13 / 49
第参話
3
しおりを挟む
朱皇くんに再び案内されて食堂に向かい、用意して貰った量の多いお粥――丼に入ったたまご粥の上には紅生姜の素揚げがのっていて美味しかった。体調が優れない朱皇くんでも食べられて消化の良いものとして用意されていたものらしい――を二人で食べ終えてから、私はここが朱皇くんの家なのか、といった質問を始めた。
皇子様というのはお城に住んでいるものだと思っていた。その言葉に対して朱皇くんは先ず首肯してから。
「部屋は居住棟にあるが、今はこの屋敷に移っている。丹思の母親のものだが、幼い頃からこちらに入り浸っていたからな」
と、黒檀の長いテーブルの向かいの席で、視線を丸窓の外へと向けながら答えてくれた。
朱皇くんのお母様は、朱皇くんが幼い時に亡くなられているらしく、時を同じくして産まれた丹思様のお母様を乳母として育てられていたらしい。その丹思様のお母様も一昨年亡くなられていて、今回の一件を警戒した丹思様が、数多の妖狐族が仕えているというこの屋敷での静養をすすめたらしかった。
朱皇くんのお母様が亡くなられていたことや、幼い頃なら恋しさが倍増して寂しかったんじゃないかと可哀想に思う半面で、二人のお父様である皇帝の、同時に二人の女性に愛情を傾けていたことに対する複雑な思いが生じた。
「皇帝が側室を抱えるのは当然のことだ。また、側室だからといった偏見もない。ただ、丹思の場合は少し事情が違うがな」
私の表情を読み取ったようにそう言った朱皇くんだが、丸窓の方からテーブルの上へと移った視線が僅かに悲しげに見える。
「丹思様の母君は、黒狼族と妖狐族との『混じり物』でしたから」
「!」
不意打ちのように食堂に響いたその声は、先程まで姿のなかった妖狐族の少女のものだった。少女と言っても見た目がそうであるだけで、実際の年齢は朱皇くんも知らないらしい。ただ、朱皇くんが幼い頃から姿が変わっていないということだけで。
その少女――栞梠さんは、狼族のものより少し大きな耳をぴくぴく跳ねさせながら、私の後ろを通り、丼をさげる。この屋敷に住み込みで働いている給仕さんのようなものだと教えられたけれど、朱皇くんを前にしてもへりくだったりするような様子はない。朱皇くんの方も、まるでお姉さんを相手にするかのような態度でいるから、朱皇くんが皇子様なのだということを忘れてしまいそうになる。
一方、栞梠さんの言葉に抗議するような溜息をついた朱皇くんは、キロリと栞梠さんに睨まれ、小さく唇を尖らせた。
「黙っていることでもないでしょう。青子様のお耳に入れておくことに否やもありますまいに」
「お前の言い方が気に入らない」
「どう言い繕ったところで『混じり物』は『混じり物』。それ以外の何物でもありません」
「あるだろ、言い方。混血とか」
「とか?」
「! ……混血とか」
「他にあるような言い方で止めるなら、その先を続けて欲しいものです」
はあ、と今度は栞梠さんが溜息をついた。
「では言葉を変えまして。その混血ですが、特に忌まれているものではありません。ただ、皇族だけが純血を好まれているだけなのです。それ故、丹思様はこの度の後継者争いから弾かれてしまいましたが、それで良かったとわたくしたちは思っております。あのお優しい丹思様が、権力を手に入れようと企む輩の毒牙にかかることなく済むのでしたら、これ以上の喜びはありません」
淡々と話す栞梠さんの表情も、人形のように感情を読み取ることが難しい。
「ああ、勿論、朱皇様のご無事な帰還も喜ばしいことです。行方知れずとなっていた間の丹思様の鬱ぎ込み様と言ったら、見ていられませんでしたから」
「はいはい。それはどうも。丹思が元気なら何よりだからな、お前たちは」
「当然です。――只今、お茶をお持ち致しますので、少しお待ち下さい」
「あ、はい。ありがとうございます」
こちらに頭を下げられて、慌てて返すと、栞梠さんは小麦色の尻尾を揺らせながら奥へと消えていく。
あの狐の尻尾というのも、ふわふわしていそうで触ってみたい欲求にかられてしまう。朱皇くんの尻尾も、小さい姿の時以上にもふもふしているから、うずうずして仕方ないのだけど、今の姿の朱皇くんの尻尾と戯れるのは、私には出来そうにない。それに今は、そんなことに気を取られている場合でもないし。
「あの……丹思様は?」
