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香琴国――祢々切 2――
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宿に戻ると、クラウスは既に起きており、一人であったからか所在なさげに、ぼんやりと窓辺に立って空を見上げていた。
しかしその様子すら、衆人の目には、神へと想いを馳せ祈りを捧げている尊い姿に映ったことだろう。
「何か、あったようですね」
まだ小さい大神族の姿のままであるクルトが、泣きじゃくったであろう形跡を見てか、ディルクの蒼白した顔から察したのか、クラウスは二人に椅子をすすめ、自身は立ったままで聞く姿勢をとる。
ディルクは慌ててクラウスに座るよう示したが、頭を振られて促された為、浅く腰掛ける形で地下道で目撃したものと、獣人の件についてを話した。
クルトが再び泣き始めると、隣室からラザファムとムスタファが何事かとやって来て、大神族の姿をしたクルトを見付け、一騒ぎとなったものだから、アメリアたちまでもが部屋に集まって来ることとなった。
その為に二度同じことを話すことになったディルクは、最後に何とか獣人たちを救出し、現在街にいる者たちの誤解を解いて欲しいと願い出るのだった。
「絶対バスティアン=エイセルの仕業だ」
クルトは憎い相手の名をしっかりと胸に刻んでいたらしい。ムスタファに力一杯抱き締められている中で、痛みによるものか、憎しみによるものか、表情を歪めながら吐き捨てるように言う。
「異論はありませんが、決めつけるのはあまりよくないことですね」
「じゃあ、他に誰かいるって言うの? 獣人に酷いことする奴がまだいるの? どうして……」
しくしくと泣くクルトを宥めるように耳を舐めるラザファム。
するとクラウスがクルトに向けてそっと手を翳す。
やがてクルトは穏やかな表情で眠りに就いた。
「大将」
「その姿が気に入ったのは分かりますが、力を加減しないとクルトが壊れてしまいますよ? 見かけだけで肉体の強度まで同じものにすることは出来ないようですから」
「そうなの? わわ、どうしよう」
クラウスの忠告に、今度はムスタファが泣き出しそうになる。
よく見ればクルトの腕に、ラザファムと取り合いっこした際の指の痕が残されていたのだ。
「泣き疲れてもいるでしょうから、そのまま寝かせておいて下さい。後でちゃんと謝ることを忘れずに」
「うん、分かった」
「クルトの仇はとる」
「その言い方ではクルトが亡くなってしまっていますよ」
「! 違う。クルト泣かせた責任とる」
「……」
クラウスは、更に訂正させるべきかと考えたが、既に言わんとしていることを察していたこともあって、聞き流すようにしたようだった。
「アメリア様も同行をお願い出来ますか? 本来ならばクルトと共に残って頂きたいところですが、あまり長い時間、お傍を離れることは避けたいものですから」
「はい。お手伝い出来ることがありましたら、どうぞ私の力をお使い下さい」
真剣な眼差しで訴えるアメリアに、クラウスは痛みを感じたような表情になり、しかしすぐに柔らかな微笑みを浮かべて「頼りにさせて頂きます」と軽口を叩くような調子で頭を下げた。
アメリアが行くのであればと、フィリーネも付き従う旨を伝えるが、いつものような覇気は感じられず、アメリアは無理はしなくていいという思いを込めてその手を握る。
ロミーも行く気満々であったが、そこで頭を振られて盛大に落ち込んだ。
「保険ですよ。アーダルベルトが現れた際にも考えたのですが、どうも先回りされている気がしてなりません。八脚の女王の件も含まれているならば、こちらの精神力の弱体を狙っているものと思われます。そこで、ロミーにはわたしたちが離れている間、この街の守りとして働いて貰います」
「うー?」
少し説明が長かったのだろう。ロミーは何を言われたか処理仕切れずに、途中で放棄して小首を傾げる。
「ロミーの気に入らないものが来たら、追い払って下さい」
「あい」
短く伝えられれば、ご機嫌な様子で頷く。ぱかりと大きく口を開けてから、笑みの形に作った口元を見せると、クラウスはきょとりとした表情になった。
「それではわたしは、事態に応じてロミーの手伝いをすれば宜しいのでしょうか。クラウス殿」
「ええ……。出来れば、ロミーがあまり暴走しないように見ていて下さい」
「暴走されてしまったら、わたしなどではどうにも……」
「それならば心配ありませんよ」
ロミーの滅多に見られない笑顔を正面から目撃した驚きから覚めたクラウスは、ディルクにこっそりと耳打ちする。ディルクは苦笑して「それで問題がないのなら」と引き受けた。
「それから、ラザファムとムスタファはどちらかがこちらに残る、という形をとって貰いたいのですが、やはり二人は離れない方が良いですか?」
訊ねられ、大神族の双子は難色を示す表情になりながら、お互いに見つめ合う。
クラウスが自分の従魔であるロミーを置いて行くのは、セリムがロミーを受け入れているからに他ならない。
仮に青年が危惧しているように、自分たちが獣人の捜索の為にこの付近から離れた際、何者かによって再び街が襲撃されることがあったとしても、魔族であるロミーが人族を守れば、セリムの中にべったりとこびりつかせた魔族と魔物全体への憎しみを軽減させられるかもしれない。そんな浅慮ともとれる考えがあったからだ。
魔族を信用させたい訳ではない。ただ、憎しみに満たされれば無謀なことを捨て鉢になってでも行う者がいる。セリムにはそうなって欲しくなかったのだ。
しかし、その為にロミーを欠くと、戦力が激減してしまうことになる。
アメリアは人族が思う天遣族の聖属能力に目覚めているようだが、魔属能力ともされる攻撃の術を扱えるかどうかは、まだ分かっていない。否、試して出来ないことではないと思われるが、クラウスはアメリアにそのようなことをさせる訳にはいかないと考えているようだった。
故に、戦力はクラウスとフィリーネだけである。
ディルクを連れて行くには不安なことがあった。下手に力を行使させれば魔族堕ちとなる可能性があるからだ。これはこの先もずっと、アメリアのように奇跡的に翼を取り戻すことが出来ない限り、付き纏う因子だった。
こちらに残す戦力がロミーだけとなると、対処しきれないことがあるかもしれない。ならば双子を残せば十分なのだが、獣人が必要である可能性を考えると、どちらか片方に来て貰うより他はない。
双子の代わりにクルトを連れて行くという考えはなかった。
地下道で見付けてしまった猫族の惨たらしい死骸で動揺が激しく、これまで起きたことを知らされただけでも、かなり精神が参っている筈なのだ。これ以上の負担は危険だと判断している。
「俺が行く」
ラザファムの方にクルトを預けながら、ムスタファが言う。
「ムスタファ。まだちゃんと決めてない」
「もう俺が決めたの」
金色の瞳が力強く煌めき、ラザファムはそれを見て耳を伏せる。
「宜しいのですか?」
「うん。メリーちゃんのことは俺に任せて」
「あら、アメリア様のことでしたら、わたくしがしっかりお守りさせて頂きますから、結構ですわ」
トン、と拳で自分の胸を叩きながら言ったムスタファに、フィリーネがすかさず反応を示す。
「では、参りましょう。なるべく早く戻れるように、少し急ぎます」
何をそんなに警戒しているのかと、皆は不思議に思ったが口には出さず。
探索組が宿を出て訪れた夕暮れに、人々が遺体の処理の手を止めてそれぞれの帰る場所、または待機場所へと向かった頃。
「助けて!」
獣人の気配を頼りとして来たのか、ロミーたちのいる宿に、猫族の少女が飛び込んできた。
少女の背中には浅くではあったが斬られた傷があり、太ももの辺りも刺し傷らしきものを負っていた為、出血と緊張の糸が解けたことによるものか、迎え入れたラザファムの前で意識を手放したのだった。
しかしその様子すら、衆人の目には、神へと想いを馳せ祈りを捧げている尊い姿に映ったことだろう。
「何か、あったようですね」
まだ小さい大神族の姿のままであるクルトが、泣きじゃくったであろう形跡を見てか、ディルクの蒼白した顔から察したのか、クラウスは二人に椅子をすすめ、自身は立ったままで聞く姿勢をとる。
ディルクは慌ててクラウスに座るよう示したが、頭を振られて促された為、浅く腰掛ける形で地下道で目撃したものと、獣人の件についてを話した。
クルトが再び泣き始めると、隣室からラザファムとムスタファが何事かとやって来て、大神族の姿をしたクルトを見付け、一騒ぎとなったものだから、アメリアたちまでもが部屋に集まって来ることとなった。
その為に二度同じことを話すことになったディルクは、最後に何とか獣人たちを救出し、現在街にいる者たちの誤解を解いて欲しいと願い出るのだった。
「絶対バスティアン=エイセルの仕業だ」
クルトは憎い相手の名をしっかりと胸に刻んでいたらしい。ムスタファに力一杯抱き締められている中で、痛みによるものか、憎しみによるものか、表情を歪めながら吐き捨てるように言う。
「異論はありませんが、決めつけるのはあまりよくないことですね」
「じゃあ、他に誰かいるって言うの? 獣人に酷いことする奴がまだいるの? どうして……」
しくしくと泣くクルトを宥めるように耳を舐めるラザファム。
するとクラウスがクルトに向けてそっと手を翳す。
やがてクルトは穏やかな表情で眠りに就いた。
「大将」
「その姿が気に入ったのは分かりますが、力を加減しないとクルトが壊れてしまいますよ? 見かけだけで肉体の強度まで同じものにすることは出来ないようですから」
「そうなの? わわ、どうしよう」
クラウスの忠告に、今度はムスタファが泣き出しそうになる。
よく見ればクルトの腕に、ラザファムと取り合いっこした際の指の痕が残されていたのだ。
「泣き疲れてもいるでしょうから、そのまま寝かせておいて下さい。後でちゃんと謝ることを忘れずに」
「うん、分かった」
「クルトの仇はとる」
「その言い方ではクルトが亡くなってしまっていますよ」
「! 違う。クルト泣かせた責任とる」
「……」
クラウスは、更に訂正させるべきかと考えたが、既に言わんとしていることを察していたこともあって、聞き流すようにしたようだった。
「アメリア様も同行をお願い出来ますか? 本来ならばクルトと共に残って頂きたいところですが、あまり長い時間、お傍を離れることは避けたいものですから」
「はい。お手伝い出来ることがありましたら、どうぞ私の力をお使い下さい」
真剣な眼差しで訴えるアメリアに、クラウスは痛みを感じたような表情になり、しかしすぐに柔らかな微笑みを浮かべて「頼りにさせて頂きます」と軽口を叩くような調子で頭を下げた。
アメリアが行くのであればと、フィリーネも付き従う旨を伝えるが、いつものような覇気は感じられず、アメリアは無理はしなくていいという思いを込めてその手を握る。
ロミーも行く気満々であったが、そこで頭を振られて盛大に落ち込んだ。
「保険ですよ。アーダルベルトが現れた際にも考えたのですが、どうも先回りされている気がしてなりません。八脚の女王の件も含まれているならば、こちらの精神力の弱体を狙っているものと思われます。そこで、ロミーにはわたしたちが離れている間、この街の守りとして働いて貰います」
「うー?」
少し説明が長かったのだろう。ロミーは何を言われたか処理仕切れずに、途中で放棄して小首を傾げる。
「ロミーの気に入らないものが来たら、追い払って下さい」
「あい」
短く伝えられれば、ご機嫌な様子で頷く。ぱかりと大きく口を開けてから、笑みの形に作った口元を見せると、クラウスはきょとりとした表情になった。
「それではわたしは、事態に応じてロミーの手伝いをすれば宜しいのでしょうか。クラウス殿」
「ええ……。出来れば、ロミーがあまり暴走しないように見ていて下さい」
「暴走されてしまったら、わたしなどではどうにも……」
「それならば心配ありませんよ」
ロミーの滅多に見られない笑顔を正面から目撃した驚きから覚めたクラウスは、ディルクにこっそりと耳打ちする。ディルクは苦笑して「それで問題がないのなら」と引き受けた。
「それから、ラザファムとムスタファはどちらかがこちらに残る、という形をとって貰いたいのですが、やはり二人は離れない方が良いですか?」
訊ねられ、大神族の双子は難色を示す表情になりながら、お互いに見つめ合う。
クラウスが自分の従魔であるロミーを置いて行くのは、セリムがロミーを受け入れているからに他ならない。
仮に青年が危惧しているように、自分たちが獣人の捜索の為にこの付近から離れた際、何者かによって再び街が襲撃されることがあったとしても、魔族であるロミーが人族を守れば、セリムの中にべったりとこびりつかせた魔族と魔物全体への憎しみを軽減させられるかもしれない。そんな浅慮ともとれる考えがあったからだ。
魔族を信用させたい訳ではない。ただ、憎しみに満たされれば無謀なことを捨て鉢になってでも行う者がいる。セリムにはそうなって欲しくなかったのだ。
しかし、その為にロミーを欠くと、戦力が激減してしまうことになる。
アメリアは人族が思う天遣族の聖属能力に目覚めているようだが、魔属能力ともされる攻撃の術を扱えるかどうかは、まだ分かっていない。否、試して出来ないことではないと思われるが、クラウスはアメリアにそのようなことをさせる訳にはいかないと考えているようだった。
故に、戦力はクラウスとフィリーネだけである。
ディルクを連れて行くには不安なことがあった。下手に力を行使させれば魔族堕ちとなる可能性があるからだ。これはこの先もずっと、アメリアのように奇跡的に翼を取り戻すことが出来ない限り、付き纏う因子だった。
こちらに残す戦力がロミーだけとなると、対処しきれないことがあるかもしれない。ならば双子を残せば十分なのだが、獣人が必要である可能性を考えると、どちらか片方に来て貰うより他はない。
双子の代わりにクルトを連れて行くという考えはなかった。
地下道で見付けてしまった猫族の惨たらしい死骸で動揺が激しく、これまで起きたことを知らされただけでも、かなり精神が参っている筈なのだ。これ以上の負担は危険だと判断している。
「俺が行く」
ラザファムの方にクルトを預けながら、ムスタファが言う。
「ムスタファ。まだちゃんと決めてない」
「もう俺が決めたの」
金色の瞳が力強く煌めき、ラザファムはそれを見て耳を伏せる。
「宜しいのですか?」
「うん。メリーちゃんのことは俺に任せて」
「あら、アメリア様のことでしたら、わたくしがしっかりお守りさせて頂きますから、結構ですわ」
トン、と拳で自分の胸を叩きながら言ったムスタファに、フィリーネがすかさず反応を示す。
「では、参りましょう。なるべく早く戻れるように、少し急ぎます」
何をそんなに警戒しているのかと、皆は不思議に思ったが口には出さず。
探索組が宿を出て訪れた夕暮れに、人々が遺体の処理の手を止めてそれぞれの帰る場所、または待機場所へと向かった頃。
「助けて!」
獣人の気配を頼りとして来たのか、ロミーたちのいる宿に、猫族の少女が飛び込んできた。
少女の背中には浅くではあったが斬られた傷があり、太ももの辺りも刺し傷らしきものを負っていた為、出血と緊張の糸が解けたことによるものか、迎え入れたラザファムの前で意識を手放したのだった。
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