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番外編の最終章 最悪なるアンドロイドの誕生!
第六十話 雲の上の怪物『エリス』出現!
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バンデッドが放ったブラックホールが消えて、徐々に周りの視界が開けてきた。
オレは、バンデッドが死んだ可能性も考えていたが、どうやら無事のようだ。
銃は、ブラックホールと共に消滅したようだが、人造人間となったバンデッドの体は残っていたのだ。
「ふう、無事だったか。
武器が無くなったようだが、まだやる気か?」
バンデッドの様子が少し変わっていた。
ぶりっ子を真似した様な不快な動き方や喋り方もなくなり、呆然としている様だった。
しばらくは自分の体を確認していた様だが、オレが話し掛けた事により、オレの方を向いて話し始めた。
「すまぬな、妾はさっきの汚らわしい男ではない。
壊れた人工知能がインターネットワークに入り込む事で成長した架空の生物『エリス』だ。
普段は、ブラウザーを通して世界各国のパソコンに侵入したりしていたが、生身の体を求めてこの体に宿ったのだ」
「ええ、じゃあ、バンデッドはどうした?
死んだのか、消滅しちゃったのか?
勝負は引き分けという事でうやむやになってしまったのか?」
バンデッドの演技である可能性も考慮し、オレは警戒しながら『エリス』と呼ばれる人造人間にちかづいていく。
彼女の表情と仕草から判断するに、本当にバンデッドとは別人の様だった。
バンデッドはムカつく仕草や口調だったが、彼女は凛として美しい感じが漂っていた。
「ふーむ、この勝負は、お前の勝ちのようだ。
この男は、本来さっきのブラックホールに飲み込まれて消えていたはずだからな。
妾が介入して、銃を手放させたのだ。
妾は別に敵ではないが、お前の味方でもない。
個人的な恨みでお前を殺す謂れはないな。
だが、望むとあれば全力で戦おう!」
「そうか、敵じゃないのか。
なら、戦わない事にするよ。
無駄な争いはしたくないからな!」
「ん、駄目じゃな。
この体でしばらくは大丈夫だと思ったが、どうやらこの体の製造者はアホらしいな。
確かに、二、三年は問題なく動くが、それ以降はアンドロイドと生物を組み合わせていた事により、アンドロイドの膨大な電気設備が災いして、徐々に生物の体を壊し始めるらしい。
高電圧の発電所の近くに、長時間住んでいると人体には有害な影響を及ぼし始めるからな。
それと同じ様に、アンドロイドと生物は組み合わせる事ができないと言える様だ。
アンドロイドの技術が上がって来ているから、携帯電話やパソコンの様に同じ部屋に長時間いても身体にほとんど影響を及ぼす事はないが、体が同じなら話は別の様だ。
つまり、妾を維持し続ける体が無くなってしまう様だ。
どうやら戦う理由ができてしまったな。
妾は、本来インターネットワークから生まれた人工知能だからネットワークに戻れば生存できるが、それでも人間になって愛し合いたいと願う。
だから、生身の人間の体が欲しいのだ」
「何、オレの体を奪う気か?
そんな事は、できるはずがないだろう。
そもそもオレは、オリジナルの人間だし……」
「いや、妾の性別は女の子だから、男の体は好かん。
可愛い女の子の体が欲しいのだ。
そして、子供を作り、人間の幸せだと感じる生活をしてみたい。
お前の妻である光宮冷菓の体を貰いうけようか。
それならば気品も品格も十分に備わっていて、妾が使うに相応しい体だ。
人間の脳も一種の電子ネットワークでできている。
さっきのバンデッドとかいう男が、この体に乗り換える事ができた様にな。
脳の持つ情報量を受け取る事ができれば、どうやら人間の体でも移動する事ができるらしい。
まあ、脳移植と考えてもらえば分かりやすいか。
脳は他人の物だが、情報と意識は妾の物になる。
痛みや苦痛はあるまいな。
電子機器が新しい情報をダウンロードする様に、妾の意識と脳の情報がダウンロードされるのだ。
ちなみに、あの男の意識と記憶は、元のオッサンの体に戻ったぞ。
多少は意識が混乱しておかしな行動をするかも知れないが、元々変な奴なのでさほど問題はないだろう。
女性の体を失ったが、あのままでは数年で死んでいた。
妾もこの体ならば数年の命だ。
というわけで、冷菓の体を貰い、お前と激しく愛し合わねばならない。
そうしてようやく妾の目的が達成される。
どうだろうか、一緒に生活しないか?」
「何だと?
いや、ちなみに、近くにいる女子とかは嫌なのか?
無理矢理体を入れ替えられるなら、そちらの方がお前にとっては手っ取り早いはずだが……。
まあ、その場合も全力で阻止するがな!」
「ふむ、そう思うのも不思議ではないな。
二人ともなかなか良い体をしている、データーを読み取れば大抵のことは何でもわかる。
だが、妾の個性として受け入れられない事もある。
そして、二人には致命的な欠陥があるのだ。
まず、一つは、妾は無理矢理体を奪うなどという非道徳的な事はしない。
相手と交渉をして、許可が下りた場合にのみ実行するのだ。
光宮冷菓は、本当にお前の妻だ。
ここに戸籍の写しと婚姻届の写しもある。
さらに、結婚式の写真だ。
多少年齢は違うが、自分本人達である事がわかるだろう。
つまり、光宮冷菓の将来を決定する権利はお前にあると判断する。
妾が彼女の中に入るわけだが、お前が許可してくれれば、彼女も認めるだろう。
次に、夕景ゆたかと姫野真槍を狙わない理由はこうだ。
確かに、彼女達を説き伏せて、無理矢理体を奪う事はできるだろう。
そうすれば、妾の望む男性とも結婚して子作りをする事ができるな。
それを拒む理由は、妾は冷菓の産む子供が欲しいのだ。
多少変わっているが、中々面白い子供になるだろう。
そして、夕景ゆたかは、妾が同居するには幼すぎるし、変態過ぎる。
もう少し年齢を重ねれば問題ない美少女に成長するのだろうが、妾が同居していたのではその可能性も奪われるだろうな。
怪しい実験を繰り返し、妾をアンドロイドにしてしまう危険もある。
あんな汚らわしい姿になるのはごめんだ。
次に、姫野真槍は、理想的なお嫁さんになる可能性は高い。
妾と同居しても良い精神を持ってはいる、それは否定しない。
だが、巨乳過ぎる! 重たい枷を胸に付けている様なものだ。
同じFカップになってみて分かったことだが、肩も凝るし、動き難い。
なるなら冷菓の様なCカップが最適と判断したのだ。
光宮冷菓の居場所ならすぐに分かる。
すでにこの基地を脱出して、どこか別の場所に向かっているな。
大方、マモルと冷菓を引き離す事を口実にして、撹乱しているのだろう。
全く、男の子の母親に対する思いは、時にウザ過ぎると感じるほどのものだな。
まあ、そういうわけで、妾は光宮冷菓の体が欲しいのだ。
どうかね、妾と一緒になり、子供を育てないか?
子供を産む事は痛いと聞く、その苦しみを妾が負担してやろう。
男を喜ばせる事にも抜かりはないぞ。
様々なテクニックやもてなしで極上の幸せを感じさせてやる。
何、冷菓は死ぬわけではない。
妾と体を半分にし、生活するという事だ。
多少の不便は感じるが、それで我慢するとしよう。
どうだ、何ならこの体でサービスする事もできるぞ!
二年後には存在しない体だ、存分に楽しむが良い!」
「いや、冷菓ちゃんを裏切る様な事はできない。
お前には悪いが、その交渉を飲む事はできない。
その体で数年間耐えてくれ。
知り合いに良い科学者もいる。
彼らなら、お前の体を用意する事も可能なはずだ!」
「ふむ、その交渉も飲めぬな。
どうせアンドロイドの体だろう。
妾は、生身の肉体が欲しいのだ。
ならば、許可されるまでお前と戦うとしよう。
安心しろ、お前の肉体を殺す様な事はしない。
ただ、お前の心を殺して、ハイと言わせるだけの事だ!」
人造人間の『エリス』が勝負を挑んできた。
おそらく接近戦用の武器であるレイピアが出現し、オレを攻撃してきた。
オレも愛する冷菓を守る為、手加減なしで全力で戦う。
力付くの交渉が無理だと分かれば、アンドロイドの体でも許可してくるだろう。
オレは、バンデッドが死んだ可能性も考えていたが、どうやら無事のようだ。
銃は、ブラックホールと共に消滅したようだが、人造人間となったバンデッドの体は残っていたのだ。
「ふう、無事だったか。
武器が無くなったようだが、まだやる気か?」
バンデッドの様子が少し変わっていた。
ぶりっ子を真似した様な不快な動き方や喋り方もなくなり、呆然としている様だった。
しばらくは自分の体を確認していた様だが、オレが話し掛けた事により、オレの方を向いて話し始めた。
「すまぬな、妾はさっきの汚らわしい男ではない。
壊れた人工知能がインターネットワークに入り込む事で成長した架空の生物『エリス』だ。
普段は、ブラウザーを通して世界各国のパソコンに侵入したりしていたが、生身の体を求めてこの体に宿ったのだ」
「ええ、じゃあ、バンデッドはどうした?
死んだのか、消滅しちゃったのか?
勝負は引き分けという事でうやむやになってしまったのか?」
バンデッドの演技である可能性も考慮し、オレは警戒しながら『エリス』と呼ばれる人造人間にちかづいていく。
彼女の表情と仕草から判断するに、本当にバンデッドとは別人の様だった。
バンデッドはムカつく仕草や口調だったが、彼女は凛として美しい感じが漂っていた。
「ふーむ、この勝負は、お前の勝ちのようだ。
この男は、本来さっきのブラックホールに飲み込まれて消えていたはずだからな。
妾が介入して、銃を手放させたのだ。
妾は別に敵ではないが、お前の味方でもない。
個人的な恨みでお前を殺す謂れはないな。
だが、望むとあれば全力で戦おう!」
「そうか、敵じゃないのか。
なら、戦わない事にするよ。
無駄な争いはしたくないからな!」
「ん、駄目じゃな。
この体でしばらくは大丈夫だと思ったが、どうやらこの体の製造者はアホらしいな。
確かに、二、三年は問題なく動くが、それ以降はアンドロイドと生物を組み合わせていた事により、アンドロイドの膨大な電気設備が災いして、徐々に生物の体を壊し始めるらしい。
高電圧の発電所の近くに、長時間住んでいると人体には有害な影響を及ぼし始めるからな。
それと同じ様に、アンドロイドと生物は組み合わせる事ができないと言える様だ。
アンドロイドの技術が上がって来ているから、携帯電話やパソコンの様に同じ部屋に長時間いても身体にほとんど影響を及ぼす事はないが、体が同じなら話は別の様だ。
つまり、妾を維持し続ける体が無くなってしまう様だ。
どうやら戦う理由ができてしまったな。
妾は、本来インターネットワークから生まれた人工知能だからネットワークに戻れば生存できるが、それでも人間になって愛し合いたいと願う。
だから、生身の人間の体が欲しいのだ」
「何、オレの体を奪う気か?
そんな事は、できるはずがないだろう。
そもそもオレは、オリジナルの人間だし……」
「いや、妾の性別は女の子だから、男の体は好かん。
可愛い女の子の体が欲しいのだ。
そして、子供を作り、人間の幸せだと感じる生活をしてみたい。
お前の妻である光宮冷菓の体を貰いうけようか。
それならば気品も品格も十分に備わっていて、妾が使うに相応しい体だ。
人間の脳も一種の電子ネットワークでできている。
さっきのバンデッドとかいう男が、この体に乗り換える事ができた様にな。
脳の持つ情報量を受け取る事ができれば、どうやら人間の体でも移動する事ができるらしい。
まあ、脳移植と考えてもらえば分かりやすいか。
脳は他人の物だが、情報と意識は妾の物になる。
痛みや苦痛はあるまいな。
電子機器が新しい情報をダウンロードする様に、妾の意識と脳の情報がダウンロードされるのだ。
ちなみに、あの男の意識と記憶は、元のオッサンの体に戻ったぞ。
多少は意識が混乱しておかしな行動をするかも知れないが、元々変な奴なのでさほど問題はないだろう。
女性の体を失ったが、あのままでは数年で死んでいた。
妾もこの体ならば数年の命だ。
というわけで、冷菓の体を貰い、お前と激しく愛し合わねばならない。
そうしてようやく妾の目的が達成される。
どうだろうか、一緒に生活しないか?」
「何だと?
いや、ちなみに、近くにいる女子とかは嫌なのか?
無理矢理体を入れ替えられるなら、そちらの方がお前にとっては手っ取り早いはずだが……。
まあ、その場合も全力で阻止するがな!」
「ふむ、そう思うのも不思議ではないな。
二人ともなかなか良い体をしている、データーを読み取れば大抵のことは何でもわかる。
だが、妾の個性として受け入れられない事もある。
そして、二人には致命的な欠陥があるのだ。
まず、一つは、妾は無理矢理体を奪うなどという非道徳的な事はしない。
相手と交渉をして、許可が下りた場合にのみ実行するのだ。
光宮冷菓は、本当にお前の妻だ。
ここに戸籍の写しと婚姻届の写しもある。
さらに、結婚式の写真だ。
多少年齢は違うが、自分本人達である事がわかるだろう。
つまり、光宮冷菓の将来を決定する権利はお前にあると判断する。
妾が彼女の中に入るわけだが、お前が許可してくれれば、彼女も認めるだろう。
次に、夕景ゆたかと姫野真槍を狙わない理由はこうだ。
確かに、彼女達を説き伏せて、無理矢理体を奪う事はできるだろう。
そうすれば、妾の望む男性とも結婚して子作りをする事ができるな。
それを拒む理由は、妾は冷菓の産む子供が欲しいのだ。
多少変わっているが、中々面白い子供になるだろう。
そして、夕景ゆたかは、妾が同居するには幼すぎるし、変態過ぎる。
もう少し年齢を重ねれば問題ない美少女に成長するのだろうが、妾が同居していたのではその可能性も奪われるだろうな。
怪しい実験を繰り返し、妾をアンドロイドにしてしまう危険もある。
あんな汚らわしい姿になるのはごめんだ。
次に、姫野真槍は、理想的なお嫁さんになる可能性は高い。
妾と同居しても良い精神を持ってはいる、それは否定しない。
だが、巨乳過ぎる! 重たい枷を胸に付けている様なものだ。
同じFカップになってみて分かったことだが、肩も凝るし、動き難い。
なるなら冷菓の様なCカップが最適と判断したのだ。
光宮冷菓の居場所ならすぐに分かる。
すでにこの基地を脱出して、どこか別の場所に向かっているな。
大方、マモルと冷菓を引き離す事を口実にして、撹乱しているのだろう。
全く、男の子の母親に対する思いは、時にウザ過ぎると感じるほどのものだな。
まあ、そういうわけで、妾は光宮冷菓の体が欲しいのだ。
どうかね、妾と一緒になり、子供を育てないか?
子供を産む事は痛いと聞く、その苦しみを妾が負担してやろう。
男を喜ばせる事にも抜かりはないぞ。
様々なテクニックやもてなしで極上の幸せを感じさせてやる。
何、冷菓は死ぬわけではない。
妾と体を半分にし、生活するという事だ。
多少の不便は感じるが、それで我慢するとしよう。
どうだ、何ならこの体でサービスする事もできるぞ!
二年後には存在しない体だ、存分に楽しむが良い!」
「いや、冷菓ちゃんを裏切る様な事はできない。
お前には悪いが、その交渉を飲む事はできない。
その体で数年間耐えてくれ。
知り合いに良い科学者もいる。
彼らなら、お前の体を用意する事も可能なはずだ!」
「ふむ、その交渉も飲めぬな。
どうせアンドロイドの体だろう。
妾は、生身の肉体が欲しいのだ。
ならば、許可されるまでお前と戦うとしよう。
安心しろ、お前の肉体を殺す様な事はしない。
ただ、お前の心を殺して、ハイと言わせるだけの事だ!」
人造人間の『エリス』が勝負を挑んできた。
おそらく接近戦用の武器であるレイピアが出現し、オレを攻撃してきた。
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