上品に口元をナプキンで拭いている朱皇くんに訊ねる。ちなみに食べ終えてすぐにも拭いていたから、神経質なところがあるのだろう。
「紅世兄上の葬儀の件で動いているのだろう。俺も出席するつもりではあったが、千茜兄上に止められてしまったのでな」
紅世様というのが、暗殺されたという第二皇子で、千茜様というのが第一皇子だよね。と頭の中で確認する。
「朱皇くん、お葬式に出られないの?」
「それどころか、この屋敷から出ることも許されていない」
「また、狙われるかもしれないから? ここが一番安全だからってこと?」
「俺が戻っていることを知られないようにする為だ。一応犯人は外部にいることになっているからな」
「一応……?」
「城にいた俺をあっさり拐えたんだ。外から簡単には忍び込めんし、偶々見掛けたからといった偶発的な所業じゃない。内部の者が実行していないとしても、手引きするなり何なりしていなければ成し得なかっただろう。だから表向きは外の者を疑っているとしているんだ。――あまり効果は期待出来んが、兄上が決めたことだからな。俺はそれに従うまでだ」
そう言いながらも朱皇くんの表情は暗い。当然だ。異世界に飛ばされていた間に危惧していたことが起きてしまっていて、葬儀にも参列出来ないなんて、辛すぎる。
「他の――えっと、国民の人たちって、紅世様が亡くなられた事情とか、知らないのかな」
蒼慈さんは、私に暗殺者の疑いがあるみたいなことを言っていた。だから、もしもあの場所にいた人たちがそういった事情を知っていたら、最悪、あの場で袋叩きに遭っていたのじゃないかと思う。けれどそんなことはなかったし、ただの怪しい人物扱いだったから、知らなかったんじゃないかと思った。
「病死ということになっている。皇帝の退位表明も表沙汰にはされていないから、暗殺を疑う者はいないだろう。俺のことも元々、病気だの何だのと取り繕う手配だっただろうから、ここに軟禁状態になっていたところで、誰も不思議に思ったりはしない」
「……」
「紅世兄上が殺されて、その時に俺も死体が見付からないだけで、何処かで殺されている可能性があるからと、危うく合同葬儀になるところだったらしいが、それを取り下げてくれたのが千茜兄上と丹思だったそうだ。異世界に飛ばされているとは考えも及ばなかったものの、絶対に生きていると信じてくれていた」
少しでも状況が知りたくて訊ねたことだったけれど、話を聞いている途中で酷なことだったのじゃないかと後悔した。でも、自分が生きていることを信じてくれていたと話す朱皇くんの口元がようやく綻んでくれたから、私も安堵して微笑む。
千茜様がどういった方かは知らないけれど、朱皇くんが皇帝にと推している方だし、丹思様については良い印象ばかりを既に受けていたから、そういった支えとなる人たちがいて良かったと思い――同時に、少し寂しさが生じていた。
私はどうしてここにいるんだろう。なんて、考えても仕方ないことを思って。
皇子様というのはお城に住んでいるものだと思っていた。その言葉に対して朱皇くんは先ず首肯してから。
「部屋は居住棟にあるが、今はこの屋敷に移っている。丹思の母親のものだが、幼い頃からこちらに入り浸っていたからな」
と、黒檀の長いテーブルの向かいの席で、視線を丸窓の外へと向けながら答えてくれた。
朱皇くんのお母様は、朱皇くんが幼い時に亡くなられているらしく、時を同じくして産まれた丹思様のお母様を乳母として育てられていたらしい。その丹思様のお母様も一昨年亡くなられていて、今回の一件を警戒した丹思様が、数多の妖狐族が仕えているというこの屋敷での静養をすすめたらしかった。
朱皇くんのお母様が亡くなられていたことや、幼い頃なら恋しさが倍増して寂しかったんじゃないかと可哀想に思う半面で、二人のお父様である皇帝の、同時に二人の女性に愛情を傾けていたことに対する複雑な思いが生じた。
「皇帝が側室を抱えるのは当然のことだ。また、側室だからといった偏見もない。ただ、丹思の場合は少し事情が違うがな」
私の表情を読み取ったようにそう言った朱皇くんだが、丸窓の方からテーブルの上へと移った視線が僅かに悲しげに見える。
「丹思様の母君は、黒狼族と妖狐族との『混じり物』でしたから」
「!」
