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3章 譲位騒乱

77☆久しぶりの愛の営み

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抱き起こされて向かい合うように座り、下から突き上げられる。
「あっ…ううっ…」
深い、ソーヴィの先がお腹の奥の奥まで入っている。
「アユリの中、あったかい。ずっと入れてたい。気持ちいい…」
にゅちっにゅちっと腰を揺されると、お腹側を擦られてじわじわと快感が生まれた。
「んうっ…そんなに気持ちいいの?」
私は入れる方を持ってないから、よく分からないけれど、ソーヴィもとろけそうな顔をしてるから、気持ちいいのは分かる。
「うん。アユリの中は愛液でにゅるにゅるしてて、抜こうとすると襞が絡みついて離さないし、入れようとすると奥へ引き寄せるように動くし、奥がザラザラしてて先っぽをぐりぐりすると気持ちよくて、あたまがおかしくなる。」
そんなにご丁寧に説明されるとは思わなかった。
私の中ってそんな感じなんだ…
「私はソーヴィしか知らないけど、太くて大っきくて、先っぽでぐちゃぐちゃに奥を引っかかれると、頭がおかしくなるよ。」
「んふふ、じゃあ、おかしくしちゃおっかな。」
嬉しそうに笑って、突き上げが激しくなった。
「ふあっ、はああっ!」
ぬちゃっぐちゃっ、ぶちゅっぱちゅんっ、湿り気のある音を立てて何度も奥をえぐられる。
「胸が揺れててえっちだねえ、アユリ。」
「ああっ、んんうっ、ソーヴィがっあっ…揺らしてるからあっ…」
腰にあった手が胸を押さえるように掴む。
「持っててあげるから、アユリが動いて。」
あまりに可愛く言うので、ソーヴィの肩に捕まって、腰を上下に動かす。
「んうう…」
「そんなにゆっくりだと、物足りないでしょ。もっと速くやってごらん。」
胸を押さえていた手が、いつのまにか敏感な2つの突起を擦り出す。
「ひゃああっ!」
「がんばれーアユリー」
上と下の快感に飲まれて、動きが速まる。奥までついてからゴリゴリと前後に擦ると、恐ろしいくらい気持ちいい。
「ああっ…らめ…奥すごい…」
「アユリ、最高にえっちで可愛い。」
あまりの快感に頭皮がビリビリしてきた。
「ソーヴィ…も気持ちい…い?」
「うん、いいよ…久しぶりだし…結構やばいかも。」
そう言われると、ソーヴィをいかせたくなる。
追い込むように動きを速めると、ソーヴィの息が荒くなった。
「アユリ…ごめん…出そう…」
「出してっ、奥にいっぱい出してえっ!」
腰を掴まれて、何度も強く突かれると、奥にビュクビュクと勢いよく熱い精液が噴き出した。
「…っく!」
「あっあう…うっ…」
ソーヴィが私の体を反転させて、押し倒してくる。
「はあ…まだまだ元気だから、このままさせてね。」
「…うん。もっとして…」
四つん這いになって腰を高く上げると、再び律動を開始する。
それは、絶えることなく続き、気づけば空が白み始めていた。



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