【オススメネット小説】秘められた異次元( シークレットディメンション) ムッツリスケベは異世界を救う!?

猫パンチ

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番外編その五 狙われた真槍ちゃんVS覚醒した虎熊童子!

第四十七話 虎熊童子とネメアの獅子

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バンデッドは、ネメアの獅子が下に落下し、再びジャンプすると予測する。
真槍ちゃんは、ネメアの獅子がその場で停止すると予測した。
果たして、どっちの判断が正しいのだろうか?
ここが、この勝負を決める決定的な瞬間だった。

(ネメアの獅子をここで捉え切れなければ、姫野真槍は推進力が落ちて行き負ける!
せいぜいあの槍の燃料は、五分と見た。
ここで逃げ切れば、姫野真槍は降参する事だろう。
この勝負、私の勝ちですよぉ!)

(ヤッバイ、実は槍のメンテナンスを怠っていたのよね。
本来なら、後十分は飛び続けられるけど、今は五分が限界かも……。
今度からは、真面目に武器の手入れはしておきましょう♡
だから、この勝負は勝たせて♡)

実は、真槍ちゃんは大ピンチになり掛けていた。
その為、ここで勝負に出たのだ。
ここで勝負を着けなければ、メンテナンス不足が原因で負けてしまうだろう。
僅かなミスだが、真剣勝負には大きく響くのだ。
やはりメンテナンスを怠っている時点で、真槍ちゃんは男らしいのかもしれない。

しかし、毎日ウラランと遊ぶという女の子らしい行為をしていた事で、なんとか猫の習性を知る事ができていた。
ウラランは、ゆたかの作ったアンドロイドだから、正確には猫を知っているのか不安な部分はあるが、とにかく猫の習性を熟知していた。
今回は、それが功を制し、ネメアの獅子が上手く静止していた。

獲物である真槍ちゃんを追って行こうと踏ん張って、壁に貼り付き止まっていた。
猫好きなら愛くるしい仕草だが、この場で成功する事は低いだろう。
それでも、ネメアの獅子は、虎熊童子を背中に乗せたまま壁に数秒間止まっていた。
わずか数秒間だが、真剣勝負での数秒間が勝負の勝敗を分ける。

「ふふ、良い子ね。
このまま隙が見つからなかったら、槍を口の中に突っ込むしか方法がなかったわ。
でも、隙ができたわ。
ペットとしてしっかり可愛がってもらいなさい!」

真槍ちゃんは、槍を振り払い、虎熊童子の頭の機械を正確に破壊していた。
本来なら、虎熊童子を傷付けないかと心配になる部分だが、槍の長さを知っていた為に、全力で振り抜いて機械を破壊していた。
虎熊童子を操っていた機械が破壊された事で、ネメアの獅子はコントロールを失い、間抜けなポーズで落下した。

虎熊童子は、真槍ちゃんが手を握り、ネメアの獅子に潰されないように引き上げていた。
バンデッドは、自分が敗北した事を悟り、真槍ちゃんを諦めたようだった。
目を瞑り、何かを決意したような異様な空気に満ちていた。

「ふう、ゲーム勝負は私の負けですねぇ。
でも、本番は明日です!
私も準備をする為に、ここでサヨナラをさせてもらいますよぉ。
明日の朝、十時が本当の勝負の時です。
その時は、あなた達の命を懸けて、全力で向かって来てくださいねぇ!」

「ああ、ちょっと!
私とモノポリーの勝負をしていってよ!
六人でも勝負できるんだからさ!」

「それよりも、約束は守りなさいよね!
アタシが勝ったら、芸能界に圧力を掛けて、トップアイドルになれるようにしなさいよね!」

バンデッドは、ゆたかや真槍ちゃんの言う事を聞かずに、自分の部屋へ帰って行った。
敵であるオレ達と楽しくゲームなんかできないだろうし、真槍ちゃんの約束も大して果たさないだろう。
せいぜい芸能活動の妨害が無くなる程度だ。

バンデッドが異次元空間を使って、自分の部屋に帰ると、オレ達も神童宗谷の部屋へ連れ戻されていた。
とりあえず真槍ちゃんと虎熊童子は無事だった。
ネメアの獅子を手懐け、神童宗谷にエサを用意してもらう。

こうして、ネメアの獅子は虎熊童子のペットになった。
本当に活躍するかどうかはわからないが、頼もしい戦力なのだ。
戦力といえば、学校のみんなは無事だろうか?
神童宗谷にお願いし、ゲームで勝てば解放してくれる事になった。

神童宗谷VS光宮マモルの真剣勝負が開始される。
勝負の方法は、ゆたかが開発したオリジナルモノポリーだ。
どんなエロ仕様になっているのだろうか?
恐るべき戦いが幕をあげる!
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