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第十四章 過去と現在の対決!
第百十一話 ホームズとモリアティーごっこ
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姫状瑠璃とオレの昔話が終わり、空中都市『エムロード』の中枢に辿り着いた。
そこは西洋の都市の様になっており、イギリスをまねて作られたようなビルが立ち並んでいた。時計塔も建てられており、小さなテーマパークの様だ。
時刻が午後六時になり、時計の鐘が鳴り始める。
夕日が空中都市『エムロード』の外壁ガラスと反射し合い、ビルや塔を赤い色で染め上げていた。姫状瑠璃は、一定の間合いを保ち、オレにこう語りかける。
「ここが私の好きな空間なんです。
町の外見はもちろん綺麗ですが、その中には多大な犯罪と悲劇が秘められている事でしょう。
その犯罪者がいるかもしれない恐怖と、名探偵がいるというドキドキ感が恋愛にも似た感情を作り出しているようにも感じます。
この空間は模型ですが、非常に冒険心を擽ります。
私は、黒沢勝昭の加えたプログラムにより、再び姫状瑠璃から酒呑童子となり、光宮マモルと決戦しなければなりません。すでにあなたを倒す準備は整っているのです。
あなたとこうして話している間に、戦闘によって失った電力を充電していました。
また再びあなたとワープ能力を使っての戦いとなります。
あなた達が来る少し前に、光宮冷菓を次元相殺(ディメンションオフセット)を使い倒しました。早めに冷菓を救出しなければ、冷菓がどうなっているか保証は出来ません。どうですか、酒呑童子である私と戦いますか?」
「それで勝たなければ、捕えられている冷菓も奏子も真槍ちゃんも助けられないんだろう。
ついでにゆたかも……。やるしかないようだな!」
酒呑童子となった姫状瑠璃は、にっこりと笑う。
オレに、帽子を被せてこう宣言する。
「そうですか。
実は、私はどちらかというとホームズよりジェームス・モリアティーの方に興味があります。ホームズと激闘を繰り広げたと言う割には、大した活躍もなく倒されたラスボスですからね。幸いにも、それが功を奏したのでしょう。
多くの探偵小説家にとって最大の目標でもあり、最も強敵で居て欲しいと願う人物です。様々な工夫が施され、より強敵となるように日々アレンジされ続けているのです。
私としては犯罪者に加えられたプログラムにより犯罪を行うわけですが、できれば彼の様に怪物達を操りたい者ですね。
では、バトルのルールを説明しましょう。
この街に私のワープ能力を使ってキメラが大量に出現しますんで、倒しながら私の居場所を探してください。
私が捕まったなら、あなたを冷菓達のいる場所へ連れて行ってあげますよ。
なので、私はバトルに参加しません。
ワープ能力は、最初の一回とモンスター出現のみに限定します。
マモルは、自分の次元能力を好きに使って良いですよ」
「なるほど、鬼ごっこというわけか?」
「ええ、酒呑童子としては、これ以上ないバトルだと思いますが……」
「受けて立とう!」
「では、バトル開始です!」
酒呑童子である姫状瑠璃は、ワープ能力によりどこかへ隠れた。
このロンドンに似せて作られた街を徘徊しながら彼女を探し出すしかない。
ルールに従わなければ、冷菓達の場所へ辿り着く事は出来ないのだ。
周囲は急激に暗くなって行き、周りを確認しにくい状況になっていた。
黄昏時と言うのは、わずか数メートルの距離でも相手を確認する事は難しい。
文字通りの暗闇なら、子狐丸の炎を使えば辺りを照らす事ができるが、この微妙な明るさではその判断もし辛い。
「うーん、酒呑童子は時間稼ぎをし始めたな。
まともに戦っても勝てないから、こんな鬼ごっこバトルを仕掛けて来るとは……。
どうする、どうやって奴を捕まえる?」
オレは、自分の圧倒的な不利を理解していた。
酒呑童子には、ワープ能力でモンスターを出現させるだけでなく、監視カメラによってオレの位置や行動を把握しているのだ。
オレが酒呑童子を捕えようと思っても、逆の方向に逃げられて時間を浪費するだけだろう。オレが考えを巡らしていると、薄暗い煙の中からモンスターが出現した。
この街の構造は、音も響くようにできており、モンスターの位置を確認し辛い構造になっていた。
モンスターの姿も確認し辛いが、オレは子狐丸を使い、一瞬で倒す。
敵自体は弱いが、一抹の不安を抱えていた。子狐丸と作戦を話し合う。
「この空間、かなり怖いな」
「そうですね。いきなりモンスターが現れたし、どこから襲ってくるかも解りませんよ!」
「いや、モンスター自身は、オレが一瞬で倒せるから良いけど、冷菓や真槍ちゃん、奏子を紛れ込まされていたら、同士打ちしてしまうかもしれない。
周囲が見にくいから、見方でも判断し辛いぞ!」
「なんで夕景ゆたかは含まれていないの?」
「あいつは遠くからでも行動で分かるから大丈夫だ。
怪しい動きをしている奴がいたら、ほぼ間違いなくゆたかだろう!」
「そうですね。でも、せっかく捕えた実験体をこんな使い方しますかね?
