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香琴国――祢々切 1――
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クラウスが糸に囚われた時、屋根の上から覗いていたアメリアが動かなかったのには、理由がある。
一つは、クラウスの能力を信頼していたからだ。
ウルリーケが八脚の女王だというならば、弱い筈はない。雄よりも強く、数少ない雌の中で最も強い者が女王となる。それでもフィリーネを容易くあしらっていたクラウスが、遅れを取ることなど万が一にも有り得ない。
それは、仮にウルリーケがフィリーネより何倍も強い存在であったとしても、だ。
何故なら、彼女は子を産んだばかりだったからだ。
子を産むには体力を消耗する。より強い女王を育てる為に雌の子に自分の魔力を注ぎ込むことも忘れない。
故に、産み落としてからの時間が短い程、本来の強さの半分余りの状態でいることになる。
ただ、ウルリーケは食事を終えていた。子蜘蛛の為のものとはいえ、自身も口にしない訳ではない。体力の回復というよりも、自分の好みのものを見付けた為に、つまみ食いをした程度であろう。
そういった情報は、神子となる勉強をしていた時にはなかったものだが、今は最低限の知識として持ち合わせているようだった。これも翼を持ったことによる変化か。
散々フィリーネを持ち上げてウルリーケを「弱い」と評価することになるクラウスは、そのことを失念していた可能性があるが、アメリアにそれを予知する力はない。
もう一つの理由は、人の気配である。
生存者については絶望視していたが、一時的に仮死状態になっていたのだろう。息を吹き返す気配を感じ、そちらに飛んだのだった。
「聞こえていますか? でも、決して大声を出さないで下さい。叫ばれたら見付かってしまいます」
「暗くて、よく見えないんだ。今は夜か?」
「はい。少し待っていて下さい。今、光をお願いしてみます」
若い男の声だった。建物の中からではなく降り立った足元から聞こえる。
中途半端に蓋の開いた地下道への入り口があった。
ここ祢々切には鉱山があり、街の下に山への入り口を掘ったのだ。鉱山入り口付近に現れる魔物を避ける為に造られたそうだが、魔物が現れなくなってからも、利用されていた。地下道を使う方が時間の短縮と体力温存に良いからである。
アメリアは精霊を呼び寄せると地下道を照らした。
つなぎ服を着た若い男は、いつものように鉱山へ向かおうとしたところで、辺りに糸のようなものが張り巡らされていることに気付いたが、誰かのいたずらだと思って深く考えなかったという。
そうしていつもの場所で仲間を待っていたが、誰も来る気配がない。今日は休みだったのかと戻りかけた地下道でおかしなものを見てしまった。
何が起きたのか、こちらへと駆けて来る人々が、何かに吸い込まれるようにして、地上に消えていったという。
彼が見たのは、糸に絡まれて捕らわれる瞬間だったのだろうが、そう察する術もなく、ただ助けなければと駆け出したところで、頭上から天井部分が崩れた落石があり、直撃を受けて仮死状態となった。
「何があった……。えっ?」
精霊の光を頼りに、ふらふらと地上に出た男は、アメリアの姿を目にして言葉を失った。
月明かりは、建物に遮られてあまり届いてはいない。そんな中で光を放つ精霊を纏った、白と黒の翼を持ち、神子のローブを着た少女。白金の髪と琥珀の瞳という珍しい組み合わせもあり、幻を見ているように感じられた。
「……」
感嘆の吐息が漏れる。
そんな男の様子に、アメリアは困ったように表情を曇らせた。
「し、失礼しました。天遣族の方にお会いするのは、初めてで、その……俺はセリムと申します。お助け下さり、ありがとうございました」
緊張からか、何度も詰まらせながら礼を言うセリムに、アメリアは今度は泣き出しそうな表情になった。
「あ、あの……俺、何かしてしまいましたか?」
訊かれ、頭を振る。
「違います。すみません。そうではないのです」
その時、遠くから女性の笑い声が届いた。その前から話し声は聞こえてきていたのだが、彼にとってはただの騒音でしかなかった。
だが、何かがおかしいと違和感を覚える。
アメリアに目を奪われていたが、ゆっくりと辺りを見回すと、どの家にも明かりはなく、静まり返っている様子が不気味だった。まるで誰もいないようで。
「あの……街のみんなは……」
「魔物に――いえ、魔族に襲われて、セリムさん以外の生存者は、確認出来ていません」
「な、に言って……」
ふら、ふらり。セリムが歩き出す。
「だったら、さっきの笑い声は……」
そして、何、と明確に表せない音が、同じ方向から聞こえることに、彼は気付いていた。
