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番外編その一 不思議少女・夕景ゆたかの受難!
第六話 磯部霊子のアンドロイド対決!
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優勝候補の一角・磯部霊子がステージ上に登場し、幾島悦子が紹介をする。
等身大のアンドロイドが連れて来られ、幾島悦子も驚嘆を隠せないでいた。
これが優勝候補のレベルなのだ。
今までの学生達の作品が、オモチャの様にさえ思える。
「磯部霊子ちゃんは、なんと映画の八葉を完全再現して下さいました。
バスケットボール選手のユニホームを着て、オールコートからのシュートを決めると言います。
すでにかなりの実力差を感じるが、はたして成功するのでしょうか?
アンドロイドの正確なシュートができるかどうかがカギを握ります。
では、磯部霊子ちゃん、準備ができ次第お願いします!」
「はい、頑張ります!」
磯部霊子は、アンドロイドの最終調整をして、準備されたバスケットボールコートへアンドロイドを誘導して行った。
会話もでき、恐ろしいほどの再現の高さを審査員と観客は感じている。
「ふむ、声も仕草も八葉そのものですね。
オッパイの揺れさえも素晴らしい物を感じます。
幾島悦子のEカップではなく、Gカップを再現している様ですね。
これは興奮が抑えられません!」
「ついにアンドロイドの技術もここまで着たかと言う期待感を抱かせますね。
これは、将来が楽しみですよ。
まあ、小学生だから下の方はまだまだ再現度が低いのでしょうが、中学、高校、大学と進めば、下の方の再現度が重視される様になるでしょうね。
実は、これこそが一番必要とされている技術かもしれません。
もちろん表情や性格も大切なんですけど……」
「あなた、自分の趣味が出つつありますね。
これは、小学生のロボットコンテストですよ。
過激な表現は控えて下さいね。
まあ、私も同意できる点はありますが……。
今度は小さい女の子も作って欲しい物ですね!」
審査員達の発言を聞き、幾島悦子は危惧を感じていた。
「アンドロイド技術の未来は明るいかもしれませんが、日本の未来は暗いかもしれませんね。
なるべく自制を働かして欲しいものです。
では、霊子ちゃんの準備ができた様なので、公演をお願いします!」
「うむ、霊子ちゃんの等身大アンドロイドでも良いんだけどね。
黒髪で小さい女の子とか、僕の好みですよ。
家に置いておきたいな。
まあ、本人がきてくれても別に問題ないけどね、でへへへ……」
「僕的には、幾島悦子の等身大アンドロイドで問題ないけどね。
あの胸に顔を埋めたいですよ!」
「テメーら、少し黙ってろ!」
幾島悦子の言葉によって、ようやく審査員達が集中できる様になった。
バスケットボールコートへ降りたアンドロイドを審査し始めた。
磯部霊子が指示を与えると、アンドロイドが自分でシュートをし始めた。
アンドロイドのシュートは、ゴールのリングにあたり、リングの上を回る様に転がる。
審査員は、アンドロイドの乳揺れに注目していた。
「おお! 何という乳揺れ!
これが原作通りのGカップによる乳揺れか!
僕は、今猛烈に感動している!」
「上下に三回は揺れましたよ。
まさか、ノーブラ⁉︎」
「小学生のロボットコンテストでこんなシーン見せていいんですかね?
性に目覚めちゃう男子とか絶対に出ますよ!」
審査員の激しい論議に幾島悦子が口を挟む。
「こいつらを退場させる必要があるな!
二人ほど退場させて下さい!」
そう話しているうちに、ボールは勢いがあり過ぎてゴールから逸れていった。
どうやら調整がうまくいっていない様で、霊子も驚きを隠せない。
どうやらアクシンデントがあった様だ。
「嘘、ちゃんと調節したのに……。
どうして?」
「どうやら調整が上手くいっていなかった様です。
時間を取って調節しても良いですよ。
そこまで厳しい判定はないほどですから……」
霊子は、アンドロイドの確認をする。
調整を続けた結果、オッパイが大きくなっている事が判明した。
Eカップだったのに対し、Gカップまで成長していたのだ。
「何、なんでオッパイが大きくなってるの⁉︎
多分、オッパイをEカップにすればオールコートからのシュートが決まると思います。
オッパイの揺れが予想以上に大きく、シュートが外れてしまう原因になっているみたいです。
それを元に戻せば、シュートが決まる様になります」
磯部霊子の回答に、審査員達は激しく反対する。
「ダメだ!
