248 / 302
番外編その二 VSキメラカンパニー
第十九話 動かされていた死体!
しおりを挟む
ゆたかと真槍ちゃん、ウラランは、メイドさんが殺されていた現場ダイニングキッチンに戻る。
ゆたかと真槍ちゃんは、ブラジャーとパンティーだけだったので、普段の戦闘服に着替えてからだ。
「ふう、ちょっと時間を食ったけど、現場検証再開といきますか!
迷探偵ゆたかに代わり、名探偵まやりが星をあげるわ!
実は、被害者役ばっかりで探偵役に憧れていたのよね。
犯人は、絶対にアタシが捕まえるわ!」
「ニャーン(今回は迷宮入りの可能性が高いですね。無能探偵二人じゃあ、どんなに駆けずり回ってもネズミ一匹捉えられませんよ。私は、すでに五匹もネズミを捉えましたけどね。こんな鮮やかな捕り物、他の奴らじゃあ絶対できませんよ! 小さくても頭脳は大人、迷宮無しの名探偵、その名は『名探偵ウララ』!)」
「ニャーンしか言えない名探偵は引っ込んでなさい!」
「フギャー!(ニャーン以外も言えるぞ! この乳だけのスッカラカンが!)」
「何を言っているのか全然分からないわ。
仕草と声の表情だけじゃあ、説明は無理よね」
ゆたかは、ウラランの猫語を翻訳する。
全く悪気はなく、ただ単に内容を伝えるだけだ。
「真槍は、乳がでかいだけの無能だって。
私がウラランの言葉を伝えるから問題ないよ」
「あんたの作った猫でしょうが!
間接的にアタシの事をどう思ってるかが分かったわ。
誰が乳だけの無能だ!」
「イタタタ、地味に痛い」
真槍ちゃんがゆたかの頭をグリグリすると、ゆたかとウラランが大人しくなった。
これでようやく捜査が再開できる。
ゆたかがそう思って死体を確認すると、体が消えていた。
生首は変わらずテーブルに置いてあるのに、体はどこにもない。
「あれ? 死体の体がないよ。
テーブルの下の床に転がっていたのに。
トイレにでも行ったのかな?」
「いや、さすがにそれはないでしょう。
犯人が隙を見て遺体を動かした可能性が高いわ。
まずは、見張りをしていたコマイヌに話を聞いてみましょうか?」
真槍ちゃんとゆたかは、目撃者であるコマイヌに話を聞くことにした。
事件解決の糸口となるのだろうか?
死体がどこに行ったかによっては、犯人が割り出せるのか?
「メイドさんを殺し、死体を動かした犯人はお前だ、コマイヌ!
動機は、エロベアがメイドさんにちょっかいをかけていた事による嫉妬。
凶器は、そのダンボールの包丁だ!
切れないという先入観を持たせていたようだが、この名探偵ゆたかの目は誤魔化せない!
どうせ、エロベアと接触する前に殺し、エロベアが出現しているのを待っていたんだろう」
「そんな、私が犯人なんて……。
何かの間違いよ!」
「悲しいけど、これが真実になるんだ。
お前を脅迫して、無理矢理に犯人にする。
自白して諦めるんだな!
たとえお前が犯人じゃなくても、お前を精神的に追い詰める!」
「そんな……。
どちらにしてもストーカーになる発言ね。
私の私生活も体も丸裸にする気なのね!」
コマイヌは、どうあがいても自分が犯人になる事を悟り、悲しみを露わにしていた。
しかし、どう哀れに見せても、ゆたかの判断が覆ることはない。
これで犯人が決まったかに思われた。
ゆたかがすでに推理ゲームに飽き始めていたのだ。
「おい、真面目に推理しなさいよ。
アタシが参加し始めたらやる気をなくすとか、どんだけ失礼なのよ。
まずは、遺体の確認が先でしょう。
体がどこにあるのかを探すわよ」
「はいはい、私はコーヒー淹れるから、真槍は勝手に探してよ。
多分、見つからないんだろうけど……。
ウインナーコーヒーで良いよね」
「いや、かなり大きいし、各部屋をくまなく探せば見つかると思うんだけど……」
真槍ちゃんは、各部屋を見て探し始める。
真槍ちゃんの扉を開けた音に反応し、オレは起きた。
真槍ちゃんと目が合い、夜這いかと勘ぐる。
朝だけど、真槍ちゃんの体からシャンプーの匂いがした。
男ならこのシュチュエーションを何度夢見たことか。
「何、夜這い?
そんな薄着で真槍ちゃんの方から来てくれるなんて嬉しいよ。
でも、もう少し早くから来て欲しかったな」
「いや、違うわよ。
なんか事件が発生したみたいで、各部屋を捜索中よ。
怪しい人物が部屋に入ったりしなかった?
犯人は、身内内にいるはずないと思うんだけど。
アタシの予想では、虎熊童子あたりが怪しいと踏んでいるんだけどね。
とりあえず、マモル君が起きて来たことだし、全員を呼び集めてみるか。
ダイニングキッチンに集まってね!」
真槍ちゃんに呼び起こされ、オレと虎熊童子は犯行現場があったと思われるダイニングキッチンに集まった。
やはりメイドさんの体は見つかっておらず、どこにあるかもわからない。
パッと見て回ったが、どこにもそれらしきものはない。
メイドさんの生首が、痛々しくテーブルの上に乗っているのは変わらない。
「やっぱりメイドさんの体はないわね。
生首が置いてあるから、犯行があったことは間違いないんだけど。
これからどうしようか?