頭を打っていたからだろう。足取りは覚束無く、軽い貧血を頻発させている。
「失礼します」
アメリアはセリムの手を取った。
「えっ? あ、うわ」
アメリアと共にセリムの体もふわりと浮き上がる。
そして、先程までいた建物の屋根の上に身を潜めた。
「あれは……?」
と、セリムが指差すのは、糸に全身を巻かれて吊り下げられた、街の人々。
何も言えずにいるアメリアを気にすることなく、セリムの視線はクラウスたちのいる下へ落とされる。
「六、翼……?」
一生に一度でも目にすることが出来たら奇跡だと彼は聞いていた。その存在を目にして動揺したからか、クラウスと対峙する異形の者に気付くのが遅れた。
「あれが、魔族……」
その姿を認識して、吊り下げられたものが何であるかを察したのだろう。ギリッと奥歯を噛み締め、無謀にもそこから飛び降りようとする。
「待って。彼女はクラウスさんが浄化します。だから」
「黙って見てられる訳ないじゃないですか。あの中に家族がいるかもしれないってのに」
「駄目。それでもあなたは動いてはいけない」
「どうして邪魔をするんです? 天遣族は俺たちを守って下さる筈ですよね? なのに、何でこんなことになってるんですか!」
「……ごめんなさい……」
アメリアの翼が広がり、セリムを包む。
黒い翼だった。
「あなたは、どっち……?」
セリムが目を閉じてアメリアに身を委ねる。
頭頂が割れて流れ出た血が、外側だけでなく脳内にまで流れ込み、行き場を失って溜まっていたものが、ゆるゆると浸食箇所から退いていく。
頭蓋に開いた穴が塞がり、皮膚の裂傷も消えた。
それは彼の中にある信仰心の顕現。天遣族への変わらぬ憧憬と敬意の証。
「あなたは、大丈夫。おやすみなさい」
死への淵へ戻りかけていたセリムを、こちらに引き戻すことに成功したことで、アメリアは安心した様子で微笑む。
そっと横たえさせて頬を撫でたアメリアは、こちらへと飛んでくる二つの気配を迎え出る。
「あっ」
フィリーネに正面から抱きつかれた瞬間、辺りに悲痛な叫び声が響く。
ビクリと身を震わせ、アメリアを抱く力を強めるフィリーネ。
共にやって来たロミーが自分で自分の頭を撫でるのを見て、フィリーネの頭を労るように撫でる。
掛ける言葉は見付からなかった。頭に浮かぶどの言葉も、今の彼女が望むものとは違う気がして。
だから、暫くしてフィリーネが身を離した時、思いを込めて微笑むのだ。
私の従魔でいてくれて有難う、と。
一つは、クラウスの能力を信頼していたからだ。
ウルリーケが八脚の女王だというならば、弱い筈はない。雄よりも強く、数少ない雌の中で最も強い者が女王となる。それでもフィリーネを容易くあしらっていたクラウスが、遅れを取ることなど万が一にも有り得ない。
それは、仮にウルリーケがフィリーネより何倍も強い存在であったとしても、だ。
何故なら、彼女は子を産んだばかりだったからだ。
子を産むには体力を消耗する。より強い女王を育てる為に雌の子に自分の魔力を注ぎ込むことも忘れない。
故に、産み落としてからの時間が短い程、本来の強さの半分余りの状態でいることになる。
ただ、ウルリーケは食事を終えていた。子蜘蛛の為のものとはいえ、自身も口にしない訳ではない。体力の回復というよりも、自分の好みのものを見付けた為に、つまみ食いをした程度であろう。
そういった情報は、神子となる勉強をしていた時にはなかったものだが、今は最低限の知識として持ち合わせているようだった。これも翼を持ったことによる変化か。
散々フィリーネを持ち上げてウルリーケを「弱い」と評価することになるクラウスは、そのことを失念していた可能性があるが、アメリアにそれを予知する力はない。
もう一つの理由は、人の気配である。
生存者については絶望視していたが、一時的に仮死状態になっていたのだろう。息を吹き返す気配を感じ、そちらに飛んだのだった。
「聞こえていますか? でも、決して大声を出さないで下さい。叫ばれたら見付かってしまいます」
「暗くて、よく見えないんだ。今は夜か?」
「はい。少し待っていて下さい。今、光をお願いしてみます」
若い男の声だった。建物の中からではなく降り立った足元から聞こえる。
中途半端に蓋の開いた地下道への入り口があった。
ここ祢々切には鉱山があり、街の下に山への入り口を掘ったのだ。鉱山入り口付近に現れる魔物を避ける為に造られたそうだが、魔物が現れなくなってからも、利用されていた。地下道を使う方が時間の短縮と体力温存に良いからである。
アメリアは精霊を呼び寄せると地下道を照らした。
つなぎ服を着た若い男は、いつものように鉱山へ向かおうとしたところで、辺りに糸のようなものが張り巡らされていることに気付いたが、誰かのいたずらだと思って深く考えなかったという。
そうしていつもの場所で仲間を待っていたが、誰も来る気配がない。今日は休みだったのかと戻りかけた地下道でおかしなものを見てしまった。
何が起きたのか、こちらへと駆けて来る人々が、何かに吸い込まれるようにして、地上に消えていったという。
彼が見たのは、糸に絡まれて捕らわれる瞬間だったのだろうが、そう察する術もなく、ただ助けなければと駆け出したところで、頭上から天井部分が崩れた落石があり、直撃を受けて仮死状態となった。
「何があった……。えっ?」
精霊の光を頼りに、ふらふらと地上に出た男は、アメリアの姿を目にして言葉を失った。
月明かりは、建物に遮られてあまり届いてはいない。そんな中で光を放つ精霊を纏った、白と黒の翼を持ち、神子のローブを着た少女。白金の髪と琥珀の瞳という珍しい組み合わせもあり、幻を見ているように感じられた。
「……」
感嘆の吐息が漏れる。
そんな男の様子に、アメリアは困ったように表情を曇らせた。
「し、失礼しました。天遣族の方にお会いするのは、初めてで、その……俺はセリムと申します。お助け下さり、ありがとうございました」
緊張からか、何度も詰まらせながら礼を言うセリムに、アメリアは今度は泣き出しそうな表情になった。
「あ、あの……俺、何かしてしまいましたか?」
訊かれ、頭を振る。
「違います。すみません。そうではないのです」
その時、遠くから女性の笑い声が届いた。その前から話し声は聞こえてきていたのだが、彼にとってはただの騒音でしかなかった。
だが、何かがおかしいと違和感を覚える。
アメリアに目を奪われていたが、ゆっくりと辺りを見回すと、どの家にも明かりはなく、静まり返っている様子が不気味だった。まるで誰もいないようで。
「あの……街のみんなは……」
「魔物に――いえ、魔族に襲われて、セリムさん以外の生存者は、確認出来ていません」
「な、に言って……」
ふら、ふらり。セリムが歩き出す。
「だったら、さっきの笑い声は……」
そして、何、と明確に表せない音が、同じ方向から聞こえることに、彼は気付いていた。
頭を打っていたからだろう。足取りは覚束無く、軽い貧血を頻発させている。
「失礼します」
アメリアはセリムの手を取った。
「えっ? あ、うわ」
アメリアと共にセリムの体もふわりと浮き上がる。
そして、先程までいた建物の屋根の上に身を潜めた。
「あれは……?」
と、セリムが指差すのは、糸に全身を巻かれて吊り下げられた、街の人々。
何も言えずにいるアメリアを気にすることなく、セリムの視線はクラウスたちのいる下へ落とされる。
「六、翼……?」
一生に一度でも目にすることが出来たら奇跡だと彼は聞いていた。その存在を目にして動揺したからか、クラウスと対峙する異形の者に気付くのが遅れた。
「あれが、魔族……」
その姿を認識して、吊り下げられたものが何であるかを察したのだろう。ギリッと奥歯を噛み締め、無謀にもそこから飛び降りようとする。
「待って。彼女はクラウスさんが浄化します。だから」
「黙って見てられる訳ないじゃないですか。あの中に家族がいるかもしれないってのに」
「駄目。それでもあなたは動いてはいけない」
「どうして邪魔をするんです? 天遣族は俺たちを守って下さる筈ですよね? なのに、何でこんなことになってるんですか!」
「……ごめんなさい……」
アメリアの翼が広がり、セリムを包む。
黒い翼だった。
「あなたは、どっち……?」
セリムが目を閉じてアメリアに身を委ねる。
頭頂が割れて流れ出た血が、外側だけでなく脳内にまで流れ込み、行き場を失って溜まっていたものが、ゆるゆると浸食箇所から退いていく。
頭蓋に開いた穴が塞がり、皮膚の裂傷も消えた。
それは彼の中にある信仰心の顕現。天遣族への変わらぬ憧憬と敬意の証。
「あなたは、大丈夫。おやすみなさい」
死への淵へ戻りかけていたセリムを、こちらに引き戻すことに成功したことで、アメリアは安心した様子で微笑む。
そっと横たえさせて頬を撫でたアメリアは、こちらへと飛んでくる二つの気配を迎え出る。
「あっ」
フィリーネに正面から抱きつかれた瞬間、辺りに悲痛な叫び声が響く。
ビクリと身を震わせ、アメリアを抱く力を強めるフィリーネ。
共にやって来たロミーが自分で自分の頭を撫でるのを見て、フィリーネの頭を労るように撫でる。
掛ける言葉は見付からなかった。頭に浮かぶどの言葉も、今の彼女が望むものとは違う気がして。
だから、暫くしてフィリーネが身を離した時、思いを込めて微笑むのだ。
私の従魔でいてくれて有難う、と。
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