不意打ちのように食堂に響いたその声は、先程まで姿のなかった妖狐族の少女のものだった。少女と言っても見た目がそうであるだけで、実際の年齢は朱皇くんも知らないらしい。ただ、朱皇くんが幼い頃から姿が変わっていないということだけで。
その少女――栞梠さんは、狼族のものより少し大きな耳をぴくぴく跳ねさせながら、私の後ろを通り、丼をさげる。この屋敷に住み込みで働いている給仕さんのようなものだと教えられたけれど、朱皇くんを前にしてもへりくだったりするような様子はない。朱皇くんの方も、まるでお姉さんを相手にするかのような態度でいるから、朱皇くんが皇子様なのだということを忘れてしまいそうになる。
一方、栞梠さんの言葉に抗議するような溜息をついた朱皇くんは、キロリと栞梠さんに睨まれ、小さく唇を尖らせた。
「黙っていることでもないでしょう。青子様のお耳に入れておくことに否やもありますまいに」
「お前の言い方が気に入らない」
「どう言い繕ったところで『混じり物』は『混じり物』。それ以外の何物でもありません」
「あるだろ、言い方。混血とか」
「とか?」
「! ……混血とか」
「他にあるような言い方で止めるなら、その先を続けて欲しいものです」
はあ、と今度は栞梠さんが溜息をついた。
「では言葉を変えまして。その混血ですが、特に忌まれているものではありません。ただ、皇族だけが純血を好まれているだけなのです。それ故、丹思様はこの度の後継者争いから弾かれてしまいましたが、それで良かったとわたくしたちは思っております。あのお優しい丹思様が、権力を手に入れようと企む輩の毒牙にかかることなく済むのでしたら、これ以上の喜びはありません」
淡々と話す栞梠さんの表情も、人形のように感情を読み取ることが難しい。
「ああ、勿論、朱皇様のご無事な帰還も喜ばしいことです。行方知れずとなっていた間の丹思様の鬱ぎ込み様と言ったら、見ていられませんでしたから」
「はいはい。それはどうも。丹思が元気なら何よりだからな、お前たちは」
「当然です。――只今、お茶をお持ち致しますので、少しお待ち下さい」
「あ、はい。ありがとうございます」
こちらに頭を下げられて、慌てて返すと、栞梠さんは小麦色の尻尾を揺らせながら奥へと消えていく。
あの狐の尻尾というのも、ふわふわしていそうで触ってみたい欲求にかられてしまう。朱皇くんの尻尾も、小さい姿の時以上にもふもふしているから、うずうずして仕方ないのだけど、今の姿の朱皇くんの尻尾と戯れるのは、私には出来そうにない。それに今は、そんなことに気を取られている場合でもないし。
「あの……丹思様は?」
上品に口元をナプキンで拭いている朱皇くんに訊ねる。ちなみに食べ終えてすぐにも拭いていたから、神経質なところがあるのだろう。
「紅世兄上の葬儀の件で動いているのだろう。俺も出席するつもりではあったが、千茜兄上に止められてしまったのでな」
紅世様というのが、暗殺されたという第二皇子で、千茜様というのが第一皇子だよね。と頭の中で確認する。
「朱皇くん、お葬式に出られないの?」
「それどころか、この屋敷から出ることも許されていない」
「また、狙われるかもしれないから? ここが一番安全だからってこと?」
「俺が戻っていることを知られないようにする為だ。一応犯人は外部にいることになっているからな」
「一応……?」
「城にいた俺をあっさり拐えたんだ。外から簡単には忍び込めんし、偶々見掛けたからといった偶発的な所業じゃない。内部の者が実行していないとしても、手引きするなり何なりしていなければ成し得なかっただろう。だから表向きは外の者を疑っているとしているんだ。――あまり効果は期待出来んが、兄上が決めたことだからな。俺はそれに従うまでだ」
そう言いながらも朱皇くんの表情は暗い。当然だ。異世界に飛ばされていた間に危惧していたことが起きてしまっていて、葬儀にも参列出来ないなんて、辛すぎる。
「他の――えっと、国民の人たちって、紅世様が亡くなられた事情とか、知らないのかな」
蒼慈さんは、私に暗殺者の疑いがあるみたいなことを言っていた。だから、もしもあの場所にいた人たちがそういった事情を知っていたら、最悪、あの場で袋叩きに遭っていたのじゃないかと思う。けれどそんなことはなかったし、ただの怪しい人物扱いだったから、知らなかったんじゃないかと思った。
「病死ということになっている。皇帝の退位表明も表沙汰にはされていないから、暗殺を疑う者はいないだろう。俺のことも元々、病気だの何だのと取り繕う手配だっただろうから、ここに軟禁状態になっていたところで、誰も不思議に思ったりはしない」
「……」
「紅世兄上が殺されて、その時に俺も死体が見付からないだけで、何処かで殺されている可能性があるからと、危うく合同葬儀になるところだったらしいが、それを取り下げてくれたのが千茜兄上と丹思だったそうだ。異世界に飛ばされているとは考えも及ばなかったものの、絶対に生きていると信じてくれていた」
少しでも状況が知りたくて訊ねたことだったけれど、話を聞いている途中で酷なことだったのじゃないかと後悔した。でも、自分が生きていることを信じてくれていたと話す朱皇くんの口元がようやく綻んでくれたから、私も安堵して微笑む。
千茜様がどういった方かは知らないけれど、朱皇くんが皇帝にと推している方だし、丹思様については良い印象ばかりを既に受けていたから、そういった支えとなる人たちがいて良かったと思い――同時に、少し寂しさが生じていた。
私はどうしてここにいるんだろう。なんて、考えても仕方ないことを思って。
0
あなたにおすすめの小説
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
修学旅行に行くはずが異世界に着いた。〜三種のお買い物スキルで仲間と共に〜
長船凪
ファンタジー
修学旅行へ行く為に荷物を持って、バスの来る学校のグラウンドへ向かう途中、三人の高校生はコンビニに寄った。
コンビニから出た先は、見知らぬ場所、森の中だった。
ここから生き残る為、サバイバルと旅が始まる。
実際の所、そこは異世界だった。
勇者召喚の余波を受けて、異世界へ転移してしまった彼等は、お買い物スキルを得た。
奏が食品。コウタが金物。紗耶香が化粧品。という、三人種類の違うショップスキルを得た。
特殊なお買い物スキルを使い商品を仕入れ、料理を作り、現地の人達と交流し、商人や狩りなどをしながら、少しずつ、異世界に順応しつつ生きていく、三人の物語。
実は時間差クラス転移で、他のクラスメイトも勇者召喚により、異世界に転移していた。
主人公 高校2年 高遠 奏 呼び名 カナデっち。奏。
クラスメイトのギャル 水木 紗耶香 呼び名 サヤ。 紗耶香ちゃん。水木さん。
主人公の幼馴染 片桐 浩太 呼び名 コウタ コータ君
(なろうでも別名義で公開)
タイトル微妙に変更しました。
子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
【本編完結】転生したら、チートな僕が世界の男たちに溺愛される件
表示されませんでした
BL
ごく普通のサラリーマンだった織田悠真は、不慮の事故で命を落とし、ファンタジー世界の男爵家の三男ユウマとして生まれ変わる。
病弱だった前世のユウマとは違い、転生した彼は「創造魔法」というチート能力を手にしていた。
この魔法は、ありとあらゆるものを生み出す究極の力。
しかし、その力を使うたび、ユウマの体からは、男たちを狂おしいほどに惹きつける特殊なフェロモンが放出されるようになる。
ユウマの前に現れるのは、冷酷な魔王、忠実な騎士団長、天才魔法使い、ミステリアスな獣人族の王子、そして実の兄と弟。
強大な力と魅惑のフェロモンに翻弄されるユウマは、彼らの熱い視線と独占欲に囲まれ、愛と欲望が渦巻くハーレムの中心に立つことになる。
これは、転生した少年が、最強のチート能力と最強の愛を手に入れるまでの物語。
甘く、激しく、そして少しだけ危険な、ユウマのハーレム生活が今、始まる――。
本編完結しました。
続いて閑話などを書いているので良かったら引き続きお読みください
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜
京
恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。
右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。
そんな乙女ゲームのようなお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる