転生者はめぐりあう(チートスキルで危機に陥ることなく活躍 ストレスを感じさせない王道ストーリー)

佐藤醤油

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第2章 幼少期

2.12.2 ゴルゴ・ノーリッシュ

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ゴルゴ
総魔力量 350
体力 100
力    120  
すばやさ 100 
器用さ  125 
知力    110 
魔法力  100 
精神力 100
特技
 調理 レベル6
 農業 レベル4
 剣術   レベル2
 体術   レベル2
魔法
魔法特性      攻撃特性 2、防御特性 2、生活特性 4
魔力操作   レベル1
属性魔法1
 火魔法    レベル3  
 氷魔法    レベル1  
 風魔法    レベル2 
属性魔法2:
 魔力検知   レベル1
 水魔法    レベル2
 土魔法    レベル2 

特殊スキル
 温度監視 見た物の温度がわかる
 時間把握 正確な体内時計を持っている
 絶対味覚 食べた物の成分を詳細に知ることができる ただし自分の知っている食材名以外は不明
 料理の完全再現
 一度食べた料理を全く同じように再現できる能力 自身の料理スキルを超えた料理は完全再現できない。

加護 
メリーナの加護 中 
  効果
   状態異常中軽減
   毒耐性
   自然治癒力向上
   スキル習得効率1.5倍

称号
 料理人 
  料理の味が良くなる。
  料理した食事の魔力回復量が微増


 スキルを見た感じは、料理スキルがあるぐらい。
 それを含めて見事に一般人。

 その理由もわかったが、これはこれでもありじゃないか。
 この世界で長生きするには強いステータスは必要無い気がする。
 コルドマイムさんも60近くまで生きていたが日記から察するに強い力は持っていなかったようだ。

 メリーナ様の加護があれば健康でいられるみたいだし。


「まあ、なかなか冗談みたいなやり取りで転生したのですね。
ゴルゴさんのようなスキルは目立たないし、前線に行かないから長生きできるかも知れないですね」

「はは、細く長くですかね」

「いえ、そういう意味ではないのだけど。
まあそのステータスで戦闘に出ることも無いでしょう。
ここには戦闘ができる護衛がいるし。
そういうのは別の人に任せて、料理の研究をやってもらった方が良いですね。
いざとなったら僕が守ります。ゴルゴさんを」

「はは、子供のジルベール様に守ってもらうのはどうかと思いますが、よろしくお願いします。
そのかわり食事は任せてください」

「はい。食事には期待します。
それに農業スキルもあるみたいだから、食材となる材料も育てられますよね。
お願いします」

「もちろん、前世での農業の知識もありますし、今世でも農業は得意です。お任せあれ。と言いたいところですが、この国、あまり日本食の食材がないのですけどね。
あ、敬語使わなくても良いですよ。
ほんとに
使用人として扱ってください」

「え、ああそうそう。
そういえば米を見つけたんだ。
今、ちょうど本格的に稲作を始めるところだから協力してほしい」

「コメ? 本当ですか!
いやそういえばシドニアに米のような物があると聞いたので行ってみようと思っていたところです。
シドニアから入手したのですか?」

「いや、この地に自生していた種類なんだ。
100年前にコルドマイムという転生者が改良を続け育てた米を改めて発見したんだ」

 そしてコルドマイムさんのことを伝えた。

「呪文が『卵かけご飯』ですか。
それなら醤油を再現したらお墓にお供えしましょう」

「そうだね。
うん。それは良いね」
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