シュートの成功率より、乳揺れの方が重要だ!
本当のアンドロイド技術者なら、Gカップの状態でも調節できるはずだ!
ぶっちゃけEカップの本人がいるのに、Gカップ以外のアンドロイドなど存在する価値もない。
Gカップだからこそ、原作通りの光景が再現されているんだぞ!」
「そうだ、そうだ!
僕達は、Gカップ以外のアンドロイドは認めない。
オールコートからのシュートが決められるというのなら、Gカップの状態でも決められるはずだ!
むしろ、このGカップのシュートこそが優勝の条件と言っても良い等ほどだぞ!」
司会者の幾島悦子も状況を理解し、こう提案する。
「どうやら審査員の意見が一致した様ですね。
Gカップのスタイルで、オールコートからのシュートが決まった場合、文句無しの優勝ですよ。
まあ、後二人がそれ以上の作品を提出してこない限りはですけど……。
日常生活をサポートするアンドロイドよしては全然問題ないですけどね。
指示さえ与えれば、皿洗いやマッサージなんかもできそうですし……」
「肌触りに、オッパイの柔らかさは申し分ない。
あのスタイルと顔でマッサージを受けるのは極上の幸せだろう。
だが、それでも八葉のモデルである以上、オールコートからのシュートは必須条件だ。
厳しい様だが、そこを譲歩する事はできない。
オールコートからのシュートを決め、実際のGカップがどれほど揺れるかを見るのも大切な事なんだ。
君にはそれを理解してもらいたい!」
「自分達にもできない条件を、小学生に押し付けてきた。
すでに、あんたらより技術が上だろうな」
「ふっ、我々よりも技術が上だからこそ、不可能を当然の様に追求するのだ。
仕事ともなれば、顧客は全く理解してくれないぞ!
当然の様に、自分の理想のアンドロイドを要求してくるからな。
不可能とも思える要求を上手くこなすのも技術者にとって必要なスキルだぞ!
我々は、顧客として要求しているんだ。
技術者としてじゃない!」
「すでに、ほぼ優勝は磯部霊子ちゃんで確定している様ですが、無理な要求をしてきました。
果たして、細かい微調整まですぐに可能なのでしょうか?
シュートが決まれば、優勝の可能性が一気に高くなります。
すでに、審査員の次元を超えているので、優勝でしょうけどね」
磯部霊子は、審査員の無理な要求に対して、精一杯の努力をする様だ。
調整とシュートを繰り返したが、オッパイに使われている材質を特定する事ができず、調整は困難を極めていた。
オッパイの材質と重さを計り、乳揺れを計算すればシュートは決まるのだが、土壇場のステージ上にはそんな計器など無い。
すでに、完璧とまで思われる完成品を崩された事で、霊子は焦りを感じていた。
その様な心理状態では、短時間で上手く調整できるはずもない。
霊子は、次第に泣き出していった。
「ぐっず、ぐっず、すいません。
上手く調節できません……」
審査員の容赦ない言葉が浴びせられる。
机を叩き、威圧する様に要求して来た。
もう小学生のロボットコンテストではなくなりつつあった。
「バン!(机を叩く音)
泣けばいいと思ってるんじゃないよ!
社会に出れば、そんな泣き脅しなんて通用しないんだよ!
顧客の無理な要求に応え、それでも時間がかかり過ぎとか、仕事が雑だなどとクレームを受けるんだ。
通用するのは、小学生までだよ。
今の幼いうちから、そうやってないて逃げる様な技術者にはなって欲しくない。
誠心誠意謝れば許して貰える、そんな物は幻想だということを思い知る事だ!
まあ、後で私の研究所に来なさい。
手取り足取り私がいろいろ教えてあげるからね!」
「ちょっと、機械の調節は私の会社の方が専門だよ。
彼女をお持ち帰りするのは、私に権利があるはずだ!」
「いや、私の会社の方がメイド喫茶などを経営している。
そこからアンドロイドと共に、磯部霊子ちゃんには実践経験を積んでもらいたい。
そうする事で、今のニーズがはっきりと理解できる様になるはずだ。
そうすれば、アンドロイドのクオリティ(質)も更に高くなる!」
「くっ、完成したら私の会社にも一台譲ってくださいよ!
約束だぞ!」
審査員の白熱する論議の中、司会者が彼らを黙らせようとする。
「磯部霊子ちゃんは、日本中のテーマパークを作り出している会社の娘ですよ。
家や会社にお持ち帰りして、いかがわしい事態になった場合、あんたらの会社が潰されますよ。
審査員といっても、ただの平社員でしょうが!
普通にこの発言から社長に示談して、クビにすることもできるかも……」
審査員達は、その言葉を聴き、手のひらを返したように褒め出した。
「君達は何を言っているのかね⁉︎
生活に必要そうな優秀なアンドロイドじゃないか!
シュートが決まらなかったのは残念だが、それで磯部霊子ちゃんの作品が価値が無いわけではない。
それ相応の特典を付けさしてもらうよ!」
「最初からそうしろよ!
オッパイの揺れが見たいからって、無理難題をふっかけやがって!
終いには、霊子ちゃんをどこへ連れて行く気だった?
全く、審査員も良く選んで欲しい者だわ!」
磯部霊子の得点は、五十点満点中の四十五点だった。
シュートが決まらないから一ポイントずつ引かされたのだろう。
それでも優勝が狙えるほどの高得点だった。
それ以外の選手の得点は、二十点にもいかないほどだから当然だ。
次は、夕景ゆたかが審査される番となった。
磯部霊子もステージ上で椅子に座り、審査が終わるのを待っていた。
等身大のアンドロイドが連れて来られ、幾島悦子も驚嘆を隠せないでいた。
これが優勝候補のレベルなのだ。
今までの学生達の作品が、オモチャの様にさえ思える。
「磯部霊子ちゃんは、なんと映画の八葉を完全再現して下さいました。
バスケットボール選手のユニホームを着て、オールコートからのシュートを決めると言います。
すでにかなりの実力差を感じるが、はたして成功するのでしょうか?
アンドロイドの正確なシュートができるかどうかがカギを握ります。
では、磯部霊子ちゃん、準備ができ次第お願いします!」
「はい、頑張ります!」
磯部霊子は、アンドロイドの最終調整をして、準備されたバスケットボールコートへアンドロイドを誘導して行った。
会話もでき、恐ろしいほどの再現の高さを審査員と観客は感じている。
「ふむ、声も仕草も八葉そのものですね。
オッパイの揺れさえも素晴らしい物を感じます。
幾島悦子のEカップではなく、Gカップを再現している様ですね。
これは興奮が抑えられません!」
「ついにアンドロイドの技術もここまで着たかと言う期待感を抱かせますね。
これは、将来が楽しみですよ。
まあ、小学生だから下の方はまだまだ再現度が低いのでしょうが、中学、高校、大学と進めば、下の方の再現度が重視される様になるでしょうね。
実は、これこそが一番必要とされている技術かもしれません。
もちろん表情や性格も大切なんですけど……」
「あなた、自分の趣味が出つつありますね。
これは、小学生のロボットコンテストですよ。
過激な表現は控えて下さいね。
まあ、私も同意できる点はありますが……。
今度は小さい女の子も作って欲しい物ですね!」
審査員達の発言を聞き、幾島悦子は危惧を感じていた。
「アンドロイド技術の未来は明るいかもしれませんが、日本の未来は暗いかもしれませんね。
なるべく自制を働かして欲しいものです。
では、霊子ちゃんの準備ができた様なので、公演をお願いします!」
「うむ、霊子ちゃんの等身大アンドロイドでも良いんだけどね。
黒髪で小さい女の子とか、僕の好みですよ。
家に置いておきたいな。
まあ、本人がきてくれても別に問題ないけどね、でへへへ……」
「僕的には、幾島悦子の等身大アンドロイドで問題ないけどね。
あの胸に顔を埋めたいですよ!」
「テメーら、少し黙ってろ!」
幾島悦子の言葉によって、ようやく審査員達が集中できる様になった。
バスケットボールコートへ降りたアンドロイドを審査し始めた。
磯部霊子が指示を与えると、アンドロイドが自分でシュートをし始めた。
アンドロイドのシュートは、ゴールのリングにあたり、リングの上を回る様に転がる。
審査員は、アンドロイドの乳揺れに注目していた。
「おお! 何という乳揺れ!
これが原作通りのGカップによる乳揺れか!
僕は、今猛烈に感動している!」
「上下に三回は揺れましたよ。
まさか、ノーブラ⁉︎」
「小学生のロボットコンテストでこんなシーン見せていいんですかね?
性に目覚めちゃう男子とか絶対に出ますよ!」
審査員の激しい論議に幾島悦子が口を挟む。
「こいつらを退場させる必要があるな!
二人ほど退場させて下さい!」
そう話しているうちに、ボールは勢いがあり過ぎてゴールから逸れていった。
どうやら調整がうまくいっていない様で、霊子も驚きを隠せない。
どうやらアクシンデントがあった様だ。
「嘘、ちゃんと調節したのに……。
どうして?」
「どうやら調整が上手くいっていなかった様です。
時間を取って調節しても良いですよ。
そこまで厳しい判定はないほどですから……」
霊子は、アンドロイドの確認をする。
調整を続けた結果、オッパイが大きくなっている事が判明した。
Eカップだったのに対し、Gカップまで成長していたのだ。
「何、なんでオッパイが大きくなってるの⁉︎
多分、オッパイをEカップにすればオールコートからのシュートが決まると思います。
オッパイの揺れが予想以上に大きく、シュートが外れてしまう原因になっているみたいです。
それを元に戻せば、シュートが決まる様になります」
磯部霊子の回答に、審査員達は激しく反対する。
「ダメだ!
シュートの成功率より、乳揺れの方が重要だ!
本当のアンドロイド技術者なら、Gカップの状態でも調節できるはずだ!
ぶっちゃけEカップの本人がいるのに、Gカップ以外のアンドロイドなど存在する価値もない。
Gカップだからこそ、原作通りの光景が再現されているんだぞ!」
「そうだ、そうだ!
僕達は、Gカップ以外のアンドロイドは認めない。
オールコートからのシュートが決められるというのなら、Gカップの状態でも決められるはずだ!
むしろ、このGカップのシュートこそが優勝の条件と言っても良い等ほどだぞ!」
司会者の幾島悦子も状況を理解し、こう提案する。
「どうやら審査員の意見が一致した様ですね。
Gカップのスタイルで、オールコートからのシュートが決まった場合、文句無しの優勝ですよ。
まあ、後二人がそれ以上の作品を提出してこない限りはですけど……。
日常生活をサポートするアンドロイドよしては全然問題ないですけどね。
指示さえ与えれば、皿洗いやマッサージなんかもできそうですし……」
「肌触りに、オッパイの柔らかさは申し分ない。
あのスタイルと顔でマッサージを受けるのは極上の幸せだろう。
だが、それでも八葉のモデルである以上、オールコートからのシュートは必須条件だ。
厳しい様だが、そこを譲歩する事はできない。
オールコートからのシュートを決め、実際のGカップがどれほど揺れるかを見るのも大切な事なんだ。
君にはそれを理解してもらいたい!」
「自分達にもできない条件を、小学生に押し付けてきた。
すでに、あんたらより技術が上だろうな」
「ふっ、我々よりも技術が上だからこそ、不可能を当然の様に追求するのだ。
仕事ともなれば、顧客は全く理解してくれないぞ!
