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第肆話
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「ふむ」
立ち上がった千茜様が、机の前までどうにか辿り着いた私の傍らに来ると、矯めつ眇めつといった風に私を眺め、一つ頷く。
「尾がなくとも真っ直ぐに立てるものなのだね。耳が見当たらないが、聞こえているようなのは、一体どういう仕組みがあるからなのかね?」
「えっ? あ、耳なら、あります」
声を聞くだけで激しく心拍数が上がる。おかしな例えだけれど、そういった内容とはかけ離れた言葉でも、愛を囁かれているような気分になってしまうのは、どうしてなのだろう。
上擦った声で答えながら、耳を隠していた髪を掻き上げる。たいして寒くもないのに涼しさを感じたのは、耳が熱を帯びている所為だ。
「これが?」
「あっ……」
千茜様の指先が耳に触れた。途端に漏らしてしまった声に恥ずかしくなる。
そんな私などはお構いなしに、千茜様の指が私の耳を、その形を確かめるようにゆっくりと滑らせていくものだから、擽ったさに何度も身を捩らせ、その手を叩いてしまいたくなる衝動を堪えるのが大変だった。
「――殿下」
閉めたドアの脇に控えている蒼慈さんが、戯れを諫めるような調子で呼び掛けると、千茜様はくすりと笑って再び椅子に腰掛ける。
悪戯っぽい眼差しを投げ掛けられて、種族の違いからの珍しさで耳を弄られていたのではなく、こちらの反応を楽しまれていたような気がしたのは、被害妄想が過ぎるだろうか。
「仕方ない。目付役が急かしているから早急に本題に入るが、わたしの質問には虚偽を述べないと誓えるかい?」
「えっ? あ、は、はい」
片方の肘をついて頬杖としながら、さっきまでの悪戯っぽいものと、雰囲気を変えてこちらを見上げる千茜様の瞳に、怯え以外の衝撃を受けながら頷く。嘘なんてつく気はないのだけれど、誓えるかと聞かれると少し戸惑ってしまうのは何故なのだろう。
「では、君の名は?」
「美原青子です」
「年齢を聞いても良かったかな?」
「十九です」
「職業には就いているかね?」
「学生です。大学に通っています」
「ダイガクというのは?」
「えっと……」
学生は分かっても大学が通じないのか、それとも学生自体が分からないのかが判断出来ず。また、大学とは何かと聞かれて説明出来る言葉が見付からなくて困惑する。
「勉強をするところ、です。とても広い分野の」
「……ふむ?」
多分だけど、今の「ふむ」は「よく分からない」といった意味のものだろう。私だって、今ので理解して貰えるとは思っていない。義務教育から説明した方が良かったかもしれないと後悔したところで、質問が変わった。
「君は何処で朱皇と会ったのかな?」
「――家の、近くです。夜遅くに、階段になっている長い坂の石段に座っていました」
「朱皇の姿を見て、どう思った?」
「こんな時間に小さな子が一人でいるのはどうしてだろう、と」
「……小さな子?」
「向こうで会った朱皇くん……朱皇様は、赤ちゃんくらいに小さくて……耳と尻尾が本物だと理解するまでに少し時間が必要でした。私たちの世界では見掛けない姿でしたから」
「『私たちの世界』か」
千茜様の唇が笑みを浮かべる。けれどその赤い瞳には僅かながら猜疑的なものが窺えた。洞察力に優れているといった特技もない私が感じたものだから、思い過ごしかもしれないけれど。
「君は何故、朱皇を受け入れることが出来たのかな。見慣れない存在というものに警戒心を持たないものなのかい?」
「それは――」
多分、大事な質問なんだと思う。でも、これをそのまま伝えていいものかどうか迷って、言葉を詰まらせる。でも結局。
「小さな子を放っておけなかったんです。お腹を空かせていたので余計に」
善人振ったような答えを口にしてしまっていた。
「それはまた、随分とお人好しだね」
「誰に対してもじゃないです。ただ、本当に朱皇くんは小さくて、可愛くて……」
「朱皇は君から逃げようとはしなかったのかな? 誰にでも懐くような性格はしていなかった筈なのだが」
「逃げようとはしていましたけど……多分、弱っていたので……。あと、言葉が通じたからかもしれません」
「ああ、それか」
半ば必死な思いで記憶を手繰っていたのは、気を抜くと他に何も考えられなくなってしまいそうな程、千茜様の声に耳を傾けて言葉を紡いでいて欲しくなってしまうからで。しっかりしなきゃと思えば思う程、その声に魅了されてしまうようだった。
そんな中、得心がいったように千茜様がパンと手を叩く音にハッとする。
