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EX3

続・吸血鬼 ※ 触手

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side:アレク


俺は吸血鬼……ん?このフレーズは何処かで…?
「アレク様?」
そうそう、この子は俺の妻のリシェ。
俺がトランス状態のようになってしまったのを心配してか、不思議そうに俺の顔を覗き込んでいる。
「ああ、いや何でもない。リシェみたいな可愛い嫁が出来た幸せに浸ってしまっていた。」
「アレク様……。」
リシェの頬を撫でながら言うと、リシェは恥ずかしそうに頬を染めて瞼を伏せる。
そんな表情も可愛い過ぎて、つい見惚れてしまう。
すぐにリシェを抱き寄せた。
「ア…レク様……。」
余計にリシェの頬が染まる。
「…アレク様の…硬いです…。」
…しまった、リシェが可愛い過ぎてもう股間が制御出来なくなっていた。
俺の頭の中はもう、リシェの可愛いお口でしてもらうか、いやいややはりリシェの中で…とかエロい事でいっぱいだ。
いきなり突っ込んでもリシェは赦してくれるだろう。
が、夫としてリシェを幸せにする事が優先だ。
リシェを気持ち良くさせて、自分も一緒に気持ち良くなりたい。
少し考えると(1ナノ秒)俺は魔力を展開した。
「わっ!?な、何!?」
慌てるリシェの声が響く。
リシェの身体が宙に浮く。
リシェの四肢に巻き付いた触手は、巨大なミミズのような、植物の蔦の様に細いのもあり、色は肌色に近い。
リシェの四肢を這う様に動かしてみる。
リシェを愛撫していいのは俺だけだし、リシェもまた例え玩具であっても俺以外は嫌だと言っていた。
これなら俺の一部であり、俺自身だから問題無いだろうと結論付けた故の行動だ。
早速細目の触手をリシェの唇に這わせてみる。
ちゃんと俺自身の指でなぞっている感覚がある。
リシェの唇を辿りながら口内に入れてみる。
「ア、レク様これ…怖い…です…。」
「大丈夫だ、これは全て俺自身だからな。」
不安そうな表情を向けるリシェを宥める様に頭を撫でて説明する。
リシェの口に突っ込んでベタベタになった細い触手を抜くと、俺のペニスぐらいの太さの触手を入れ替わりにリシェの口に侵入させた。
「んっ!」
リシェの口は小さ目なので、目一杯になって少し苦しそうだ。
だがそれが俺自身と聞いたせいか、必死にしゃぶってくれている。
「んっ…んっ…。」
端から見たら恐らく気持ち悪いビジュアルに違い無い。
それを愛しむように吸ってくれるリシェ。
健気さが愛おしさを増す。
同時に、俺のモノがリシェの口に入っている様子が見れて滾ってくる。
通常は自分で見る事が出来ない光景だしな。
宙吊りのリシェを堪能しながら、リシェを全裸にした。
リシェはしゃぶりながらも拘束されている四肢を恥ずかしそうにもぞもぞして真っ赤に頬を染めていた。
可愛い……この様子だけで射精るかと思った。
寸での所でどうにか堪えた。
ひとまずお口の触手を引き抜く。
リシェの声が聴きたいからな。
乱暴に自分の服を脱ぐと、触手よりも一際大きくなってしまった俺の先端をリシェの下のお口に宛がう。
期待するかの様にリシェの入口がヒクヒクと蠢く。
「いやらしく誘うなんて悪い子だ。」
「あっ…!焦らしたら…嫌です…。」
リシェの腰が艶かしく動く。
そして気付いた。
リシェはまだ勃起していない。
すぐに細い触手を動かして、リシェの胸の突起を苛め始める。
「あぁ、ゃあんっ!それだめぇ!」
大の字に拘束されているリシェが必死に身動ぎながらも胸を突き出すように動く。
触手はリシェの突起に巻き付いて引っ張ったり扱いたり、へこみの箇所を抉るように動きながら、独自の粘液をそこに塗り付ける。
「ああっ、アレクさまぁっ!も…赦し…んんっ!」
リシェの腰が動き出す。
胸の愛撫に下半身も感じてくれたようだ。
上を向いたリシェのおちんちんの先に浮かぶ先走りを指で取って舐める。
旨い!
ふと、そう言えば俺が手の出せない場所があった事に気付く。
たった今リシェの蜜を採取した箇所に細い触手を宛がい、ゆっくりとリシェの尿道に沈める。
「あっあっ!そんな…とこっ!はいっ…ひゃああんっ!」
自分のそんな所に何がか入る事を想定していないであろうリシェは、触手が前へ進むたびに腰を引くように動く。
「ふゃああっ!ぬい…てぇっ!」
触手に大の字に身体を固定されているリシェは、自分で前進も後退も出来ない。
それをいい事に俺は触手を尿道に抽挿させた。
「ふあぁっ!そんな…だめぇっ…!」
異物感しか感じていなかったリシェが、触手の動きに合わせて腰を揺らし、声も甘ったるくなっていく。
俺ももう黙って見ていられない。
リシェに宛がっていた自身を中に押し進めた。
同時に細い触手をリシェのお臍にも差し込む。
リシェの性的な部分の孔と言う孔が全て俺で満たされている。
「あっああんっ!あれくさま…ぁっ!ぜんぶ…きもちいくて…っ!くるっちゃうっ!!」
リシェもすっかり勃っていたので一安心。
リシェを突き上げながら乳首、お臍、尿道の触手のピストンを自分の突き上げに合わせるように動かしてリシェの全身を攻める。
「ああっ!あんっ!イけないっ!」
リシェは達しようとしたが、尿道が塞がれている為射精出来ず、空しく腰を揺らして叫ぶ。
興奮の余り俺は、リシェの首に噛み付いた。
リシェの血は美味過ぎて癖になりそうだ。
「あああっっ!!あれく、さまぁっ!あたまぁ…とんじゃうっ!」
吸血によりリシェの感度が高まる。
「リシェ、俺の首を噛んでくれ。」
「か…むぅ…。」
全身が嬲られる愛撫にやっとの事で意識を保ってる様子で、俺の言葉はどうにか理解し、俺の首に牙を立ててくれる。
「っ…!これは…気持ちいいな。」
同族になったリシェもしっかり吸血の際の媚薬を流して来た。
リシェに血を吸われながらリシェの血を吸う事で、リシェも俺も感度MAXだ。
理性を保ってなどいられない。
「あっああっ!おいしぃっ、よぉっ…!」
触手と俺に犯されて意識が飛び掛かってるにもかかわらず、血液の美味しさに目覚めたリシェは、喉を鳴らしてそれを飲んでいく。
その姿は一際艶めいていた。
夢中で腰を打ち付ける俺。
「ああっ!もうっ…!いっ……ふあああ―――っっ!!」
尿道に栓がされっ放しのリシェがドライで達し、俺を咥え込む孔がギチギチと絞まる。
俺が堪え切れるわけも無く、リシェの中に気持ち良く吐き出した。
同時に触手は全部消した。
「ああ…っ!あああっっ!!」
栓が無くなったリシェは、出せなかった精を放ち、恍惚顔で再度達した。
ずっと見ていられる。
リシェは身体をビクンビクンしながら大きく深呼吸を繰り返す。
「大丈夫か?」
「イき…くるうかと…おもいました…。」
「嫌じゃなかったか?」
やってる間は夢中になってしまうが、賢者タイムになると、思わず心配になってしまう俺。
嫌われたらどうしようかと…。
「あれくさまがすることに、いやなことなんて、ありません。」
天使が微笑で赦してくれる。

惹き付けられるように自然にキスをしていた……。



「で、今度は涼一はどうしたんだ?」
「何か『闇魔法でしょくしゅあった!ちょっと調整して来る!』とかって…。」
「しょくしゅ?……まさか触手か?」
「ん?」
「いや。それで今日は柚希は体調が悪いのか?」
「足腰がちょっと…。」
「ではまた最初に身体を洗わないとな。」
「い、悪戯しないでね?」
「努力はする。」
「……最近涼一さんに似てきた気がする…。」
「ん?」
「何でも無い…。(多分嫌がるだろうしね。カッコ良くていい事だと思うんだけどなぁ。)」
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