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孤児から冒険者へ
10話異世界転生と言えばお馴染みの夢のスキル
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「んーちょっとララ本読んでて良いからちょっと協力して」
そう言って俺はおもむろにララの背中側の服から手を入れた。
「ひゃ!ヴィン君!?」
そして自分の手をララの服の中の手の指の先に合わせて
「服が空間の壁。服の中が別空間、そこに物を入れるこの場合は服の中が別空間だからララが入る。ん?」
あれ?行けんじゃね?これ?そんな折に頬を引っ張られた
「ふへ、ララ?にゃいふんほ?」
顔を真っ赤にしてプルプル震えるララを見て首を傾げる。
「ヴィン君のエッチ!」
怒られた……思いっきりセクハラしてたわ。
「ごめんごめん」
俺はララを撫でて機嫌をなおして貰う努力をする。
するとララは俺の胡座をしている上に座り、なでなでを要求してきたので継続。
するとルンルンと鼻歌を歌い始めたので
危ねー機嫌は直ったようだ。
片手を横に突き出し俺は先程の服を空間の壁と仮定してそこに入口を作るイメージをして
入口から先は別空間の物を収納して出し入れ出来る想像をした瞬間頭痛がする程魔力がごっそり抜かれた感覚があったがまだスキルが発現していない……
ここで諦めるとまた振り出しに戻ってしまう。
必死に俺から出た魔力をかき集める。
すると魔力が渦巻き俺の手の先に空間の捻れが現れ
『アイテムボックスを獲得しました』
俺はやり遂げだ
「やったぁぁぁぁー!わっしょーい!」
俺はララに抱き着いていた。
まぁ、目の前に居たからしょうがない。
ララは置物の様に固まっていたけど、俺はそんな事は無視だ無視!
落ち着いた頃に、ララは口を開いた。
「ヴィン君それで今回はどんなスキルを獲得したの?」
「よーし見て驚け聞いて驚け!『アイテムボックス』」
スキルが発現すれば次からはそんなに魔力消費は無くなる。
空間の捻れの穴が出来てそこに本棚の本を詰める。
ララはポカンと口を開けて驚いていた。
穴に手を入れると手が消え手を出すと本が消えるのだから。
「え?これって院長先生の……?」
「そう!アイテムバックのスキルバージョンだ!」
そこでララは首を傾げた。
「ねぇ?ヴィン君?それで何でララの服の中に手を入れてこのスキルが獲得出来るの?」
俺はララに俺の服に手を入れてもらって説明した。
服が空間の壁つまり空間の捻れの穴が閉じている状態。
そこからそこに穴を開けて手を触りたい服の外に出したいとイメージする。
そこに穴が開けば今度は服の中にある手だけでは無くて尚且つ俺の体分の中身も入るし入れる事が出来ると説明した。
「うーんわかる様な分からない様な……」
「ララにはまだ魔力操作が拙いからもう少し訓練したら使える様になるかもな。まぁこれがあればどこでも本が取り出せるし、盗まれる心配もない素晴らしいだろ?」
「うん!ララもいっぱい勉強するっ!」
ほうほう、ならララさんや俺が問題を出そうでは無いか。
俺は黒板に算数の問題を出してララを軽く涙目にさせるのであった。
そう言って俺はおもむろにララの背中側の服から手を入れた。
「ひゃ!ヴィン君!?」
そして自分の手をララの服の中の手の指の先に合わせて
「服が空間の壁。服の中が別空間、そこに物を入れるこの場合は服の中が別空間だからララが入る。ん?」
あれ?行けんじゃね?これ?そんな折に頬を引っ張られた
「ふへ、ララ?にゃいふんほ?」
顔を真っ赤にしてプルプル震えるララを見て首を傾げる。
「ヴィン君のエッチ!」
怒られた……思いっきりセクハラしてたわ。
「ごめんごめん」
俺はララを撫でて機嫌をなおして貰う努力をする。
するとララは俺の胡座をしている上に座り、なでなでを要求してきたので継続。
するとルンルンと鼻歌を歌い始めたので
危ねー機嫌は直ったようだ。
片手を横に突き出し俺は先程の服を空間の壁と仮定してそこに入口を作るイメージをして
入口から先は別空間の物を収納して出し入れ出来る想像をした瞬間頭痛がする程魔力がごっそり抜かれた感覚があったがまだスキルが発現していない……
ここで諦めるとまた振り出しに戻ってしまう。
必死に俺から出た魔力をかき集める。
すると魔力が渦巻き俺の手の先に空間の捻れが現れ
『アイテムボックスを獲得しました』
俺はやり遂げだ
「やったぁぁぁぁー!わっしょーい!」
俺はララに抱き着いていた。
まぁ、目の前に居たからしょうがない。
ララは置物の様に固まっていたけど、俺はそんな事は無視だ無視!
落ち着いた頃に、ララは口を開いた。
「ヴィン君それで今回はどんなスキルを獲得したの?」
「よーし見て驚け聞いて驚け!『アイテムボックス』」
スキルが発現すれば次からはそんなに魔力消費は無くなる。
空間の捻れの穴が出来てそこに本棚の本を詰める。
ララはポカンと口を開けて驚いていた。
穴に手を入れると手が消え手を出すと本が消えるのだから。
「え?これって院長先生の……?」
「そう!アイテムバックのスキルバージョンだ!」
そこでララは首を傾げた。
「ねぇ?ヴィン君?それで何でララの服の中に手を入れてこのスキルが獲得出来るの?」
俺はララに俺の服に手を入れてもらって説明した。
服が空間の壁つまり空間の捻れの穴が閉じている状態。
そこからそこに穴を開けて手を触りたい服の外に出したいとイメージする。
そこに穴が開けば今度は服の中にある手だけでは無くて尚且つ俺の体分の中身も入るし入れる事が出来ると説明した。
「うーんわかる様な分からない様な……」
「ララにはまだ魔力操作が拙いからもう少し訓練したら使える様になるかもな。まぁこれがあればどこでも本が取り出せるし、盗まれる心配もない素晴らしいだろ?」
「うん!ララもいっぱい勉強するっ!」
ほうほう、ならララさんや俺が問題を出そうでは無いか。
俺は黒板に算数の問題を出してララを軽く涙目にさせるのであった。
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