「何かが引っ掛かると思っていたのだけれど、ようやくそれが見付かった。こことは異なる世界においても、言語は同じものであるのか、それが疑問だったのだよ。何しろ、天羽族や地龍族の言葉は独特で、時折通訳が必要となるくらいなのだから、朱皇に何か特別な能力が働いた訳ではないとしたら、その世界が我々と同じ言語を操っているか――君が特別であるから、ということになるね」
「…………」
そういえば、朱皇くんもそのことを疑問視していたように思う。他の人の言葉は分からなかったのに、私とは会話が出来ていた。だから、こちらの世界の人じゃないかと疑われたりしたんだった。
そのことを話すと、千茜様は顎に手をあてて何かを考える素振りを見せる。
共通していなかった言語。それなのに私だけは通じたという点が、やはり納得いかないものなのだろう。私だって不思議だ。「そういうもの」だとされるなら受け入れようはあるけれど、私だけ違うのだとしたら、それが何故なのかを知りたくなる。
「暫く様子を見ても良いだろう。あの丹思が朱皇の傍に置いても構わないとしているならば、問題はないだろうからね」
「……?」
言語のことについて、千茜様の中だけで何かしらの解決があったのか、話を切り上げるような雰囲気に小首を傾げる。
「君はまだ知らなかったかな? 丹思を前にして偽ることは不可能であると。あれは妖狐族の血を引いている故に、妖しげな術を行使する。そちらの将軍もまた特異な技を持っているようだが、あれの方が優れているだろうね」
「あの方が望まれるならば、将軍の任などいつでも降りる所存ですが」
「残念ながら、あれは朱皇の傍を離れる気など毛頭ないようだからな。今回の件についても妖狐族を動かしている。あれのやり方は将軍には真似出来まい」
……何だろう。千茜様の話し方だと、丹思様のことをとても信頼しているようだ。朱皇くんは千茜様のことを尊敬しているし、丹思様は朱皇くんのことを大切に思っている。これって凄くいい兄弟って感じだよね?
千茜様と蒼慈さんの会話を聞きながら、そんな風に感動していると、いつの間にか傍に来ていた蒼慈さんに腕を引かれる。
「また、近いうちに呼び出すことがあるかもしれない。その時も拒まず来てくれるね?」
「えっ? あ、はい」
よく分からないままに頷くと、千茜様はにこりとしたけれど、すぐに関心をなくしたように書き物の続きを開始する。
忙しいから私のことで空けられた時間が過ぎてしまったのだろう。何だか面接にでも来たような気分になりながら、蒼慈さんの後について室内から出ようとすると、入れ替わりのように白狼族の美しい女性が中に入って行った。
「今の方は?」
通り過ぎる寸前まで気付かなかったものだから、会釈すら出来なかったことを気にしながら尋ねる。
「君が気にする必要はありませんよ」
先を歩く蒼慈さんにそう言われてしまえば、こちらからこれ以上詮索するのは野暮な気がした。
「それにしても」
少し急ぐような足取りだった蒼慈さんの歩調が、私に並ぶ為に遅くなる。
「あれだけ近くで千茜殿下のお声を耳にしながら、何事もないとは驚きだ」
「……?」
「男には分からないものだそうですが、女性を虜にする魔性の声だと言われているのですよ」
「へ、え……そうなんですか」
確かに腰砕けになりそうだったけれど。そんな恐ろしいものだったなんて。
「何にせよ、千茜殿下には気を許すことなどしないように。物腰は柔らかで、人当たりは良いが、腹の奥底で何を企んでいるか知れぬ方ですから」
「はい……」
まさか。と思う。けれど、継承問題があって、殺害された皇子がいることで、多少の疑心暗鬼は仕方ないことかもしれない。とても寂しいことだけれど、特に警察みたいな仕事をしている蒼慈さんには必要なことなのだ。疑うことも、それとなく注意を促すのも。
「!」
「失礼」
不意に耳に触れられて、首を竦める。
蒼慈さんの指が私の髪を耳に掛けた。
「君は時折ぼんやりしているものですから、聞こえているのかいないのか、少し不安になります」
「えっ……すみません……」
「――いいえ。今のは言い訳です。千茜殿下に触れられているのを見ている間、何故なのか、苛々と……否、どうにも当てはまる言葉が見付からないのですが、不愉快で堪らなかったので。ああ、ですが、今はおさまったようです」
「はあ……」
知らないうちに蒼慈さんを不愉快にさせてしまっていたことに対して、謝るべきかどうか考えてみたのだけれど、原因が私の耳にあるのなら、これからは耳が見えるように髪を結んでおこうと思った。
千茜様からの呼び出しについて色々考えてみたけれど、特にどうということもなかったなと軽く考えていた私には、この後にとんでもないことが控えていたことなど気付く由もなかったのだ。
立ち上がった千茜様が、机の前までどうにか辿り着いた私の傍らに来ると、矯めつ眇めつといった風に私を眺め、一つ頷く。
「尾がなくとも真っ直ぐに立てるものなのだね。耳が見当たらないが、聞こえているようなのは、一体どういう仕組みがあるからなのかね?」
「えっ? あ、耳なら、あります」
声を聞くだけで激しく心拍数が上がる。おかしな例えだけれど、そういった内容とはかけ離れた言葉でも、愛を囁かれているような気分になってしまうのは、どうしてなのだろう。
上擦った声で答えながら、耳を隠していた髪を掻き上げる。たいして寒くもないのに涼しさを感じたのは、耳が熱を帯びている所為だ。
「これが?」
「あっ……」
千茜様の指先が耳に触れた。途端に漏らしてしまった声に恥ずかしくなる。
そんな私などはお構いなしに、千茜様の指が私の耳を、その形を確かめるようにゆっくりと滑らせていくものだから、擽ったさに何度も身を捩らせ、その手を叩いてしまいたくなる衝動を堪えるのが大変だった。
「――殿下」
閉めたドアの脇に控えている蒼慈さんが、戯れを諫めるような調子で呼び掛けると、千茜様はくすりと笑って再び椅子に腰掛ける。
悪戯っぽい眼差しを投げ掛けられて、種族の違いからの珍しさで耳を弄られていたのではなく、こちらの反応を楽しまれていたような気がしたのは、被害妄想が過ぎるだろうか。
「仕方ない。目付役が急かしているから早急に本題に入るが、わたしの質問には虚偽を述べないと誓えるかい?」
「えっ? あ、は、はい」
片方の肘をついて頬杖としながら、さっきまでの悪戯っぽいものと、雰囲気を変えてこちらを見上げる千茜様の瞳に、怯え以外の衝撃を受けながら頷く。嘘なんてつく気はないのだけれど、誓えるかと聞かれると少し戸惑ってしまうのは何故なのだろう。
「では、君の名は?」
「美原青子です」
「年齢を聞いても良かったかな?」
「十九です」
「職業には就いているかね?」
「学生です。大学に通っています」
「ダイガクというのは?」
「えっと……」
学生は分かっても大学が通じないのか、それとも学生自体が分からないのかが判断出来ず。また、大学とは何かと聞かれて説明出来る言葉が見付からなくて困惑する。
「勉強をするところ、です。とても広い分野の」
「……ふむ?」
多分だけど、今の「ふむ」は「よく分からない」といった意味のものだろう。私だって、今ので理解して貰えるとは思っていない。義務教育から説明した方が良かったかもしれないと後悔したところで、質問が変わった。
「君は何処で朱皇と会ったのかな?」
「――家の、近くです。夜遅くに、階段になっている長い坂の石段に座っていました」
「朱皇の姿を見て、どう思った?」
「こんな時間に小さな子が一人でいるのはどうしてだろう、と」
「……小さな子?」
「向こうで会った朱皇くん……朱皇様は、赤ちゃんくらいに小さくて……耳と尻尾が本物だと理解するまでに少し時間が必要でした。私たちの世界では見掛けない姿でしたから」
「『私たちの世界』か」
千茜様の唇が笑みを浮かべる。けれどその赤い瞳には僅かながら猜疑的なものが窺えた。洞察力に優れているといった特技もない私が感じたものだから、思い過ごしかもしれないけれど。
「君は何故、朱皇を受け入れることが出来たのかな。見慣れない存在というものに警戒心を持たないものなのかい?」
「それは――」
多分、大事な質問なんだと思う。でも、これをそのまま伝えていいものかどうか迷って、言葉を詰まらせる。でも結局。
「小さな子を放っておけなかったんです。お腹を空かせていたので余計に」
善人振ったような答えを口にしてしまっていた。
「それはまた、随分とお人好しだね」
「誰に対してもじゃないです。ただ、本当に朱皇くんは小さくて、可愛くて……」
「朱皇は君から逃げようとはしなかったのかな? 誰にでも懐くような性格はしていなかった筈なのだが」
「逃げようとはしていましたけど……多分、弱っていたので……。あと、言葉が通じたからかもしれません」
「ああ、それか」
半ば必死な思いで記憶を手繰っていたのは、気を抜くと他に何も考えられなくなってしまいそうな程、千茜様の声に耳を傾けて言葉を紡いでいて欲しくなってしまうからで。しっかりしなきゃと思えば思う程、その声に魅了されてしまうようだった。
そんな中、得心がいったように千茜様がパンと手を叩く音にハッとする。
「何かが引っ掛かると思っていたのだけれど、ようやくそれが見付かった。こことは異なる世界においても、言語は同じものであるのか、それが疑問だったのだよ。何しろ、天羽族や地龍族の言葉は独特で、時折通訳が必要となるくらいなのだから、朱皇に何か特別な能力が働いた訳ではないとしたら、その世界が我々と同じ言語を操っているか――君が特別であるから、ということになるね」
「…………」
そういえば、朱皇くんもそのことを疑問視していたように思う。他の人の言葉は分からなかったのに、私とは会話が出来ていた。だから、こちらの世界の人じゃないかと疑われたりしたんだった。
そのことを話すと、千茜様は顎に手をあてて何かを考える素振りを見せる。
共通していなかった言語。それなのに私だけは通じたという点が、やはり納得いかないものなのだろう。私だって不思議だ。「そういうもの」だとされるなら受け入れようはあるけれど、私だけ違うのだとしたら、それが何故なのかを知りたくなる。
「暫く様子を見ても良いだろう。あの丹思が朱皇の傍に置いても構わないとしているならば、問題はないだろうからね」
「……?」
言語のことについて、千茜様の中だけで何かしらの解決があったのか、話を切り上げるような雰囲気に小首を傾げる。
「君はまだ知らなかったかな? 丹思を前にして偽ることは不可能であると。あれは妖狐族の血を引いている故に、妖しげな術を行使する。そちらの将軍もまた特異な技を持っているようだが、あれの方が優れているだろうね」
「あの方が望まれるならば、将軍の任などいつでも降りる所存ですが」
「残念ながら、あれは朱皇の傍を離れる気など毛頭ないようだからな。今回の件についても妖狐族を動かしている。あれのやり方は将軍には真似出来まい」
……何だろう。千茜様の話し方だと、丹思様のことをとても信頼しているようだ。朱皇くんは千茜様のことを尊敬しているし、丹思様は朱皇くんのことを大切に思っている。これって凄くいい兄弟って感じだよね?
千茜様と蒼慈さんの会話を聞きながら、そんな風に感動していると、いつの間にか傍に来ていた蒼慈さんに腕を引かれる。
「また、近いうちに呼び出すことがあるかもしれない。その時も拒まず来てくれるね?」
「えっ? あ、はい」
よく分からないままに頷くと、千茜様はにこりとしたけれど、すぐに関心をなくしたように書き物の続きを開始する。
忙しいから私のことで空けられた時間が過ぎてしまったのだろう。何だか面接にでも来たような気分になりながら、蒼慈さんの後について室内から出ようとすると、入れ替わりのように白狼族の美しい女性が中に入って行った。
「今の方は?」
通り過ぎる寸前まで気付かなかったものだから、会釈すら出来なかったことを気にしながら尋ねる。
「君が気にする必要はありませんよ」
先を歩く蒼慈さんにそう言われてしまえば、こちらからこれ以上詮索するのは野暮な気がした。
「それにしても」
少し急ぐような足取りだった蒼慈さんの歩調が、私に並ぶ為に遅くなる。
「あれだけ近くで千茜殿下のお声を耳にしながら、何事もないとは驚きだ」
「……?」
「男には分からないものだそうですが、女性を虜にする魔性の声だと言われているのですよ」
「へ、え……そうなんですか」
確かに腰砕けになりそうだったけれど。そんな恐ろしいものだったなんて。
「何にせよ、千茜殿下には気を許すことなどしないように。物腰は柔らかで、人当たりは良いが、腹の奥底で何を企んでいるか知れぬ方ですから」
「はい……」
まさか。と思う。けれど、継承問題があって、殺害された皇子がいることで、多少の疑心暗鬼は仕方ないことかもしれない。とても寂しいことだけれど、特に警察みたいな仕事をしている蒼慈さんには必要なことなのだ。疑うことも、それとなく注意を促すのも。
「!」
「失礼」
不意に耳に触れられて、首を竦める。
蒼慈さんの指が私の髪を耳に掛けた。
「君は時折ぼんやりしているものですから、聞こえているのかいないのか、少し不安になります」
「えっ……すみません……」
「――いいえ。今のは言い訳です。千茜殿下に触れられているのを見ている間、何故なのか、苛々と……否、どうにも当てはまる言葉が見付からないのですが、不愉快で堪らなかったので。ああ、ですが、今はおさまったようです」
「はあ……」
知らないうちに蒼慈さんを不愉快にさせてしまっていたことに対して、謝るべきかどうか考えてみたのだけれど、原因が私の耳にあるのなら、これからは耳が見えるように髪を結んでおこうと思った。
千茜様からの呼び出しについて色々考えてみたけれど、特にどうということもなかったなと軽く考えていた私には、この後にとんでもないことが控えていたことなど気付く由もなかったのだ。
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