14 / 24
孤児から冒険者へ
13話初依頼は……
しおりを挟む
俺達はまず荷物の受け取りをギルドで行い町の簡易地図を貰った。
これは雑用依頼を、受けてくれる見習い達に無料で配ってる物らしい。
メリアさんが冒険者ギルドに印を付けて教えてくれた。
最初は雑貨屋さんに子供が持てるギリギリの大きさの荷物を2人で持って冒険者ギルドを出てすぐに裏道に入り俺は『アイテムボックス』に荷物をしまった。
そして、ダッシュで雑貨屋に向かいまた近くの裏道で荷物を取り出し店に入った。
「すみませーん、依頼を受けて荷物を持ってきましたぁ!」
「はいはい、ありがとうね」
おばあさんから依頼完了のサインを貰い俺達は精肉店へ走る。
多分古本屋が1番時間がかかる事を想定している為だった。
精肉店へと向かい声をかけて裏口で待っているとシャツを血だらけにした筋骨隆々のオッサンが出てきた。
「ヒッ」
ララがビビりまくってるが俺にとってはIt'sファンタジーなので気にならない。
「嬢ちゃん、坊主さては見習いだな。毎回この反応だから気にすんなはっはっは。それでドブさらいの場所だが……ここからここをよろしく頼む。血を捨ててると固まって詰まっちまうんだよ」
頭をかき、苦笑いする精肉店のオッサン。
「分かりました。終わったら声をかけますね」
戻って行ったオッサンを見て、現状確認する。
「く、くしゃい」
ララが鼻を摘んでる。
「うーん、取り敢えず『クリーン』掛けまくろうかララ」
俺達2人は生活魔法のクリーンで臭いは消えドブも綺麗になったのだが……
『なぁ、アースこの排水溝の強度って俺の魔力弾の水属性に耐えれると思うか?』
俺はまだ詰まっている排水溝を見て懸念事項を伝えてみた。
『無理、強化する、ヴィン撃ってみろ』
アースはカタコトだからなぁ。
「水魔力弾」
俺は排水溝の蓋を取り綺麗になった排水溝の端から地下下水への道へとガンガン魔力弾を撃ち込む。
10発位打つと
『綺麗になった』
そう言ってアースがフラフラ~とララの方へと飛んで行った。
俺はララに離れてもらって逆端から水魔力弾を撃ち込み排水溝を綺麗にした。
だいたい20分程で終えて声をかけると驚かれた。
「お前さん達凄いな、名前を教えてくれ。また詰まったら頼むから」
「ララです」「ヴィンだよ。おじさん詰まらせる前に1日の最後に熱いお湯をかけて流せば臭いも抑えられるし詰まる期間も伸ばせる筈だよ」
そう伝え、俺達は2件目の依頼も終えるのであった。
古本屋は馴染みの店だったので最後に回したっていう理由もあるのでゆっくり歩きつつ俺達は古本屋に向かった。
古本屋に入ると見知った顔に声をかける。
「おっちゃん来たよ」
「ヴィンの坊主にララちゃんか?なんか欲しい本でもあったか?」
古本屋の店主のおっちゃんだ。
「違う違う、依頼だよ古本屋の掃除の」
「あぁ、大変だけど大丈夫か?」
「大丈夫だよ!それとお客さんは居ないよね?」
「あぁ、いつ見ても居らんし閑古鳥が鳴いてるよ」
おっちゃんよ、それは店としてどうなのか?
「ならおっちゃんには特別に俺のスキルを見せよう」
俺が悪い顔でおっちゃんに笑顔を見せる。
「ほう、大きく出たな坊主やってみろ店は閉店にしとく」
「じゃあララは掃除ね」「りょうかい!」
「『アイテムボックス』ゲホゲホ、ホコリくっさ!ララ窓開けて窓」
その後ろでおっちゃんはポカンと口を開けていた。
その後ガンガンアイテムボックスに棚をしまい本をしまって
最後に部屋全体にクリーンをかけて棚を戻した。
アイテムボックスのすごい所は生物と入れたいと念じた認識外の物は入らないという事だ。
今回は棚と本と認識している為、ホコリは全てその場に残る事になる。
だからこそホコリが店中に舞い上がってしまった訳なんだけどね。
「あ、おっちゃん終わったよ」
「あ、あぁまさかそんなスキルがあるとはな……いや理論上は可能なのか?」
何てブツブツ言い始めた。
「いや、おっちゃん、ダンジョン産アイテムでマジックバックが存在する時点で机上の空論でも何でもないよ?」
「うほほーヴィンお前さんまた面白い事見せやがって俺だから良いが他の連中に見せんじゃねーぞ?」
おっちゃんは依頼用紙にサインを書いて俺達を店から追い出してしまった。
「研究魂に火を付けたな」
俺達は冒険者ギルドに戻り依頼達成を報告してお金を貰って帰るのであった。
これは雑用依頼を、受けてくれる見習い達に無料で配ってる物らしい。
メリアさんが冒険者ギルドに印を付けて教えてくれた。
最初は雑貨屋さんに子供が持てるギリギリの大きさの荷物を2人で持って冒険者ギルドを出てすぐに裏道に入り俺は『アイテムボックス』に荷物をしまった。
そして、ダッシュで雑貨屋に向かいまた近くの裏道で荷物を取り出し店に入った。
「すみませーん、依頼を受けて荷物を持ってきましたぁ!」
「はいはい、ありがとうね」
おばあさんから依頼完了のサインを貰い俺達は精肉店へ走る。
多分古本屋が1番時間がかかる事を想定している為だった。
精肉店へと向かい声をかけて裏口で待っているとシャツを血だらけにした筋骨隆々のオッサンが出てきた。
「ヒッ」
ララがビビりまくってるが俺にとってはIt'sファンタジーなので気にならない。
「嬢ちゃん、坊主さては見習いだな。毎回この反応だから気にすんなはっはっは。それでドブさらいの場所だが……ここからここをよろしく頼む。血を捨ててると固まって詰まっちまうんだよ」
頭をかき、苦笑いする精肉店のオッサン。
「分かりました。終わったら声をかけますね」
戻って行ったオッサンを見て、現状確認する。
「く、くしゃい」
ララが鼻を摘んでる。
「うーん、取り敢えず『クリーン』掛けまくろうかララ」
俺達2人は生活魔法のクリーンで臭いは消えドブも綺麗になったのだが……
『なぁ、アースこの排水溝の強度って俺の魔力弾の水属性に耐えれると思うか?』
俺はまだ詰まっている排水溝を見て懸念事項を伝えてみた。
『無理、強化する、ヴィン撃ってみろ』
アースはカタコトだからなぁ。
「水魔力弾」
俺は排水溝の蓋を取り綺麗になった排水溝の端から地下下水への道へとガンガン魔力弾を撃ち込む。
10発位打つと
『綺麗になった』
そう言ってアースがフラフラ~とララの方へと飛んで行った。
俺はララに離れてもらって逆端から水魔力弾を撃ち込み排水溝を綺麗にした。
だいたい20分程で終えて声をかけると驚かれた。
「お前さん達凄いな、名前を教えてくれ。また詰まったら頼むから」
「ララです」「ヴィンだよ。おじさん詰まらせる前に1日の最後に熱いお湯をかけて流せば臭いも抑えられるし詰まる期間も伸ばせる筈だよ」
そう伝え、俺達は2件目の依頼も終えるのであった。
古本屋は馴染みの店だったので最後に回したっていう理由もあるのでゆっくり歩きつつ俺達は古本屋に向かった。
古本屋に入ると見知った顔に声をかける。
「おっちゃん来たよ」
「ヴィンの坊主にララちゃんか?なんか欲しい本でもあったか?」
古本屋の店主のおっちゃんだ。
「違う違う、依頼だよ古本屋の掃除の」
「あぁ、大変だけど大丈夫か?」
「大丈夫だよ!それとお客さんは居ないよね?」
「あぁ、いつ見ても居らんし閑古鳥が鳴いてるよ」
おっちゃんよ、それは店としてどうなのか?
「ならおっちゃんには特別に俺のスキルを見せよう」
俺が悪い顔でおっちゃんに笑顔を見せる。
「ほう、大きく出たな坊主やってみろ店は閉店にしとく」
「じゃあララは掃除ね」「りょうかい!」
「『アイテムボックス』ゲホゲホ、ホコリくっさ!ララ窓開けて窓」
その後ろでおっちゃんはポカンと口を開けていた。
その後ガンガンアイテムボックスに棚をしまい本をしまって
最後に部屋全体にクリーンをかけて棚を戻した。
アイテムボックスのすごい所は生物と入れたいと念じた認識外の物は入らないという事だ。
今回は棚と本と認識している為、ホコリは全てその場に残る事になる。
だからこそホコリが店中に舞い上がってしまった訳なんだけどね。
「あ、おっちゃん終わったよ」
「あ、あぁまさかそんなスキルがあるとはな……いや理論上は可能なのか?」
何てブツブツ言い始めた。
「いや、おっちゃん、ダンジョン産アイテムでマジックバックが存在する時点で机上の空論でも何でもないよ?」
「うほほーヴィンお前さんまた面白い事見せやがって俺だから良いが他の連中に見せんじゃねーぞ?」
おっちゃんは依頼用紙にサインを書いて俺達を店から追い出してしまった。
「研究魂に火を付けたな」
俺達は冒険者ギルドに戻り依頼達成を報告してお金を貰って帰るのであった。
0
あなたにおすすめの小説
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ゴミ捨て場領主のクラフト無双 ~最弱魔法【分解と合成】で領地を黄金郷に変えたら、俺を見下していた大貴族令嬢たちが掌を返してすり寄ってきた件~
namisan
ファンタジー
東西南北の大貴族から「毒の川」「凶暴な魔獣」「莫大な借金」を押し付けられ、王国の『ゴミ捨て場』と化したローゼンベルク領。
父と兄を謀殺され、その絶望の領地を押し付けられた無能貴族のアークは、領地の分割を企む高慢な令嬢たち(王女、公爵令嬢、姫将軍など)に嘲笑われていた。
だが、彼には現代の知識と、隠された最強チート能力があった!
触れたものを瞬時に素材に戻し、全く別のモノに作り変える神の御業――【分解と合成】。
「毒の川」を分解して『超高価な宝石と純水』へ!
「魔獣の死骸」と「瓦礫」を合成して『絶対に壊れない防壁』へ!
借金取りには新素材を高値で売りつけ、逆に敵の経済を支配していく。
圧倒的なクラフト能力で、瞬く間にゴミ捨て場を「無敵の黄金郷」へと作り変えていくアーク。
己の敗北を悟り、震え上がる悪徳貴族と高慢な令嬢たち。
さらに、アークの圧倒的な知略と底知れぬ実力は、気高い令嬢たちの本能に深く刻み込まれていく。
「どうか、私をあなたの手駒としてお使いください……っ!」
プライドを完全にへし折られた最高位の美少女たちは、いつしかアークの与える『恩恵』なしでは生きられないほど、彼に絶対の忠誠と依存を誓うようになっていく――。
最弱のゴミ捨て場から始まる、爽快クラフト内政&ざまぁファンタジー、堂々開幕!
転生幼女の国家級チート図書館~本を読むだけで技術が進化する世界で、私だけ未来知識持ちでした~
ハリネズミの肉球
ファンタジー
目が覚めたら、私は5歳の幼女だった。
しかもそこは――
「本を読むだけで技術が進化する」不思議な異世界。
この世界では、図書館はただの建物じゃない。
本を理解すればするほど、魔道具も、農業も、建築も“現実にアップデート”される。
だけど。
私が転生した先は、王都から見捨てられた辺境の廃図書館。
蔵書は散逸、予算ゼロ、利用者ゼロ。
……でもね。
私は思い出してしまった。
前世で研究者だった私の、“未来の知識”を。
蒸気機関、衛生管理、合金技術、都市設計、教育制度。
この世界の誰も知らない未来の答えを、私は知っている。
だったら――
この廃図書館、国家級に育ててみせる。
本を読むだけで技術が進化する世界で、
私だけが“次の時代”を知っている。
やがて王国は気づく。
文明を一段階進めたのは――5歳の幼女だったと。
これは、最弱の立場から始まる、知識による国家再設計の物語。
※本作品は、人工知能の生成する文章の力をお借りしつつも、最終的な仕上げにあたっては著者自身の手により丁寧な加筆・修正を施した作品です。
結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?
おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました!
皆様ありがとうございます。
「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」
眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。
「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」
ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。
ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視
上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中に呆然と佇んでいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出したのだ。前世、日本伝統が子供の頃から大好きで、小中高大共に伝統に関わるクラブや学部に入り、卒業後はお世話になった大学教授の秘書となり、伝統のために毎日走り回っていたが、旅先の講演の合間、教授と2人で歩道を歩いていると、暴走車が突っ込んできたので、彼女は教授を助けるも、そのまま跳ね飛ばされてしまい、死を迎えてしまう。
享年は25歳。
周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっている。
25歳の精神だからこそ、これが何を意味しているのかに気づき、ショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる