勇者でも渡り人でもないけど異世界でロリコン魔族に溺愛されてます

サイカ

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また新たな快感を知った※

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 嬉しかった。

 小ちゃいから好きなんじゃなくて、わたしだから好きなんだって、可愛いと思えるんだって言ってもらえて嬉しかった。

 サアニャから『運命の番』のことを聞いた時も勿論嬉しかった。そこまでの想いをわたしの為に我慢してくれていると知って嬉しかった。愛されてるって、わたしが思っていたよりももっといっぱい愛されてたんだって知って嬉しかった。
 だから、そんなジークお兄ちゃんのためにわたしも頑張りたいと思った。ジークお兄ちゃんの想いに報いたい、その愛を全て受け止めたいと思った。

 でも、わたしが『運命の番』だから好きになったわけではないと言ってもらえた時、その何倍も嬉しかった。
 ジークお兄ちゃんがちゃんとわたし自身のことを見て、好きになってくれたことが震えるほど嬉しかった。

 わたしがわたしだから好きなんだと、愛しく想えるのだと言ってくれたことが堪らなく嬉しかった。わたしの全てが愛しい、ジークお兄ちゃんの全てでわたしを愛してる。そう言われた時、わたしは泣くのを我慢出来なかった。

 ジークお兄ちゃんがわたしに向けてくれるその愛は、想像していたよりも、もっと、もっともっと深くて、大きくてーー涙が溢れるほど嬉しかった。

「わたしもジークお兄ちゃんのことが好き、大好き」

 嬉しくて、凄く嬉しくて、好きという気持ちが次々と溢れてくる。

「いっぱい、いっぱい好き!大好き!」

 抱き付いて頬を擦り付けて、溢れる好きという気持ちを、愛をジークお兄ちゃんに伝える。

「こ、コハク⁈ま、待てっ、今はっ」
「嫌!ちゃんと最後まで聞いて!」

 逃げないで!まだ全部伝えきれてない。まだこんなんじゃ全然足りないの!

「わ、分かった、分かったから一旦っ」

 なんで離れようとするの?やだ離れたくない。わたしの愛を受け止めてよ!

「いや、良い聞かせてくれ」

 結局はわたしのわがままを聞き入れてくれるジークお兄ちゃん。
 そうやって最後には仕方ないなって、笑って頭を撫でてくれる優しいジークお兄ちゃんが大好き。

「目を細めて笑うジークお兄ちゃんのその優しい笑みが好き。頭を撫でてくれる暖かい手も好き。ジークお兄ちゃんのその暖かく包み込んでくれるような優しさが大好き」

 言葉にしても、抱きしめる力を強めても大好きが止まらない。伝え足りない。

「ねぇどうしたら伝わる?」

 この止めどない愛はどうやって伝えれば良いの?もっとジークお兄ちゃんに愛を伝えたい。わたしの愛を知って欲しい。
 でも、わたしはこの気持ちの伝え方を知らない。

「ねぇ教えてお兄ちゃん」

 わたしが知らないことはいつも、お兄ちゃんが教えてくれる。

 わたしは助けを求めるように、ジークお兄ちゃんの頬に手を伸ばした。

「っ……な、何を?」
「愛の、伝え方。お願い、足りないの」


 ジークお兄ちゃんに愛の伝え方を教えてってお願いしたら何故か、次の瞬間にはベッドに押し倒されていた。そして、言葉を交わす余裕もないほど身体中を撫でられ、印をいっぱい付けられた。
 その際、胸を軽く揉まれても前のような嫌な感じはしなかった。寧ろ、ジークお兄ちゃんの暖かい手に包まれて、心地良かった。

 それをジークお兄ちゃんに伝えたら

「コハクは直接触れられるのが好きなんだなぁ。教えてくれてありがとう」

 って微笑んで、頬を撫でてくれた。嬉しい。

 その後、胸を下から持ち上げ包み込むように揉まれ、先っぽの硬くなったところをキュッと摘まれた。

「んあ!!そんなとこっ」
「嫌か?気持ち良くないか?」
「嫌じゃ、ないけどっ……分かん、ない」

 そんなとこ摘まれるなんて思いもしなかったから、驚きが強すぎてよく分からない。

「コレは?」
「っあ!んんっ、ん!び、ビリって、ビリビリって何か、んぁっ!」

 わたしが嫌がっていないと分かると今度は、ソコを摘んだままコリコリと捏ね始めるお兄ちゃん。その瞬間、身体にビリビリと電流が走ったような感覚が襲ってきて、身体が勝手に震える。

「気持ち良いか?」

 そんなこと聞かれても分かんないよー

 でも、なんでだろう。そうされると何故か、触れられてもいないアソコがムズムズして来て、また撫でてもらいたくなって来る。

 と、いうことはーー

「気持ち、良い?気持ちいいっ、気持ちぃっ、いい!」

 ここも気持ち良いとこなんだって気付いたら、その後は凄かった。

 捏ねられて、先っぽを擦られて潰されて、舐められて吸われて、それら全てが堪らなく気持ち良かった。アソコが触られてもないのにずっとムズムズ疼いて、お腹がキュンキュンと泣き始める。

「ぁあっ、あっ、お腹がっ、んぁっ、な、撫でて、なでなでぇっ、お願いっ、アソコ撫でて!」
「んー?アソコじゃ分からないだろ?ちゃんと言って」
「あぁっ、だ、大事なとこっ、女の子の」
「違うだろ?だろ?ほら、コハクの?」
「こ、コハクの……コハクの大事なとこっ、撫でて」
「いい子だ」

 わたしの大事なとこは、ジークお兄ちゃんの指が触れた瞬間『クチュっ』と音が聞こえてしまうほど、濡れていた。

 そして、そこを撫で回されれば、ゾワゾワと気持ち良いあの感覚が頭を侵してくる。なのにジークお兄ちゃんは胸への刺激も止めてくれなくて、同時に違う快感が頭と身体を襲い、訳が分からなくなって来る。

「うぁっ……あ、愛したいっ、のにぃ。わたしも、ジークっ……んを、わたしがぁ」

 あ、あれ?わたしはジークお兄ちゃんを愛したくて、愛を伝えたくて、だからそのためにその方法を教えてってお願いしたんじゃなかったっけ?なのに、さっきからわたしばっかり気持ち良くしてもらってる?

 ジークお兄ちゃんに愛されてばっかりで何も返せてない?

「今日は俺にコハクを愛させてくれ」
「っあ、で、でも……わたしも」
「頼む」

 そう言ってわたしを見るジークお兄ちゃんの瞳は肉食獣のーーいや、切なくも熱を孕んだ何かを切望する瞳だった。



「んっ、はぁ……んぅぅっ」
「コハク、大丈夫か?痛くないか?」
「う、ん……大丈夫っ、痛くは、ない」

 今わたしの大事なところにはジークお兄ちゃんの中指が半分まで入っている。
 痛みもなければ嫌悪感もない。けど、そんな所に指に限らず何かを入れたのは勿論これが初めてで、何というか……異物感がすごい。

 自分とは別の存在が、わたしの意思と関係なく動いて、わたしの中を侵す。
 それは本当だったら怖くて、気持ち悪くて、到底受け入れられるようなものではない。でも、今わたしの中にあるソレはジークお兄ちゃんの指だ。不快感なんてあるはずがない。

 そしてふと、ある言葉を思い出す。

『コハクのことが好きだから、愛してるから、コハクのことをもっと近くに感じたいから、ここに入りたい』

 それは、ジークお兄ちゃんがわたしの口に指を入れて来た時の言葉だ。

 つまり、わたしの大事なところに指を入れている今もジークお兄ちゃんはーー

「っ⁈……コハク痛かったか?」
「あ、ご、ごめんなさい。違うの、お腹が勝手に」

 嬉しいと思ったら、ジークお兄ちゃんのことを愛しいと思ったら、胸の高鳴りと共鳴するかのように勝手にお腹がキュンと鳴いた。

「…………あまり煽らないでくれ」
「煽っ⁈そんなことっあっ!!」

 残り半分を一気に突き入れられた。

「すまん少し、乱暴にする。痛かったら言ってくれ」

 そう言うとジークお兄ちゃんは指を軽く曲げ、何かを探るように中を撫で摩り始める。

 そして、それがお腹側のある一点に当たるとーー

「っああ゛!!」

 わたしはまた新たな快感を知った。



「あんっ、あ、ジークっ、ジークお兄ぃっ、ちゃ、あ!……ん、あっ」

 今わたしの大事なところにはジークお兄ちゃんの指が二本入っている。
 それで中を前後に撫でられる度にあのゾワゾワが押し寄せてきて、上のある一点を強めに擦られたらその度にお腹の奥が切なくなってーーお兄ちゃんを喜ばせる。

「コハク可愛いなぁ、本当可愛いぃ。そんなに良いか?俺の指に吸い付いてきて、そんなに俺の指が好きか?」
「ぅんっ、すき。お兄ちゃんっ、好きぃっ!」
「ほんっと、コハクは上手だなぁ。俺を喜ばせるのが」
「っはぁあ!ん、あっ、そこっ、そこはぁっ!!」

 今度は一緒に胸の先っぽ、乳首まで捏ねられて、吸われて、また複数の快感に襲われて、頭がおかしくなる!

 苦しいっ、苦しい!気持ち良くて苦しい!

 気持ち良いのがずっと積み重なって、溜まって、頭も身体ももういっぱいいっぱいで苦しい!

「やら……っけて、お兄ちゃん。助けて!」

 わたしは泣きじゃくりながら、必死に助けを求めた。

「っす、すまん!またやり過ぎたか⁈」

 すると、お兄ちゃんは顔を青くして、慌てて手を離し、わたしから離れる。

「いっ嫌!止めないで!離れちゃやだ!」

 止められたらもっと辛い。苦しい。ジークお兄ちゃんの温もりが無いと悲しい。寂しい!

「え?え⁈それは……」
「く、苦しいの。お腹がっ、奥が泣いて、気持ち良いのがっ、辛いの!お願い助けて!」

 離れて行ってしまったお兄ちゃんの腕に手を伸ばし、必死に訴える。なのにお兄ちゃんは固まったまま何も言ってくれない。手を取ってもくれない。

 なんで、なんで何も言ってくれないの?助けてくれないの?……もしかして、ジークお兄ちゃんもどうすれば良いのか分からないの?
 でも、この間はーー

 そこでようやく自分が何を求めているのかが分かった。でも、あれを何と呼ぶのか、何と言えば伝わるのか分からない。

 前回、あの強烈な感覚の前にジークお兄ちゃんが何か言っていた気がする。

 確かーー

『イけ、見ててやるから』

「っ!い、イけってして。前みたいにイけって!してほしい」
「イケ?」

 違うの?伝わらない?なんで!なんで分かってくれないの!

「もう、もぅ無理なのっ、辛い、助けて!いじわるしないでっ、イけってして!してよー!なんでっ、お、お願い!前みたいにしてっ!!最後のやつしてよーっんん゛⁈」

 ジークお兄ちゃんの目が変わった?と思った次の瞬間には口を塞がれていた。激しく口の中を掻き回され、再び大事なところに二本の指が突き入れられる。

「ぁんっ、ん、っんん゛!!」

 その乱暴さに、アソコに少し痛みを覚えた。しかし、それもすぐに無くなり『ズチュズチュ』という水音が部屋に響き始める。

 それに比例するかのようにあの言いようのない感覚が次から次へと押し寄せてきて、何も考えられなくなって来る。

「っあ、まっ、んん、ダメっ、ぁあっあ」
「ダメ?何故?コレはコハクが望んだことだろ?なぁ?コハクは俺にイかせて欲しいんだろ?」
「あ、ああっ、ぃあ、あっ、あっ」
「なぁ、言えよ!そしたら、ここ、いじめてやるから」

 ジークお兄ちゃんが笑みを浮かべ『ここ』と言ってグッと押したのはあの、上のちっちゃな粒。クリクリしたら気持ちいいところ。

「あ、あっ、して、そこして!もっとして!」
「ちゃんと言え。じゃないと」
「あ、ああっ、お兄ちゃん。ジーク、お兄ちゃんっ!お願っ、あっ、して!気持ちいぃのして!」
「ん?あぁ、まだちゃんと教えてなかったな。興奮し過ぎて忘れていた」

 ジークお兄ちゃんが何か言ってる。

「な、何?分かんな、あっ、あ」
「コハク、イきたいって言って。イかせてって、俺にお願いして」
「い、イきたい?……イク?」
「そう、コハクが欲しいのは、求めているそれはイクってことだ。コハクは俺にイかされたいんだ。なぁそうだろ?」

 場違いなほど優しい笑みで囁かれたそれはまさに悪魔の囁きだった。でも、今のわたしにはそれが救いの言葉のように思えーーあっけなくその言葉に堕ちた。

「ん、イクっ、イきたい、イきたいっ!」
「じゃあ、ちゃんとお願いしないと、だろ?」
「ん!ぉ、お願いっ、イきたい、お兄ちゃんお願い、イかせて!コハクはっジークお兄ちゃんにイかされたいっ!」
「いい子」
「っあぁあああ゛っーー!!!」 

 あのちっちゃな粒を『グヂュリッ』と一際強く押し潰された瞬間、お腹の奥がキューーッと収縮して、今まで溜まっていたものが勢いよく弾けーー

 わたしは身体を仰け反らせ、盛大に果てた。





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