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第1章 日本旋廻 恐山決戦 後編
第79話 壊滅
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佐神が奥義を解き、2人が領域内から出ると、自分たち以外の祓い師全員がボロボロになって倒れていた。そう、さっき、奥義を使い始めて今に至るまで、まだ5分も経っていないのに・・・。
「人間よ、それがお前たちの限界なんだよ。いくら、僕を止めようとしても、無駄な犠牲を増やすだけで、結局、君たちに僕を止める方法はない。さぁ、変えるのだ、変わるのだ。幽霊が生きにくいこの世界を幽霊が生きやすい世界に変える時だ」
凪澤は空に向けて、手をかざした。すると、紫色の渦が現れ始めた。
「クッソ、どうして動いているんだ!?まだ、5分も経っていないはずだ」
「柊ッ、今はそんな事を考えてる暇はねぇ、何とかしてあいつを止めねぇとやべぇことをする気だぞ!!いくぞッ、雷術・雷針ッ」
「そうですねッ、赤輪術・切ッ!!」
2人で凪澤を止めるために立ち向かって行ったが、凪澤に近づいた瞬間、全身に切れ傷を負った。
「くッ!!」
「僕は幽霊の中でも神の存在へと戻りつつあるんだ。ここで少しづつ時間が経てば経つほど、僕は力を取り戻す。僕に近づいた者は、僕の放出する霊気によって切り傷を負う。君たち、祓い師は僕の挑発にのって日本旋廻に参加した時点で負けが確定していたのさ。君たちは仲間を失っただけで僕を止めることはできなかった。愚かな人間たちよ、そこで見ているがいい。ここの主霊を吸収し、最終覚醒をした僕が日本を変える瞬間をッ!!」
「あんたはさっきからごちゃごちゃうるせぇんだよッ、百華術・朝顔ッ!!」
「ここが頂上か?そうなら、待たせたなぁ、為是把術・譜史逆架ッ!!」
私和 兜や1度戦線離脱した篠崎 真奈が再び参戦し、凪澤に術を使った。しかし、それも虚しく散ってしまった。
「クッソ、近づいただけで切り傷負うとかありかよ・・・」
凪澤の圧倒的な強さにたくさんの祓い師が敗北していく中、動いたのは羽川 柚瑠だった。
「人間よ、それがお前たちの限界なんだよ。いくら、僕を止めようとしても、無駄な犠牲を増やすだけで、結局、君たちに僕を止める方法はない。さぁ、変えるのだ、変わるのだ。幽霊が生きにくいこの世界を幽霊が生きやすい世界に変える時だ」
凪澤は空に向けて、手をかざした。すると、紫色の渦が現れ始めた。
「クッソ、どうして動いているんだ!?まだ、5分も経っていないはずだ」
「柊ッ、今はそんな事を考えてる暇はねぇ、何とかしてあいつを止めねぇとやべぇことをする気だぞ!!いくぞッ、雷術・雷針ッ」
「そうですねッ、赤輪術・切ッ!!」
2人で凪澤を止めるために立ち向かって行ったが、凪澤に近づいた瞬間、全身に切れ傷を負った。
「くッ!!」
「僕は幽霊の中でも神の存在へと戻りつつあるんだ。ここで少しづつ時間が経てば経つほど、僕は力を取り戻す。僕に近づいた者は、僕の放出する霊気によって切り傷を負う。君たち、祓い師は僕の挑発にのって日本旋廻に参加した時点で負けが確定していたのさ。君たちは仲間を失っただけで僕を止めることはできなかった。愚かな人間たちよ、そこで見ているがいい。ここの主霊を吸収し、最終覚醒をした僕が日本を変える瞬間をッ!!」
「あんたはさっきからごちゃごちゃうるせぇんだよッ、百華術・朝顔ッ!!」
「ここが頂上か?そうなら、待たせたなぁ、為是把術・譜史逆架ッ!!」
私和 兜や1度戦線離脱した篠崎 真奈が再び参戦し、凪澤に術を使った。しかし、それも虚しく散ってしまった。
「クッソ、近づいただけで切り傷負うとかありかよ・・・」
凪澤の圧倒的な強さにたくさんの祓い師が敗北していく中、動いたのは羽川 柚瑠だった。
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