鴉の花嫁となった少女は、溺愛される

あなたになら喰らわれても構わないと、そう、思った。

黛(まゆみ)は、今日で十六を迎える。そんな今日。黛の近所の神社では、夏祭りが行われる。

夏祭りは年に一度の特別な日。

あちらとこちらが繋がる日だから。

黛は、いつも門の先で黛を見つめているその妖が気になりながらも、踏みとどまっていた。

けれど。『子供』として過ごす、最後の数時間。黛は、石に躓き、門のなかへと入ってしまう。

──焦がれてはいけないと知りながら。
──触れてはならないと知りながら。

 それでも。 

 手を、伸ばした。
24hポイント 0pt
小説 128,655 位 / 128,655件 恋愛 38,428 位 / 38,428件
1 / 4

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

趣味を極めて自由に生きろ!〜ただし、神々は改革をお望みです〜

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:57782pt お気に入り:5462

あなたを愛するのに疲れました

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:220251pt お気に入り:7625

あなたが運命の相手、なのですか?

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:24737pt お気に入り:1821

愛されない王妃は、お飾りでいたい

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:3315pt お気に入り:13818