冷菓や奏子は、次元能力が特殊だからいくらでも実験し甲斐がありますし、姫野真槍はFカップだから傷付けたくは無いはずです」
「ほう、お前でも女体に興味があるのか。
確かに、Fカップは男なら傷付けたくは無いな。
むしろ、触りたくなる事だろう!」
「時間を稼いで、Fカップを揉んでいるのかも……」
「くっそ! 黒沢勝昭め、エロ爺が!」
オレと子狐は、物すごいやる気を発揮していた。
早く酒呑童子を捕まえなければ、三人が危険になっているかもしれない。
ロンドンの景色を眺めているような余裕は無いのだ。
「監視カメラと言っても、周囲は薄暗く、ほんのり煙も漂っている。
僕達を見失うなんて事は無いのかな?」
子狐の意見にオレは回答する。
見方としては悪くないが、世界最高峰アンドロイドの実力を甘く見ているのだ。
「警察の画像を鮮明にする技術があるだろう。
コンビニの監視カメラで、一瞬でも映って居れば、人物が特定されてしまう技術だ。
酒呑童子はその技術を常に使って見ていると思え。
オレ達の姿とモンスターの姿を見間違える事は無い。
しかも、数万台の監視カメラを一気に処理しているんだ。
この監視カメラの包囲網から逃れることは不可能に近い!」
「ええ! なら、監視カメラを壊すのはどうかな?
監視カメラが徐々に壊されていけば、その壊れて行く場所からオレ達がいると判断するはず。その裏をかいて捕まえるんですよ。例えば、マモルはこの場所にいて、僕が監視カメラを壊していくとか……」
「それは無理だ。
確かに、コンビニの監視カメラの様に分かり易ければ良いが、全てのカメラがそんな分かり易い物ではないだろう。
文房具やスプリンクラーなどにカモフラージュして監視している事もある。
それら全てを正確に壊すなんてのは無理だ。壊し損ねた監視カメラによって、作戦がもろばれになってしまうよ! だが、良い点に気が付いた事は褒めてあげよう!
ついでに、オレが酒呑童子を追い詰めるヒントをくれた。感謝するよ」
「ええ! 本当ですか?」
オレと子狐丸は、酒呑童子を追い詰める作戦を決行する。
成功すれば、短時間で酒呑童子の居場所が分かるだろう。
「どうするんですか?」
「まず、煙幕で全てのモンスターの視界を塞ぐんだ。
これは、酒呑童子は分かっていても防ぐ事ができない。
そして、子狐丸ならば簡単にできるという事だ」
「確かに、僕ならできますけど……。その後は?」
「これ以上は説明不要だ!
モンスター同士を戦わせれば、数を減らす事ができる。
そこから一気に酒呑童子を攻略する!」
「なるほど。まずはモンスターを減らすのが狙いですね。
モンスターも相手の姿を確認できないでしょうし……」
子狐丸は、火炎能力により大量の煙を都市に充満させた。
やり過ぎて、一酸化炭素中毒になりそうなほど煙が充満していた。
「ふっ、さすがは子狐丸だ!
これだけの煙なら、モンスターは呼吸が上手く出来ずに倒れるだろう!」
「おお、実はこれが狙いだったんですね。でも、マモルは大丈夫なんですか?」
「オレは、上空に避難し、空気が綺麗なところで待機する。
あの時計塔で、煙が無くなるのを待つんだ。更に、酸素ボンベも確保できた。
これなら数時間は持つ!」
「なるほど。子狐丸を酸素ボンベ代わりにしたんですね。
これなら一気に酒呑童子を捕まえられそうです!」
オレは、子狐丸の形状を変化させ、簡単な空気清浄機にした。
酸素を確保する事で、短期間は一酸化炭素中毒から守られる。
納得する子狐丸だが、オレの本当の狙いには気付いていなかった。
おそらく酒呑童子も同じだろう。
そこは西洋の都市の様になっており、イギリスをまねて作られたようなビルが立ち並んでいた。時計塔も建てられており、小さなテーマパークの様だ。
時刻が午後六時になり、時計の鐘が鳴り始める。
夕日が空中都市『エムロード』の外壁ガラスと反射し合い、ビルや塔を赤い色で染め上げていた。姫状瑠璃は、一定の間合いを保ち、オレにこう語りかける。
「ここが私の好きな空間なんです。
町の外見はもちろん綺麗ですが、その中には多大な犯罪と悲劇が秘められている事でしょう。
その犯罪者がいるかもしれない恐怖と、名探偵がいるというドキドキ感が恋愛にも似た感情を作り出しているようにも感じます。
この空間は模型ですが、非常に冒険心を擽ります。
私は、黒沢勝昭の加えたプログラムにより、再び姫状瑠璃から酒呑童子となり、光宮マモルと決戦しなければなりません。すでにあなたを倒す準備は整っているのです。
あなたとこうして話している間に、戦闘によって失った電力を充電していました。
また再びあなたとワープ能力を使っての戦いとなります。
あなた達が来る少し前に、光宮冷菓を次元相殺(ディメンションオフセット)を使い倒しました。早めに冷菓を救出しなければ、冷菓がどうなっているか保証は出来ません。どうですか、酒呑童子である私と戦いますか?」
「それで勝たなければ、捕えられている冷菓も奏子も真槍ちゃんも助けられないんだろう。
ついでにゆたかも……。やるしかないようだな!」
酒呑童子となった姫状瑠璃は、にっこりと笑う。
オレに、帽子を被せてこう宣言する。
「そうですか。
実は、私はどちらかというとホームズよりジェームス・モリアティーの方に興味があります。ホームズと激闘を繰り広げたと言う割には、大した活躍もなく倒されたラスボスですからね。幸いにも、それが功を奏したのでしょう。
多くの探偵小説家にとって最大の目標でもあり、最も強敵で居て欲しいと願う人物です。様々な工夫が施され、より強敵となるように日々アレンジされ続けているのです。
私としては犯罪者に加えられたプログラムにより犯罪を行うわけですが、できれば彼の様に怪物達を操りたい者ですね。
では、バトルのルールを説明しましょう。
この街に私のワープ能力を使ってキメラが大量に出現しますんで、倒しながら私の居場所を探してください。
私が捕まったなら、あなたを冷菓達のいる場所へ連れて行ってあげますよ。
なので、私はバトルに参加しません。
ワープ能力は、最初の一回とモンスター出現のみに限定します。
マモルは、自分の次元能力を好きに使って良いですよ」
「なるほど、鬼ごっこというわけか?」
「ええ、酒呑童子としては、これ以上ないバトルだと思いますが……」
「受けて立とう!」
「では、バトル開始です!」
酒呑童子である姫状瑠璃は、ワープ能力によりどこかへ隠れた。
このロンドンに似せて作られた街を徘徊しながら彼女を探し出すしかない。
ルールに従わなければ、冷菓達の場所へ辿り着く事は出来ないのだ。
周囲は急激に暗くなって行き、周りを確認しにくい状況になっていた。
黄昏時と言うのは、わずか数メートルの距離でも相手を確認する事は難しい。
文字通りの暗闇なら、子狐丸の炎を使えば辺りを照らす事ができるが、この微妙な明るさではその判断もし辛い。
「うーん、酒呑童子は時間稼ぎをし始めたな。
まともに戦っても勝てないから、こんな鬼ごっこバトルを仕掛けて来るとは……。
どうする、どうやって奴を捕まえる?」
オレは、自分の圧倒的な不利を理解していた。
酒呑童子には、ワープ能力でモンスターを出現させるだけでなく、監視カメラによってオレの位置や行動を把握しているのだ。
オレが酒呑童子を捕えようと思っても、逆の方向に逃げられて時間を浪費するだけだろう。オレが考えを巡らしていると、薄暗い煙の中からモンスターが出現した。
この街の構造は、音も響くようにできており、モンスターの位置を確認し辛い構造になっていた。
モンスターの姿も確認し辛いが、オレは子狐丸を使い、一瞬で倒す。
敵自体は弱いが、一抹の不安を抱えていた。子狐丸と作戦を話し合う。
「この空間、かなり怖いな」
「そうですね。いきなりモンスターが現れたし、どこから襲ってくるかも解りませんよ!」
「いや、モンスター自身は、オレが一瞬で倒せるから良いけど、冷菓や真槍ちゃん、奏子を紛れ込まされていたら、同士打ちしてしまうかもしれない。
周囲が見にくいから、見方でも判断し辛いぞ!」
「なんで夕景ゆたかは含まれていないの?」
「あいつは遠くからでも行動で分かるから大丈夫だ。
怪しい動きをしている奴がいたら、ほぼ間違いなくゆたかだろう!」
「そうですね。でも、せっかく捕えた実験体をこんな使い方しますかね?
冷菓や奏子は、次元能力が特殊だからいくらでも実験し甲斐がありますし、姫野真槍はFカップだから傷付けたくは無いはずです」
「ほう、お前でも女体に興味があるのか。
確かに、Fカップは男なら傷付けたくは無いな。
むしろ、触りたくなる事だろう!」
「時間を稼いで、Fカップを揉んでいるのかも……」
「くっそ! 黒沢勝昭め、エロ爺が!」
オレと子狐は、物すごいやる気を発揮していた。
早く酒呑童子を捕まえなければ、三人が危険になっているかもしれない。
ロンドンの景色を眺めているような余裕は無いのだ。
「監視カメラと言っても、周囲は薄暗く、ほんのり煙も漂っている。
僕達を見失うなんて事は無いのかな?」
子狐の意見にオレは回答する。
見方としては悪くないが、世界最高峰アンドロイドの実力を甘く見ているのだ。
「警察の画像を鮮明にする技術があるだろう。
コンビニの監視カメラで、一瞬でも映って居れば、人物が特定されてしまう技術だ。
酒呑童子はその技術を常に使って見ていると思え。
オレ達の姿とモンスターの姿を見間違える事は無い。
しかも、数万台の監視カメラを一気に処理しているんだ。
この監視カメラの包囲網から逃れることは不可能に近い!」
「ええ! なら、監視カメラを壊すのはどうかな?
監視カメラが徐々に壊されていけば、その壊れて行く場所からオレ達がいると判断するはず。その裏をかいて捕まえるんですよ。例えば、マモルはこの場所にいて、僕が監視カメラを壊していくとか……」
「それは無理だ。
確かに、コンビニの監視カメラの様に分かり易ければ良いが、全てのカメラがそんな分かり易い物ではないだろう。
文房具やスプリンクラーなどにカモフラージュして監視している事もある。
それら全てを正確に壊すなんてのは無理だ。壊し損ねた監視カメラによって、作戦がもろばれになってしまうよ! だが、良い点に気が付いた事は褒めてあげよう!
ついでに、オレが酒呑童子を追い詰めるヒントをくれた。感謝するよ」
「ええ! 本当ですか?」
オレと子狐丸は、酒呑童子を追い詰める作戦を決行する。
成功すれば、短時間で酒呑童子の居場所が分かるだろう。
「どうするんですか?」
「まず、煙幕で全てのモンスターの視界を塞ぐんだ。
これは、酒呑童子は分かっていても防ぐ事ができない。
そして、子狐丸ならば簡単にできるという事だ」
「確かに、僕ならできますけど……。その後は?」
「これ以上は説明不要だ!
モンスター同士を戦わせれば、数を減らす事ができる。
そこから一気に酒呑童子を攻略する!」
「なるほど。まずはモンスターを減らすのが狙いですね。
モンスターも相手の姿を確認できないでしょうし……」
子狐丸は、火炎能力により大量の煙を都市に充満させた。
やり過ぎて、一酸化炭素中毒になりそうなほど煙が充満していた。
「ふっ、さすがは子狐丸だ!
これだけの煙なら、モンスターは呼吸が上手く出来ずに倒れるだろう!」
「おお、実はこれが狙いだったんですね。でも、マモルは大丈夫なんですか?」
「オレは、上空に避難し、空気が綺麗なところで待機する。
あの時計塔で、煙が無くなるのを待つんだ。更に、酸素ボンベも確保できた。
これなら数時間は持つ!」
「なるほど。子狐丸を酸素ボンベ代わりにしたんですね。
これなら一気に酒呑童子を捕まえられそうです!」
オレは、子狐丸の形状を変化させ、簡単な空気清浄機にした。
酸素を確保する事で、短期間は一酸化炭素中毒から守られる。
納得する子狐丸だが、オレの本当の狙いには気付いていなかった。
おそらく酒呑童子も同じだろう。
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