これを無視して、次のステージに移動しちゃおうか?」
殺人事件自体は、神童宗谷達との戦いに関係ないように思える。
スピーカーを通して話せば、神童宗谷が次のステージに移動させてくれるだろう。
オレ達は、次のステージに行こうか迷い始めていた。
戦いには直接関係ないし、無視しても差し支えないはずだ。
ゆたかと真槍ちゃんは、ブラジャーとパンティーだけだったので、普段の戦闘服に着替えてからだ。
「ふう、ちょっと時間を食ったけど、現場検証再開といきますか!
迷探偵ゆたかに代わり、名探偵まやりが星をあげるわ!
実は、被害者役ばっかりで探偵役に憧れていたのよね。
犯人は、絶対にアタシが捕まえるわ!」
「ニャーン(今回は迷宮入りの可能性が高いですね。無能探偵二人じゃあ、どんなに駆けずり回ってもネズミ一匹捉えられませんよ。私は、すでに五匹もネズミを捉えましたけどね。こんな鮮やかな捕り物、他の奴らじゃあ絶対できませんよ! 小さくても頭脳は大人、迷宮無しの名探偵、その名は『名探偵ウララ』!)」
「ニャーンしか言えない名探偵は引っ込んでなさい!」
「フギャー!(ニャーン以外も言えるぞ! この乳だけのスッカラカンが!)」
「何を言っているのか全然分からないわ。
仕草と声の表情だけじゃあ、説明は無理よね」
ゆたかは、ウラランの猫語を翻訳する。
全く悪気はなく、ただ単に内容を伝えるだけだ。
「真槍は、乳がでかいだけの無能だって。
私がウラランの言葉を伝えるから問題ないよ」
「あんたの作った猫でしょうが!
間接的にアタシの事をどう思ってるかが分かったわ。
誰が乳だけの無能だ!」
「イタタタ、地味に痛い」
真槍ちゃんがゆたかの頭をグリグリすると、ゆたかとウラランが大人しくなった。
これでようやく捜査が再開できる。
ゆたかがそう思って死体を確認すると、体が消えていた。
生首は変わらずテーブルに置いてあるのに、体はどこにもない。
「あれ? 死体の体がないよ。
テーブルの下の床に転がっていたのに。
トイレにでも行ったのかな?」
「いや、さすがにそれはないでしょう。
犯人が隙を見て遺体を動かした可能性が高いわ。
まずは、見張りをしていたコマイヌに話を聞いてみましょうか?」
真槍ちゃんとゆたかは、目撃者であるコマイヌに話を聞くことにした。
事件解決の糸口となるのだろうか?
死体がどこに行ったかによっては、犯人が割り出せるのか?
「メイドさんを殺し、死体を動かした犯人はお前だ、コマイヌ!
動機は、エロベアがメイドさんにちょっかいをかけていた事による嫉妬。
凶器は、そのダンボールの包丁だ!
切れないという先入観を持たせていたようだが、この名探偵ゆたかの目は誤魔化せない!
どうせ、エロベアと接触する前に殺し、エロベアが出現しているのを待っていたんだろう」
「そんな、私が犯人なんて……。
何かの間違いよ!」
「悲しいけど、これが真実になるんだ。
お前を脅迫して、無理矢理に犯人にする。
自白して諦めるんだな!
たとえお前が犯人じゃなくても、お前を精神的に追い詰める!」
「そんな……。
どちらにしてもストーカーになる発言ね。
私の私生活も体も丸裸にする気なのね!」
コマイヌは、どうあがいても自分が犯人になる事を悟り、悲しみを露わにしていた。
しかし、どう哀れに見せても、ゆたかの判断が覆ることはない。
これで犯人が決まったかに思われた。
ゆたかがすでに推理ゲームに飽き始めていたのだ。
「おい、真面目に推理しなさいよ。
アタシが参加し始めたらやる気をなくすとか、どんだけ失礼なのよ。
まずは、遺体の確認が先でしょう。
体がどこにあるのかを探すわよ」
「はいはい、私はコーヒー淹れるから、真槍は勝手に探してよ。
多分、見つからないんだろうけど……。
ウインナーコーヒーで良いよね」
「いや、かなり大きいし、各部屋をくまなく探せば見つかると思うんだけど……」
真槍ちゃんは、各部屋を見て探し始める。
真槍ちゃんの扉を開けた音に反応し、オレは起きた。
真槍ちゃんと目が合い、夜這いかと勘ぐる。
朝だけど、真槍ちゃんの体からシャンプーの匂いがした。
男ならこのシュチュエーションを何度夢見たことか。
「何、夜這い?
そんな薄着で真槍ちゃんの方から来てくれるなんて嬉しいよ。
でも、もう少し早くから来て欲しかったな」
「いや、違うわよ。
なんか事件が発生したみたいで、各部屋を捜索中よ。
怪しい人物が部屋に入ったりしなかった?
犯人は、身内内にいるはずないと思うんだけど。
アタシの予想では、虎熊童子あたりが怪しいと踏んでいるんだけどね。
とりあえず、マモル君が起きて来たことだし、全員を呼び集めてみるか。
ダイニングキッチンに集まってね!」
真槍ちゃんに呼び起こされ、オレと虎熊童子は犯行現場があったと思われるダイニングキッチンに集まった。
やはりメイドさんの体は見つかっておらず、どこにあるかもわからない。
パッと見て回ったが、どこにもそれらしきものはない。
メイドさんの生首が、痛々しくテーブルの上に乗っているのは変わらない。
「やっぱりメイドさんの体はないわね。
生首が置いてあるから、犯行があったことは間違いないんだけど。
これからどうしようか?
これを無視して、次のステージに移動しちゃおうか?」
殺人事件自体は、神童宗谷達との戦いに関係ないように思える。
スピーカーを通して話せば、神童宗谷が次のステージに移動させてくれるだろう。
オレ達は、次のステージに行こうか迷い始めていた。
戦いには直接関係ないし、無視しても差し支えないはずだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる