133 / 532
第2章 幼少期
2.16.5 魔法の訓練と空間魔法の研究
しおりを挟む
属性魔法は勝手に年齢と同じレベルに上がる。
相変わらず原因不明、意味不明だ。
空間魔法は、訓練をしないと上がらない。
だが順調にレベルが上がってきた。
今までは、空間魔法の生活魔法区分になるマイストレージだけを活用してレベルアップさせていた。
だが、攻撃魔法が使えるようになった。
今は、目で確認できる200mぐらいの短い距離を一瞬で移動できる様になった。
大神官様から借りた本に書いてあった瞬転だ。
移動距離に対して、支払うコスト、つまり魔力が多く普段使いするような技ではない。
この魔法は、戦闘中に使うのが有益なのだ。
なるほど攻撃魔法に分類されているはずだ。
現在は、長距離の移動が出来ない。
使えば使うほどレベルが上がるので偶に無駄に瞬転の移動を繰り返して空間魔法のレベルを上げている。
書物によるともう一つレベルが上がれば長距離の移動用の転移が出来るらしい。
だが、今は転移が出来ないので転移系の魔道具である転移門の活用を考えていた。
ファールじいちゃん達が王都に帰る時、王都側から魔力を供給しゲートを開いていた。
どうやら、必ずしも送る側に魔道士が必要な訳では無い事を知った。
普段は王都側で魔力を注いでいるが、領地側から魔力を注いで移動しても良いのだ。
魔道士5名以下で魔力を規定値まで注ぎ込めば最大5名の移動が可能。
それが転移門。
移動する人は子供でも大人でも太っている人でも1名は1名。そして抱えられるだけの荷物を持っていても大丈夫。
なんだがアバウトな基準だ。
手紙だけを送る時等、小容量の物を一つだけ転移させる事も可能だ。
この場合、魔道士1名が魔力を注ぎこむ。
それで特定サイズ以下の箱を移動できる。
この転移門で送れるサイズが標準の木箱サイズとして定義され流通に使われている。
転移門を使うときは5箇所魔力を注ぎ込む場合1回大金貨2枚の費用が必要になる。
1箇所だけを使う場合は1/5ではなく、1/10の小金貨2枚だけで済む。
領地側から急ぎの報告書を送ったりするから安くしてあるのだろう。
さらに魔力を提供する魔導師の手配も必要になる。
魔力を供給できる人数に制限があるんで、王宮魔導師の合格条件は転移門を動かすのに必要な魔力を供給可能と言う条件があるのだ。
お金の種類
銅貨 1ギル
(庶民の間では小銅貨や中銅貨も使われるが、ジルベールは見たことも無いので知らない)
大銅貨 10ギル
小銀貨 100ギル
中銀貨 1,000ギル
大銀貨 10,000ギル
小金貨 100,000ギル
大金貨 1,000,000ギル
貴族が使うのは銀貨以上
国レベルでは大金貨以上の単位も存在する。
相変わらず原因不明、意味不明だ。
空間魔法は、訓練をしないと上がらない。
だが順調にレベルが上がってきた。
今までは、空間魔法の生活魔法区分になるマイストレージだけを活用してレベルアップさせていた。
だが、攻撃魔法が使えるようになった。
今は、目で確認できる200mぐらいの短い距離を一瞬で移動できる様になった。
大神官様から借りた本に書いてあった瞬転だ。
移動距離に対して、支払うコスト、つまり魔力が多く普段使いするような技ではない。
この魔法は、戦闘中に使うのが有益なのだ。
なるほど攻撃魔法に分類されているはずだ。
現在は、長距離の移動が出来ない。
使えば使うほどレベルが上がるので偶に無駄に瞬転の移動を繰り返して空間魔法のレベルを上げている。
書物によるともう一つレベルが上がれば長距離の移動用の転移が出来るらしい。
だが、今は転移が出来ないので転移系の魔道具である転移門の活用を考えていた。
ファールじいちゃん達が王都に帰る時、王都側から魔力を供給しゲートを開いていた。
どうやら、必ずしも送る側に魔道士が必要な訳では無い事を知った。
普段は王都側で魔力を注いでいるが、領地側から魔力を注いで移動しても良いのだ。
魔道士5名以下で魔力を規定値まで注ぎ込めば最大5名の移動が可能。
それが転移門。
移動する人は子供でも大人でも太っている人でも1名は1名。そして抱えられるだけの荷物を持っていても大丈夫。
なんだがアバウトな基準だ。
手紙だけを送る時等、小容量の物を一つだけ転移させる事も可能だ。
この場合、魔道士1名が魔力を注ぎこむ。
それで特定サイズ以下の箱を移動できる。
この転移門で送れるサイズが標準の木箱サイズとして定義され流通に使われている。
転移門を使うときは5箇所魔力を注ぎ込む場合1回大金貨2枚の費用が必要になる。
1箇所だけを使う場合は1/5ではなく、1/10の小金貨2枚だけで済む。
領地側から急ぎの報告書を送ったりするから安くしてあるのだろう。
さらに魔力を提供する魔導師の手配も必要になる。
魔力を供給できる人数に制限があるんで、王宮魔導師の合格条件は転移門を動かすのに必要な魔力を供給可能と言う条件があるのだ。
お金の種類
銅貨 1ギル
(庶民の間では小銅貨や中銅貨も使われるが、ジルベールは見たことも無いので知らない)
大銅貨 10ギル
小銀貨 100ギル
中銀貨 1,000ギル
大銀貨 10,000ギル
小金貨 100,000ギル
大金貨 1,000,000ギル
貴族が使うのは銀貨以上
国レベルでは大金貨以上の単位も存在する。
19
あなたにおすすめの小説
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
勇者の隣に住んでいただけの村人の話。
カモミール
ファンタジー
とある村に住んでいた英雄にあこがれて勇者を目指すレオという少年がいた。
だが、勇者に選ばれたのはレオの幼馴染である少女ソフィだった。
その事実にレオは打ちのめされ、自堕落な生活を送ることになる。
だがそんなある日、勇者となったソフィが死んだという知らせが届き…?
才能のない村びとである少年が、幼馴染で、好きな人でもあった勇者の少女を救うために勇気を出す物語。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
勇者に全部取られたけど幸せ確定の俺は「ざまぁ」なんてしない!
石のやっさん
ファンタジー
皆さまの応援のお陰でなんと【書籍化】しました。
応援本当に有難うございました。
イラストはサクミチ様で、アイシャにアリス他美少女キャラクターが絵になりましたのでそれを見るだけでも面白いかも知れません。
書籍化に伴い、旧タイトル「パーティーを追放された挙句、幼馴染も全部取られたけど「ざまぁ」なんてしない!だって俺の方が幸せ確定だからな!」
から新タイトル「勇者に全部取られたけど幸せ確定の俺は「ざまぁ」なんてしない!」にタイトルが変更になりました。
書籍化に伴いまして設定や内容が一部変わっています。
WEB版と異なった世界が楽しめるかも知れません。
この作品を愛して下さった方、長きにわたり、私を応援をし続けて下さった方...本当に感謝です。
本当にありがとうございました。
【以下あらすじ】
パーティーでお荷物扱いされていた魔法戦士のケインは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことを悟った彼は、一人さった...
ここから、彼は何をするのか? 何もしないで普通に生活するだけだ「ざまぁ」なんて必要ない、ただ生活するだけで幸せなんだ...俺にとって勇者パーティーも幼馴染も離れるだけで幸せになれるんだから...
第13回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞作品。
何と!『現在3巻まで書籍化されています』
そして書籍も堂々完結...ケインとは何者か此処で正体が解ります。
応援、本当にありがとうございました!
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる