脳手術後、性格が変わった

ハリマオ65

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6話:家族でドライブ旅行と2006年の出来事

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 やがて相模湖を越え長い笹子トンネルを抜けると甲府盆地に入り韮崎を抜けた。すると、しばらくして、小淵沢の長い上りがはじまる。中央高速道路の最高地点を越えると、信州・長野県に入り、しばらくすると、右手に諏訪湖、やがて、松本、次の豊科インターチェンジで中央高速道路を降りた。そこからは大糸線沿いを北上し、穂高近くの堀金村のきれいな沢を探した。そこで、川遊びをしたが、水が冷たくて気持ちよかった。

 その後、松本に泊まり、松本城を見学して自宅へ帰ってきた。翌週、インターネットで八王子から近い所の清流を探し、山梨県道志村の道の駅「道志」のすぐ裏の道志川が浅いが冷たい水で気持ちが良いと評判で出かけた。八王子1時間から1時間半程度で到着した。そこから1時間足らずで山中湖に行けることもわかり、朝早めに行けば、冨士高原、富士五湖、帰りに道志川の川遊びと、天然温泉がある事もわかった。

 その他、八王子、津久井を抜けて、宮ヶ瀬湖を渡り西側に進み、秦野清川線を中津川沿い丹沢山塊へ進むと、中津川の清流がある事がわかった。そして、避暑に夏場はちょくちょく出かけるようになった。そこで、株で儲けた大金を運用して生活していこうと、家族で話し合った。その後、家の近所の商店で朝9時から夕17時まで、販売、在庫管理の仕事をボーナスなし月10万円の給料で、始めた。

 2004年が終わり、2005年を迎えた。2005年の春4月、山梨の御坂に言って、桜と桃の花を見に行き、甲州盆地と周辺の山の写真を撮り、温泉ホテルに2泊して、名所の武田神社は、武田信玄公の銅像を見て来た。夏、8月には、清里高原から八ヶ岳高原をドライブして、諏訪温泉に泊まった。翌日は、諏訪大社上社、前宮と本宮、下社の春宮と秋宮を、お参りして、参道にある、有名な蕎麦屋で、信州そばをたべた、その後、松本城を見学し、中央高速に入り、途中のサービスエリアで休み、八王子に戻った

 2005年の11月に、熱海へ両親と出かけ、父が、私も77歳になり、そろそろ、老人ホームを探さなければならない年かなと、弱気なことを言うので、いまだにゲートボールの審判をしたり、町内会の幹事もして、元気だったので、大病をしてるわけでもないから、あまり気にしない方が良いと話した。熱海の温泉では、母と家族風呂に入って昔話をするのが楽しみのようだ。

 ぼけも出てないし、まだまだ大丈夫だと、敦夫が、父を励ました。夕食をとりに行き、日本酒の熱燗を飲んで、22時過ぎには床についた。翌朝7時に起きて、熱海港公園を散歩して、朝食をとった。その後、熱海から伊豆東海岸を南下して、伊東を抜けて、下田へ行き、昼食をとってから、石廊崎へ移動した。石廊崎の突端の岩を見て、遠くまで広がる海原を見物して多くの写真を撮った。

 その後、午後15時過ぎに、海辺に突き出た場所にある、伊豆東急ホテルにチェックインした。ホテルの部屋から海が一望できて、とても景色が良かった。その後夕食をとった。その後、短炉のある素敵なホテルのバーへ行き、敦夫はウイスキーを父は日本酒の熱燗を母と飲んで、敦夫の奥さんはビールをゆっくり飲んで、つまみを食べて、1時間ほど雑談をして、部屋に帰り、22時過ぎに床についた。

 翌日は、7時起きて、ホテルの回りを散歩して、昼食をとって9時にホテルを出て、今日は、下田から山道を走り、少し休んで、河津七滝を見物した。そこ後、浄蓮の滝で一休し、湯ヶ島、修善寺を抜けた。その後、三島で昼食をとった。その後、御殿場から東名高速で橫浜インターチェンジで降りて、16号線をひた走り、18時頃に、八王子の実家に帰った。やがて、2006年を迎えた。

 2006年2月にトリノ冬のオリンピックが開かれた。5月20日にイラクでフセイン政権崩壊後、約3年ぶりに正式政府が発足た。2006年12月30日、サッダーム・フセインは、アメリカ軍拘置施設「キャンプ・ジャスティス」から移され、バグダードのアーザミーヤ地区にある刑務所にて、絞首刑による死刑が執行された。アメリカは処刑を翌年まで遅らせるようイラクに要請した。

 しかし、ヌーリー・マーリキー政権は国内の「サッダー支持者」が本人の奪還を目的にテロを起こしかねないとの懸念から受け入れず、関係者共々刑を執行した。サッダームの死刑にシーア派勢力・市民は歓喜し、一方スンナ派勢力・市民は現政権を非難した。その年の12月30日69歳で不正は死亡した。また、インドネシアはジャワ島のジョグジャカルタ周辺を震央とするマグニチュード6.3の地震発生し、同国で5782人が死亡。

 2006年9月19日、タイ王国軍の反タクシン派将校が下士官・兵士を率いて、タクシン政権を倒した軍事クーデター事件が起きた。9月19日の午後、10数台の戦車がバンコク中心部一帯と政治・行政の中枢部を包囲し、約50名の兵士が政府庁舎内に入り、これを占拠。クーデター発生時、国連本部において開催される国連総会に出席するため、ニューヨークを訪問中であったタクシン・チナワット首相は、この一報を聞くと即座に陸軍総司令官のソンティ・ブーンヤラッガリンを解任した。

 そしてルアンロー国軍最高司令官に対しクーデターへの対処を指示した。しかし、これを抑えきれることはできず、ルアンロー国軍最高司令官もクーデターに加わり、警察もこれに参加したことにより、無血クーデターは成功した。クーデターを指揮していると見られるソンティ司令官は、国軍を統帥している国王ラーマ9世に忠誠を誓い、20日未明、憲法を停止して戒厳令を全国に布告した上で、軍事政権が全権を掌握したと発表した。

 タクシン首相は、クーデターにより帰国できなくなり、外遊先のニューヨークから私邸のあるロンドンに入り、これ以降事実上の亡命生活に入った。クーデターの結果、粛軍の名目でタクシン派は一掃され、クーデター以後は軍部の政治的発言権が増大し、文民統制が及ばなくなった。アメリカ政府は、クーデター発覚後声明を出し、平和的に問題が解決され、直ちに文民による民主的な政府への復帰を目指すよう働きかけた。
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