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第2章 幼少期
2.21 醤油ができた
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ようやく数種類の味噌と醤油ができた。
これから、味や特徴を選別して、量を増やす予定だ。
予定通り、最初の醤油を持って、コルドマイムさんのお墓に墓参りに行った。
コルドマイムさんの墓に到着して思ったことは、他の墓に比べて妙にきれいだと言う事。近くにゴミを食べるお掃除スライムがいたのでその子が綺麗にしてくれていたのだろうか。コルドマイムさんの能力に関係したスライムなのだろうか?
とりあえず用意した茶碗にご飯を入れて卵をかける、そして醤油。日記に書いてあった卵かけご飯をお供えした。
みなで祈り、墓を去ろうとしたらスライム現れた。どうやら掃除するつもりなのか卵かけご飯に飛びついた。卵かけご飯を覆い、吸収しようとしている。せっかくお供えしたが一瞬だったなーと様子を見ていたら、食べ終わったスライムがちょっと光った。そして二つに分裂。元は緑色で丸いスライムだったが分裂した新しいスライムはピンクで頭がとがっている。色も形もド○クエのスライムベスだ。
2匹のスライムが僕の周りを楽しそうにピョンピョンはねた。どうやら卵かけご飯が気に入ったのだろうか、不思議な光景だった。
僕らが帰ろうとするとピンクのスライムが付いてくる。
「ピンクのスライムは家の中で使われる掃除スライムです。なついているみたいだし連れて帰りますか?」
「へー、そうなんだ。じゃああっちの緑のスライムともお別れしてから連れて行くか」
そう言って緑のスライムに近づく。すると2匹が並んでプルプルしている。かわいいな。なんとなく名前をつけたくなった。
「緑の君はライム。ピンクの君はピーチ。ピーチは家に来るんだよね。ライムはどうする?」
そう話しかけると、あれ僕の魔力が2匹に流れている様な?
魔力の可視化で見ると2匹に魔力が流れていた。だが不思議と攻撃されている感じはしない。
暫くすると、ライムとピーチが大きくなった。
「キングスライムになりましたね。ジルベール様 危ないので下がってください。討伐します」
鑑定で調べてみる。
ライム:種族 キンググリーンスライム
Cランク 外を好み、雑食で動物や虫の死骸、コケなどを好んで食べる。
土魔法と水魔法の攻撃と防御魔法が使える
眷属化の影響により、大人しい性格。
人の気配を感じると隠れる。人に襲い掛かる事はほぼ無い。
称号
コルドマイムの眷属
ジルベールの眷属
ピーチ:種族 キングピンクスライム
Cランク 家の中を好み、雑食で動物や虫の死骸、コケなどを好んで食べる。
光魔法、雷魔法、水魔法の生活魔法が使える
魔法結界、物理結界の防御魔法が使える
眷属化の影響により、大人しい性格。
人懐っこい。人に襲い掛かる事はほぼ無い。
称号
ジルベールの眷属
「待って、僕が名前を付けたせいで眷属化したみたいだ。そのせいで僕から魔力が流れたから大きくなったみたいだ」
「ジルベール様、むやみに魔物に名前をつけてはいけませんよ」
「どうしよう」
「そうですね。大人しそうなので自警団に連絡して倒さないように伝えておきます」
「じゃあ良いか。いや、大人しいなら連れて帰っても良いの?」
「スライムを飼うのですか?」
「だめなの」
「リリアーナ様がどういうか」
「まあ、でたところ勝負で。じゃあライムとピーチ家に来るかい」
するとライムはいやいやと。ピーチはピョンピョンと跳ねている。
「スライムと話せるのですか?」
「さあ? でも見る限りライムはだめでピーチはついてくるみたいだよ。じゃあおいでピーチ」
そういうとピーチはポンポンはねて馬車の屋根に乗った。うんでかいね。体長1mぐらいあるもんね。家につれて帰ると言ったものの、怒られそうだな。
ふと後ろを見たらライムはプルプル震えて9体に分裂していた。1体1体は前の大きさと一緒だ。ばらばらに散って掃除を始めた。ああ、分離できるんだ。
「じゃあ、ライム。僕らは帰るね。これからもコルドマイムさんのお墓を守ってね」
そう言うと、9体のスライムがピョンと飛んで返事をした。
家に帰り、ピーチを中に入れると案の定ピーチは分裂して屋敷の中の掃除を始めた。
「リリアーナ母様、このスライム飼っても良いですか。名前はピーチで僕の眷属です」
「スライムを眷属にしたの。はあ、コルドマイムさんの資料を読み返してスライムを飼っていたと書いてあったから予測はしていたけど、こういうことなのね。まあかわいいし家も綺麗になるなら良いわ」
あっさり許可が貰えた。さすがリリアーナ母様だ。僕の行動を予測していたようだ。
それから数日。どうやら9体もいると、領主館だけではゴミが足りないらしい。
結局、2日家にいたら2日は役所に連れて行くようになった。声をかけると合体して馬車の上に乗り、到着すると分裂する。こちらの声かけに反応するとても優秀な子だ。
ピーチには月に1回、卵かけご飯をあげた。ピーチはとても喜んで食べる。わがままも言わないし、とっても良いスライムだ。
これから、味や特徴を選別して、量を増やす予定だ。
予定通り、最初の醤油を持って、コルドマイムさんのお墓に墓参りに行った。
コルドマイムさんの墓に到着して思ったことは、他の墓に比べて妙にきれいだと言う事。近くにゴミを食べるお掃除スライムがいたのでその子が綺麗にしてくれていたのだろうか。コルドマイムさんの能力に関係したスライムなのだろうか?
