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第三部 ダンジョンマスター 中編
勝負
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「ねぇたろー」
「どうした、ぜっちゃん」
「私の進軍ばっかり見てるけど、二対一のダンジョンの対戦はどうなったの」
「あぁ、忘れてた」
「忘れていいものじゃないでしょ......」
ぜっちゃん―――全能神はそうつぶやく。
もちろんその言葉通りなのだが、どうも宇宙からの侵略のインパクトとスケールに圧倒されてしまい、こっちのことなどどうでもよくなってしまう。
「それで、結果はどうだった?」
「要塞王は罠も関係なしに進軍してくるゴーレムをみて降参。もう片方はゴーレムに圧殺されたよ」
「そう。それにしてもたろー」
「ん? どうした?」
「ここに来たころに比べて、殺すとか死ぬとか、躊躇いなくなったね」
「まぁな。どこかのドイツみたいになってるのかもな」
「どういうこと?」
「この『死』は実際に見たわけじゃない。あくまで『俺の用意したと思われるゴーレムによって、生き物がひねりつぶされひき肉にされ、鮮血を噴きだし、臓器を巻き散らかした映像』でしかない、ってことだ、その場合、人間の罪悪感ってほとんどないらしい」
「そうなの?」
「いや知らんが」
「知らんのかい」
鋭いツッコミが飛んでくる。驚いて振り返ると顔を真っ赤にした幼女―――――ぜっちゃんの姿が。
「恥ずかしk「くたばれ」」
久々の雷が直撃した。
なんでや、俺悪くないやろ!
「なんだか、久々に起きたような、長い夢から覚めたような」
「残念、もう少し強く打ち込めばよかった」
「時に、今はいつだ?」
「もう少しで軍が到着するから、隙をみて突入、現地で急に湧いたって感じを演出したあと、暴れさせる」
「あの軍に対抗できる人間なんていたか?」
「人間はいないけど、半神ならいる」
「いや神生まれとるんかい」
驚くたろー。それもそうだろう。先の一件のせいで、神が生まれるということに対して結構な警戒態勢を敷いたばかりだというのに、この世界には偶然とは呼べないようなタイミングでそこに手を届かせようとしている人がいるのだから。
「ちなみにそいつ、何の権能を手にしようとしてるんだ?」
「『全知』」
「あらー」
全能神と対極にあるとも言える全知神。その権能は自身の脳内で完結してはいるものの、全能神の世界創造から運営まで全て、容量を気にせずに行える、上位互換的存在である。
「もう弟子入りさせたら? 今の全知神にでも」
「全知神、前知ったらいけないことを知ってしまったせいで消されてた」
「え、誰に」
「創造神」
「まだいるのかよ全能神の上位的存在」
「私は器用貧乏。他の神の権能のほとんどが私の上位互換。仕方ないといえば仕方ない」
そう。全能神は何でもしてのけるが、『権能』にまで上り詰めたほかの神の特化した能力ほど出力は出せない。だから神の席が空席になったとき、その間の業務をして埋め合わせをするのが本来の役目だったりする。
「それで、その全能神様は今何の業務を掛け持ちしてるんですかねぇ」
「最近少なくなった、一番処理を食ってるのは全知神」
「全能神の最近っていつの話だよ......ってか、全知神こそ脳みそ特化だから容量食うだろうに......哀れ」
ずっとケチって処理しているのは全知神がいないせいだったのか......
「ちなみに創造神は全知神を消した後に隠居してるから今は私の業務」
「あぁ、それでこの世界管理なわけね......俺が分担で処理するとかできるのか?」
「無理やり神になったらできるけど、権能が弱くなったり副作用が出たりする」
「そうか......まぁ、一回考えてみるわ」
「ありがと。でも大丈夫。たろーに肩代わりさせるために呼んだわけじゃないから。それに、もう軍が到着した」
「あ、ほんとだな」
一度考えてみる、そう言ったものの、たろーの中ではほとんど心は決まっていた。
だがそれはまだ遠い未来の話だろう。
「進軍を開始。ターゲット、ヒト種」
その指示を出した瞬間、彼らはヒト目掛けて魔法を放つ。
中級魔法一度とか言ってなかったか? とは思ったが、よくよく考えると撃った後にデメリットがあるといったわけではないから、しょっぱなから放つ作戦で行くのだろう。
突然門の内側に湧き出す異形の(とはいってもほとんどが人型を取っている)生物が襲い掛かる光景を、ヒトの誰かが泣きながら叫ぶ。
「この! パパもママも殺しやがって! 許さない!」
よく見ると叫んだのは年が二桁にも満たない少女だった。
顔は血にまみれ、金髪はくすんでしまっている。瞳には大きな涙を抱え、手をを血が出そうなほどに握りしめている。
足元にはヒトの亡骸が二つ。どうやら彼女の両親のようだ。
顔は真っ青、胸部には大きな穴。今もなお体のなかから絞り出すように血を外に放出し続けている。
そしてその光景はこの都市の全域で発生している。
あぁ、ヒトにとってここは地獄でしかないだろう。
「だけど、これは物語となり得ない」
「どうして?」
その声は、僅かに震えていた。
「どうしてって、見ればわかるだろう。この惨状は起こってしまった。英雄はもう間に合わない。少女も、この都市の人々も、誰も救われないし、誰も救えない。こんな物語を、誰が読むんだ?」
いたって当然である。誰も救われず、ただ街が、都市が壊滅していくものを見るだけの話を誰が望むというのだろうか。
そう言った意味を込め、たろーは彼女に言ったつもりだった。
しかし、帰ってきたのは「違う」の一言だけだった。それっきり彼女は下を向いてしまい、こちらを向こうとしなかった。
何か、間違えただろうか?
