予想した通りエロベアソードを持つゆたかと、下着姿の女性が泣き崩れて座っていた。ゆたかはメガネをかけているが、それで変装しているつもりらしい。
「おい、ゆたか! 何をしている!」
オレは、自分の着ていた服を女性にかけ、ゆたかにそう問いかける。
「はっどうして気付いた! まあ、気付いても作業は続けるけどね!」
ゆたかはオレに構わず、女性の服を切り裂いて行く。
普通の女性だが、下着姿と言うだけでかなり美人に見える。
女性は全て美しいのだ。
地味に見える女性でも、服装や髪形、お肌の手入れが出来ていれば、見違える様に変わる。
多少好みに分かれる可能性は高いが、全ての女性に美しくなる可能性が開かれているのだ。
(これは作者の持論です。実際に試した統計ではありません。
しかし、女性のみなさんは諦めずに努力を続けてください。
その頑張りが、作者に喜びを与えます! 個人的には、穏やかな女性が大好きです!)
ゆたかも同じ考えなのだろう。
近くにいる女性を無差別に切り裂いて行く。
女性の身を守っていた調理師衣装は切り裂かれ、綺麗な肢体が次々と露わにされていた。
(おのれ、ゆたかめ!
オレが好みとするようなタイプをピンポイントで下着姿にしていくなど……。
オレの好みを知り尽くしている。だが、貴様の暴行を許すわけにはいかない!)
このままでは、真槍ちゃんに危害が及ぶのは時間の問題だった。
おそらくゆたかは、この場で女性の衣装を切り刻み、メインとなる真槍ちゃんと幾島警部、店員をターゲットにしている事だろう。そこに向かい動き始めた。
ゆたかが通り過ぎると共に女性達の衣装も消える様に切り裂かれた。
ゆたかのソード捌きもここに来て急成長している。恐ろしいほどの早業だった。
オレが女性を気にかけている内に目標地点まで一気に近付く。
(ダメだ! オレの力ではゆたかを止める事はできない!)
オレがそう思い諦めかけていると、ゆたかの刃が赤い調理師の格好をした店員に襲いかかる。一瞬にして服が切り裂かれたと思ったが、ボロボロになったのはエロベアソードの方だった。店員の女性は、薄笑いを浮かべてゆたかに近付く。
「ふふ、私の衣装を切り裂く気でいましたか?
悪い子ですね。ちょっとお仕置きが必要かな?」
オレは、女性達を掻き分けて、ゆたか達の元に近付く。
赤い衣装を着た店員に尋ねる。
「あんた、いったい何者だ! どうして服が無事なんだ?」
「ふふ、気になりますか? これが私の能力ですよ、光宮マモル君。
一度お会いしましたのに、全然気が付かないのは酷いですね。
私は、星熊童子ですよ」
オレは、薄々そうじゃないかとも思っていたが、雰囲気が違うので見落としていた。
改めて考えると、真槍ちゃん並のオッパイを持つ女性は、それほど多くは無い。
「ええ! でも、雰囲気が違うし……」
「ちょっと事務仕事の三つ編みヘアーにして、メガネをかけているだけですよ?
それに、泥棒というのは、変装だけでがらりと雰囲気を変える者です。
日々訓練しているので、注意力を怠ると私を捕まえられませんよ?」
星熊童子は、穏やかにオレを諭す。
十歳ほど歳は離れているが、学校の先生に諭されているようで照れる。
男子学生にとって、二十歳以上の女性は魅力的に映る物だ。
この女性も例外ではなかった。
教師の様な包容力、穏やかさは、同級生の女子にはない魅力の一つだ。
「星熊童子の次元能力は一体?」
「ふふ、それは秘密です!