当然の様に、自分の理想のアンドロイドを要求してくるからな。
不可能とも思える要求を上手くこなすのも技術者にとって必要なスキルだぞ!
我々は、顧客として要求しているんだ。
技術者としてじゃない!」
「すでに、ほぼ優勝は磯部霊子ちゃんで確定している様ですが、無理な要求をしてきました。
果たして、細かい微調整まですぐに可能なのでしょうか?
シュートが決まれば、優勝の可能性が一気に高くなります。
すでに、審査員の次元を超えているので、優勝でしょうけどね」
磯部霊子は、審査員の無理な要求に対して、精一杯の努力をする様だ。
調整とシュートを繰り返したが、オッパイに使われている材質を特定する事ができず、調整は困難を極めていた。
オッパイの材質と重さを計り、乳揺れを計算すればシュートは決まるのだが、土壇場のステージ上にはそんな計器など無い。
すでに、完璧とまで思われる完成品を崩された事で、霊子は焦りを感じていた。
その様な心理状態では、短時間で上手く調整できるはずもない。
霊子は、次第に泣き出していった。
「ぐっず、ぐっず、すいません。
上手く調節できません……」
審査員の容赦ない言葉が浴びせられる。
机を叩き、威圧する様に要求して来た。
もう小学生のロボットコンテストではなくなりつつあった。
「バン!(机を叩く音)
泣けばいいと思ってるんじゃないよ!
社会に出れば、そんな泣き脅しなんて通用しないんだよ!
顧客の無理な要求に応え、それでも時間がかかり過ぎとか、仕事が雑だなどとクレームを受けるんだ。
通用するのは、小学生までだよ。
今の幼いうちから、そうやってないて逃げる様な技術者にはなって欲しくない。
誠心誠意謝れば許して貰える、そんな物は幻想だということを思い知る事だ!
まあ、後で私の研究所に来なさい。
手取り足取り私がいろいろ教えてあげるからね!」
「ちょっと、機械の調節は私の会社の方が専門だよ。
彼女をお持ち帰りするのは、私に権利があるはずだ!」
「いや、私の会社の方がメイド喫茶などを経営している。
そこからアンドロイドと共に、磯部霊子ちゃんには実践経験を積んでもらいたい。
そうする事で、今のニーズがはっきりと理解できる様になるはずだ。
そうすれば、アンドロイドのクオリティ(質)も更に高くなる!」
「くっ、完成したら私の会社にも一台譲ってくださいよ!
約束だぞ!」
審査員の白熱する論議の中、司会者が彼らを黙らせようとする。
「磯部霊子ちゃんは、日本中のテーマパークを作り出している会社の娘ですよ。
家や会社にお持ち帰りして、いかがわしい事態になった場合、あんたらの会社が潰されますよ。
審査員といっても、ただの平社員でしょうが!
普通にこの発言から社長に示談して、クビにすることもできるかも……」
審査員達は、その言葉を聴き、手のひらを返したように褒め出した。
「君達は何を言っているのかね⁉︎
生活に必要そうな優秀なアンドロイドじゃないか!
シュートが決まらなかったのは残念だが、それで磯部霊子ちゃんの作品が価値が無いわけではない。
それ相応の特典を付けさしてもらうよ!」
「最初からそうしろよ!
オッパイの揺れが見たいからって、無理難題をふっかけやがって!
終いには、霊子ちゃんをどこへ連れて行く気だった?
全く、審査員も良く選んで欲しい者だわ!」
磯部霊子の得点は、五十点満点中の四十五点だった。
シュートが決まらないから一ポイントずつ引かされたのだろう。
それでも優勝が狙えるほどの高得点だった。
それ以外の選手の得点は、二十点にもいかないほどだから当然だ。
次は、夕景ゆたかが審査される番となった。
磯部霊子もステージ上で椅子に座り、審査が終わるのを待っていた。
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