俺にはわからない。が、この空気で彼女に無理やり話しかける気にもなれない。
さっぱりわからない俺は、とりあえず、と迷宮の生産システムの強化を連打するのだった。
――――なんて、馬鹿な事を考えている。
頭の中ではもう答えにたどり着いているくせに。
物語、物語と言っていた男が、これを見て心を動かさずにその光景を、魂の叫びを否定した。
前だったら、一つや二つ、涙を流して「目にゴミが入った」なんて茶化していた癖に。
彼を、私が変えてしまっただなんて後悔はしない。
けれども、確かに変わってしまった彼は、もう元には戻らない。
あの頃の子供みたいな笑顔が、純粋に好きだったのに。
―――――そうだ。
「ねぇ、たろー」
「ん、どうした?」
「このダンジョンのヒト殲滅、勝ったほうが負けたほうに一つだけ、好きなことを命令できるようにしない?」
「ほう、やってやろうじゃないか」
私が勝って、記憶を消去してでも、元の彼に戻して見せる。
全能神が、立ち上がった瞬間だった。
「ところでさ、それってこれだけ侵略成功したから言ったわけじゃないよな」
「そんなわけない、実際この都市から襲撃を広げようとしたら、必ず英雄クラスに当たって、そして進軍が止まる。だから、ここで数を増やす」
「ま、まさか......」
もしかして、と疑ってたたろー。しかし予想を超える計画を話し出した全能神を見て、真面目に貞操の危機をかんじるのだっt「くたばれ」
心を読める全能神の方向から雷が放たれないはずがなかった。
「どうした、ぜっちゃん」
「私の進軍ばっかり見てるけど、二対一のダンジョンの対戦はどうなったの」
「あぁ、忘れてた」
「忘れていいものじゃないでしょ......」
ぜっちゃん―――全能神はそうつぶやく。
もちろんその言葉通りなのだが、どうも宇宙からの侵略のインパクトとスケールに圧倒されてしまい、こっちのことなどどうでもよくなってしまう。
「それで、結果はどうだった?」
「要塞王は罠も関係なしに進軍してくるゴーレムをみて降参。もう片方はゴーレムに圧殺されたよ」
「そう。それにしてもたろー」
「ん? どうした?」
「ここに来たころに比べて、殺すとか死ぬとか、躊躇いなくなったね」
「まぁな。どこかのドイツみたいになってるのかもな」
「どういうこと?」
「この『死』は実際に見たわけじゃない。あくまで『俺の用意したと思われるゴーレムによって、生き物がひねりつぶされひき肉にされ、鮮血を噴きだし、臓器を巻き散らかした映像』でしかない、ってことだ、その場合、人間の罪悪感ってほとんどないらしい」
「そうなの?」
「いや知らんが」
「知らんのかい」
鋭いツッコミが飛んでくる。驚いて振り返ると顔を真っ赤にした幼女―――――ぜっちゃんの姿が。
「恥ずかしk「くたばれ」」
久々の雷が直撃した。
なんでや、俺悪くないやろ!
「なんだか、久々に起きたような、長い夢から覚めたような」
「残念、もう少し強く打ち込めばよかった」
「時に、今はいつだ?」
「もう少しで軍が到着するから、隙をみて突入、現地で急に湧いたって感じを演出したあと、暴れさせる」
「あの軍に対抗できる人間なんていたか?」
「人間はいないけど、半神ならいる」
「いや神生まれとるんかい」
驚くたろー。それもそうだろう。先の一件のせいで、神が生まれるということに対して結構な警戒態勢を敷いたばかりだというのに、この世界には偶然とは呼べないようなタイミングでそこに手を届かせようとしている人がいるのだから。
「ちなみにそいつ、何の権能を手にしようとしてるんだ?」
「『全知』」
「あらー」
全能神と対極にあるとも言える全知神。その権能は自身の脳内で完結してはいるものの、全能神の世界創造から運営まで全て、容量を気にせずに行える、上位互換的存在である。
「もう弟子入りさせたら? 今の全知神にでも」
「全知神、前知ったらいけないことを知ってしまったせいで消されてた」
「え、誰に」
「創造神」
「まだいるのかよ全能神の上位的存在」
「私は器用貧乏。他の神の権能のほとんどが私の上位互換。仕方ないといえば仕方ない」
そう。全能神は何でもしてのけるが、『権能』にまで上り詰めたほかの神の特化した能力ほど出力は出せない。だから神の席が空席になったとき、その間の業務をして埋め合わせをするのが本来の役目だったりする。
「それで、その全能神様は今何の業務を掛け持ちしてるんですかねぇ」
「最近少なくなった、一番処理を食ってるのは全知神」
「全能神の最近っていつの話だよ......ってか、全知神こそ脳みそ特化だから容量食うだろうに......哀れ」
ずっとケチって処理しているのは全知神がいないせいだったのか......
「ちなみに創造神は全知神を消した後に隠居してるから今は私の業務」
「あぁ、それでこの世界管理なわけね......俺が分担で処理するとかできるのか?」
「無理やり神になったらできるけど、権能が弱くなったり副作用が出たりする」
「そうか......まぁ、一回考えてみるわ」
「ありがと。でも大丈夫。たろーに肩代わりさせるために呼んだわけじゃないから。それに、もう軍が到着した」
「あ、ほんとだな」
一度考えてみる、そう言ったものの、たろーの中ではほとんど心は決まっていた。
だがそれはまだ遠い未来の話だろう。
「進軍を開始。ターゲット、ヒト種」
その指示を出した瞬間、彼らはヒト目掛けて魔法を放つ。
中級魔法一度とか言ってなかったか? とは思ったが、よくよく考えると撃った後にデメリットがあるといったわけではないから、しょっぱなから放つ作戦で行くのだろう。
突然門の内側に湧き出す異形の(とはいってもほとんどが人型を取っている)生物が襲い掛かる光景を、ヒトの誰かが泣きながら叫ぶ。
「この! パパもママも殺しやがって! 許さない!」
よく見ると叫んだのは年が二桁にも満たない少女だった。
顔は血にまみれ、金髪はくすんでしまっている。瞳には大きな涙を抱え、手をを血が出そうなほどに握りしめている。
足元にはヒトの亡骸が二つ。どうやら彼女の両親のようだ。
顔は真っ青、胸部には大きな穴。今もなお体のなかから絞り出すように血を外に放出し続けている。
そしてその光景はこの都市の全域で発生している。
あぁ、ヒトにとってここは地獄でしかないだろう。
「だけど、これは物語となり得ない」
「どうして?」
その声は、僅かに震えていた。
「どうしてって、見ればわかるだろう。この惨状は起こってしまった。英雄はもう間に合わない。少女も、この都市の人々も、誰も救われないし、誰も救えない。こんな物語を、誰が読むんだ?」
いたって当然である。誰も救われず、ただ街が、都市が壊滅していくものを見るだけの話を誰が望むというのだろうか。
そう言った意味を込め、たろーは彼女に言ったつもりだった。
しかし、帰ってきたのは「違う」の一言だけだった。それっきり彼女は下を向いてしまい、こちらを向こうとしなかった。
何か、間違えただろうか?
俺にはわからない。が、この空気で彼女に無理やり話しかける気にもなれない。
さっぱりわからない俺は、とりあえず、と迷宮の生産システムの強化を連打するのだった。
――――なんて、馬鹿な事を考えている。
頭の中ではもう答えにたどり着いているくせに。
物語、物語と言っていた男が、これを見て心を動かさずにその光景を、魂の叫びを否定した。
前だったら、一つや二つ、涙を流して「目にゴミが入った」なんて茶化していた癖に。
彼を、私が変えてしまっただなんて後悔はしない。
けれども、確かに変わってしまった彼は、もう元には戻らない。
あの頃の子供みたいな笑顔が、純粋に好きだったのに。
―――――そうだ。
「ねぇ、たろー」
「ん、どうした?」
「このダンジョンのヒト殲滅、勝ったほうが負けたほうに一つだけ、好きなことを命令できるようにしない?」
「ほう、やってやろうじゃないか」
私が勝って、記憶を消去してでも、元の彼に戻して見せる。
全能神が、立ち上がった瞬間だった。
「ところでさ、それってこれだけ侵略成功したから言ったわけじゃないよな」
「そんなわけない、実際この都市から襲撃を広げようとしたら、必ず英雄クラスに当たって、そして進軍が止まる。だから、ここで数を増やす」
「ま、まさか......」
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