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「ンッ……フッ……ンンッ──!」

 シュウ君からのこんなキス、初めて……。

 キスって、こんなに気持ちのいいものだったのか……。

「……レオ──。」

 俺から唇を離したシュウ君は、熱い目で俺を見た。

「シュウ君……俺は、あなたに身も心も捧げます。俺を……全部あげます。」

 俺の言葉に、シュウ君は俺を優しく押し倒した。

「レオ……お前を抱くのは俺だ、愛するのは俺だから。だから……怖くなったら、俺を見てくれ。俺は、お前に愛しか与えない。」

 そう言って、シュウ君は俺の首に唇を寄せた。

 そして首筋をペロリと舐め上げ、ヂュウッと音を立て吸った。

「ンッ!」

 シュウ君、俺にキスマーク付けてくれたんだ……嬉しい。

 俺の服のボタンが外され、その唇は胸元に降りて行く。

 そしてシュウ君は、俺の胸の飾りを口に含むと……まるで飴でも舐めるかのように、口の中で優しく味わった。

「あ……あぁッ……んんッ……!」

 胸なんて、噛みつかれたり力任せに捻じり上げられたり……苦痛を感じる場所でしかなかったのに……こんなに、気持ちいいと感じる場所だったの──?

「あッ……シュウ、くん……あ、んッ……!」

「レオ……感じてる君はとても可愛いし、綺麗だ。」

「かわいい……きれい……俺が……?ッ……う、れしい……!」

 俺の言葉に、シュウ君はチュッと軽くキスをすると……ズボンの上から、緩く勃ち上がった俺のソレにそっと触れた。

「ッ……!」

 俺は思わず、ビクリと体を震わした。

※※※

「レオ……、怖いか?」

「ちが、う……そうじゃないよ?大丈夫だから。」

 俺の言葉に、シュウ君は俺のソレをズボンから取り出し、ユルユルと優しく刺激を与えた。

「んッ……んッ……あッ……!」

 全然痛くない……力任せに握られたり、乱暴に扱われる事なく……温かい手に優しく包まれ……まるで宝物の様に扱って貰える──。

「あ、シュウく、ん……俺、もう出ちゃう……もうイッちゃう──!」

「いいよ、俺が受け止めてるから。」

「……ッ!あ、あぁッ──!」

 シュウ君に耳元で優しく囁かれ、先っぽをグリリと刺激され……俺は、彼の手の中にその熱を放った。

 そして彼は、その手で俺のまだ固く閉じた蕾に触れた。

「ッ……!」

「大丈夫。痛くないように、ちゃんと慣らすから。レオ、お前の中に入るのは……もう、俺だけだ──。」

「ンッ!」

 シュウ君の指が、俺の中にツプリと入って来る。

 そしてその長い指が、俺の反応を見ながら……クチュリ、クチュリと優しく俺の中をかき回す。

 その動きに、俺はもどかしさを感じ、切ない声を上げてしまった。

 それを見たシュウ君は、俺の中に二本目の指を入れた。

「あ、あぁッ……しゅうく、ん……中が、ムズムズして、ヘン……ッ……。」

「変じゃない。気持ちいんだ。レオが痛くないなら……怖くないなら、良かった。」

 シュウ君の指は、いつの間にか三本に増やされ……俺の中からは、グチャグチャと粘着質の音が聞こえ、その音にすら俺は反応し、体を震わせた──。

「あ……あぁ、ンッ……ハアッ……あぁッ!?」

 そしてその指がある一点を掠めた時、俺は体をビクリと震わせた。

 あ、ソコは……俺をおかしくさせる所──!

『……指、ぬいてぇ……!あッ──!?』

『そうか?お前はここを弄られるのが好きだろう?私にそうされたら、お前は──』

 や……こわい、たすけ、て──。

「レオ──!俺はここにいる……お前の身体を、心を愛しているのは、俺だ……シュウだ!」

「あ、ぁ……シュウ、くん?そう……そうだった、俺を抱いてるのは……大好きなシュウ君だ──。」

「レオ……ここを触られ気持ち良くなるのは、悪い事じゃないよ。俺は………レオに、出来るだけ痛みを与えたくない……ただ、気持ち良くしてあげたいんだ。」
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