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孤児から冒険者へ
9話治癒魔法
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「ヴィンの魔力操作がずば抜けているのはわかったよ。治癒魔法を使えるかもしれないねぇ」
そう言うと、ババアは少し緑がかった光の玉を出して俺に当ててきた直後
俺の体が光った、これは治癒魔法の1つだが。
そもそもこの世界の魔法はイメージ、治れ治れ治れとイメージして懇願した祈りが魔法ときて発現したのが治癒魔法なのだ。
うーんファンタジーや。
そもそも、俺には魔力、俺とララには精霊が見えるのだ。
目で見れば良くね?イメージはエコーいやスキャニングでいっか
「スキャン」
俺の出したババアと同じ様な光の玉がババアの頭の上で輪っかになり頭から足先まで通り抜けた。
俺の目には今、腰と肩が少し赤く見えている。
「ババアギックリ腰か?」
「ん?腰は昨日魔物との戦闘で遠くから投石が当たっただけさね」
いや、それでそれだけってバケモンだから……
「ふーん。ほいっ」
俺は素早く、光の玉を2つ出して腰と肩に当てた。
薄く赤くなっていた所は通常に治ったみたいだな。
「ババア治ったろ?1つ聞きたいんだけど病気って治癒魔法で治るの?」
「無理だねぇ。そもそも病気を治すイメージがわかないからね。病気になる前のその人を知らないからね。そんな病気治せたら一気に聖女様扱いだよ」
歪だなぁ……この世界には10~15歳にギフトスキルと言う物がある。
多分暴食の王はこれにあたるから俺は気にしてないが。
本を見るとこの世界には聖女だったり、薬師だったり、調理師だったりとかなり歪なスキルが存在してるんだよ。
何故歪かってそのスキルを得ると知識の他に魔力で現物を作れるんだよ。
薬師や調理師は薬の素材作成知識や調味料作成、ハーブ栽培種類の知識を得て尚且つ、魔力でも作れる。
王侯貴族達はかなりバカにしているらしいが……
そもそも神は何でこんなスキルを渡す?
そしてそれを貰った人間は魔力で現物を作り知識はほぼ扱わない。
聖女に関しては教会が独占して情報の秘匿をしている。
「はー不思議不思議」
ララとババアが首を傾げている。
「知識があれば、それを作成しようと続ければスキルが得れるのにそれを蔑ろにする意味がわからん。
神様は消失しかけの文化を守ろうと必死に見えるのにな」
ババアはハッした表情をしているので気付いたのだろう。
「ヴィ、ヴィンお前さんどこまで再現出来てる?」
「調味料と家事、生活魔法のスキル発現は終わってる。この孤児院で得られる最低限の類だな」
「まぁ、ここの部屋は少し空気が澱んでるな。『クリーン』」
俺がそう唱えると、部屋の中に波紋状に光が広がり風の精霊達がその波に乗って遊んでいる。
『あーあー今まで何をしてたんだって言う気付きをヴィンは与える事にしたのね……』
サラがそう俺に念話をして来た。
『これ位は許してくれよ。この孤児院もババアが倒れたらお終いの自転車操業でやってるんだ。いつこの孤児院の子供達の笑顔が終わるかドギマギするなんて悲し過ぎるだろ?』
そう、ババアがミスリルランクの冒険者で月に数回大きく稼いで来てるからこの孤児院は保っている。
その良心のみの経営を終わらせる訳には行かない。
「ババア、ヒントは渡したんだから世界初のスキル解明にな。上手く使えよ。後学べる場所は無さそうだな。ララ俺の部屋で勉強しよっか」
そう言うとララはニコニコとして「うん!」
と返事をして手を出てきたので手を繋ぎ孤児院へと戻るのであった。
院長ババアには言ってないが既に木工・作図・組立のスキルも取っている。
この世界は熟練度の世界なのだ。
色々な事に手を出せば出す程スキルが手に入る。
努力が実る世界だが……商売は非情な世界なのだ。
良心だけでは上手く行かないだろうな。
時には相手を潰すつもりで切った張ったをしていかないとこちらが食われるのだから。
俺達は部屋に戻るとララは一目散に俺の部屋にある本を取り出した。
これは俺が色々なお家に行って棚を直したり、廃棄物を貰ったりした対価に要らなくなった本を集めた物だ。
「むむむむっ」
今はイメージ次第でどんな魔法も使える世界だからこそどうしても欲しい絶対にあるであろう魔法の習得に時間をかけている。
ララはその横で文字の習得をしている。
俺は日本の識字率の凄さを実感していた。
学校に行けなかった俺ですらテレビを見ていればひらがな位は読めたのだから。
後は、親父の必要な物を買う為の字を認識する事だったな。
その辺は神様が流石に1から別言語を覚えて読み書くのは難しいと判断して最初から読めたし書けた。
但し困るのが全て同一言語として認識出来てしまうし自分でよく分かってなくても書けるし読めるのだ。
算数も四則演算位は教育テレビで学んでいたから出来る。
「ん?そう言えばスキャンが出来たって事は空間は認識出来てた?」
そんな小さな気付きがまた1つ熟練度の経験値として入るのであった。
そう言うと、ババアは少し緑がかった光の玉を出して俺に当ててきた直後
俺の体が光った、これは治癒魔法の1つだが。
そもそもこの世界の魔法はイメージ、治れ治れ治れとイメージして懇願した祈りが魔法ときて発現したのが治癒魔法なのだ。
うーんファンタジーや。
そもそも、俺には魔力、俺とララには精霊が見えるのだ。
目で見れば良くね?イメージはエコーいやスキャニングでいっか
「スキャン」
俺の出したババアと同じ様な光の玉がババアの頭の上で輪っかになり頭から足先まで通り抜けた。
俺の目には今、腰と肩が少し赤く見えている。
「ババアギックリ腰か?」
「ん?腰は昨日魔物との戦闘で遠くから投石が当たっただけさね」
いや、それでそれだけってバケモンだから……
「ふーん。ほいっ」
俺は素早く、光の玉を2つ出して腰と肩に当てた。
薄く赤くなっていた所は通常に治ったみたいだな。
「ババア治ったろ?1つ聞きたいんだけど病気って治癒魔法で治るの?」
「無理だねぇ。そもそも病気を治すイメージがわかないからね。病気になる前のその人を知らないからね。そんな病気治せたら一気に聖女様扱いだよ」
歪だなぁ……この世界には10~15歳にギフトスキルと言う物がある。
多分暴食の王はこれにあたるから俺は気にしてないが。
本を見るとこの世界には聖女だったり、薬師だったり、調理師だったりとかなり歪なスキルが存在してるんだよ。
何故歪かってそのスキルを得ると知識の他に魔力で現物を作れるんだよ。
薬師や調理師は薬の素材作成知識や調味料作成、ハーブ栽培種類の知識を得て尚且つ、魔力でも作れる。
王侯貴族達はかなりバカにしているらしいが……
そもそも神は何でこんなスキルを渡す?
そしてそれを貰った人間は魔力で現物を作り知識はほぼ扱わない。
聖女に関しては教会が独占して情報の秘匿をしている。
「はー不思議不思議」
ララとババアが首を傾げている。
「知識があれば、それを作成しようと続ければスキルが得れるのにそれを蔑ろにする意味がわからん。
神様は消失しかけの文化を守ろうと必死に見えるのにな」
ババアはハッした表情をしているので気付いたのだろう。
「ヴィ、ヴィンお前さんどこまで再現出来てる?」
「調味料と家事、生活魔法のスキル発現は終わってる。この孤児院で得られる最低限の類だな」
「まぁ、ここの部屋は少し空気が澱んでるな。『クリーン』」
俺がそう唱えると、部屋の中に波紋状に光が広がり風の精霊達がその波に乗って遊んでいる。
『あーあー今まで何をしてたんだって言う気付きをヴィンは与える事にしたのね……』
サラがそう俺に念話をして来た。
『これ位は許してくれよ。この孤児院もババアが倒れたらお終いの自転車操業でやってるんだ。いつこの孤児院の子供達の笑顔が終わるかドギマギするなんて悲し過ぎるだろ?』
そう、ババアがミスリルランクの冒険者で月に数回大きく稼いで来てるからこの孤児院は保っている。
その良心のみの経営を終わらせる訳には行かない。
「ババア、ヒントは渡したんだから世界初のスキル解明にな。上手く使えよ。後学べる場所は無さそうだな。ララ俺の部屋で勉強しよっか」
そう言うとララはニコニコとして「うん!」
と返事をして手を出てきたので手を繋ぎ孤児院へと戻るのであった。
院長ババアには言ってないが既に木工・作図・組立のスキルも取っている。
この世界は熟練度の世界なのだ。
色々な事に手を出せば出す程スキルが手に入る。
努力が実る世界だが……商売は非情な世界なのだ。
良心だけでは上手く行かないだろうな。
時には相手を潰すつもりで切った張ったをしていかないとこちらが食われるのだから。
俺達は部屋に戻るとララは一目散に俺の部屋にある本を取り出した。
これは俺が色々なお家に行って棚を直したり、廃棄物を貰ったりした対価に要らなくなった本を集めた物だ。
「むむむむっ」
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俺は日本の識字率の凄さを実感していた。
学校に行けなかった俺ですらテレビを見ていればひらがな位は読めたのだから。
後は、親父の必要な物を買う為の字を認識する事だったな。
その辺は神様が流石に1から別言語を覚えて読み書くのは難しいと判断して最初から読めたし書けた。
但し困るのが全て同一言語として認識出来てしまうし自分でよく分かってなくても書けるし読めるのだ。
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