さすがに、そこまでのサービスはしませんよ。
それと、私を捕まえるなら、現行犯逮捕でお願いします。
こうして、堂々とあなた達の前に現れたんですからね。
あなた達も証拠を提出するか、現行犯逮捕が勝負としての基本のはずです。
予告状もしっかりと出しましたし……」
オレと星熊童子が話していると、ゆたかが恨みがましい顔で星熊童子をにらみ付けて来る。
ゆたかは、星熊童子の次元能力に完敗したのだ。
そういう表情をしても仕方ない。
星熊童子はそれに気付いたのか、ゆたかに語りかける。
穏やかだが、教師の様に毅然とした態度だ。
叱る様子も無く、気分を害したわけでもない。
「ゆたかちゃんでしたか?
あなたのおかげで私達のライバルが減りました。
みんな、あなたを怖がって、ここにいる三人以外は出場を辞退したようです。
それには、正直に感謝します。
私の裸が見たいと言うのなら、下着姿までなら見せしますけど、見たいですか?」
ゆたかは速答で答えた。
「見たい!」
オレも正直、二十代美人のスタイルには興味がある。
十年後の真槍ちゃんの姿とも言えるのだ。興味が無いわけない。
星熊童子は、ゆたかの回答を聴き、ゆっくりと脱ぎ始めた。
徐々に服を脱いで行く仕草がとても色っぽい。
しかし、オレ達の好奇心は唐突に終わりを迎えた。
女性の背中にはあってはいけない物が彫り込まれていたのだ。
華麗な鳳凰の入れ墨、それが彼女の背中には大きく描いてあった。
十代の男子高校生なら、恐怖を通り越してカッコ良ささえ感じる物だろう。
しかし、現実はそう甘く無い。
この姿では、日本の温泉や銭湯に入る事も出来ないのだ。
「ふふ、ビックリしましたか? 別に、好き好んで自分で彫った訳ではありません。
お子様にはきつい内容かもしれませんが、男達に強姦され、自分達の所有する物という事で、無理矢理彫られたのです。
その男達はもうこの世にいませんが、私の身体の中に未だに残り続けているのです。
この入れ墨を見るたびに、男達に強姦された記憶が甦りますが、今はもうそれほどでもありません。
まあ、彫り師の腕が良く、綺麗に描かれているのがせめてもの救いですね。
どうですか?」
星熊童子は感想を求めるが、ゆたかは唖然とした表情で固まっていた。
すでにホテルの会場は人で犇めき合っており、美味しそうな料理の匂いで一杯だった。
真槍ちゃんが料理の練習をするのも難しそうだなと思っていると、店員の女性が特別訓練場に連れて行ってくれる。
と言っても、ただの普通のキッチンを予約しておいてくれただけだ。
まあ、食材や調理器具、場所が確保されているのは大助かりだが……。
真槍ちゃんの右隣には、赤い調理師の格好をした店員がいる。
その反対の左隣には、白い調理師の格好をした幾島警部がいる。
二人はすでにかなりのレベルに達しているようだ。
真槍ちゃんも冷菓のノートにより、料理のレシピと作り方は分かるので、後足りないのは基本的な料理のスキルだけだった。
包丁の扱い方や調理の仕方を学んで行けば、立派なオレの嫁に成長する事だろう。
一週間ほどの短期間しかないが、真槍ちゃんの武器スキルと負けず嫌いが噛み合えば、奇跡を起こす事も可能だろう。
すでに、皮むきは、傷付きながらも普通のレベルに成長していた。
偶に、隣の人のスキルを見守り、自分でも実践しているようだ。
これが、売れないアイドルなのかと思わせるほどの集中力を発揮している。
(頑張れ、真槍ちゃん!
料理が作れるようになれば、芸能人としてはかなりの非凡性だぞ!
料理番組なんかでは、審査員に抜擢されたり、料理の工夫を紹介したり、大会なんかの特別ゲストとしても呼ばれる可能性があるんだ。
更に、芸能界で食べて行けなくても、オレの傍という永久就職先もあるんだぞ!)
オレは、真槍ちゃんの作った料理を食べる。
多少足りない物もあるが、オレの昔の記憶が甦ったようだ。料理には、オレの思い出を呼び起こす作用もあるらしい。
と言っても、オレの記憶が写真の一枚の様に甦った程度だ。
どんな事があったかまでは、思い起こす事が出来ない。
冷菓と思われる女性がいた様な気はするが、オレの記憶には真槍ちゃんで置き換えられていた。彼女がオレの妻になった場合、こんな感じなのだろうかと思っていた。
素人にも優しいカレーだったから、味も中々美味かった。
味に厳しいゆたかでさえ、お代わりを要求するほどだ。
カレーを食べ終わり、オレ達は休憩する。
真槍ちゃんは黙々と作業を続けていた。
ゆたかは、食後の運動がてら散歩すると言う。
そう言って、エロベアソードを片手に、どこかへ行った。
真槍ちゃんの次の料理が出来るまでは暇なので、オレは星熊童子を探す事にする。
彼女の特徴としては、長髪の黒髪(ロングヘアー)と赤いドレス衣装を着ていたくらいしか分かっていない。鞭を巧みに操る技術は恐るべきものがあった。
さすがに、こんな公共の場所にいるはずもないかと思いながら辺りを見回す。
真槍ちゃんの隣にいる女性に一番見覚えがあるが、こんな所に敵が堂々としているはずもないだろうと考えていた。
すると、調理室の中で大きな悲鳴が聞こえて来た。
女性の悲鳴であり、何者かに暴行されているような感じだった。
オレは思わず幾島警部を見るが、彼女ではないようだ。
全然セクシーな露出もしていない。
しかし、彼女も恐怖を感じたのか、小刻みに震えている。
オレは、とりあえず叫び声を上げた女性を助けに行く。
この調理室には、男性は少なく、ほとんどが女性だった。
おそらく大会自体が女性メインの物だろう。
オレが助けに行かなければ、か弱い女性達が更に危険な目に遭うのは明らかだった。
オレが現場に向かうと、予想した通りエロベアソードを持つゆたかと、下着姿の女性が泣き崩れて座っていた。ゆたかはメガネをかけているが、それで変装しているつもりらしい。
「おい、ゆたか! 何をしている!」
オレは、自分の着ていた服を女性にかけ、ゆたかにそう問いかける。
「はっどうして気付いた! まあ、気付いても作業は続けるけどね!」
ゆたかはオレに構わず、女性の服を切り裂いて行く。
普通の女性だが、下着姿と言うだけでかなり美人に見える。
女性は全て美しいのだ。
地味に見える女性でも、服装や髪形、お肌の手入れが出来ていれば、見違える様に変わる。
多少好みに分かれる可能性は高いが、全ての女性に美しくなる可能性が開かれているのだ。
(これは作者の持論です。実際に試した統計ではありません。
しかし、女性のみなさんは諦めずに努力を続けてください。
その頑張りが、作者に喜びを与えます! 個人的には、穏やかな女性が大好きです!)
ゆたかも同じ考えなのだろう。
近くにいる女性を無差別に切り裂いて行く。
女性の身を守っていた調理師衣装は切り裂かれ、綺麗な肢体が次々と露わにされていた。
(おのれ、ゆたかめ!
オレが好みとするようなタイプをピンポイントで下着姿にしていくなど……。
オレの好みを知り尽くしている。だが、貴様の暴行を許すわけにはいかない!)
このままでは、真槍ちゃんに危害が及ぶのは時間の問題だった。
おそらくゆたかは、この場で女性の衣装を切り刻み、メインとなる真槍ちゃんと幾島警部、店員をターゲットにしている事だろう。そこに向かい動き始めた。
ゆたかが通り過ぎると共に女性達の衣装も消える様に切り裂かれた。
ゆたかのソード捌きもここに来て急成長している。恐ろしいほどの早業だった。
オレが女性を気にかけている内に目標地点まで一気に近付く。
(ダメだ! オレの力ではゆたかを止める事はできない!)
オレがそう思い諦めかけていると、ゆたかの刃が赤い調理師の格好をした店員に襲いかかる。一瞬にして服が切り裂かれたと思ったが、ボロボロになったのはエロベアソードの方だった。店員の女性は、薄笑いを浮かべてゆたかに近付く。
「ふふ、私の衣装を切り裂く気でいましたか?
悪い子ですね。ちょっとお仕置きが必要かな?」
オレは、女性達を掻き分けて、ゆたか達の元に近付く。
赤い衣装を着た店員に尋ねる。
「あんた、いったい何者だ! どうして服が無事なんだ?」
「ふふ、気になりますか? これが私の能力ですよ、光宮マモル君。
一度お会いしましたのに、全然気が付かないのは酷いですね。
私は、星熊童子ですよ」
オレは、薄々そうじゃないかとも思っていたが、雰囲気が違うので見落としていた。
改めて考えると、真槍ちゃん並のオッパイを持つ女性は、それほど多くは無い。
「ええ! でも、雰囲気が違うし……」
「ちょっと事務仕事の三つ編みヘアーにして、メガネをかけているだけですよ?
それに、泥棒というのは、変装だけでがらりと雰囲気を変える者です。
日々訓練しているので、注意力を怠ると私を捕まえられませんよ?」
星熊童子は、穏やかにオレを諭す。
十歳ほど歳は離れているが、学校の先生に諭されているようで照れる。
男子学生にとって、二十歳以上の女性は魅力的に映る物だ。
この女性も例外ではなかった。
教師の様な包容力、穏やかさは、同級生の女子にはない魅力の一つだ。
「星熊童子の次元能力は一体?」
「ふふ、それは秘密です!
さすがに、そこまでのサービスはしませんよ。
それと、私を捕まえるなら、現行犯逮捕でお願いします。
こうして、堂々とあなた達の前に現れたんですからね。
あなた達も証拠を提出するか、現行犯逮捕が勝負としての基本のはずです。
予告状もしっかりと出しましたし……」
オレと星熊童子が話していると、ゆたかが恨みがましい顔で星熊童子をにらみ付けて来る。
ゆたかは、星熊童子の次元能力に完敗したのだ。
そういう表情をしても仕方ない。
星熊童子はそれに気付いたのか、ゆたかに語りかける。
穏やかだが、教師の様に毅然とした態度だ。
叱る様子も無く、気分を害したわけでもない。
「ゆたかちゃんでしたか?
あなたのおかげで私達のライバルが減りました。
みんな、あなたを怖がって、ここにいる三人以外は出場を辞退したようです。
それには、正直に感謝します。
私の裸が見たいと言うのなら、下着姿までなら見せしますけど、見たいですか?」
ゆたかは速答で答えた。
「見たい!」
オレも正直、二十代美人のスタイルには興味がある。
十年後の真槍ちゃんの姿とも言えるのだ。興味が無いわけない。
星熊童子は、ゆたかの回答を聴き、ゆっくりと脱ぎ始めた。
徐々に服を脱いで行く仕草がとても色っぽい。
しかし、オレ達の好奇心は唐突に終わりを迎えた。
女性の背中にはあってはいけない物が彫り込まれていたのだ。
華麗な鳳凰の入れ墨、それが彼女の背中には大きく描いてあった。
十代の男子高校生なら、恐怖を通り越してカッコ良ささえ感じる物だろう。
しかし、現実はそう甘く無い。
この姿では、日本の温泉や銭湯に入る事も出来ないのだ。
「ふふ、ビックリしましたか? 別に、好き好んで自分で彫った訳ではありません。
お子様にはきつい内容かもしれませんが、男達に強姦され、自分達の所有する物という事で、無理矢理彫られたのです。
その男達はもうこの世にいませんが、私の身体の中に未だに残り続けているのです。
この入れ墨を見るたびに、男達に強姦された記憶が甦りますが、今はもうそれほどでもありません。
まあ、彫り師の腕が良く、綺麗に描かれているのがせめてもの救いですね。
どうですか?」
星熊童子は感想を求めるが、ゆたかは唖然とした表情で固まっていた。
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