とりあえず用意した茶碗にご飯を入れて卵をかける、そして醤油。日記に書いてあった卵かけご飯をお供えした。
みなで祈り、墓を去ろうとしたらスライム現れた。どうやら掃除するつもりなのか卵かけご飯に飛びついた。卵かけご飯を覆い、吸収しようとしている。せっかくお供えしたが一瞬だったなーと様子を見ていたら、食べ終わったスライムがちょっと光った。そして二つに分裂。元は緑色で丸いスライムだったが分裂した新しいスライムはピンクで頭がとがっている。色も形もド○クエのスライムベスだ。
2匹のスライムが僕の周りを楽しそうにピョンピョンはねた。どうやら卵かけご飯が気に入ったのだろうか、不思議な光景だった。
僕らが帰ろうとするとピンクのスライムが付いてくる。
「ピンクのスライムは家の中で使われる掃除スライムです。なついているみたいだし連れて帰りますか?」
「へー、そうなんだ。じゃああっちの緑のスライムともお別れしてから連れて行くか」
そう言って緑のスライムに近づく。すると2匹が並んでプルプルしている。かわいいな。なんとなく名前をつけたくなった。
「緑の君はライム。ピンクの君はピーチ。ピーチは家に来るんだよね。ライムはどうする?」
そう話しかけると、あれ僕の魔力が2匹に流れている様な?
魔力の可視化で見ると2匹に魔力が流れていた。だが不思議と攻撃されている感じはしない。
暫くすると、ライムとピーチが大きくなった。
「キングスライムになりましたね。ジルベール様 危ないので下がってください。討伐します」
鑑定で調べてみる。
ライム:種族 キンググリーンスライム
Cランク 外を好み、雑食で動物や虫の死骸、コケなどを好んで食べる。
土魔法と水魔法の攻撃と防御魔法が使える
眷属化の影響により、大人しい性格。
人の気配を感じると隠れる。人に襲い掛かる事はほぼ無い。
称号
コルドマイムの眷属
ジルベールの眷属
ピーチ:種族 キングピンクスライム
Cランク 家の中を好み、雑食で動物や虫の死骸、コケなどを好んで食べる。
光魔法、雷魔法、水魔法の生活魔法が使える
魔法結界、物理結界の防御魔法が使える
眷属化の影響により、大人しい性格。
人懐っこい。人に襲い掛かる事はほぼ無い。
称号
ジルベールの眷属
「待って、僕が名前を付けたせいで眷属化したみたいだ。そのせいで僕から魔力が流れたから大きくなったみたいだ」
「ジルベール様、むやみに魔物に名前をつけてはいけませんよ」
「どうしよう」
「そうですね。大人しそうなので自警団に連絡して倒さないように伝えておきます」
「じゃあ良いか。いや、大人しいなら連れて帰っても良いの?」
「スライムを飼うのですか?」
「だめなの」
「リリアーナ様がどういうか」
「まあ、でたところ勝負で。じゃあライムとピーチ家に来るかい」
するとライムはいやいやと。ピーチはピョンピョンと跳ねている。
「スライムと話せるのですか?」
「さあ? でも見る限りライムはだめでピーチはついてくるみたいだよ。じゃあおいでピーチ」
そういうとピーチはポンポンはねて馬車の屋根に乗った。うんでかいね。体長1mぐらいあるもんね。家につれて帰ると言ったものの、怒られそうだな。
ふと後ろを見たらライムはプルプル震えて9体に分裂していた。1体1体は前の大きさと一緒だ。ばらばらに散って掃除を始めた。ああ、分離できるんだ。
「じゃあ、ライム。僕らは帰るね。これからもコルドマイムさんのお墓を守ってね」
そう言うと、9体のスライムがピョンと飛んで返事をした。
家に帰り、ピーチを中に入れると案の定ピーチは分裂して屋敷の中の掃除を始めた。
「リリアーナ母様、このスライム飼っても良いですか。名前はピーチで僕の眷属です」
「スライムを眷属にしたの。はあ、コルドマイムさんの資料を読み返してスライムを飼っていたと書いてあったから予測はしていたけど、こういうことなのね。まあかわいいし家も綺麗になるなら良いわ」
あっさり許可が貰えた。さすがリリアーナ母様だ。僕の行動を予測していたようだ。
それから数日。どうやら9体もいると、領主館だけではゴミが足りないらしい。
結局、2日家にいたら2日は役所に連れて行くようになった。声をかけると合体して馬車の上に乗り、到着すると分裂する。こちらの声かけに反応するとても優秀な子だ。
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